37.《ネタバレ》 相変わらずソフィア・コッポラさんの作品というのは、ふわふわした理屈にならない乙女心をそのまま具現化したみたいな、なんとも言えない雰囲気の作品ばかりで、この作品もやはり例外ではありません。音楽なりなんなりで現代風にアレンジってのは、まぁそれはそれでいいんですけど。会話がもの凄く俗語的で、卑猥さや隠語が飛び交ってばかりなんで、遠い国の遠い昔の話でしかない宮殿での貴族生活が、やたら身近なものに親近感をもってみることが出来ましたから(笑)。どうしてまたちょいブス女優のキルステン・ダンストがアントワネット役なのかしらと思ってたんだけど、でも確かに自由奔放さとか、享楽的な感じがキルスティンさんにはよく出てますよね(笑)。そういう貴族生活からの最後の堕落劇として、僕はギロチンの刑をちゃんと見せてくれるもんだと期待してたんだけど、結局そこまでいかずに終わっちゃった。そう、つまりはマリーアントワネット自体はソフィア監督にはどうでもいい。単に彼女の人生の舞台を借りて、自分のいつものふわふわした感覚、映画的表現をまたやってみたかったにすぎないのでしょう。 【あろえりーな】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-08-08 20:43:43) |
36.ソフィア・コッポラなので、ちょっと違うだろうな~ と、予想していましたが..予想通り、普通の映画とはまったく違う切り口..これはこれで、良いのでは... 【コナンが一番】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-08-07 10:10:17) |
35.《ネタバレ》 騙されました。綺麗なドレスに靴、マリーを現代の若いセレブに変換”バカもいい加減に節約しろよ!”と叫びたくなりました。ソフィアの事歴に基づいて、私ってお金持ち♪こんな風に生活していたかもよ、そう時代が違いえば私だってセレブリティ♪一般人には理解出来ないんじゃないかしら。だって歴史に基づいて作品作っちゃっても否定されるだけだもん♪完全なる確信犯で秀才な作り方に脱帽。いえ、騙された私が一番バカなんですよ、結局はね。ソフィアを舐めていた自分に自己反省をこめて1点。 【成田とうこ】さん [映画館(字幕)] 1点(2007-08-07 09:45:45) |
《改行表示》34.《ネタバレ》 あほでした・・・私。 期待していたのでここのレビューにもあえて 目を逸らしてまで見に行ってしまいました。 ど真ん中のストレートを予想して変化球を 思いっきり空振りした気分でした。 【しろタマネギ】さん [映画館(字幕)] 3点(2007-08-07 05:18:12) |
33.《ネタバレ》 コンバースのスニーカーが出てきた時点で現実に引き戻されてしまい、もうカメラに映っている物全てが嘘臭くなったかな。さすがブーイングされただけの事はある。一応最後まで観たけど伝記映画なんだからその人物の最期である斬首刑まで撮りなさい。ベルサイユ宮殿内の破壊映像だけじゃ物足りないじゃないか。 |
《改行表示》32.《ネタバレ》 歴史映画としてみるには少し違う気がするが、よくできていると思う。 数奇な運命だったマリーアントワネットの苦悩がよく描かれていると思う。 最後の処刑されるシーンをあえて描かなかったのは周知のことであり、伝えたかったところと違うからだろう。14才でオーストリアから嫁ぎ、18歳ですべての富と名声を手にする一人の女の子の革命までの宮殿での生活、悩みをロック調で明るく見事に描いていたと思う。ヒロインのキャスティンはよく頑張っていた。 【キャメル】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-08-04 16:05:14) |
31.好き嫌いが分かれる映画だな、という印象です。(ちなみに私は好き)まず言うのであれば、この映画は歴史映画として観るものではなく、一人の少女の半生を描いた青春映画として捉えるのがいいかと思います。物語は基本的に平坦です。とはいえ、アントワネットの青春の輝きや切なさ、悲哀、宮廷の掟の滑稽などはちゃんと表現されていたと思います。ラスト、ルイとともにベルサイユに残ることを選んだアントワネット。手を取り合う二人の姿には、政略結婚とはいえ年月をかけることによってパートナーとなった、二人の絆を感じ取ることができました。私的にはこの映画の最大の魅力はやはり、映像美と音楽だと思っています。素敵な洋服がたくさんつまったクローゼットを開けた時のような感じ。中世のヨーロッパを舞台にした映画だと、色彩がもっとクラシカルというかもう少し鈍い色味の映像がほとんどなのですが、それを今回のマリー・アントワネットではあえてカラフルな色彩を使用しています。音楽もクラシックではなく、パンクなポップ・ミュージックが中心。靴や扇子などの小物のセンスも抜群で、とにかく女心をくすぐる出来になってます。言ってしまえば、ソフィア・コッポラ・プロデュース「マリー・アントワネット」の長編クリップビデオなわけです。ヒロインのキルスティン・ダンスト演じるアントワネットが本当にキュート。彼女の透明感に、あの可愛くてポップな衣装や小物が本当にマッチしてました。 【うさぎどん】さん [映画館(字幕)] 7点(2007-07-30 00:21:06) |
30.《ネタバレ》 ソフィア・コッポラ初体験。これ一本では何とも言えないけれど、彼女はお洒落感覚や彩り豊かな画で人気があるのでしょうか?確かに綺麗だけれど、視覚の次に胸に迫ってくる「何か」があまり感じられなかったです。流れる時間軸は、確かに周りに流されて王妃から罪人となったマリーの生涯と被っている。けど、真ん中に据えた彼女の内面もズルズルズルーと流していた印象でした。衣装と料理とベルサイユロケには力を注ぎ込んだようですけど、この要素じゃ男性は退屈だろうな。私もあくびが出ました。 【のはら】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-07-29 21:06:11) (良:1票) |
29.ラジオでサントラの内の1曲が流れ、それがあまりにもロックだったので、こんな曲がバックに流れるフランス革命映画って??と映画館に行ったのでした。ふわふわした色彩に癒されるも内容はほぼ無し。マリー・アントワネットの生涯は空しいものでしたよ、と訴えたいがためにこんな作りにしたんだろうか、というのは深読みしすぎか・・・。パグと頬のふっくらした若々しいキルスティン・ダンストは可愛かったですね 【サイレン】さん [映画館(字幕)] 5点(2007-04-02 04:17:38) |
28.機内鑑賞。ソフィア・コッポラらしさも、周知のマリー・アントワネットの人生の前では白々しかった。こういう主人公に対しての新しいアプローチをすることはとても難しいことなのだろうと思った。 それと、キルティン・ダンストには荷の多すぎる役に思えた。 【kaneko】さん [映画館(字幕)] 4点(2007-03-31 03:36:06) (良:1票) |
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27.あー…、マリー・アントワネットも苦労したんだよな~とホロリとしたときもあったが、あとは全く覚えていない。色とりどりの可愛いお菓子も、美味しそうに見えなかった。食品サンプルみたいなんだもん。全体的に「ガラスケースに陳列されているのを、ただ眺めてる」的な映画だった。 【あまねね】さん [映画館(字幕)] 5点(2007-03-26 19:17:03) |
26.《ネタバレ》 現代風味マリーアントワネット。わかるけど私の好みじゃありませんでした。でもキルスティン・ダンストは、あの役には合ってたかもしれない。あれだけのスイーツをどかっと見せられると、それだけでゲップがでそうでした。 【civi】さん [映画館(字幕)] 3点(2007-03-19 05:41:18) |
25.あり得ない色にあり得ないデザイン! とわかってても、うっわ~、1度衣擦れってやつを体験したいなーって思わせてくれる? そんな作品かなぁ(笑)。ちなみにスィーツは全然美味しそうに見えませんでした、すごく美味しそうに撮れてませんでした。選曲も私には合わなかった~。 【ジマイマ】さん [映画館(字幕)] 6点(2007-03-01 18:32:47) |
24.マリーアントワネットって、こんなひとだったかもしれないワョ?ね、ァナタ達そう思わなィ?ってゆうSコッポラのイマジネーションの映画化(なんかだいたひかるっぽいナ?)あーあいかわらずきれいな映像魅せてくれますSコッポラ♪ィロンナひきだしがあって、それをどんどん開けっ放しにしてゆく感覚をおぼえた。 【SAEKO】さん [映画館(字幕)] 5点(2007-02-19 20:28:55) |
《改行表示》23.《ネタバレ》 フランス革命前の歴史的事実がある程度わかっていて、当時の風俗に興味がないと話についていくのは厳しいくらいに観客は蚊帳の外な感じかも。少なくともベルばらは読んでおかないと。 最後が微妙に尻切れトンボだとか、仮面舞踏会でロックを背景に踊るのはどうかとかは思いましたが、フランス貴族のゴージャスな雰囲気とか、時代の気分とか、当時の常識とかいったものを味わうには悪くないです。 【修某】さん [映画館(字幕)] 6点(2007-02-18 01:18:48) |
《改行表示》22.《ネタバレ》 人によってかなり感想に差が出そうな作品です。 歴史映画を期待すると裏切られてしまいますが、マリー・アントワネットを「一人のどこにでもいる女性ととらえる事」に挑戦した映画だと思ってみると、なかなか興味深い作品だと思います。 マリーを一人の女性としてとらえた時、彼女の、ショッピングやグルメに熱中しなければ「やってられない!!」という感覚はとっても現代的で「ああ、そういうことだったのかもなぁ。」と妙に納得させられる感がありました。 おしゃれなドレス、かわいいスイーツ、豪華なパーティー、舞台となるヴェルサイユ宮殿の華やかさ。それに相反しての、マリーの孤独、本当に求めているもののささやかさ、彼女を破滅へと向かわせる歴史の波。この空しさの対比は上手いと思いました。 歴史的なリアルさは皆無だったとしても、なかなかいい作品でした。 【pani】さん [映画館(字幕)] 6点(2007-02-16 16:10:27) (良:1票) |
21.ソフィアらしいポップでキュートなおしゃれ映画、でした。それ以上でも以下でもなし。そこそこ楽しめたと思います。人物の掘り下げや深さを求める映画ではないので、それでいいんじゃないでしょうか。 キルスティン・ダンストはホントにおいしそうなケーキみたい! |
20.《ネタバレ》 おしゃれです。後半はすこ~し駆け足に思えました。ストーリーはあってないようなものです。ほんとに雰囲気重視です。男性は楽しめるのか甚だ疑問。ただ、うかつにもマリーの頭の船を見落としてしまったことがただただ悔やまれます。ほんとそこだけ後悔。 【ペン太】さん [映画館(字幕)] 5点(2007-02-11 22:52:10) |
19.《ネタバレ》 ベルサイユ宮殿は本物だけあって凄かった。衣装も装飾品もスウィーツも良かったし、抱き犬のビションフリーゼも可愛かった。18世紀=モーツァルトではないか?と思ったが、この映画にはポップな音楽がぴったりマッチしていた。その後の事は、この監督の表現したいポイントではないので最期までやらなくて正解だと思う。 【まさきち】さん [映画館(字幕)] 7点(2007-02-11 19:36:35) |
18.ソフィア・コッポラの作品はどうもしっくりこない。選曲のセンスは好きかな。 【アンダルシア】さん [映画館(字幕)] 5点(2007-02-11 04:57:56) |