23.ヒッチコック映画を語る上で絶対に外すことの出来ない映画の一つとしていつまでも記憶に残る傑作がこの作品です。とにかく一度も登場しないレベッカの存在に果たしていつ出てくるんだろう?ハラハラドキドキしっぱなしのまま最後まで見せるあたり、さすがはヒッチコック!そこらの二流の他の監督とは全然違います。一度も合ったことのないレベッカに翻弄される女性を演じた女優、ジュディス・アンダーソンの素晴らしい演技ともう一人、世間知らずの若い娘を演じた女優、ジョーン・フォンティンの美しさも観る者の心にいつまでも残ります。映像と物語の二つを自由自在に操るヒッチコック監督の真髄ここにありといった傑作です。 【青観】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-09-08 20:56:41) |
22.ストレートではない。観客の期待を(良い意味で)裏切る為の曲がりくねった迂回路がラストにいくつも用意されている上それが何とも自然。唖然としてしまう程のスムーズさに脱帽です。極上の形容詞だけで飾られるレベッカへの畏怖……後、知らされる真実の彼女。闇に浮かんでは消えてゆくダンヴァース夫人の怖~い顔。それでも何よりこのサスペンスが引き立つのは観始めの2人のあまりにも幸せそうな姿が目に焼き付いているからなんじゃないかな。良い映画でした♪しかーーし!!!それだけでは終わらない…何故なら私はこれを英語の授業で数回に分けて見ました。つーまーり!試験になるのです。先生は外国人。“Essay test:only about「Rebecca」”て…も、もう1度観なくては★★☆ 【SAEKO】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-07-07 22:39:03) |
21.なんでこれがオスカーなの?ヒッチコックの中では駄作だよ。 【みんな嫌い】さん [ビデオ(字幕)] 4点(2004-10-25 10:59:01) |
20.《ネタバレ》 ジョーンフォンティンは普通っぽさを全面に出してるが、やはりそれでもちらほらと輝きを放っている。超かわいい。しかし、このジョーンを前にして誰もがレベッカの美貌を誉めるとは、一体レベッカはどれほどのものだというのだろうか・・・。見せるところ見せないところをうまく取捨してると思う。特別に凝ったものはないかもしれないが、巧さを感じる作品。このおばさんはオーメンのおばさん並に怖い。 【ぷりんぐるしゅ】さん 7点(2004-07-27 10:53:14) |
19.《ネタバレ》 死体が見つかるところまでは、ひたすらに意地悪される、昼にやってるドラマに良くありそうな展開だなあと思っていたら、そこかはしっかりサスペンスだった。デンバース婦人もレベッカの本性を知りながら、死後もその意思を引き継いでいたと思うとつくづく怖い。 【HK】さん 8点(2004-07-07 09:45:07) |
18.《ネタバレ》 ヒッチコックらしい悪ふざけやユーモア、あるいはスリルにサスペンスといった要素は少ないけれど、何といっても「美しさ」がこの作品の最大の魅力。しかもすごく耽美的です。この作品の美しさの核をなしているのは、他ならぬ「レベッカ」という一人の女性の美しさなのだけれど、その姿は決してカメラには映し出されない。それは、ダンバース夫人という侍女の心の中にしか存在しない。つまり、不可視性こそが、この作品の美をかぎりなく耽美的なものにしています。見えてしまう美ではなく、見えない美ほど限り無いものはない。同時にヒッチコックは、美しさというものが恐怖や怨念の感情ときわめて親和性の強いものであることを雄弁に物語っています。大きくゆらめくカーテンの映像は、まさにレベッカの美しさを象徴するものであり、ダンバース夫人が愛しつづけた彼女の美しさの幻想であるように見える。その異常な「美」への執着にウットリとしてしまいます。 【まいか】さん [映画館(字幕)] 9点(2004-03-27 17:34:00) |
17.ヒッチコック監督唯一のアカデミー作品賞。 レベッカの死の真相・・・、それをめぐる真相こそがこの作品の核である。物語を進める上で徐々にその謎を明らかにしていき、最後は見る側に驚きを感じさせるというヒッチコックの演出が素晴らしい。 レベッカは実は悪女であり、デンバー婦人を通じることにより、死して尚館を支配していたのだろう。 |
16.途中まではそこそこだったけど、マキシムが告白する所からはいまいちだった。個人的にはヒッチコック作品では真ん中よりちょっとしたかな。 【ボーリック】さん 6点(2004-02-07 01:14:02) |
15.「見えない恐怖」に怯える。真にヒッチコック作品。 【STYX21】さん 9点(2003-11-13 06:22:37) |
14.ヒッチさんの作品の中ではかなり気に入ってます。最初からぞくぞくするし、小道具の使い方もうまい。あの女中役の女優さん上手かったです。とてもこわかった。モノクロってのがよけい怖さを引き立ててます。 【fujico】さん 9点(2003-09-09 22:08:02) |
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13.内容を知らずに見たのですが、期待した分だめでした。昔の作品だと言うことを考慮に入れても、いまいちでした。公開当時に見たら違うのかも知れないけど・・・。ネタが見えすぎてしまって入れませんでした。ヒッチコックはコメディ以外は相性が悪いです。 【omut】さん [映画館(字幕)] 4点(2003-06-20 06:31:04) |
12.これが60年以上前の作品だとは到底思えない。さすがヒッチコック監督といったかんじでしょうか。昔の映画だと結構たるくてだれる感じが、私は多いんですが、この映画にはそのたるさがなくて、時間も気になりませんでした。私は原作のファンで、昔一晩かけて一気に読んでしまった記憶があります。だから、ずっとこの映画を観たいと思っていたんですが、私の中の原作のイメージはほぼ壊れることなく、観させていただきました!!ジョーン・フォーンティンほんっとにキレイですね!!というか、ヒッチコック監督の映画の女優さんはみんなとびきり美人なんですけど。作品全体に流れる不気味さと、一回も登場しないのに異様な存在感を放つレベッカ。現在のミステリーやスリラーでもこれほど上手く撮れるかどうか・・・。でも↓のレビューでびっくりしました。ヒッチコック監督以外の人間の手が加わっているんですか!う~、それは残念だった。でも大好きです。そういえば、私もオープニングと、ラストの炎のカット、「市民ケーン」に似てるなぁと思いました。市民ケーンのほうが製作されたのはあとですよね。・・・パクリ?と言えるほど酷似はしてないか・・・。でも気になる。 【アルパチ夫】さん 8点(2003-05-27 20:11:34) |
11.やっぱりヒッチコック。美しいラブロマンスかと思いきや、そして後妻や召使の嫉妬と思いきや、その裏には「レベッカ」にかかわる知られざる事実があって、後半では一気にそれらが明らかになっていく・・・。モノクロ画像ということもあり、スリルいっぱいの映画でした。しかし、あの女中の顔は、マジで怖い。 【あでりー】さん 8点(2003-04-14 19:32:43) |
10.デュ・モーリアの原作が大好きな私にとってこの映画は観るのがとても辛かったです。原作とは全く別物でした。なんといっても主人公の「私」が大金持ちの美人女優「ジョーン・フォンテーン」というのが・・まあヒッチおじさんが作るとああなるのですね。原作と切り離して見れば映画そのものの出来としては悪くないと思いますが。 【コウ】さん 5点(2003-03-16 02:20:58) |
9.ヒッチコック作品では「サイコ」とこれが双璧の出来だと思う。レベッカの「謎解き」も見事だし、モノクロならではの「影」の濃淡が一級のサスペンスを助けている。「市民ケーン」の最初のシーンはここからパクったんではないかと思うほど似てる感じがするが、どうなんでしょう。虎ノ門生まれ、聖心女子出のオスカー女優、ジョーン・フォンテーンも最高でした。 【FOX】さん 8点(2003-01-03 20:20:06) |
8.ヒッチコック作品の中ではどうしても小粒な印象をぬぐえないが、凡百のスリラーなぞ足元にもおよばない出来。白黒映像なので、今見たほうが逆に古式絢爛な印象が強くうつるかもしれない。アメリカ進出の足がかりになった作品で、記念碑的な意味もあるが、ヒッチ・タッチがまだ全開ではないので、ヒッチコック入門編としてもおすすめしたい。 【ひかりごけ】さん 7点(2002-11-26 03:06:50) |
7.「ミステリー」「スリラー」という言葉がピッタリ。ジョン・フォンテーンは個人的に「守ってあげたい女優No.1」です。 【mic550】さん 7点(2002-10-19 23:57:42) |
6.なんか無理のある話のようで、ちゃんと成り立ってる、、、こういうのがサスペンス性を産むんでしょうかね、、、、皆さんいうように、あの女中の冷たい顔が実に印象的です。 【あろえりーな】さん 6点(2002-09-09 13:59:31) |
5.城を覆う呪われし名前、レベッカ。私にとってはサスペンスと言うよりも、ジョーン・フォンテーンのヘタレ具合(金持ちの後妻って大変なんだ)とサー・オリビエのはっきりしなさ加減に終始イライラしっぱなしの映画でしたっけ。あんなメイド、さっさとクビにするけどなぁ普通…。ということで、5点献上。 【sayzin】さん 5点(2002-03-19 19:10:23) |
4.けっこう面白かった。ジョーン・フォンテーンめちゃ美人!いつも何かに怯えてる役柄がハマってました。 【佐藤】さん 9点(2001-09-19 20:03:08) |