9.弟って弱虫で浅はかなくせに我が強い。馬鹿な奴とわかってても憎めないから家族は必死で守る。ちゃっかり屋なのは、いつの時代も同じなんだと実感。 【mimi】さん 7点(2004-05-26 22:46:22) |
8.やたらと長い神話を上手くまとめたなぁといった感じです。出演してる役者がすごく豪華ですね。音楽も良いです。原作を知らない人の方が楽しめるのでは?自分は逆に知っていたので、心の中で色々と突っ込んでしまいましたが、3時間弱でまとめなければいけない訳ですからね。エンターテイメント作品としてみれば楽しめると思います。 【三毛たま】さん [映画館(字幕)] 7点(2004-05-25 17:51:49) |
7.《ネタバレ》 もう50年前の「トロイのヘレン」も大作でしたが、これも負けないスペクタクルものになっています。原作の「イーリアス」はアキレスがプリセウスをアガメムノンに取り上げられて参戦を拒否するところからトロイ王の懇願を容れてヘクトールの遺体を返還するところまでなのだけれど、それでは木馬の出番がないので陥落のところまでになるのでしょう。アキレスとヘクトールを生身の人間として描いているところは先の映画とは随分違っています。「イーリアス」ではアキレスの死までは記述がないし、アキレス腱はヘクトールの踝に孔を開けて縄を通して引きずったのが由来だそうです。この映画ではヘレンの元夫のメネラウスは死んでしまうけれど、多くの物語ではヘレンと共に国に帰っているようです。でも城壁の上から元夫と現夫の争うのを見物する女性はやはり絵になりますね。 【たいほう】さん 7点(2004-05-25 17:28:27) |
6.《ネタバレ》 パリスは浅はかな奴だったけども、略奪したから戦争になったというのはきっかけであって、あの王様なら遅かれ早かれ戦争したような気もする。 ひとまず、スケールはでかかった。僕は指輪物語シリーズよりも好きだな。それはあまりCGが目立たなくて、人間の力を最大限に引き出して撮影されていたから。 ところで、あまり神は信じないほうが良いのでしょうかね。(Tジョイ大泉にて 5/23) 【こじ老】さん 7点(2004-05-23 22:10:27) |
5.《ネタバレ》 現在においても憎しみの連鎖が途絶えない世相ではあるが、それを断ち切ろうとしたトロイ王はアキレスの言葉を借りずとも「よき王」であろう。しかし、ギリシア悲劇の要素として、そうしたよき為政者であっても勝者にはならないというところが悲哀を滲ませている。それから、今作では神話性を排除しているが、それがクライマックスのパリスの放った矢がパリス自身の努力・技能によるものになっていて、某三部作に被りまくってしまったのが残念。>神話では太陽神アポロンの介添えがあって、アキレスを射抜いていたはず しかし、大筋では安心してみていられるいかにも大作系な大作です。それにしても、羊飼いパリスの3女神を選ぶところがないと、パリスが単なる軽薄男に見えてしまいますね。女神との約束でヘレンを妻とした経緯が判れば話もすっきりするんでしょうが、そうすると排除したはずの神話が顔を覗かせてしまいますし、難しいところですね。 【もっちー】さん 7点(2004-05-23 02:49:31) |
4.大作って感じの映画でした。チケット代分は充分楽しめると思います。印象に残っているのは大群衆の戦闘場面と、アキレスとヘクトルのタイマン。これはスクリーンならではの醍醐味が味わえたと思います。女性陣の心情描写が薄かったのは、この物語が男同士の闘いの話なので、仕方ないのかもしれません。個人的には、誰にも感情移入する事無く、客観的に映画自体を楽しめた作品だったと云えます。 【n@omi】さん 7点(2004-05-22 04:10:20) |
3.《ネタバレ》 面白いですが・・・同じく戦争スタイルが中世の「ロードオブザリング・二つの塔」と比べると、どうしてもただの中世の戦争映画にしか見えません。「伝説の再現」が売りなのに・・・。ロードオブザリングに勝っているのはアキレスとヘクトルのガチンコと男優陣の見事な肉体美(笑)でしょうか。 【Я】さん 7点(2004-05-21 10:33:03) |
2.俺は「不謹慎!」と言われようが、「戦争を知らないくせに!」と言われようが、戦争や軍事物に男のロマンを感じてしまうたちなので、もうこれでもか!といわんばかりの対決シーン、戦争シーンに酔いしれました。そして、予告編でおなじみの、船が超いっぱい出てくるところでは感極まって涙をこらえました。愛がテーマとは思えないほど戦争しており、予告では「史上最大の愛のための戦争」とか言われちゃって、そっちの方向を期待している人にはかわいそうなくらいです。「愛がテーマ」というのは、戦争のきっかけが絶世の美女に惚れてしまった、トロイのガキ王子パリスの略奪愛なだけで、それはとても稚拙で幼稚な印象を受けました。また、それ以外の愛も、戦争時の家族愛、恋愛などが頻繁に語られてはいましたが、どうもクドい割には薄っぺらかった。ただ唯一、王様の息子ヘクトルに対する愛の表現は素晴らしかった。オトゥールの演技力はさすがだ。ブラピは自分の色をかなり強く主張していました。男臭くて、かっこいい、「ブラピ」のアキレスでした。相当な肉体改造をしたそうだが、6ヶ月でここまで造るか?!と思わせるほど、二の腕などは極太でした。そのくせ腹はでてない。なんなんだ!ちくしょー!さらに驚いたのは、彼がもう40歳ということ・・・。ヘクトル役のエリック・バナはブラピ以上にかっこいい。彼のかっこよさは男も女も惚れるでしょう。彼は今後、益々人気になること間違いなし。この映画は、本当に久々のツボ!この手の壮大な話が好きな人は必見ですよ。もう、突込みどころはあるけども、モチーフがモチーフだけに全部許しちゃいます!余談ですが、アキレスの得意技として、敵の横に跳びつつソードを一突きするかっこいい技があるのですが、それがテコンドーの跳び突き(パンチ)にあまりにそっくり。アクションにテコンドー要素を入れた??(笑) 【february8】さん [映画館(字幕)] 7点(2004-05-17 14:25:37) |
1.器と食材はとても豪勢なのに食してみるとファミレスの味がした――良きにつけ悪しきにつけ、いわゆるハリウッド大作としての面目を保った作品(笑)盛大に血しぶきが飛び、人と人が殺しあっているのに、「悲劇」に見えないのは、戦争のキッカケがあまりに馬鹿馬鹿しいからだろうか。いくら「愛のため」と言われても、戦争に駆り出された両軍兵士もトロイの民衆もいい迷惑、オーリは好きでもパリスとヘレンはただの阿呆にしか見えません。もっとも私の鑑賞目的は「ミニスカショーンを見る」だったので、その目的は当初予想を上回り満足。ブラピとバナの一騎打ちシーンもお見事!一見の価値ありです。 【HIDUKI】さん 7点(2004-05-15 23:35:37) |