109.彼にとって批判の対象となる人物なのでしょうが、こちらは正しいんだというような描き方なので著しくバランスを欠いていると感じます。当初アメリカではディズニー(でしたっけ?)が配給しないというような話があったと記憶しています。それも納得です。映画として観た場合、私自身が標的となった場合。それを考えると私はこの監督の表現方法は好きではありません。オリバーストーン亡き後(笑)、貴重な存在ではあると思いますが・・・。コロンバインと同様これは映画ではないです。 【たかちゃん】さん [DVD(字幕)] 1点(2005-06-10 12:56:12) |
108.これをみて、だれでも「アホなブッシュに騙された」と思う911-イラク戦争。マイケル・ムーアの独善的突撃インタビューはますます磨きがかかってます。結構おもしろい。この映画をみて思うのは、アメリカはよくぞこんな映画を作らせ上映させるなーって。この意味で、アメリカの魂、自由は死なず!/しかしどんな舞台でも演劇でも政治でも、その舞台裏をバラしちゃ役者さんがかわいそう。私がもしブッシュなら、このデブだけは絶対許せない!でしょう。大統領として、警察、FBI、弁護士、裁判所、議会、商工会議所、税務署、医師会、ダイエット協会、祈祷師、霊媒師を駆使して、この太った害虫を駆除するためのプロジェクトチームをつくる。そしてまず肥満防止制限法案を可決する。体重105kg以上の肥満者は国家への反逆、自制心を失った罪悪であるから、その広報活動は著しく危険であり制限するとか...。 【杜子春】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2005-06-09 09:36:09) |
107.難しい事はわからんけど、とにかくアメリカっつう国は、右も左も極端じゃないのかなと思った。何かとハッキリしておかないとダメ!って国は居心地悪いんじゃない?まぁ人の忠告なんか聞かない国だろうしここで俺が言っても何の意味もないけど・・・何やってんだ!アメリカは!!と激しい怒りも覚えたけど出てくるアメリカの人々も結構、苦しんだり悩んだりしていたので最後は虚しさと悲しみで胸が詰まりました。息子から送られてきた手紙を母親が読んでいた時の「早く生まれたばかりの甥っ子に会いたい」というくだりは甥っ子がつい最近生まれた俺にはとても辛かったです。 【一番星☆桃太郎】さん [DVD(吹替)] 9点(2005-05-16 00:31:52) |
106.この程度なら他でお目にかかれると思いますが。 【リーム555】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2005-05-12 11:34:22) |
105.う~ん、、これで、ケリーが勝ってたら、また評価も変わるかもしれないけど…。この映画を評価するのは難しい。偏ってるんだもの。 【あしたかこ】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-05-02 05:41:10) |
《改行表示》104.ブッシュ氏の顔だけが印象的。内容がどうかと問われると・・・ 昨年の選挙で民主党候補が勝ってたらあと2点プラスしたかも。 「ボーリング~」と比較するとすれば、スケールはアップ、説得力は若干ダウンか(元々低い?)。 【じゃん++】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2005-04-30 03:15:20) |
103.ブッシュ批判としては企業との癒着だったり石油の話だったりもう今更コラージュして映像化すること無いしって感じで(ニュースの方が分かりやすいし)・・・説得力がなかった。タイトルに911ついてる割に911についてはそこまで深く語らずだし、テロリストへの批判もなし。それでもやはり戦争で傷ついたイラク・アメリカ双方の家族や兵士の姿は強く感情に訴えかける。当時のイラク戦争にひたすら突っ走っていったアメリカを振り返るには良い映画じゃないかと。偏った映画なんでこれだけを見るのは薦めませんが、これからのために見た方が良い映画だとは思います。 【ぺこ】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-04-30 00:59:27) |
《改行表示》102.ドキュメンタリーといえばドキュメンタリーだけど、ブッシュ批判にしかなってない気がします。偏ってると思う、意見が。 ブッシュ再選を阻止するための道具だったのでは? 【Takuchi】さん [DVD(字幕)] 5点(2005-03-30 13:31:10) |
《改行表示》101.《ネタバレ》 噂には聞いていたけど、確かにあんまドキュメンタリーとは言えないかも。<ドキュメンタリー>という言葉を広辞苑で調べましたところ、『虚構を用いず記録に基づいて作られた記録文学、映画の類のもの』ということでした。別にこの映画が虚構で作られてるものだというわけではありませんが、内容の所々に製作者の意図(ブッシュを落とす!という)が込められているのは明らかで、それを『記録に基づいて作られた映画』とは呼べないような気がしてなりませんでした。でもまぁこれがドキュメンタリーということをあまり気にさえしなければ良質の一品ですよね。これを機にドキュメンタリーではなく、批判映画なんてジャンルを作ってもいいんじゃないかって思ったぐらいです。一部の企業をめちゃくちゃに批判するような本もあるんだし、その映画版があったって別にいいですよね。 オレはこの映画をブッシュが再選されてしばらくしてからようやく観たわけですが、一番印象が強かったのはテロの知らせを聞いて平然と小学校の視察を続けるブッシュでもなく、裏でブッシュ家とつながりがある(らしい)オサマ家の人々でもなく、そんな人間達の下で何も知らずに命を奪われていった多くの人たちとその家族のシーンでした。あんな風に死んでいった人達は本当に救われないでしょう。『華氏911』の内容のどこまでが真実かはわかりかねますが、そこで取り上げられた戦争の犠牲者達は間違いなく真実です。つくづく平和主義を貫く日本って偉いと思う。最近日本も武力を持とうとか言ってるアホ政治家もいるようですが。そういうやつに限って危なくなったら真っ先に政治家専用シェルターを作るとか言い出すんでしょうね。 マイケル・ムーアはこの映画でブッシュ再選を阻む事を公言していましたが、同時にこの映画が戦争の抑止力となってくれたらどれだけいいかと思います。最近は収まってきましたが、興味本位でイラクなどに行く日本人は実際平和ボケもいい加減にしろと言いたくなります。一度戦争で家族を失ってみれば二度とそんな気も起こらないはずである。 平和主義、どこまでも貫いていきたいものです。 【TANTO】さん 7点(2005-03-24 01:43:57) |
100.批判的な内容のものを批判的に見るのは難しいなぁと。 【paraben】さん 5点(2005-03-22 23:29:59) |
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99.驚いた!事実なの?監督の体形を見てしまうと説得力がいまいち欠けちゃうんだけど。まあよく取材して編集してますね。点数に7点が多いのも納得できる。「他人に薦められなくもない」映画なんだけど、俺はしばらく観なくていいや |
《改行表示》98.これを観たのは奇しくも大統領選当日。午前中に鑑賞し、「こりゃケリーだわ」と思いつつ帰宅すると・・・あれ?コイツ当選しそうじゃねぇ???? この作品中の情報だけを元に一概にどうこう言うのは正しいと思わない。でもそれが事実であるかどうかは別にして、そういった疑惑を持つ十分な余地があると言うことは明らかだろう。 自由だ人権だと高らかに謳う一方で、ブッシュや彼を取り巻く人々のここまであからさまな疑惑(それも人の命をもたやすく奪うもの)を許し、彼を再選するアメリカ国民の懐の深さ(?)に感服する。 世論に煽動されやすい日本人気質を備えた私には到底理解できない思考です。 ムーア君、元気にしてるかな。 【ぽめ】さん [映画館(字幕)] 7点(2005-01-27 17:43:22) |
《改行表示》97.ムーア氏の前作『ボーリング・フォー・コロンバイン』は、アメリカ世界の現代的セキュリティの問題を鋭く解いた秀逸なドキュメンタリーであったと思う。それを認めた上で僕は、セキュリティというタームが必然的に覆い隠す人間の本質的な生の歪んだ物語にこそ目を向けるべきなのではないかと前作のレビューで書いた。 しかし、それはどうやらムーア氏の仕事ではなかったようであるw 『華氏911』は、前作で示した彼の社会構造論的な解釈を踏襲し、アメリカという脅迫観念に縛られた国家が必然的に志向しながら常に隠匿せざるを得ない社会的構図を様々な角度から追求した渾身のドキュメンタリーであるといえる。さらにそこから導き出される国家による作為的なセキュリティに対する本質的な懐疑を素直に表明しており、僕はこの点を大いに評価していいと考えている。 この映画そのものをムーア氏の妄想だとする意見もあるかと思うが、映画の中で取り上げられた事実或いは解釈は、僕にとって特に目新しいものではなかった。つまり、こういった事実或いは解釈は、アメリカだけではなく、日本でも既に指摘されているものである。 大局的に見れば、この作品で取り上げられた事実或いは解釈に僕は大いに納得する。しかし、人間一人一人に目を向けてみれば、やはりこういった国家的セキュリティ批判という考え方が個々人のある種ナイーブな側面/その視点を覆い隠してしまうのではないか、という思いも拭いきれない。 この作品の中には、人間の原理という地平において、もっと捻じ曲がった物語が見え隠れしている。それはセキュリティという次元の問題とは全く別のものと思われて仕方がないが、今のところこれをムーア氏に期待するのはお門違いかもしれない。 それにしても、アメリカという国は懐が深いと思わざるを得ない。この映画の内容も然ることながら、こういう映画が存在すること自体がある意味でアメリカなのだと思う。僕は素直にそう感じた。 |
96.私は前作よりこっちの方が評価高いです。生々しい映像で観客の心を無理矢理揺さぶるやり方はジャーナリストとして邪道なのかもしれないけど、でも実際、血まみれの子供の映像を見て「それとこれとは」なんて言えません。少なくとも私はこんな事実を知らなかった。米軍兵士が何人死んだと聞いても、イラクで民間人が何人犠牲になったと聞いても、それは数字で記録に過ぎないと思う。静かに暮らしている名もなき人の生活が一変する、その残酷さが画面から伝わってきました。そんなに悪い映画でしたか? 【キュウリと蜂蜜】さん 8点(2005-01-23 00:27:50) |
95.ムーアお得意のブラックホラーコメディー?なドキュメンタリー映画。それにしても今作はめちゃくちゃつまらない。これを観て、「そうだったのか!」「ブッシュは酷い奴だ!」なんて単純に思っちゃったらそれもまた怖いだろ。内容が事実かどうかは置いといて、作り方が物凄く偏った視線なのが物凄くイヤ。なんか色んな意味で胸糞悪くなった。こんなんなら丸々2時間、馬鹿ブッシュ(ここは認める)の無能っぷり、呆けっぷりを晒してみんなで笑う映画のほうがよほどいい。つーか何度も言うけどコレは映画じゃない。金を出して観るモンじゃない。 【カワサキロック】さん 3点(2005-01-18 03:05:03) |
94.ん~、伝えようとしている内容についてはこれ以上ないくらい賛成で、僕も「ゴアがあの時当選してたらなぁ・・・イラクにも地球環境にも優しかったのにな」と思っているので、内容に関しては拍手喝采。よくぞ作った、と褒めたいんですが、なんだかアメリカ政治の暴露映画みたいで少し安っぽく感じてしまいました。前作ぼーりんぐふぉーころんばいんに比べても、むーあの遊び心というかユーモアが少なかったように感じるし。映画としての完成度に少し疑問を抱いた作品でした。ただ、見てよかったと思います。僕もイラク戦争に関して無知のきわみだったので。 【とむ】さん 7点(2005-01-16 00:01:45) |
【k】さん 8点(2005-01-04 18:31:14) |
《改行表示》92.《ネタバレ》 この作品が真実をどれだけ正確に伝えているかはともかく、基本的に情報というものには、必ず何らかのバイアスがかかっている訳で、その客観性と信憑性は、受け取る人が決めるしかないものです。また受け取った地点での、その人の知識や価値観、立場等によって、解釈が180度変わる場合もあります。 まして、それが国家レベルでの情報と言う事になれば、「事実の客観性」なんて事は決めようがなく、結局はマスコミから流される情報を一歩引いて見ているしかないのが個人の現実でしょう。 ただ、それでも多くの情報が出されるに越した事はない訳で、多くの選択肢の中から、より客観性のある真実に近づくためには、こうした作品が作られる事にも意味はあるはずです。その地点で報道や表現の自由が守られている確認にもなる訳ですから。 特に単一民族である我々日本人にとっては、裏表の激しい国際社会の弱肉強食の原理を忘れがちです。他ならぬこの映画も含め、情報の大切さと危険性を再認識させてくれるだけでも、この映画の価値はあると思います。 【FSS】さん 7点(2004-12-31 14:25:28) |
91.完全に中立で公平な報道などあり得ない。報道には必ず発言者の主観が入る。アメリカではちゃんと学校で習うことだそうです。この映画、基本材料は「ブッシュは悪」で作られています。まずこのことを記憶に入れてから鑑賞したほうがいいと思います。それでも、僕がアメリカ人だったらブッシュには投票しないでしょう。 【チビすけ】さん 7点(2004-12-25 10:36:48) (良:1票) |
《改行表示》90.ブッシュ以上にムーアの胡散臭さが鼻につく。 スクープした事実や関係者の証言、ショッキングな映像、遺族の叫びを 意味ありげに並べて観客をある方向に導く手法は、それに政治的な意図が含まれてると途端に卑怯で腹立だしく思えてくる。 遠まわしに悪口言わせるんじゃなくて、自分の口ではっきり喋ってほしい。ぐだぐだ2時間もそんなの見せられる奴のことをちったぁ考えろ。でもバグダッドの惨状は心に刻んでおくべき映像だった。そこに免じて4点。 |