15.今見ると流石に古さを感じます。ストーリー的には宇宙から来た病原体の意外すぎるほどの弱さにガッカリ。 【クロ】さん 5点(2003-12-17 15:40:18) |
《改行表示》14.この映画は見た人の評価が割りとばらつかないタイプの映画かと。 地味..というか落ち着いた演出で淡々と見せる映画なのですが、そんな中での緊迫感や謎解き..は淡々としてる分だけ見ている側に妙にリアリティを感じさせて、大変面白いえすえふ映画となっています。 この映画、原作とほとんど遜色のない出来になっていて、というか原作を読んでも映画を見ても、どっちか見るなり読むなりしておけばもう片方については「出来も内容も大体いっしょだから片方は見なくて(読まなくても)大丈夫」と言える映画。 そういうのってある意味貴重で、めずらしい映画ですよね。 【あばれて万歳】さん 7点(2003-12-12 17:00:04) |
13.大昔テレビで鑑賞。「ホンモノっぽさ」とスリルで、子供心にもインパクト大でした。宇宙人じゃなくて細菌ってとこがリアルで怖いですよね。 【そうしょくみ】さん 6点(2003-09-14 01:30:22) |
12.中学生の時見て強い衝撃を受けた作品。全体的に流れるリアリズムに終始強い緊迫感を感じるとともにラストのスリリングな盛り上がりも素晴らしい。このような要素は後年「エイリアン2」のジェームスキャメロンなどにも影響を与えたのではないかと思われる。 【山下伸雄】さん 9点(2003-07-13 06:31:52) |
11.皆さん言うように、ドキュメンタリータッチです。音楽も少なく、演出も押さえ気味です。実際のところ、緑色の生命体を発見するところから、面白くなってきたかな、という感じです。最大の見せ場はラスト、核を止めようとするところ。あのラストの為にそれまでがあるようなものです。 【あろえりーな】さん 7点(2003-04-26 21:48:49) |
10.死ぬほど理数系が嫌いなワタクシですら、完全にのめり込んでしまったのですから、これはもう大傑作といえるのではないでしょうか?理数嫌いは全く直っていませんが。 【モモセギター】さん 10点(2003-04-16 01:17:38) |
9.中学生だったころ日曜洋画劇場で見た映画です。徹底したリアリズムとストイックなほど贅肉を殺ぎ落としたストーリ展開に、引き込まれるように見ました。文句なしの傑作ですね。レンタルされていればもう一度みたいもんです。 【アトリックス】さん 9点(2003-04-14 19:15:08) |
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8.これといった特撮もアクションもなく、キャストも地味なんですが、ジワジワと緊張感が高まっていく展開なので吸引力は充分にありましたね。しかも、科学考証に基づいたり、ひとつひとつの描写が丁寧なこともあり、大変リアルで味わい深い仕上げになっている。本作では、科学者達が身の危険も顧みず謎の病原体を解明してゆく過程が見どころなんですが、ラスト、核自爆装置が作動され、回避に向けての息詰まるシーンも圧巻だった。まさに、SFサスペンス映画の傑作です。 【光りやまねこ】さん 9点(2003-03-31 20:40:33) (良:1票) |
7.徹底したドキュメンタリータッチがより緊迫感をあおる。これはホントおもしろい! 【K、K】さん 10点(2002-12-23 15:56:58) |
6.30年以上前の作品とは思えない徹底したリアリズム。初見小学生の私は”理論的に考えると真実にたどり着く”ということを学んだ記憶がある。もう一回観てみたいと思う作品。 【KEN】さん 8点(2002-06-18 14:37:48) (良:1票) |
5.昔のこういったSFものって小さい頃ゴールデン洋画劇場とかでよく観ていたもので、今観るとまた新鮮だろうと思って観てみたら、やっぱり新鮮だった(笑)。ロバート・ワイズって「大作!」「巨匠!」ってイメージがあるけど、この映画は今じゃなんだかちょっぴりB級(笑)。 【3Mouth】さん 7点(2002-05-22 20:15:38) |
4.いやぁ~あ、今観ると時代を感じさせられますね。でもこう言う古典的SF作品って好きです。 【イマジン】さん 8点(2002-02-14 20:30:35) |
3.原作「アンドロメダ病原体」はマイクル・クライトンのヒット作且つ出世作。それを「ウエスト・サイド物語」などで知られるロバート・ワイズ監督が映画化したのだが、余り期待はしていなかった。クライトンの作品は一歩時代の先を行った科学小説を目指している。現実に可能であると言う範囲における観点から、それをリアルに表現することで人気を得ていた。しかし2000年代に突入した現代となっては、所詮30年以上も前の作品。そこに書かれていることの多くは実現してるし、夢で無くなっている。 クライトン原作の素晴らしいところは、科学的解説と科学的実体験。傑作とされる原作とは、実は主人公たちが施設内で消毒されるシーンが永遠と続く小説である。ストーリーなどどこかに吹き飛んでしまい、平気で脱線し、全く関係ない政治だ科学だの話が始まる。この永遠と続く科学的解説をどう受け入れるかが好みの分かれるところ。難解な原作を映画化するに当たり、ドキュメンタリー風に作ることで、原作の雰囲気を壊してはいない。しかし反対にそのことが意味不明な、ただの古典SFに留めてしまった。90年代に入って次々とクライトン作品が映画化されているが、どれも原作を無視して作られている。しかしそのことについてクライトン本人は好感を持っているとか。「所詮、小説と映画は違うもの」と。 【☆】さん 8点(2001-04-21 01:22:50) (良:1票) |
2.「2001年 宇宙の旅」「惑星ソラリス」に並ぶべき正真正銘・正統Science Fiction映画。 映画史に印された道標です。 |
1.とある村に宇宙から飛来したと思われる謎の細菌。宇宙服のような防護服を着て、死体がころがる村の中を偵察するシーン、その細菌に犯された死体の手首を切ると、血液が凝固して砂のように流れるショットや、のちに研究所での細菌に犯されていく動物実験を段階的に見せていくシーンなど、一種の科学ドキュメンタリーを見ているかのような錯覚におちいる。R・ワイズ監督の長年のリアリズム精神がいかんなく発揮され、又、ほとんど無名にちかい俳優を使ったのも成功の一因だと思う。ストーリはこのあと村民全滅の中、泥酔の老人と赤ん坊だけが生き延びたことが分かり、その原因と細菌の正体をつきとめるべく科学者たちの戦いがはじまる。終盤、このミステリアスな雰囲気ががらりと変わり、謎の解明を急ぐ研究所がついに細菌に犯されて自爆装置が働いてしまう。そのセットを解除にむかうシークエンスが実にスリリングで(途中、動物威嚇用レーザー光線で攻撃されるシーン等)、さすがはワイズ監督、サスペンスフルな娯楽作品としての見せ場もちゃんと用意してくれている。おススメのSF映画です。 【ドラえもん】さん 10点(2000-10-08 16:02:37) (良:1票) |