156.去年この作品をはじめヴァーホーヴェン作品をまとめて観たのだけれど、何と言うか、クセのある監督さんだなあ、という印象。ある種露悪的だったり、あるいはアメリカ的・ハリウッド的なものに対してシニカルでありつつ、その「アメリカ的・ハリウッド的」な文法で作品を作り上げる、という、なんかもぉ、二重にも三重にもヒネくれてんなぁ、という感じ。この作品でも、後半でヘルメット(?)が剥がれ落ち、あまりカッコ良くない姿で戦うロボコップは、滑稽でもあり、グロテスクでもあるのだけれど、反面愛おしさを感じなさせなくもない。 【ぐるぐる】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-05-09 18:12:54) |
155.《ネタバレ》 何で顔(露出している部分)に弾が当たらないの???!!! 【たくわん】さん [映画館(字幕)] 9点(2008-04-04 19:59:22) |
【Yoshi】さん [地上波(吹替)] 5点(2008-03-29 15:04:34) |
《改行表示》153.《ネタバレ》 初見は20年前(たしかレンタルビデオ)で、点数はそのときの印象も加味したものです。今の映画からすれば、特撮のレベルは厳しいところですが、それでもストーリーが秀逸です。ニュースやコマーシャルを挿入してみたり、最後のどんでん返しや決め台詞は実にすばらしい。 【mohno】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2008-01-23 00:54:58) |
152.今まで何回見たんだろうと思うぐらい、よく見ています。ストーリーが分かっていても面白い。CG全盛の今なら簡単かもしれませんが、よくまあ、この映画を20年前に作ったなと素直に感心します。 【TINTIN】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-12-02 00:41:36) |
《改行表示》151.《ネタバレ》 最初に観たのは中学生くらいで、当時はまぁ普通のSFアクション映画としての 印象しかなかったんですが、後年になって改めて観てみたら…これは快作! もちろん「ヴァーホーヴェン監督作」という観点で鑑賞したからかも知れませんが、 ハードな暴力表現をシニカルな笑いで紡ぎつつ一大娯楽に仕立てる、という 職人芸が炸裂してます。冒頭のオムニ社で、試作ロボットがプレゼン中に誤作動して 社員を射殺してしまうくだりなんかは、けっこうショッキングなシーンなのに 他の社員たちは「あーあ、やっちゃったよ」的なのんびりした雰囲気だし、 社長も「ジョーンズ、お前には失望したぞ」って人ひとり死んだのに失望だけかよ、 みたいな確信犯的な突っ込みどころが満載。その一方で、他にも挙げられてるとおり 「自分の意志とは無関係にサイボーグにされてしまった主人公が、苦悩しながらも 自我を取り戻す」というアイデンティティ獲得の過程も感情移入しやすく作られていて 映画としての完成度を感じさせます。むろんラストも最高! 【R-7】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-08-13 21:41:29) |
150.かなりの傑作です。「お子ちゃまお断り」のバリバリハードテイストですが、ラストの爽快感といい、マジでよくできている 【承太郎】さん [地上波(吹替)] 9点(2007-02-25 19:11:08) |
149.かなりグロイ映画だけど面白いです。少し古臭いところが味を出していると思います。 【doctor T】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2007-02-04 23:32:47) |
《改行表示》148.ぜんぜんロボットっぽくなくダサダサな感じなのは狙いなのでしょうか?日本の「宇宙刑事」シリーズにライダーマンが登場したら、こんな感じになるのかな?って、ちょっと思いました。 【憲玉】さん [DVD(吹替)] 5点(2007-01-18 01:32:13) |
《改行表示》147.《ネタバレ》 ポールバーホーベン監督って、最低な監督の代表名詞みたいになっているけど、本作を観る限りはかなり才能がある人なんだなと思った。DVDの特典をみると、相当大変な思いをして作られたようであるが、CGもない当時に、この題材で映画を作れって言われたら、これ以上のものを作れる人はいないのではないか。 テーマに「アイデンティティ」を持ってきていることが、映画が引き締まった理由の一つだろう。記憶を抹消されて、何ら思考を持たない死体から作り上げられたサイボーグだったはずが、アンルイスからは「名前は?」と聞かれたり、副社長からは「名前などない」と言われたりするやり取りをすることによって、「アイデンティティ」をストーリーの核に持ってきているのがよく分かる。 殺されたときの悪夢の記憶、過去の家族との懐かしい思い出などにより「アイデンティティ」に苦しみながら、徐々に自分が何者であったかを考えていくようになる。最後には、社長から「いい腕だ。名前は何かね?」と聞かれたときに、一言「マーフィー」と答え、タイトルがドカンと出る爽快感が実に素晴らしい。 ラスト間際にヘルメットを脱いだり、ベビーフードを食べないのも、サイボーグからの脱却なのだろう。ED209という完全なロボットとの対比も面白い視点。ロボコップはたんなる機械ではないということを明確にしている。 バイオレンス度がきついという意見が多々見られる。確かに右腕を吹っ飛ばされたり、有害廃液まみれになった悪役がぐちゃぐちゃになってクルマで吹っ飛ばされたりと普通の映画よりもバイオレンス度は高いとは思うが、バーホーベンレベルを踏まえると、バイオレンス加減もそれほどキツメではなく、子どもの観客にも耐えられる抑えられたものにはなっていると思う。 バイオレンス以上にアメリカの風刺がややドギツイかなと思われる。 未来のメチャクチャなテレビニュース、過激なテレビコマーシャル(家庭用核兵器ゲームや1ドルがどうのこうの言っている下品なピザらしきCM)、警察や軍の民間委託などは、すべて当時のアメリカ批判だろう。 【六本木ソルジャー】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-12-30 23:58:42) |
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146.《ネタバレ》 合成はまったくのコマ撮りで、カクカクしまくり。さすがに今見るとその点が残念だが、テンポ良く、展開も娯楽ものはこうあるべきという切れ味がある。ロボコップが実像を見せるまで結構じらす感じもいいです。若干グロいシーンもあるけど、今時の映画に比べればまだまだ軽い方。 【MARK25】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2006-09-03 14:25:53) |
145.《ネタバレ》 た、たまらん。何がたまらんってこのCG全盛時代において観るED-209。あのコマ送りのような動き。あんなの今となってはもうお目にかかれないからねぇ。ほんと貴重です。いかにも特撮って感じが大好きです。ついでに階段から転げ落ちてぴーぴー泣いてるとこなんてただの赤ん坊です。なんてかわいいんだ。ストーリーはというと、私小さい頃から相当のロボコップリピーターだったようで、ほとんどのシーンを覚えてた自分にびっくり。でも初めて字幕で観て、クラレンスが最期に言う言葉が「サヨナラ」だと初めて知った。またびっくり。思わず巻き戻してしまった。たしか結構グロかったよな~という記憶のとおり、グロ&暗。しかし、「アイデンティティーの確立」なんて難しい言葉を使えるようになった今観ても、ラストシーンの、「ジョーンズ、おまえはクビだ」バババババ!「君、名前は?」「マーフィー」たまらなく爽快っすね。 【pb】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-07-26 12:33:49) |
《改行表示》144.当時、ロボコップの歩き方をよく真似してました。必要以上に足を上げて、曲がる時は首を先に曲げて次に体を回転させて、指は銃の形にして、なぜかロボコッポのテーマ曲を口ずさみながら。あ~懐かしい! しかし、こんなに哀愁漂う設定だったなんて当時は気づきませんでした。 【みんてん】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-07-14 11:14:17) |
143.《ネタバレ》 はじめて観たころは何も考えず楽しんでいたのですが、最近観るとかなり深いものを感じ、再び楽しめる映画になりました。ED209(だったかな?)の動きはさすがに違和感を感じましたが、その存在は結構好きです。あの完成されたロボの動きは潔さを感じます。最後の「お前はクビだ!」の言葉に、融通が利かないはずのコンピューターの意思を通り越して悪を討つかっこよさがいいです。 【次元転移装置】さん [地上波(吹替)] 8点(2006-05-16 21:41:04) |
142.《ネタバレ》 アメリカンヒーローものにつきものの、あまりに馬鹿っぽい設定(ストーリー)でないのがよい。 単純にかっちょいいんじゃないですかね。 ロボコップがびゅんびゅん動かないのがイイさじ加減。 善悪の判断基準を、機械ではなく「人間の脳」に任せるというのがいいですよね。 そういえば昔、日本には「ロボット刑事K」というヒーローがいたなぁ。。。(笑) 【とっすぃ】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-05-11 11:32:18) |
《改行表示》141.《ネタバレ》 ロボコップシリーズを3以外再視聴。リメイク含めてもやはりオリジナルが一番だった。残虐要素が多いけどそれがOKならリメイクじゃなくてこっちをお勧めしたい。その残虐描写も今となっては必要性があったように思える。あそこまでやって復讐の構図を明確にして悪役を次々倒す姿は爽快。 ロボコップはピーター・ウェラーじゃないとダメだと思うし、相棒のアン・ルイスも重要だしラストの痛快なナイスプレーもいいし、おどおどして転ぶドジっ子ED-209は萌えるし、くだらないCMもいらないようで必要だったり、細かい所まで面白い映画でした。 【ラスウェル】さん [DVD(字幕)] 9点(2006-04-21 00:10:30) |
《改行表示》140.映画館で観た時も興奮した憶えがありましたが、久しぶりにDVDで観ても かなり興奮しました。20年近く前の映画とは思えません。 悪に立ち向かう正義の味方的なストーリーは不変のものです。 ロボコップのぎこちのない動きには、賛否両論のようですが、 この映画は、あのぎこちのない動きのおかげで深い映画になっていると思います。 【しま】さん [映画館(字幕)] 9点(2006-01-19 01:16:11) |
139.子供向きの作品だと思ってたら全然違った。 バーホーベン、あんた、変態・・・いや天才だわ。 【BROS.】さん [地上波(吹替)] 7点(2005-12-25 06:35:15) |
138.警察が民間会社の傘下に入るという設定は、当時、子供ながらに恐怖とまではいかないまでも、ショックを受けたのはたしかです。安全を金で買うアメリカ社会というものを子供ながらに感じていました。植物人間を企業の企画のために、改造してしまう恐怖。日常に起こっている事件を淡々と報道する、ニュースキャスターのシーン。さっきまで仲良くじゃれあってたギャングが、仲間が死んだり、薬品でドロドロになったら、さっさと放っていく様。犯罪大国アメリカと警察当局への批判を感じてしまう。いま、再び鑑賞を終え、その気持ちに変化はありません。グロいシーンもあります。でもこのB級くささがたまらないんですよね。続編を作ってしまったのが残念でなりません。うーん、ヒットしたから続編を作ってしまったのか? 本末転倒だ。 |
137.久しぶりにDVDでみたけど良く出来てる。演出が上手いんだろうね。解説で、マーフィの死と復活は、現代版のイエス・キリストの磔と復活だと言ってた。この監督の作品はたまに何故か見たくなるのはなんでだろう。 【Vanilla】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-12-15 20:38:54) |