《改行表示》24.《ネタバレ》 恐怖=笑いというサム・ライミの哲学をひしひしと感じれる映画。 怖いけど笑える、そんな要素がいっぱいつまったファンタジックなホラーだ。 近年のサム・ライミの仕事ぶりとリンクしてか、日本ホラーの影響を色濃く受けているのも特徴的。 来るぞ、来るぞっていうあざとい演出はいっぱいあるけど、分かっていても面白い。けれど、そういう部分を予告編やTVCMで見せるのは反則です。(例にあげると、ベッドシーンで横にいきなり現れるとか)作品にもよるけどこの手のものは例外だと思うし、商法としても品位を疑いますね。 オチはなんとなく読めたけど、宣伝文句にあった放心状態ってのは納得。 唖然、呆然、驚愕 三拍子そろったナイスなラストに拍手! 【シネマブルク】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-04-29 10:02:27) |
《改行表示》23.中盤まではサム・ライミーにしてはアイデア不足でパンチが 弱かったけど、除霊のシーン以降はなかなか面白かったので 全体としてはまあまあ満足できたかなって感じです。 個人的には主人公の行動に非はなく性格も良い子だったので 最後のお約束みたいなのは今回はなかった方が良かったかな。 【映画大好きっ子】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-04-25 23:51:00) (良:1票) |
22.《ネタバレ》 ホラーとゆうより、アレ?これってドリフのコント?と思わせるようなシーン多数。普通ここまで酷い目にあってれば少しはヒロインに同情できるものだろうけど、自己中心的ともとれるヒロインの行動の数々に最後まで全く同情すらできなかった。映画的に驚かせ方といい、登場人物といい、喋るヤギといい、人形丸出しの葬式のお婆さんとい、すべてにおいてチープすぎる。それにしても、キスが好きなお婆さんでした。 【civi】さん [DVD(字幕)] 3点(2010-03-30 15:58:38) |
21.婆さん怖い。驚かされるシーンがいくつかありましたが、怖くはなくて笑わせてくれもします。ラストも王道でスッキリとしたつくりになっていて良かったです。 【映画】さん [DVD(字幕)] 5点(2010-03-27 17:46:23) |
《改行表示》20.《ネタバレ》 主役の女優さんは根性あるわ・・・冒頭の駐車場のシーンが一番の見所ですね。 【モフラー】さん [映画館(字幕)] 5点(2009-12-31 14:56:11) |
19.《ネタバレ》 冒頭からB級の匂いがプンプンと漂い、何か妙に明るいライティングの中(てか日中)に繰り広げられる、婆さんの呪い。しかしその呪い、呪いにしちゃな~んか地味、妙な生活感。そうか、これホラーという場を借りたコントなのね!と思うや否や、合点がいきました。婆さんが口で(入れ歯で)しつこく攻撃したり、鼻血をブシュッと出させてみたり、男に乗り移った悪魔(だっけ)の「うっひょ~~い♪」と言わんばかりのダンスしたり、今時このCG…という悪魔払い場面も、思わず納得です。でも金も含めて損害もあったにも関わらず、呪いを解く方法って、結局それぇ?!しかも今言うのぉ?!…とヒロインのボヤキが聞こえてきそうでしたが、墓場を格闘した後の、ガッツ溢れるヒロインの「やったった」な表情は爽快でした。で、最後はやっぱしの結末。しっかし、ヒロインの相手役がこんなに安っぽく見えたのは久しぶり。ホラーコント、これでいいのら~。 【泳ぐたい焼き】さん [映画館(字幕)] 4点(2009-12-05 23:40:19) |
《改行表示》18.《ネタバレ》 こりゃダメでしょう。驚かせ方がルール違反。いきなり怖い顔見せられたら誰だって驚く。しかもそれが主人公にしか見えない幻想でしたというオチ多数。こんな映画認めたら何でもありになっちまう。 【チートバレ】 まあ観る側の油断を見透かすのがうまいっちゃうまいが。 狡猾だなと思うのは、はじめのうちコメディぽくいって「ああ、この映画は何でもありなんだな」と観客に思わせかつ油断させておくところ。筋自体は陳腐極まりないオカルトにすぎないのだが、たとえ技巧もへったくれもないびっくり箱を連発されても何でもありなので観客は怒れないし、話がどう落ちるか興味津々だし、終わってもたんなるオカルトでなくなんか問題作だと考える。ずるいぜ。 ただユーモアのセンスは相当あると思うので(今年見た映画の中で一番笑った)、これからはもうそっちの路線でいったほうがいいんでね? 【アンギラス】さん [映画館(字幕)] 5点(2009-12-04 07:42:20) |
《改行表示》17.《ネタバレ》 傑作ホラーといわれている「死霊のはらわた」が個人的に全く合わなかったので、無理を承知で鑑賞してみたが、やっぱり合わなかった。 極端につまらないとは思わないが、どうにもノリ切れない。 ホラーともコメディともいえない独特な路線がサム・ライミ監督の持ち味なのかもしれないが、自分にはどちらにも振り切れていないと感じられて、中途半端にも映った。 それほど怖くもなければ、それほど笑えるわけでもないという生煮え状態が続く。 追いつめられていくような心理的な圧迫もなく、単に“突然さ”と“音”だけで誤魔化しているのではないかと感じられるところもチラホラと見受けられる。 冒頭の車内バトルは楽しめたので、あのようなテンションが続けばもうちょっと楽しめたと思われるが、あとは基本的にはワンパターンにも感じられた。 作り物のグロさには耐性があるので、あの程度ではビクともしない。 冒頭を過ぎれば、肝心のババアとのバトルも盛り上がりはない(死体に髪を引っ張られるだけのシーンは“お約束”と笑えばいいのか)。 ラストの落としどころは誰でも分かるように製作されている。 それはそれで「そのネタをいつ明かしてくれるんだ!」というワクワクするような期待感を抱くことができるものの、ノリ切れない者にとっては「バレバレなんだよ。早くしろよ!」という“萎え”という感想も抱くことにも繋がる。 完全に見る者を選ぶ映画といえそうであり、自分はもちろん選ばれなかったようだ。 こういう作品を心から楽しむことができないのは、自分はちょっと損をしているかもしれない。 【六本木ソルジャー】さん [映画館(字幕)] 4点(2009-12-01 23:39:27) (良:2票) |
《改行表示》16.《ネタバレ》 サム・ライミという監督が登場した当時のUNIVERSALのロゴマークで始まる本作は、彼がこの映画で何を描きたいのかということの表明だ。「死霊のはらわた」が処女作の彼は、ホラーというジャンル映画の監督の枠で収まることなく、西部劇や野球ものを描き、そして「スパイダーマン」という大衆向け商業映画を大成功に導いた。そうやって培ってきた映画的感性を自分の原点にフィードバックさせた、原点回帰がこの映画である。 風や物音、カーテンに映るシルエット、蠅などの虫や、体内から吹き出るどろどろな液体の数々など、もはや使い古された手段ばかりがスクリーンを駆け巡るが、彼の円熟の域に達した演出力は決してそれを飽きさせない。 白い封筒の中に丸い何かが入っているというそれだけでラストのサスペンスを盛り上げていく巧さなど見事だ。車中でアリソン・ローマン演じるクリスティンが誤った封筒を手にした瞬間、誰もがそれに入っているのはボタンではないくコインであると気付く。その真実を知るのは観客のみであるというところにサスペンスの巧さがある。つまりコインは重要で、だからこそ、ジャスティン・ロング演じるクレイと彼の父親との会話の中にもさりげなく登場させ、その存在を決して観客に忘れさせないのだ。 またクリスティンがローナ・レイヴァー演じるガーナシュ老婆の口に白い封筒を突き刺す泥々のシーンを雨で浄化させていき、そのままフェードでシャワーシーンに移行するところから始まり、彼女のハッピーエンドを期待させるような明るいシーンの連続はホラー映画だけを撮り続ける監督では出来ない晴れ晴れしさであり、また、地獄への素晴らしい前ふりであった。 そして彼女がいきなりコートを買う。これがおかしい。このシーンを見ているとき、何故ここでこんなシーン挿むのか不思議でならなかった。確かにとても大切な旅行だ。しかし突拍子もない。だがそれは、ボタンが入った封筒を出すきっかけへの絶妙な伏線だったのだ。あざとさをまったく感じさせない巧さだ。 そして謝れば許されるという結論には決して辿り着かせない潔さ。何があってもクリスティンを守ると誓ったはずなのに、彼女を守れなかったクレイのクロースアップ。そしてスクリーンいっぱいに映し出される「DRAG ME TO HELL」の文字。「俺も地獄に連れて行ってくれ!」素晴らしいではないか。 真のアメリカ映画とはこういう映画のことだ。 【すぺるま】さん [映画館(字幕)] 8点(2009-11-29 01:47:24) (良:4票) |
《改行表示》15.《ネタバレ》 ヒロインがかわいい顔してたくましすぎる!キモ婆ちゃんに襲われても、めげずに翌日ちゃんと出勤してるし、顔に虫やら変な液体やら浴びせられても立ち向かっていくし、最後は墓掘り起こして死体と格闘!アクション女優かと思った。 全体的に怖いというよりキモイだけで、CGもちょっとB級くさかったのでイマイチでしたが、ストーリーは分かりやすく、ヒロインが好みのタイプだったので+1点です。(余談ですが、プロフィール見たらヒロインのアリソン・ローマンは30才越えてるんですね。20代前半かと思いました。) 【かすお】さん [映画館(字幕)] 6点(2009-11-28 21:41:50) (良:1票) |
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《改行表示》14.《ネタバレ》 映画館でそんなに期待しなく鑑賞。 んぁ~霊媒師のおばちゃんが出て来るとチープなゴースト、霊媒で萎えてきます。 そのB級的なところが良いんだろうけど、DVDなら許せたんだけどなぁ… でもグロばあさんのパワフルさ、しつこさ、天然さ。いい感じでした。 【まさかど】さん [映画館(字幕)] 4点(2009-11-24 23:13:27) |
《改行表示》13.ヒロインが通勤する車の中で「round」「around」の発声練習をする登場場面は、農家出身でキャリア志向である真面目な彼女のさりげない人物描写でもあり、この後「開いた口」に執拗に襲い掛かる災いのささやかな予兆ともなり、さらにコイン・ボタン・ケーキ・円卓などの円形や様々な形で登場する「hole」、周回するキャメラといったモチーフにも遠く連関しているといえる。そうした何気ないながら一貫した細部もまた、メリハリのあるストーリーテリングに寄与している重要な要素だ。風やノイズ音、影やミラーを程よく用いた恐怖演出、等身大の女性像を造形するエピソード群とクロースアップ挿入の効果が生む彼女への感情同化作用のねらいも非常に手堅く、巧い。随所のコミカルな味付けも絶妙だ。(個人的に最も可笑しかったのは、あのスケープゴート(山羊)のとぼけた表情。)また、この映画でも列車の往来が世界を分断しているのが興味深い。 【ユーカラ】さん [映画館(字幕)] 7点(2009-11-21 22:37:52) |
12.Raimi is back!! おかえりなさい、サム・ライミ監督。やっぱりあなたはコッチの人間です。素晴らしい(笑)。 【トト】さん [映画館(字幕)] 7点(2009-11-21 02:21:41) |
《改行表示》11.《ネタバレ》 うひょー、おもしろっ!! 怖い感じでつくってんのかと思いきやオープニングから霊体にボコられて投げとばされてへぼいCGの地獄に吸い込まれる少年をみせられキョトンとしてしまった。 気をとりなおして序盤の婆さんは気味悪くて怖いが、いきなり若い娘と婆の掟破りな肉弾戦はかなり愉快。娘さんは超絶鼻血ブーを見せたうえ、蝿とか汁とかハンカチとか腕とか霊とかを体内に入れたり出したりと正に人間ポンプ。ビックリ人間の衝撃映像満載だ! 怖いはずの霊がなぜかめんたま飛び出すわ、踊り出すわ、車のワイパーでどけられたりするわでとにかく愉快愉快。これだけアイデア満載なホラーも近年珍しい。ポルターガイスト、エクソシスト、エルム街の悪夢のいいとこどりをしながらもオリジナリティ溢れる演出に満ちた、遠慮なしのくだらない痛快ホラー。 邦題は直訳で「私を地獄に連れてって」でどうでしょう? …ダメだな。 【すべから】さん [映画館(字幕)] 8点(2009-11-21 01:14:53) |
《改行表示》10.ゲロばばあ強烈きもい! なんなんじゃこりゃ!やめれ! 【STEVE-O】さん [映画館(字幕)] 8点(2009-11-20 00:18:44) |
《改行表示》9.《ネタバレ》 出だしでちゃちゃっとプロローグとヒロインの紹介を済ませ、あとはもうひたすら怖がらせる演出の連続。怖がらせ方も昔ながらで、音と映像でシンプルに攻めてくる。和製ホラーの精神的な嫌らしさは全く無く、どこまでも陽性な攻撃を仕掛けてくる。 いや、でも本当に一人で見なくてよかった。一人だったらマジで怖かったはず。安心してるところで急に襲い掛かってくるから、本当にこのジプシーの婆さんは悪質。何回かたぶんでかい声で「ぎゃっ」とか「うわっ」とか叫んだと思う。 怖いんだけど笑えるというよくわけの分からない展開もまた良い。ヒロインはとあるきっかけで婆さんに呪われるんだけれども、この婆さんがマジで気味が悪い。臭そうだし、色々と変な色の液体を出すし、入れ歯は鋭くとがってるし。死体になっても攻めてくるからね。その婆さんの復讐の一生懸命さとか気持ちの悪さが逆に笑える。逆に、最初は怖がってたはずなのに、段々と戦闘モードになっていく強気なヒロインもツボだった。ラストは酷いんだけど笑うしかなくて、なぜか逆に清清しい気持ちになる。ヒロインとそれを演じたアリソン・ローマンには心からの拍手を送りたい。お疲れ様でした! サム・ライミが「スパイダーマン」シリーズで溜めたストレスを一気に吐き出したという印象の映画。これで気持ちはリセットできただろうか。次は何で来るか楽しみだ。 【枕流】さん [映画館(字幕)] 7点(2009-11-16 19:49:12) |
8.いずれこの映画を見ようと思っているなら、絶対に映画館で見るべきです。家庭の明るい電灯の下で見ても魅力半減。映画館の真っ暗な中、バカでかい音響で見れば、映画の世界に没頭できます。A・ローマンは怖がっていたり不安になったときの顔が良くて起用されたんでしょう。 【shoukan】さん [映画館(字幕)] 6点(2009-11-16 16:59:34) |
《改行表示》7.《ネタバレ》 最初から最後まで間断無くビックリシーンが続きます。「あ~、このシーンは心臓休められるなぁ」とホッとしたその瞬間!!ドーーーーーン!!!!みたいな(爆)。個人的にはホラーには箸休め的な瞬間をしっかり取りたいビビリなので、今作のようにひたすらホラーシーンで緊張感が続くとちょっと疲れます。 でもなんかホラーなのに笑えるシーン満載の映画だった。目ん玉ポーンだったり、ヤギが「謀ったな!」としゃべり出したり、取り付かれた男性が愉快なダンスをしだしたり(笑)『スパイダーマン』以外ではサム・ライミって初見なんですけど、彼のホラーってこんな感じなのか(笑)でもちょっとグロイ。婆さん体液出しまくり、入れ歯出しまくり。ビックリ&グロイ&笑いの3要素は面白かったんですけど、上記のような理由から私の中では少し馴染まなかったようです。 ホラーとしてはわかりやすい内容で、グロイのさえ大丈夫なら純粋に楽しい作品だと思います☆ 追記: 個人的に腑に落ちなかった点を思い出したのですが、筋として納得いかなかったのが老婆の不条理さ。最初の銀行でのトラブルは、老婆の家の差し押さえ期限の延長要求でしたが、やろうと思えば出来ることだったとはいえ、銀行の方針から「出来ないことは出来ない」と職務に忠実に働いた彼女がなぜ呪われなければいけないのかと、疑問でした。結局自分の我が通らなかったから呪ったとしか見えず、呪いの動機として弱いと感じました。もっと徹底的に悪いやつを呪う設定だったら良かったんですけどね。 【TANTO】さん [映画館(字幕)] 4点(2009-11-16 09:43:21) (良:1票) |
6.サム・ライミという人はキリスト教的価値観にとらわれない人だなあ。「がんばれば道は開ける」とか「許しを請えば許される」とか、そういう安っぽい(西洋的ともいうけれど)考え方を、鼻クソのように丸めて捨ててます。場内爆笑のテンポ感あふれるホラー描写、すさまじいスピード感、すべてが一級品。サム・ライミよ、古巣に帰ってきてくれて本当にありがとう。文句なしに10点っていきたいところが、邦題が最悪、-1です。ていうか原題がすばらしすぎるんだけどね。 【ケルタ】さん [映画館(字幕)] 9点(2009-11-14 16:13:09) |
5.《ネタバレ》 ライミ、久々にホラーを撮ってたんですね。スパイダーマン・シリーズで名声を浴びたため、もうコッチ側には来ないかと思ってました。 主人公に呪いをかける老婆は「死霊のはらわた」シリーズの死霊を思わせる形相、序盤の主人公との肉弾戦なんかもホチキスで顔面を止められても、定規を口の中に突き立てられても向かって来りと大活躍だったな。ヨダレ垂れ流しで入れ歯を何個も入れてるくせに動きは俊敏で飛んだり跳ねたり強いわ、振りかえると婆、朝起きたら彼氏が婆とお約束満載。主人公が口に入ったハンカチを一生懸命引っ張り出すトコなんか、ドリフで志村が「あぁ~あ~?」と言いながらずっと出てくる万国旗のシーンを思い出しちゃいました(もうちょっと長くやってたらもっと面白かった)。ホラーと笑いは紙一重と言いますが、やっぱライミは変わってないんだなぁと思わせてくれる作りで喜ばしい限り。またスパイダーマンに取り掛かるみたいだけど、はらわた4なり違うホラー作品なり楽しみに待つとしますか。 しかし主演のアリソン・ローマンは割と名も売れてるのに、よくこんなヨダレだの入れ歯だの血しぶきだのとぶっ掛けまくられの映画に出たわ。 【ロカホリ】さん [映画館(字幕)] 7点(2009-11-10 21:45:07) (良:2票) |