52.うまい映画。 情緒があってくすっと笑える。 日本人特有のひねくれた人間関係が微笑ましい。 結婚したくなる映画。 【おでんの卵】さん [DVD(邦画)] 7点(2014-11-16 19:11:19) |
51.全体的にコメディタッチでユルい作風でまとめられていますがそんなユルさの中にも、 南極勤務への複雑な思い、家族と離れて暮らす淋しさ、ストレス、厳しさが巧く織り交ぜられています。 もっと厳しい事は一杯あると思うけど、作品が重くなりすぎないちょうどいいところで描かれています。 日本でも一緒に働いていた気心の知れた仲間ではなく、 それぞれの専門分野で企業や研究所から派遣されてきた、男だけで寝食を共にする寄り合い所帯の難しさなんかも。 ムシャクシャしても飲みに行く所も娯楽施設も何も無い南極。日々の食事が最も大きな楽しみの1つであり、 今日の夕飯の食材が伊勢エビだと分かると作業しながら「エビフライ!エビフライ!」とみんなで合唱するくだりや、 終盤のラーメンからはそれがすごく良く分かります。 時には季節ごとの行事や誰かの誕生日をみんなで祝い、御馳走を食べる。 食事って空腹を満たしたり栄養をとったりするだけじゃないんだな。 そんな当たり前の食の大切さ、ありがたさに改めて感謝したくなる。 長かった南極勤務が終わり、空港での家族との再会と「清水さん」の登場が良かったですね。 ラストの堺雅人の「旨っ!」も。 【とらや】さん [DVD(字幕)] 7点(2014-10-05 16:36:18) |
50.《ネタバレ》 冒頭の「お前が強くなるしかないんだよ!→麻雀」のくだりで掴みは完璧。それからも南極観測所という極寒の地ならではのギャグが大変面白かった。あと職場の描き方が素晴らしい。普通に考えたら男だけの職場で、家族にも恋人にも会えずに1年以上を過ごすのは本当に過酷と思います。しかもやっぱり職場だから色んな人間がいる訳で、ズル休みする奴もいれば、折角忙しい中で手伝ってるのに悪態つく人もいる。でもそんな生活の中で「なにか面白いことを詰まらない生活から探そう!」という姿勢を忘れない主人公たちが本当に魅力的でした。節分したり、かき氷したり、野球したりね。多分こういう姿勢がないと職場ってのは本当に詰まらない場所になってしまいますから。 家族との話もベタながら、主人公の嫁さんが実は主人公が南極に行ってから元気がないのが娘によって語られるのには、ちょっとホッコリ。ラストで人ごみの中で抱き合う一家の姿は印象的でした。生瀬勝久演じるちょっと気難しい技師のおじさんが関係が拗れていた筈の奥さんと最後に抱き合うシーンも良かったです。 あと何より日々の食事が本当に美味しそう!映画の後半では、劇場内で何度か「グ~~」という腹の虫がどこからか聴こえてきた。 【民朗】さん [映画館(邦画)] 7点(2014-07-01 08:04:02) |
49.《ネタバレ》 主人公への家族からの仕打ちにどうも違和感を感じて・・ 主題である南極でのエピソードは確かにほのぼのして良かったのですが 小学生3年生くらい?の娘が父親のお尻を思いっきり蹴るシーン しかも前半後半で2度 こりゃ駄目だと思い、付いていけず 秘密の交信が無かったら2点でした あれがあって救われました ※醤油ラーメン食べたくなりました こちらはトンコツばかりで・・・ |
48.大事な任務なのだろうが、なんとも退屈な気持ちを紛らわせ一生懸命仕事をして暮らしている中での喜怒哀楽が面白おかしく描いてある。それもとてもとても豪華で美味しそうな毎日の料理に載せて。この映画は映画館で見るよりも、とてもゆったりしたお休みの日におウチでぼんやり見て頂きたい。 『かもめ食堂』とかゆるい映画がお好きな方にオススメです。 【movie海馬】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2014-05-05 20:42:02) |
47.全編ユーモアに溢れ、それぞれキャラ立ちしていて飽きないし、それでいて世界観も良かった。高良健吾が良かった。 【なこちん】さん [DVD(邦画)] 8点(2014-03-14 00:14:53) |
46.《ネタバレ》 “食”という字は『人を良くする』って書くんですよぉ~(金八風)。 体調が優れなかったり、心が落ち込んだり、やる気が起きなかったり等、それらの事を解決するのが“食”であったりする訳です。 ラストシーンの『うまっ』って思える瞬間は本当に幸せな事だと思う。 大袈裟だが、生きる為に欠かせない“食”は人生そのものでは?・・・と。 因みに“飲”という字は『人を良くするのに欠かせない』って書くんですよぉ~(再び金八風)。 飲兵衛には、有り難き御言葉だ(飲むのは酒だけじゃないが・・・)。 劇中の本さん誕生日ソング、本さん、本さん、めがねが似合ってるぅ~♪ 本さん、本さん、喋ってくれないよぉ~♪奥さん~はツボだった・・・ んでも『酒は百薬の長』とは言え、年末年始飲み過ぎには注意しませう!! ごちそうさま・・・ 【ぐうたらパパ】さん [インターネット(字幕)] 8点(2013-12-29 11:58:51) |
45.《ネタバレ》 ラスト近くの堺さんの割烹着姿の朝食の場に、ほっこりとした気分でたどり着きました。日常のご家庭の朝食時、お母さんはお父さんの身体を 心配しながらも腐し、息子のジャージを勝手に着、髪ぼーぼーなのであります。そこにたどり着くまでも、仲間の喧嘩あり、パーティーあり、失恋あり、過食(笑)あり。そんな人達をささえる料理人の反乱 もあり。大きな波はなくとも、飽きる事なく、クスクスと胸元を心地良くくすぐられながら、ふっくらと楽しめました。ラーメンのシーンは秀悦!運悪く夜中に鑑賞した時は、なんとしてもラーメンたべなくては!という葛藤と戦わねばなりません。きたろうさん、恨みます(笑) 【ぽてころ】さん [DVD(邦画)] 8点(2013-10-26 02:02:01) |
44.《ネタバレ》 えびのお頭をテーブルの上に置いた時の音が最高でした。が後はあまりおもしろくはなかったです。 【pokobun】さん [DVD(邦画)] 6点(2013-09-07 20:58:21) |
43.何でもないストーリーなのに最後まで飽きずに観れる。何でだろう? 【東京ロッキー】さん [地上波(邦画)] 7点(2013-05-30 16:51:36) |
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42.《ネタバレ》 ゆるいですね~♪ 食べ物もとてもおいしそうです。 KDDIオペレーターお迎えのくだりは、 少々やり過ぎ感がありますが、ゆる~いこの映画には、 何となくスパイスにもなっていて好きです。 ラストの「うまっ!!」は、 色々な状況から出てきた最高の終わり言葉だったな。 食べてる場所、一緒に食べる人、他人が作った物。 常においしい料理を提供しようとしてた作り手の西村君には、 この何でもないハンバーガーが感動的なうまさだったんだろうな♪ 【しんしん】さん [DVD(邦画)] 9点(2013-05-09 10:54:53) |
41.ほのぼのとした雰囲気がよかった。かもめ食堂とかそういうテイストでした。 【カルーア】さん [地上波(邦画)] 7点(2013-05-06 09:27:19) |
40.特にこれといって事件があるわけではない、南極基地の淡々とした日常を描いた作品です。個々のエピソードはありきたりなのですが、役者陣の好演で淡々具合がかなり絶妙です。その中でも主演の堺雅人は素晴らしい。楽器に例えるならベースギターですね。映画の中で静かに確実にリズムを刻み続けます。生瀬勝久得意の押しの強いオッサンも南極という舞台のお陰で丁度良い具合にデフォルメ感が薄れ文句無しの好演となっておりました。あと西村さん一家が台詞、演技ともクオリティ高すぎです。スピンオフ作品を作ってほしいとさえ思いました。 【Robbie】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2013-05-05 08:56:39) |
39.料理は美味しそうだし、個々のエピソードも微笑ましい。もう少し隊員たちの仕事ぶりや帰国への渇望感があるとよかった。 【noji】さん [地上波(邦画)] 6点(2013-03-10 15:57:52) |
38.どこにでもある日常のゆる~い風景。ただ違うのは外がマイナス70℃な事くらい。南極というネタ満載の特殊な環境をほぼ使うことなく、ただひたすらオッサン達のゆる~い日常を2時間という長尺で描ききった作品。この舞台が日本ならこれほど退屈で面白くもない映画はないだろう。しかし舞台を南極とするだけで、あら不思議なんとも奇妙な空気感が漂ってくるではないか。そしてさらにテーマを「食」にしぼってやることで、テンポが良くなってすごく見やすく分かりやすくなってしまう。この確信犯的な監督の発想。それひとつで面白い映画が出来上がる。そこが映画の魅力であり、次はどんな仕掛けをしてくるのかなと期待してしまうのである。 【遠州】さん [地上波(邦画)] 7点(2013-02-19 15:30:53) |
37.《ネタバレ》 南極観測基地に従事する越冬隊の生活をひたすらゆるく描いた、おっさん達のおっさん達によるホモソーシャル好き腐女子の為の映画。終始ぬるま湯の中で繰り広げられる場面の連続に、「南極舐めんな!」とブチ切れる御仁がおられるのも理解できるが、この一分の隙もないローファイ感はちょっと只事ではない。エンディングのユニコーンの主題歌も含めて完璧と言えよう。終盤に全員でラーメンを食うシーンが最大の山場になっているという恐るべき起伏の無さはある意味見事である。本作はおそらく南極を題材にした作品にありがちな、「過酷な大自然×重厚な人間ドラマ」的イメージに対するカウンターとして作られたのではないだろうか。即ちこれはニュースクール・南極映画なのである。ちなみに南極2号とかは出てきません。念の為。 【オルタナ野郎】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2013-02-07 01:14:40) |
36.《ネタバレ》 この作品の原作は知りませんが、以前に越冬隊第一陣の隊長さん手記を読んだことがあり面白かったのを覚えています(今でいうブログみたいな感じでした)、ラーメンを再現するエピソードでは、創意工夫でなんとかする精神はずっと続いているのだなぁと感心しました。張り紙やなんかもいい味出してましたね。いわゆる極限な場所での話であはりますが、内容的にはゆるゆるで良い雰囲気です、うまそうなもんを食べたくなりますね。 【ないとれいん】さん [地上波(邦画)] 8点(2012-11-08 13:33:09) |
35.ある意味ごく普通の、わかりやすい映画だ。しかし妙に凝って方向性を見失うよりもずっといい。演技や演出は当然のように最低ラインはクリアしていて、ストーリーの起伏、8人と少なくない隊員の描き方(バランスよくキャラ立てして登場させ2時間が終わる頃には誰がどんな人か大体わかってる)等脚本的にも自分の嗜好と一致した。あと、1カ所だが泣き所がある。泣きながら「なんでこんな軽いノリの映画で?」と思ったがいつの間にかマジックにはまってたらしい。場面ごと数ヶ月とか間隔を空けなきゃ1年以上の南極生活を描き切ることは不可能な中で、髪や髭の変化や隊員同士の空気感など細かい演出や配慮がこちらの理解の助けとなり功を奏していたように感じる。どっかのインタビューで見たが堺雅人は切迫してる感じを出そうと私生活で数ヶ月禁煙してたらしい。僕はこの人の人間味が好きなのかも知れない。主に顔が。苦言→あと1~2人減らせばもっとわかりやすくなったのではないか。誰とは言わないが。総じてテンポよく分かりやすく、楽しめる映画だった。 【liptonton】さん [DVD(邦画)] 8点(2012-10-23 01:33:12) |
34.ゆるい感じでしたがおもしかった。とにかく料理がウマそうだった。役者さんたちも上手かった。ラストシーンの一言にはビックリした。この台詞をここで使うのかと。 【すらりん】さん [地上波(邦画)] 7点(2012-06-22 23:48:54) |
33.《ネタバレ》 面白い! 別に何も大きなイベントは発生しないけど キャスティングや構成のうまさが光る一作 個人的には観測基地の中に貼ってあるいろんな注意書き(雪はあるけど水はないetc)がツボw 極限の地での厳しさをあえて描写せず あくまでも「食」を中心としたことが素晴らしい でも、、、ただ食べて飲んでにしか見えないのは ちょっとマズイかも(笑) いやー出てくる食べ物 全部おいしそうだよね 極みは…やっぱラーメンっしょ 「僕の体はラーメンでできているんだ」には大いに共感 うまいもんね~ラーメン やばいラーメンばっかり書いてる(笑) 大変よい映画でゴザイマシタ 【Kaname】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2012-05-23 11:20:36) |