11.男の人が好きそうな映画。主人公が冗談抜きで気持ち悪い&怖い。本当にあんなのがいたら絶対関わりたくない。でも一見いい奴だから、最初は普通に付き合っちゃいそう。そこの所をリアルに表現したデニーロは確かに天才。ストーリー自体は淡々と続いた後で劇的な展開、意外な結末と悪くなかったけど、なにより俳優たちの演技が印象的でした。 【篆】さん 7点(2003-04-04 08:28:48) |
10.仕事が特に面白いわけではない。恋人もいない友人もいない。しかし、何かやりたい。やらなければいけない。そんなストレスがだんだんたまっていく。アメリカは銃社会。簡単に強力な銃が手にはいる。とりあえず買う。そしていつでも使えるよう練習する。この辺恐い。よくある犯罪者のパターン。世の中、人間に対する言いようのない不満、怒り。相手は誰でもよかったのではないか。たまたまコンビニで強盗にであったから殺した。大統領候補でもよかった。見つかったから逃げた。売春宿から逃げたがっている少女を知った。行ったら別に今は逃げたいとは思わないと言う。あのときはラりっていたからだという。こうなったらもう構わない。売春宿に巣食っている連中も殺して力づくでもあの女を出すぞと。ラストは皮肉にもちょっとした英雄に。こういう人はいつでもどこでも沢山いるような気がする。 【野ばら】さん 7点(2003-03-10 11:43:47) |
9.観終わった後は、よく理解していたと思えないけど、何か胸に興奮するものが残っていた。デ・ニーロに惹きつけられた映画だった。あの不気味さはデ・ニーロにしか出来ないだろうなぁ。若い時のジョディ・フォスターもイイです。 【鉄男】さん 7点(2003-02-07 23:31:49) |
8.すごいなぁと思ったのは、今日的な病理が何十年も前にちゃんと描かれていること。けど冷静に見れば、社会に反感&孤独うんぬんって男の精神の根元にあるのは単に「彼女が欲しい!!」っていう性欲がほとんどのような気がする...。結局女かよ...みたいな。 【バムジン】さん 7点(2002-11-15 01:29:43) |
7.もちろんトラヴィスには大いに共感できますが、あまりに突飛な行動をとるため、最初に見た時には「おいおい!なにをし出すんだよ?!」という驚きが強くてトラヴィスに何とも言えない不気味さを感じました。それぞれのエピソードなり全体を見終わってからじわっと共感できる映画じゃないですかね。一回でピンと来なかった人も、二回目を見ると違うと思います。 【DA】さん 7点(2002-10-03 14:50:34) |
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6.なんていう孤独感。すごい。最後の展開が予想外で印象的。それにしてもデニーロ若い!!なんともいえない強烈なものが最後に残ったのでこれはやっぱすごい映画なのかも。 【mamik】さん 7点(2002-05-17 20:00:53) |
5.内面にひそむ狂気や不器用な愛情表現をやらせたらデニーロは天下一品やね。 【代打、八木!!】さん 7点(2001-11-13 10:04:58) |
4.NYっていう場所にはどこにああいうアブないやつがいたっておかしくないんだなあ、と考えさせられた。ラストで彼がヒーロー扱いされてしまうのも、たまたま彼がとった行動の動機が世間にとって説明がつくことでほめられるべきことに当てはまっただけで、彼は決して正義の味方ではない。そういう神も仏もありゃしない、的なところが76年というより、世紀末の現代に通じるものを感じた。 【ちずぺ】さん 7点(2001-10-13 00:53:43) |
3.序盤はははっきり言ってつまらなかったが、後半になって引き込まれた。主人公の理解できない部分と、共感できる部分があり、いろいろ考えさせられた。それにしてもデニーロはかっこいい。 【しんえもん】さん 7点(2001-09-15 22:49:36) |
2.内容はイマイチだけど、デニーロの若さとJフォスターの可愛さに感動! 【チェロ】さん 7点(2001-01-15 02:51:46) |
1.これはストーリー云々じゃなくて、キャストそれぞれの演技を観る作品だと思う。タクシードライバー・トラヴィスの狂気と若き娼婦・アイリスの好演、そして舞台となるアメリカの夜の繁華街が作品の全てを語っている。確かにストーリーのアラを洗えばいっぱい出てくる分一般ウケはしないかもしれないけど、個人的にはトラヴィスに感情移入できた。 【びでおや】さん 7点(2001-01-05 02:38:16) |