27.《ネタバレ》 凄くよかった。<現在の自分 = as is>は人それぞれ多様である。画一化できるものじゃない。また、<ありたい自分 = to be> は世間や誰かに与えられるモノではなく、自分で決めるモノ。殻を破って本来の自分・ありたい自分になった人からカラーになっていったんだと思う。「ハックルベリー」と「ライ麦」を読み上げるシーンが印象的。ラストで世間の基準にあった人生をおくれない事を後悔する母を慰めるシーンも感動。そして 「across the universe」が流れそれをバックにラストの会話。「この先何が起こるかなんてわかるわけ無いだろう」これがまたいい。で、「Nothing's gonna change my world」で終わる。完璧だと思う。 |
26.趣味のいいファンタジーです。安心して観られるただただ、あったかい気持ちになれます。DVD持ってます。主題歌が、ジョン・レノンのアクロス・ザ・ユニバースのカバー(フィオナ・アップル)これがけだるくてよい。DVD特典として、ミュージック・クリップが入ってます。グラミー賞取った新人ってその後パッとしないような。ノラ・ジョーンズがだぶる。おっと、映画のほうですが、SF青春もので、白黒です。場面によって色がつきます。内容自体はタイムスリップもので目新しくなく、私もほとんど覚えていません。が、映画のつくりや、設定のチャーミングさ、そして主役のトビー・マグワイアが好きなので甘い点です。 【アルメイダ】さん 5点(2003-12-07 12:10:26) |
25.人の価値観て他の人に影響されるんだな。面白かった 【ピニョン】さん 7点(2003-11-18 00:46:18) |
【malvinas】さん [映画館(字幕)] 8点(2003-10-21 01:31:38) |
23.この作品結構好きです。カラーとモノクロのメリハリきいてて、ストーリーもわかりやすいし、なかなか良かった。トビー・マグワイアの7:3分けの髪が昔クサくていい。 【パンプキンパイ】さん 8点(2003-10-20 22:57:26) |
22.けっこ~雰囲気が好きだったりします。モノクロとカラーのかけ引きが巧みである。 【西川家】さん 6点(2003-10-15 15:55:05) |
21.うむ!非常に知的で刺激的な現代寓話ですね。ハリウッドって何だかんだいってこういう奇想天外なアイデアをきちんと映画化しちゃうんだから、侮れん。あのモノクロのプレザントヴィルってところはまるで絵に描いたような「古き良きアメリカ」だけど、実はそれって白人(特に、いわゆるワスプ)にとってのものなんですよね(本来マーガレットの彼氏になるはずの、いかにもな白人の名前が「ホワイティ」というのが象徴的)。あそこには有色人種はいないし(後半で色のついた人々を「カラード」と呼んでいたのには笑った)、多分ゲイとかもいないはず(というか存在が無視されている)。そう考えると、後半街のカラー化を阻止しようとする人たちっていうのはアメリカの保守層(ゲイや有色人種、あるいは多様な文化を嫌う人々っていう意味での)の象徴なんじゃないかな。ま、色んな解釈・深読みが出来ると思うんですけどね。個人的には「ただ過去を懐かしむんじゃなくって、現在と未来を肯定していこうよ」っていうメッセージが込められている気がして、そういう意味では「クレヨンしんちゃん・モーレツオトナ帝国の逆襲」に通じるものがあるんじゃないか、と思ったりもしました(ただし「モーレツ~」は「決して良い事ばかりじゃないけど、それでも俺たちは生きていくんだ」という「苦味を伴った意思」があったのに対し、この作品はちょっと楽観的過ぎるかなっていう気もしますが)。それにしても、この作品を「ファミリー映画特集」にこそっと紛れ込ませたBS-NHKの映画担当の人は良いセンスしてるなー(BS-NHKでの映画のセレクトに関しては【おばちゃん】さんが「マーズアタック!」のところでも指摘されてますけど、ひょっとして同じ人なのかな?)。 【ぐるぐる】さん 8点(2003-10-11 19:53:27) |
【桃子】さん 7点(2003-09-24 19:08:59) |
【パキサン】さん 10点(2003-08-06 01:31:50) |
18.コメディののりで見ていたらやられた!変われる自分でありたいけれども、変われない人々が抱く無知・恐怖心も理解出来る。 |
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17.モノクロのままのトビーに、妹(だっけ?)が言った台詞。そのとおりかもしれない。私は果たしてカラーになれるだろうか。 【ひなた】さん 8点(2003-06-28 01:37:41) |
16.ラストちょい前で、ジョンアレン演じるママが、夫らとしみじみ人生を語るシーンが良かった。ほんとに何が起こるか分からないのが人生。でもだからこそ面白いし、希望も持てるんですよね。 【あい】さん 8点(2003-04-19 00:43:09) |
15.トビーは最初はマヌケなキャラクター。最近の作品での透明感を期待して見ると、「アレレ?」ってなっちゃうかも。でもフシギな電気屋さんの老人が出てきてテレビの中の世界に行っちゃってからは、だんだん「男前」になっていきます。ノスタルジーと、でも「周りがどうであれ自分は自分」という新しいメッセージの混ざり具合がほどよくて、キャストもGOOD。トビーってあんまり現代的な容姿ではないから、彼の起用もピッタリ、という感じでした。シナリオをよく思い出してみると案外りくつっぽいとこなきにしもあらずですが、演出がナチュラルで、すごく楽しく見ることが出来ました。 【おばちゃん】さん 8点(2003-03-21 01:26:03) |
14.何も考えずに観ると何だったんだろうと思うし、ちゃんと観るとだからどうしたという風になると思います。演出事態は悪くなくすんなりいくといっていいところだと思うがあのジーサンは何者でリモコンは何というところがある。神の使者とか人生の導き手のような感じもするがやはりただのじいさんとしか見えない。かなり前に観た映画なのであまりたいした感想がかけなく残念。だが僕にとってこの映画は観ても観なくてもたいした影響力を持っているわけでもないので別にイーかと思う。 【K造】さん 3点(2002-03-15 15:11:04) |
13.<ネタバレあります>神に創造されしアダムとイブはエデンの園で何の苦もなく生活していましたが、蛇にそそのかされ禁断の果実(旧約聖書中にはリンゴという記載は無いが、それを強調するかのように、ラストにフィオナ・アップルが流れる)を口にしたとたん、自らが裸であることを恥じ、愛することを知った反面、神からは出産及び労働等に伴う苦痛と苦悩を授けられ追放されてしまいました・・・というテーマを50年代米連続テレビドラマに置き換えた話、という点では逆のコンセプトを持つ「カイロの紫のバラ」というよりも同年に製作された「トゥルーマン・ショー」により近い作品か。しかし、例えば裁判後に世界が一斉にカラーになるシーンとかでも素直に「美しい」と感動できなかったのは、そりゃ、聖俗あっての人生だけど、聖なるものがあまりに希薄な昨今、ちょっと押し付けがましいというか、貧乏人の家にズカズカと上がりこんで美酒美食を振舞って悦に浸っている人に感じるような違和感を持ったというか・・・。ウイリアム・H・メイシーを筆頭に俳優陣は頑張ってるし、映像、美術、ランディ・ニューマンによる音楽等、評価すべき要素は多いんですけどね。 【ダイ】さん 7点(2002-01-31 19:19:36) |
12.良かったと思う。おもしろかった。世界が灰色に見えるとか、輝いて見えるとか、そんな感覚をファンタジーで見事にみせてくれて、僕は大満足。そして、人間には、今のままでいたいという思いと、変わりたいという思いが両方混在しているということ。松本大洋の「鉄コン筋クリート」もそうだけど、みんな必死にバランスとって生きてるんだよね。 【鉄コン筋クリ】さん 8点(2001-10-30 00:55:09) |
11.自分の殻を破るごとに少しずつ色づいていく景色。「ベルリン・天使の詩」でも同じような手法がとられていたが、さすがにデジタル処理の色彩は鮮やか。 【向日葵】さん 6点(2001-07-26 13:09:11) |
10.ちょっと苦しい設定やら展開やらもあったけど意外と面白かったです。発想がいいですよね、新鮮な感じがしました。 【雪うさぎ】さん 7点(2001-07-25 22:35:10) |
9.久しぶりに出会った傑作。 監督・美術・トビーが実に上手く作り上げてる映画。色の変化だけじゃなく、カメラワークも、古い映画そのものを見てるようなものから、新しい感覚のものまで上手く織り交ぜて構成されてるなーっと感じました。ほんとにいい映画に出会えて幸せでした。 -1点は「ショーシャンク」にそっくりなシーンを見つけたので。惜しい! 【wood】さん 9点(2001-06-29 23:15:00) |
8.文句の付けようがないほど面白かった。変える事の難しさを感じた。 【ぴえろ】さん 10点(2001-05-12 12:00:17) |