【アフロ】さん [地上波(邦画)] 6点(2012-05-21 18:15:42) |
171.邦画も捨てたものではないなと思わせてくれた良作。素直に感動できました。 【たるだ】さん [DVD(邦画)] 10点(2012-02-05 00:57:38) |
170.《ネタバレ》 導入というか、前半がなかなか面白かったのですが、 後半は、かなり型に嵌るというか、ありきたりな展開の話というか、 いわゆる「良い話」で終わってしまった。 それが、悪いわけじゃないんだけど、 納棺士になるまでが、わりとコミカルに描いていたので、 単に「良い話」で終わらせるのは、ちょっと勿体無い気がしました。 後半の展開は王道過ぎて、たぶん観る前に「こういう話なんだろうなぁ」と予想した通りの話で、ここまでくると捻りがなさ過ぎて寂しい。 【バニーボーイ】さん [地上波(邦画)] 6点(2012-01-19 23:31:45) |
169.《ネタバレ》 1800円を払ってみる気が起きずレンタルが出るのを待ったが、それでもレンタル料を払う気がなくなりテレビ放送を待ったが1回目の放送は見逃してしまった。 で、やっと最近テレビで見ることができた。 モックンの演技が何だかうざいですね。 よくあることだけどテレビだと気にならないが映画だと気になる、セットが変にオシャレだ、事務所や家での家具など実情に即さないと説得力が無くなってしまう。 事件現場での死を体現、帰宅後鶏の惨殺死骸(これは誰でも食欲なくすと思うけど)、で奥さんとのエッチ、安っぽい。 「奥さんの汚らわしい」と言うセリフも引っかかる。確かに自分の伴侶がそんな仕事だと嫌な気にはなるがそんなことは言わないと思う。「触らないで」でよいのでは。 最後の父親の石の話も分かり易いがありえない・・・・・。 良い作品だがテレビドラマなら9点ですが映画として観ると4点として、ここへおくりたいと思います。 【こねこねこ】さん [地上波(邦画)] 4点(2012-01-19 13:23:33) |
168.《ネタバレ》 以前から気にはなってたものの、中々機会がなく、漸く地上波にて観賞。もっと暗い内容かと思っていましたが、思いの外明るい雰囲気で楽しめました。モックンの表情は基本的に困った顔で、余り喜怒哀楽がないのですが、これは終盤の「子供を捨てた親って皆そうなんですか!!そんなの無責任すぎる!!」って一気に爆発するための布石だと勝手に解釈。脇を固めるキャストの方々もイイ味出してました。内容が良かっただけに地上波のCMの多さに閉口。DVD等で改めて観賞したいと思いました。 【キノコ頭】さん [地上波(邦画)] 8点(2012-01-16 10:52:54) |
167.2012.01/05鑑賞。話題の作品も題材から気後れし関心少し。納棺師のイメージから憂鬱で陰惨とは言えずとも暗いに違いないと決め付け。でも海外でも評判、また納棺師という職業とはと思い鑑賞。結果予想外のユーモアと感動。役者は全て期待以上。広末涼子の可愛らしさに+1点。 でも民放MBS毎日でのCMには参った、CM内容も映画をブッちぎり、参った!参った!参った!! 【ご自由さん】さん [地上波(邦画)] 8点(2012-01-05 12:15:38) |
166.いい映画でした。 離れていても大切な人を想う気持ちが生きる力になるんだな~(しみじみ) 【じゃん++】さん [DVD(邦画)] 8点(2011-12-03 07:02:59) |
165.納棺シーンでの一つ一つの動作、チェロ演奏シーンでの動き、こういったものから目を離せなくなったとしたら、それはそこに映画的なるものを観ているからに違いない。まさしくそれが映画なのだ。よく観ると映画技法のお手本っていうくらい様々なテクニックが駆使されていて、かなり完成度の高い作品に仕上がっている。チェロの旋律、生死観など、うまい具合に一貫性が保たれ、脚本が非常に上手い。全てが有機的に絡まりあっている。その分「突き抜けた」感じがないので、そこに不満を持つ人も多いだろう。少なくとも邦画の持っている枠組みを突き破るような映画ではないことは確かで、枠内でうまくうまく撮りきった良質の邦画という位置づけが正確だと思う。個人的に広末涼子はかなり美しくてよかったように思うのだが、あまり評判はよくない様子……。まぁそれは私の見る眼がないだけだろうが、山崎努の名演には誰もが同意するだろう。 【Balrog】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-10-30 22:17:52) |
164.《ネタバレ》 「死」を題材にしながらも、あくまで陽性の映画である、というのが本作の最大の強みだろう。笑って泣けるエンターテインメント、ということで、米国人の受けが良いのも分かる。ただ、クライマックスの展開は余りにもご都合主義すぎる。たまたま職にあぶれた主人公が故郷に戻り納棺師になったら、何十年も行方不明だった父親が死んで戻ってきた。しかも、子供の頃に渡した「石ぶみ」を固く握り締めながら…って、そんなことあるわけないだろ!おそらくは最後の泣きどころで思い切り突っ込んでしまった(笑) 【フライボーイ】さん [映画館(邦画)] 7点(2011-09-02 17:21:55) |
163.《ネタバレ》 いい映画だったと思います。ただ、途中に、納棺師は世間から「ロクでもない仕事」とイメージされているというシーンがありましたが、この表現は無理があるのでは?今年、身内を亡くして、その時初めて納棺師を知りましたが、決して世間から差別されるような仕事ではないと思います。山崎努の存在感は素晴らしいですね。それに比べて、本木雅弘はどうしてあんなに印象が薄いんでしょうか。この映画に限らず、主役としての存在感がまるでありません。感情表現する演技の引き出しが少ないのかと思います。 【ramo】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2011-08-25 12:33:16) |
|
162.死を取り扱った内容ということで、厳かな雰囲気を見せつつ、 重たくならないようにコミカルなシーンも適度に挿入されていて、 中盤まではバランスのいい内容に仕上がっていた。 納棺師という仕事に対する主人公の心情の変化が丁寧に描かれており、 音楽や演出もなかなかいい。 モッくんはいい役者さんになったなぁ。広末は相変わらず軽いけど。 後半、肝心な部分で説明的なセリフが多かったことと、 ラストのエピソードがくどくて、ベタぎみになったのは残念。 ここがカットしてあれば、もう少し高い評価つけたのに・・・。 【MAHITO】さん [DVD(邦画)] 6点(2011-07-16 05:35:32) |
161.《ネタバレ》 いい映画だが、映画館で観ているときから違和感のあった箇所を二つ挙げる。一つ目、「死」に触れて帰宅したモックンが広末に抱きつく場面がポルノ映画的になっている、つまり「死」に対する「生」の対置が窃視的な「性」に流れすぎ(省略技法が大切だ!)。二つ目、ラストのクライマックスにはモックンの一筋の涙だけで崇高なのに、広末がらみでなんだかんだ喋らせてぶち壊している。だから省略という方法がこの作品にもっとも欠けているものであって、それは作品の気品にかかわるのである。 【ひと3】さん [映画館(邦画)] 6点(2011-03-21 09:57:49) |
160.《ネタバレ》 題材としてよかったと思いますし、料理の仕方もよかったと思います。嫌味なく、笑えて泣ける作品だとは思いますが、そのサジ加減が上手すぎるあたりが、ちょっと気になりました。父親の件は不要といいますか、もうちょっと違った展開でもよかったかなと思います。 【ろにまさ】さん [映画館(邦画)] 7点(2011-02-25 23:27:44) |
159.外国語映画賞で少々持ち上げられ過ぎでしたがそれなりに良質な日本映画です。 【akila】さん [映画館(邦画)] 7点(2011-02-21 21:22:48) |
158.今になってやっと観ました。 納棺師という職業を通じて人間の死を描くという、題材自体は凄く良いと思う。 が、前評判が高すぎたこともあり、少し肩透かしを食らった感じというのが正直なところ。 いかにも日本ならではの情景や儀式が描かれているので、アカデミー外国語映画賞を受賞したのはなんとなく理由が分かる気はするが。 俳優陣の演技はとても良いのだが(個人的に広末だけは微妙)、台詞、展開が何だか全体的に安っぽくて、とにかく感情移入できなかった。 そして何より長くて退屈。無駄なシーンをカットして、もっとタイトに仕上げられなかったものか。長尺だとしても、それに見合った深みのあるシーンで展開していくのであればともかく、明らかに映画のテンションを落とすシーンが多かったように思う。 特に終盤は丸ごといらないのでは?と思ってしまうほど。 期待しすぎた自分が悪かったのかもしれないが、設定が良いだけに、本作の深みに欠けるマイナスの部分が際立って見えてしまった。残念。 【おーる】さん [DVD(邦画)] 5点(2011-02-11 15:42:59) |
157.静かな作品ではあるが、心動かされるものがあった。邦画で世界に出せる良作。 【たこちゅう】さん [地上波(邦画)] 7点(2010-12-25 11:34:05) |
156.《ネタバレ》 ひと言で言って多くの映画賞を受賞したということに充分納得できるものでした。 「納棺師」という人々に馴染みのないテーマを、誠実に、地味に埋もれることなく、かつ観客に媚びることなく、エンタテイメントとしてのツボはしっかり押さえた脚本、抑制された演出が光ります。 キャスティングも本木雅弘、広末涼子は言わずと知れたスターですが、脇を固める山崎努、余貴美子など実力派が大変良い味を出しています。 特に銭湯のおかみ吉行和子、常連客の笹野高史が本当に素晴らしい。 本作は脇役の存在感が非常に活かされた作品だったと思います。 それから、音楽は宮崎駿作品でお馴染みの久石譲。僕は彼の音楽は宮崎作品以外ではあまりに叙情的というか大袈裟に感じて好きになれなかったのですが、本作ではチェロの旋律がピッタリとはまっています。 大部分の人は、普段死、自分の人生の終わりを意識してなど生活しないでしょう。 しかし生きとし生けるもの、必ず平等に訪れるのが死というもの。 人生の終わりは人それぞれ。多くの人に看取られる最期が有れば、腐乱するまで誰にも見つからない寂しい最期もある。 遠くない将来に訪れる両親との別れ、そしていつかくる自分のこの世との別れ。色々と考えさせられる作品でした。 【ロイ・ニアリー】さん [映画館(邦画)] 9点(2010-12-09 13:02:24) |
155.本木・山崎両氏の演技は秀逸。人が次々と死んでいく様子を、涙を流しつつもこれほどあたたかい気持ちで見つめられた映画は今まで無かった。ただ、広末演じる妻の言動がちょっと浅いような気がして、それが役者の所為なのか脚本なのか両方なのか分からないが、いずれにせよ残念なキャスティングだった。納棺師という職業に対し何ら偏見を持っていなかったので、「汚らわしい」とまで言われ蔑まれる理不尽さが今ひとつピンとこなかったが、この映画が注目される以前の世の中的にはそういうものだったのだろうか? 【lady wolf】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2010-10-20 11:16:40) |
154.邦画の中でも最近まれに見る秀逸な作品。ところどころドラマ的な部分もあるが脚本も演出も程良く全体的に美しさを感じた。見終わったあとも余韻の残るいい映画。 【Jane.Y】さん [DVD(邦画)] 9点(2010-10-16 07:13:25) |
153.《ネタバレ》 全編を通じて、人間のいのちに対する真摯な思いが感じ取れる佳作。抑制されたユーモアを交えながら、死を旅立ちと捉える前向きな死生観にも好感が持てる。主演の二人はもちろんだが、周囲を固める脇役陣の演技も光る。一癖ありげな山崎努と余貴美子が特に良い。やり過ぎる少し手前で止まっているバランスが見ていて心地よい。ともすれば、日本の映画は低俗な漫画のようなキャラクター描写になりがちだが、この映画の登場人物はどれもちょうどいいバランスを保っている。 広末涼子の演技や「けがらわしい」という台詞回しには一部で批判もあるようだが、それほど悪くは感じられなかった。ただし、笑顔がどれも画一的で、やはりアイドル出身だけに笑顔慣れしているなあという印象は受けたが。 この映画がアカデミー賞外国語映画賞を受賞したことは喜ばしい。「Shall we ダンス?」とも通じる日本的なユーモアが国境を越えて受け入れられたということだろう。個人的にはドタバタの才能は日本人には薄いと思う。日本のコメディは、この映画のように、シチュエーションが生み出すそこはかとないおかしみを大切にしていって欲しいものだ。 【枕流】さん [DVD(邦画)] 8点(2010-08-25 00:10:13) |