92.「ハートブルー」が大好きな作品なので、その監督がアカデミー賞監督賞を受賞し、実に嬉しいです。作品はエンターテインメント性が排除され、シリアスかつリアルです。重いテーマですね。爆発のシーンには映像美すら感じさせてくれます。 【ジャッカルの目】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-12-16 11:32:44) |
91.いったい何と戦っているのか全くわからん。 そのもどかしさ、怖さは伝わった。 爆弾処理よりもっと前線で戦うほうが性格に合ってるのでは? ここの評価よりはおもしろいと思った。 |
90.《ネタバレ》 いまイラクでどんなことが起こっているのかを丁寧に描いた戦争映画。最前線で追い詰められていくアメリカ兵のぎりぎりの緊張感は見事に伝わってくる。いささかメリハリに欠けるせいか、少し単調な部分も気になるが良質の作品。ただ、アカデミー賞を取るほどの作品かというと、少々疑問。 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 6点(2012-06-14 16:51:06) |
89.《ネタバレ》 我々日本人には遠い遠い国での戦争 この恐ろしく平和な日本では想像しえない世界 脚色はあれどイラク戦争の「一面」を今見たことは間違いありません そこを的確に、そして冷静に描いた監督の手腕は評価できると思います 退屈で無害な日常(家庭)か 死と隣り合わせの恐怖と緊張の戦場か 兵士が兵士としてどう生きるべきなのか 深く問う作品でゴザイマシタ 【Kaname】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2012-06-13 11:36:00) |
88.《ネタバレ》 始まりもなければ終わりもないような泥沼のごとき任務に就く爆弾処理兵、決してカタルシスを与えてくれる映画ではないが、今までにない戦争映画だと思います。表現としての手ぶれ映像は最近の流行りだからもう珍しくもないが、爆弾処理班の三人に徹底的に近接した視点は戦争ものとしては珍しい。彼らの上官はいっさい画面には登場しないしどこから命令が下りてくるのかも判らない。ガイ・ピアースやレイフ・ファインズという主役級のスターが、まるで雑踏の中の通行人の様な軽さで画面に登場したかと思うとあっけなく死んでゆくのには驚かされました。考えてみれば、どんなにハンサムだろうと高潔な人格だろうと戦争ではいとも簡単に死んでしまうものだし、贅沢かもしれないけどこういう俳優の使い方はありかもしれません。 この映画を観ての最大の収穫はジェレミー・レナーを知ったことで、こんな不敵な面構えの俳優がいるとはハリウッドも奥が深い。邦画界に彼と同年代でここまで存在観のある風貌の男優がいるでしょうか。 【S&S】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2012-06-12 21:30:26) |
87. この戦争が過去の戦争と違う性質のものだということがわかります。 【海牛大夫】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-06-10 21:47:43) |
86.臨場感と緊迫感はかなりあった。 ストーリー的にはドキュメンタリータッチを意識してか、盛り上がりに欠けた。 【たんたかたん】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-05-16 22:22:57) |
85.《ネタバレ》 冒頭の爆弾処理のシーン…わずかな刺激で爆発しかねないという緊迫感がすごすぎて息苦しくなり、さっそく映画館を出たくなりました…。「戦争は麻薬である」という言葉が映画に出てきますが、爆弾処理という死と隣り合わせの極限状態を、むしろ楽しんでいるかのように見えるジェームスを見ていると、その表現も分かる気がします。ラストシーンの虚無感といったら… 【nyaramero】さん [映画館(字幕)] 8点(2012-05-02 12:07:24) |
84.面白いかは別として、緊張感は伝わります。デヴィッド・モースを見れたのが良かったけどチョイ役なのが残念。 【ベルガー】さん [DVD(字幕)] 6点(2012-03-18 00:03:58) |
83.《ネタバレ》 ○オープニングの緊張感はなかなか。○徐々にストーリーの焦点がブレてくるとともに、少し退屈になった。 【TOSHI】さん [映画館(字幕)] 5点(2012-03-17 16:23:13) |
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82.《ネタバレ》 かっこえええええ。こんなかっこいい主人公は初めて。無鉄砲で何も考えてない命知らずのバカだけど、根っこのところで人の命を奪う爆弾はテロは許さないという使命感がある。平穏な生活もつかの間、また死と隣り合わせの戦場に向かっていく主人公の後ろ姿、任務明けまで365日の文字。かっこ良すぎます。しびれます。 全編通してリアリティーがあってよい。まわりの現地人がみんなテロリストに見えて恐怖する。手を上げろ、下がれ、と言っても、言葉も通じないもどかしさ。そういう緊張感みたいなのがビンビン伝わってくる。 【椎名みかん】さん [DVD(吹替)] 8点(2012-03-12 01:32:51) |
81.《ネタバレ》 職業としての軍務。日本人には想像しにくいが、欧米圏のすべての国に常識として実在し我々の勘違いのように邪悪な存在ではない。同一の素材を元にした映画は多数有るが、視点を限定した本作はアメリカ人の気持ちが中心になっているためか、反米感情の強い人には受け容れがたいものがあるのではないだろうか。 いつも思うのは、なんだか理解不能な動機で受験勉強のような動機の不明さと勤勉さで欧米人や国連兵を殺害するテロリスト人口が多すぎることに、おかしさを感じない人が多くないだろうか。アメリカ人がテロリストに殺される事を天罰のように考え、普段はそれを口に出さず、家に帰るとネットではアメリカ人やEU人が爆殺されてはしゃいでいる。その夥しい憎悪がどこから来るのかは皆目見当が付かないが、背中が冷たくなる。 彼らの言い分は「アメリカが中東を壊した」「テロリストが可哀想」「テロリストの言い分を聞け」と言うようなものだが、ロボットアニメのようなイカサマな考えが通る訳が無い。そう言う層に媚びない作りに好感が持てる。リアリティとドラマ性が非常に高く素直に面白かったと言える良い映画だった。 本作の主要人物は、3人の性格が実に巧妙にデフォルメされており、それが現実世界と照らし合わせるとちょっとした怖さが見終わっても残る。班の中で異才を放つジェームズは、職業軍人として適格な人材で有り実は民間や他の公務員になる必要など無いのだが、観客の多くが除隊して就職しなければいけないという民間人的な勘違いをするように描かれていて巧妙だ。彼は正式な職業軍人で有り、特に疑問を持っていない至って普通の兵士だ。少年の死や同僚の死に深く傷つくが、彼は自分に合った業務として軍務を選んでいる。 一方サンボーンは自分自身の人生に絶望感を抱いていて、エルドリッジは特に何も現状に感じていない。日本では観客の殆どがサンボーンやエルドリッジで有り、共感はこちらに集まるだろう。しかし、一歩外に出ればそうではない多様な反応だってある。 一つの映画でも、どこで上映するかによって多様性が失われてしまうという現象も面白い作品だと思う。 【黒猫クック】さん [DVD(字幕なし「原語」)] 8点(2012-02-18 21:08:22) |
80.爆弾処理のシーンは緊張感あるんだけどいかんせんエンタメ性がない。ドキュメンタリータッチだからストーリーどうのこうというより臨場感だすためにつくってるから退屈なつくりになってしまってる。 【とま】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2012-01-21 14:39:59) |
79.中身のない緊張感だけが継続するのに飽き飽きしたんだが、結局は平和な家庭よりも過酷な仕事場で自己実現?する事に生き甲斐を感じる男の話なのかなと。それを極端に描いた感じ?。というのが最後の最後にわかって、まあちょっといくらなんでも冗長なんじゃないかと。 |
78.《ネタバレ》 アバターを差し置いてアカデミー賞ねぇ。 戦争映画を女性監督が作ると、妙にこう、細かく繊細な描写があるもんすね。薬きょうが、スローーモーションで落ちたり。竜巻がビューんとなってシーンが変わったり、はっきり私は不用な映像かと。戦争映画はドバドバー!と派手でグロで、大味な映像がよろし。賛否あるでしょうがねぇ。爆弾処理チームという地味さがまたねぇ。 とは言え、渦中の時代のバグダットはどうだったんだろうねぇ。と事実かどうか分からないが垣間見る事が出来たような・・・。 【トメ吉】さん [DVD(字幕)] 5点(2011-12-27 15:42:10) |
77.パンチドランカーならぬ戦争ドランカーを描いた作品で、戦場っちゅう過酷な状況に長期間さらされた結果、人間に芽生える両極端な感情を非常に冷静に描き出しとったし、ドキュメンタリータッチの臨場感あふれる戦場描写も秀逸で、とくに視線の扱い方がめっちゃうまかった。しかしこういう撮り方はデ・パルマが『リダクテッド 真実の価値』ですでにやってもうてるので、ちょい二番煎じ的な印象はぬぐえんかなぁ……。 【幻の『モンスター』】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2011-12-18 16:42:04) |
76.この映画はメッセージ性や反戦映画を狙ってはいないでしょう。現場の緊張感が伝わってきますし良作かと。 【akila】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-09-05 00:35:56) |
75.この人は爆弾で吹っ飛びそうだなぁって思ってたらきっちり吹っ飛んだり、ちょっと見え見えなところが残念だったけど、リアルな爆破の演出は見応えがあったと思います。 主要人物は誰も吹っ飛ばないので、悲壮感はあんまりありませんでした。 淡々と任務をこなしていく感じが良かった。 後半はちょっと感情的になってしまって、取って付けたようなストーリーが展開されますけど、この作品にはそういう小細工は必要なかったような気もする。 最後までドキュメンタリーっぽさを貫いて欲しかったですね。 【もとや】さん [DVD(吹替)] 6点(2011-09-01 14:36:46) |
74.バグダッドの最も危険な地域で、アメリカ陸軍爆発物処理班と行動を共にした取材体験が脚本の基になっているというだけあって、描き方はドキュメンタリーに近い。 冒頭の「戦争は麻薬と同じだ」という言葉の真相に、戦場での日常「爆弾処理」を、まるでその場に居合わせるかのような臨場感で見せることによって肉迫していく。 死の恐怖を克服した万能感と、目の前の一人さえ救えない無力感、そして爆弾処理という業務のひりつくような緊張感。 そんな日々が日常になった時、彼ら兵士はその緊迫感の中でしか生きている実感を得る事ができなくなるという不幸に、慄然とする。 アメリカは雇用市場悪化で、サラリーマンから米軍入隊、及び軍務延長を希望する軍人が増えているという。 発端がどうであれ、戦地で命を張っているのは私たちと同じ普通の人々。 そんな米兵の真実の姿を、賛美も非難もせずに描き切った秀作。 それにしても、観終わってこんなに疲れ果て、喉が渇く映画も珍しい。 【poppo】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2011-08-24 12:58:08) |
73.《ネタバレ》 ジェレミー・レナーの好演とドキュメンタリー調の映像が、緊迫したイラクでの爆弾処理部隊の日常を描いているが、映画としては評価し辛い。 【osamurai】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2011-08-21 17:33:14) |