《改行表示》276.本作ほど「悪趣味」という言葉が似合う作品はない。ただしそれはポール・ヴァーホーヴェン監督への最大の賛辞となる。本作の原作は、右翼的とも評されたロバート・A・ハインラインの「宇宙の戦士」。ヴァーホーヴェンはこの作品の(軍歴がないと市民権を得られない)世界観を茶化す一方、主人公リコが戦わなければならない道理を説く。このため本作は、いったい何を主張しているのかがはっきりしない。 戦争の無意味さと、生存するためには殺し合わなければならないという矛盾。さらに、男女の裸、ばらばらの死体、虫の内蔵、悪趣味なビジュアルが無造作に散りばめられている。そんな混沌こそが私たちの住む世の中なのだ。 ヴァーホーヴェンの皮肉は、自虐でもある。私たちは反省などすることなく、ただそれを黙って楽しめば良い。 とは言っても、本作はエンターテーメントでありながら観客を選ぶ。彼の悪趣味について行けるなら、本作は珠玉の一本となり得るだろう。 【DONG】さん [DVD(字幕)] 9点(2008-07-26 00:27:13) (良:1票) |
275.オレずっーと超能力がいつ出るのか待っていたんだ。最後のほうで待ってる事も忘れてしまいラストシーン。。「恐怖心だ」「怖がっている」。。。。一気に頭が真っ白になった、そしてその後の事は覚えてない。 【突っ込み】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-06-14 07:46:08) |
274.高名なSF小説の名を借り、何かと戦争をしたがるアメリカを皮肉った風刺映画の極地。 【たくわん】さん [映画館(字幕)] 5点(2008-06-12 19:01:39) |
《改行表示》273.《ネタバレ》 いろんな要素が含まれており、結構面白かった。虫嫌いの人にはダメでしょうが。 【nishiken】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-04-30 09:40:33) |
272.《ネタバレ》 戦争や軍国主義のパロディで皮肉ってるバーホーベンの意図はわかるのですが・・・原作に思い入れがある人間としてはそもそもがバーホーベンの意図とは逆の思想で書かれてる「宇宙の戦士」を使う必要は無い気がするんですけどね。原作の根底に流れてる思想は可否はともかくエンターテイメント性のみを追求した作品にして欲しかったと思いました。そこそこ楽しめはしたのですけどね。作品的に面白かったというよりは「シニカルに笑えた」と言う感じでした。 【AIRS】さん [映画館(吹替)] 5点(2008-04-29 18:57:24) |
271.《ネタバレ》 皮肉たっぷりの反戦SF映画。途中流れる軍隊のCMが面白い。 架空の世界を青春映画風にリアルに描いており、SFとしてのセンスオブワンダーも溢れていて、臨場感を感じました。 【クレイバード】さん [DVD(字幕)] 9点(2008-03-23 22:23:36) |
270.《ネタバレ》 うわあーなんだこれ。虫も異常なまでに気持ち悪いし、その虫と戦い続けてる人間もどうかしてる。けどそんなお馬鹿の中にも反戦メッセージがあって、そのギャップに惚れました。監督の皮肉たっぷりの表現が素敵。 【Romanty】さん [DVD(邦画)] 7点(2007-11-22 20:57:19) |
《改行表示》269.なんだかな。見た後も、何にも覚えてないや。 後からレビュー見て、「へぇ~、これ反戦映画だったんだ~」って思ったけど、これ皆に反戦映画ってこと伝わってるのかな?普通に、SF映画でしょ? でも、これを見て、「2」を見よう!って思ったんだから、きっと私には面白い作品だったのでしょう。 【SAKURA】さん [映画館(字幕)] 6点(2007-09-09 19:46:40) |
268.悪趣味でアホらしい。むやみにエグイ描写を多用していますし、物語の展開も子供じみて単純なもの。英雄は名も無き2等歩兵なんてメッセージもイヤらしい。確信犯のバカ映画です。でもこれはホメ言葉。ここまで徹底すれば清々しい。戦争の本質を皮肉たっぷりに描いています。興味深いのは、相手が虫だということ。相手が虫なら、それは戦争ではありません。ただの殺戮。なぜなら、言葉も気持ちも通じ合わせることが出来る同種同士が争うことが戦争だから。でも本作は紛れも無く戦争映画だと思う。価値観が違えば、もはや同じ人間とは認識しないということか。虫と同じ。踏み殺すのに心は痛まない。 【目隠シスト】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-08-28 18:31:36) |
《改行表示》267.これはいい。 昭和の戦争を近未来で再現、内容は薄いが迫力満点。 スターウォーズ、スタートレックのCGや内容詰め込みのSFは見飽きても これは素直に背筋がぞくぞくしまくった。 【Jane.Y】さん [DVD(邦画)] 8点(2007-05-19 07:34:30) |
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266.すっからかんの内容ですが、映像には見応えあったので1点献上。 【カラバ侯爵】さん [地上波(吹替)] 1点(2007-03-16 08:22:25) |
265.あまりにもしょぼくて逆に笑える。人間も虫もなかなか死なないのが面白い。とりあえず暇潰しにはなったかも知れない。 【もとや】さん [地上波(吹替)] 5点(2007-03-16 04:44:30) |
《改行表示》264.あーあ、時間を無駄にしたと言う感じでした。SFは好きなのですが これはダメ。有名な原作が元だから期待したのですが、大外れ。 さりげなく続編なんてできているんですね。もちろん観ませんが。 【エラリイ】さん [CS・衛星(字幕)] 2点(2007-01-31 11:21:27) |
263.人が相手だとリアルだから虫にしちゃえ!バーホーベンがムチャクチャに殺ってくれます。戦争はクソ以下だってメッセージなんだろうけど、その表現の仕方がまた、ひねくれてて良いんだよな~ 【Junker】さん [映画館(字幕)] 9点(2007-01-27 03:14:28) |
262.正直、おバカ映画でも戦争映画でもどっちでもいいやって感じ。だって普通につまんないし。 【no one】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2007-01-16 12:38:14) |
261.《ネタバレ》 この映画って反戦映画だったんですね。最初は、なんで虫相手に歩兵が戦うんだろう?戦車なり、戦闘機なりで攻撃すればいいのにって思っていました。最後の戦争に行こうという軍部のCMが印象的でした。 【腰痛パッチン】さん [地上波(吹替)] 8点(2006-12-27 15:41:25) (笑:1票) |
260.バーホーベン作品初体験でごんす。噂には聞いていましたが、グ、グロい・・・観終わった後は疲れ果てて、休肝日にもかかわらず飲まずにはおれなかった。とりあえずバーホーベンさんがとてつもなく悪趣味でいぢわるな皮肉屋さんというのは分かりました。色んな意味で凄い作品だけど、二回は観たくないなあ・・・。 【ぐるぐる】さん [DVD(字幕)] 9点(2006-12-27 14:25:17) |
259.これでもか、これでもかと迫り来るバグに圧倒されました。あんな虫と戦いたくないよー。 【doctor T】さん [ブルーレイ(字幕)] 9点(2006-12-24 23:17:45) |
258.《ネタバレ》 確かにこの徹底ぶりを見ると勘違いする観客や批評家がいても仕方がない。“これは逆に反戦映画なんじゃないか”と。 だが違うだろう。バーホーベンは語っているではないか。武力でしか解決できない状況、武力によって重ねられた歴史があるという事実を。アメリカの積極的介入をただ純粋に批判できるような能天気な人間には理解が及ばないだろうが、そう、これから先、全生物が滅亡するまで武力はなくならないのだ(否応なく)。 そしてもうひとつ。「共存はできないのでしょうか!?」「両親を殺されたんだ。皆殺しにしてやる!」 虫が相手とは言え、この台詞に共感してしまうという事実を。 人間の命は尊いと言う。なぜ?――考えるからだ。だが、考える虫の命を尊いとは思えまい。空腹をシンナーでごまかす貧窮国家の人間の子どもは救っても、空腹で農作物に手を出す虫は救うまい。 適当な論理や道徳という脆い柱に支えられた平和主義。バーホーベンはただその現実を誇張し、映し出したに過ぎない。惜しみのない虫の大群。惜しみのない裸体。惜しみのない殺戮描写。恥じらいを感じさせないヒロイック。定石を貫くストーリー展開。 反戦?昂揚?知るか、んなもん。でもお前ら、こんなん好きだろ!? おれにはそんな声しか聞こえない。 【stroheim】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2006-09-24 12:20:33) |
257.まさしくB級って感じで、バグズとの戦闘シーンもなかなかでした。ただ、娯楽作なので反戦映画というには程遠い気もします。あと、キャストにも魅力を感じませんでした。特に主演の男優は、後にどんな顔だったか忘れるくらい印象が薄かった気がします。 【TOSHI】さん [地上波(吹替)] 6点(2006-09-02 10:22:39) |