12.《ネタバレ》 お気に入りの監督、俳優、あと、1週間で作り上げたというこの作品、製作前から気になってましたが、佳作だろうから劇場に足を運ぶほどじゃないな、って思ってました。やっとレンタルで見ましたが、やっぱり家で十分というのが感想です^-^;でもかなり満足しました。ラストに関しては、犯人は姿を見せなかったほうがより不気味だと思いました(それか後姿だけ見せるか)。それが減点対象となりましたが、いやぁ良かった! 【ぶるぅす・りぃ。2】さん [映画館(字幕)] 8点(2004-04-02 02:35:20) |
11.《ネタバレ》 最初の鑑賞時、急に仕事で呼ばれ、ラスト10分を見逃してしまった。―何と言う失態!―というのも、観た方ならお分かりであろう、斬新な映像実験をきっちり90分以内に収めてきたこの映画の、ジ・エンドに向けて加速するスピードに勝負をかけたこの映画の、ラスト10分の「欠かざるべき度」の高さたるや、ユージュアル・サスペクツにおける「あの人」の独白の「クライマックス度」に比するものがあるのだ……。しかし、告白しよう、この「おあずけ」状態の苦しくも何と甘美であったことか!正直な話、ラストを見てしまった今より、想像のつかぬ結末の存在にヤキモキしたこの一週間の方が、ずっとこの映画の魅力を享受できていたように思う。あたかも、銃口を向けられ座ることも立つこともままならなくなった主人公の焦燥感を疑似体験したような、この「おあずけ」状態。下記の一連のレビューを読み、ラストに不満が残ることを危惧される未鑑賞の方には、この「寸止め鑑賞」をお勧めしたい。もしかしたらもしかすると、主人公のように人格すら変えらる衝撃が貴方を襲うかも知れない(ただし、単に欲求不満が爆発するという末路も安易に想像されますので、ご注意下さい)。 【中山家】さん 8点(2004-01-30 08:32:55) (笑:2票) |
10.限られた密室「公衆電話ボックス」だけでこれだけのストーリーが展開される作品というのを初めて観たけど圧巻。 すばらしいサスペンス作品だと思います。 ただ、ラストがすっきりしないのが残念。コリン・ファレルは素敵だった。とくにあのシャツ(笑) 【広瀬真由美】さん 8点(2004-01-22 00:11:36) |
9.ラストの説明不足から来る不可解さ。やっぱり「ああ、そうか!こいつだったのか!」って納得させてくれなきゃな。それが欠点。それさえなけりゃ満点なんだけどな、惜しい!でも、傑作であることには変わりはない。ヒッチコックが生きてたら飛びついただろうなってプロットの映画だ。「もし、こうなったら?」ていう一発のアイデアだけで約90分客を引き付けようっていうのは、よほど脚本がシッカリしてるんだろうな。久々のサスペンスの傑作。いや、けっこうでした。天晴れ、天晴れ。 【ひろみつ】さん 8点(2004-01-13 21:49:49) |
8.《ネタバレ》 『SAW』や『SEVEN』に出てきた犯罪者のように、罪を犯した者に罰を与えるというテーマ。「限られたスペースで、これほどスリリングな映画を作れるのはスゴイ」といういうのが率直な感想。ストーリーのテンポもよく、コリン・ファレルの鬼気迫る迫真の演技も良い。また、最後に罪を償った(?)コリン・ファレルを生かしてやるというのも、ただ殺戮を繰り返している犯罪者とは違うのだという点で(まだ)好感がもてる。多少ツッコミたい部分はあれど、細かいことを言いたくなくなるのは、やはりこの映画が純粋に面白いと思える作りだからだろう。ただ惜しむべきは、嘘をつき、人を欺いてきたコリン・ファレルが、そこまで重罪だったのか…という疑問。本人が言うように、もっと裁くべき人がいるのでは…と考えてしまう。そこは強引に、コリン・ファレルは罪を償い、更生するチャンスがあり、不幸にも(?)犯人の目に留まってしまったのであろうと解釈する。もう一点、やはり納得がいかないのが、コリン・ファレルを粛正するために罪もない人(売春婦のツレ・ピザの宅配人)を殺したというところ。コレに関しては、犯人の作り上げたストーリーを完結させるためだけに殺したと言わざるを得ず、「罪を犯した者を裁く」ような大義名文を唱えようとも所詮、犯罪者なのだと感じる。『SAW』の犯罪者も同じように罪のない人を危険にさらすという意味で納得できない。究極的に、罪を犯した自分を裁くという選択肢を作り上げた『SEVEN』の構成には及ばないのが残念である。 【グングニル】さん [DVD(字幕)] 8点(2004-01-11 16:57:18) (良:1票) |
7.まず、着想がいいですよね! 主人公が段々と追い詰められていく様子は迫力ありました。 素直に面白いと言える作品だと思います。 【GRIN】さん 8点(2004-01-09 13:26:38) |
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6.横で一緒に観ていたカノジョが「クリスマスキャロルみたい」と言っていました。 |
5.携帯電話では決して成立し得ない、昨今では珍しい“公衆電話ボックス”という小さな小さな空間から、やがてこの作品世界は際限なくグローバルに広がっていくという、今までにない独自性をまず感じさせられる。無差別犯罪のターゲットにされ、極限状態に追い詰められた男の恐怖を描く本作は、まさに監督J・シューマカーの得意分野でもある。で、およそ映画的スケール感とは無縁の限定された世界の話であり、しかもプロットは極めてシンプルなだけに誤魔化しが効かず、より演出の緻密さが要求される。そういう意味においては、小品だが彼の本領が存分に発揮された佳作となっている。とりわけ分割画面の効果を最大限に生かしている点などは、上映時間の短縮には実に有効だったと思う。また、F・ウィティカー演じる警部を機知に富んだ聡明な人物として配置するなど、バランス感覚にも細やかな配慮がなされている。しかしそれも、全編のほとんどを一人芝居で演じきったC・ファレルの的確な演技があってこそ。世の中はすべて金!といった傲慢で世渡り上手な面がある一方、脅迫で自身の人間性を曝け出すような弱さも併せ持っているという、この何処にでもいるような男=スチュを演じて見応え十分。ただ警察より一枚も二枚もうわ手で、すべてが計算ずくで、ゲームを楽しんでいるような犯人の動機や真の目的が謎である以上、ラストにチラッと姿を見せたのはやはり間違いで、謎は謎のままにしておいたほうが、より不気味さが出たように思う。 【ドラえもん】さん 8点(2003-12-17 17:02:37) (良:2票) |
4.見ててハラハラしました。電話ボックス周辺だけで90分も、しかも面白いとは、なかなか良かった。思ったんですけど、コリン・ファレルって年齢よりも年上に見えますね。もっと年いってるのかと思ってました… 【ぷりん】さん 8点(2003-11-27 11:11:44) |
3.《ネタバレ》 言われてみれば・・・最初の方のカメラの追っかけかたは「スネーク・アイズ」みたいですね。アイデアとコリン・ファレルの演技力の勝利だと思う。電話ボックスでのやりとりをハラハラしながら見るための映画。それで十分楽しめる。犯人が相手を知らなければできないけれど、相手の身辺を知っているという設定にすれば、犯した罪を大勢の前で告白させる という、絶対にやりたくないけど自分や自分の大切な人が殺されるとなれば やってしまうことをやらせることで、見せ場を作ることができる。 そんな風にして電話でのやりとりをより緊迫感あふれるものにすることを考えて、周りの設定が固められていったのではと思います。 なのできっと犯人が誰かってことは重要ではないんですね。でもスチュのしたことってそんな大勢の前で懺悔すべきことでもないと思うので、かなりかわいそうでした。 【るいるい】さん 8点(2003-11-27 02:41:54) |
2.面白かったです!テンポがいいし、ダイハードみたいな「担当警官と当事者の友情」といったお決まりの流れに持って行かなかったところが偉い!(ネゴシエーターも結局従ってるし・・・。)ラストも「羊たちの沈黙」みたいな感じでかえって良かったです。上映時間も短く、下手に引っ張ったり話をふくらませたりしないところも思い切りの良さを感じました。センスのいい映画だと思います。コリン・ファレル好きなので存分に堪能できました。 【おしりはばとび】さん 8点(2003-11-27 01:08:28) |
1.どうなるの??どうなるの??ってすごい引き込まれました。コリンファレルってすごい演技派だと思いました。時間も短めでちょうどいいって思いました。 【しずく】さん 8点(2003-11-24 15:10:52) |