96.《ネタバレ》 いかにもアカデミー賞が好きそうな地味な映画。 面白いかどうかで言えば、かなり面白くない。 だって、王子が吃音を克服して国王になってスピーチを成功させるって先が読めるお話でしょ。 それを2時間引っ張るので長い。最後のほうまで吃音が治らないし。 癇癪持ちなのをうまく利用して、怒りの感情でスピーチしたら成功みたいなストーリーのほうが良かったんじゃない。 だいたい史実っぽく作っているけど、実際のところはどうだったのさ? ただ、役者の演技はさすがに唸らせるものがあった。 ジェフリーラッシュの言語聴覚士役は違和感がなく、抑えた演技ながらも上手い。 【mhiro】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2022-11-06 20:51:45) |
95.実話だったとは知らず、良い話でした。ただちょっと地味かな。 【alian】さん [インターネット(字幕)] 6点(2022-07-13 08:12:06) |
94.《ネタバレ》 -The King's Speech- 邦題まま。 立場的に逃げられず、苦手とすることをやらなければいけないのって、とっても大変。 私も人前で話すのが苦手で、仕事上大勢の前で話す時とかとっても緊張します。英国王に比べてスケールが小さいですが、乾杯の挨拶とか、出来れば、この世から無くなってほしいものです。って思ってたらコロナで宴会無くなってラッキー。 デイヴィッド王子が居るから、表舞台に立たなくて良くてラッキーと思っていたところ…な本作。 幼少期に脚や利き手を矯正されて、食事も抜かれて胃腸も弱ったアルバート王子。無理な矯正が別なカタチで歪みを生んだのかと思うと、同じ左利きとして同情してしまう。 対象的に自由を謳歌するデイヴィッド王子。立場的に彼のほうがストレスが多そうだけど、そんなの気にも掛けず、世間から白い目で見られようと、愛する人を選ぶデイヴィッド王子の生涯の方が、映画的に面白そうにも思えた。 治療の光景は独特で、歌に乗せたり汚い言葉を使ったり、ローグの原因の引き出し方、戸惑いつつも治療を投げないバーティの関係、バランスが見事。ローグが食卓で「…やりすぎちゃった」と落ち込む姿は、治す側も手探りなんだと感じさせてくれた。 最後の演説、ヒトラーの演説を観てからではスケールダウンは否めないラジオの放送だけど、却ってそこがいい。 新進気鋭の独裁者の煽り演説に流されない、威厳ある王室の姿勢をしっかり観せているように思えた。 しかし、トム・フーパー監督。私はちょい苦手なのかも。 【K&K】さん [インターネット(字幕)] 5点(2022-06-26 20:18:46) |
93.《ネタバレ》 特に盛り上がりもなく 王の成長も特に見て取れず 地味だったな・・・という感想 多分一番の盛り上がりなんだろう椅子のシーンでも、特に王族というものに思い入れのない人間からすれば 本当にただの椅子なもので、・・・ いろいろと思い入れが違う人が見たら違うものなのだろう。 でも全体的には退屈もせず面白く見れたのは、医者の 自然ないい表情のおかげかな。 【スズメッキの魔女】さん [CS・衛星(吹替)] 6点(2021-04-26 00:24:23) |
92.《ネタバレ》 苦手な事に対して、壁に打ち当たりながら、周りに支えられながら、一所懸命練習して克服する姿は、素敵です。 【ブリーバンデカンプ】さん [インターネット(字幕)] 7点(2020-05-20 20:00:25) |
91.《ネタバレ》 他レビューで言われてる通り、 物語の主人公であるバーティーが上から目線の癇癪持ちで素直に応援出来ない気持ちになってしまう 吃音持ちで立場的にもそういう性格になってしまうのはしょうがないのかもしれないけども、 感情移入をしやすいように少しくらい脚色しても良かったかもと思ってしまう。 素敵な奥さんと先生のおかげで物語が進んでいく たかが、スピーチをするためだけに2時間 意外と飽きずに見ることが出来たので良かった 点数は私が実話物に甘いこともありこの点数 【メメント66】さん [インターネット(字幕)] 6点(2020-05-10 23:25:15) |
90.面白そうな雰囲気をぷんぷん漂わせているんだけど、最後まで盛り上がらずに終わってしまった。 【miso】さん [地上波(字幕)] 4点(2019-10-20 00:26:45) |
89.面白かった。 吃音障害を持つ英国王の苦悩。 スピーチだけでここまでドラマ展開できるもんなんだね。然れどスピーチ。 この戦乱時代の国民にとって、こんなに重要なものはない。自信を持つって大事だよね。 |
88.吃音を克服した英国王のお話・・・と言えばそれまで。過程を丁寧に堅実に見せる。王室が日本よりも開かれ、企業に例えるあたりが目から鱗。兄が王冠を投げ出し、国家の命運を望まずにして任されてしまったジョージ6世の苦悩の重さが伝わる。良く出来ていて面白いと思うが、悪く言えば、ご年配向けであまりにも優等生すぎる。万人向けには違いないが、決定打になるような切れ味とインパクトが欲しい。 |
87.最後のスピーチの後に流れる曲、ベートーヴェンの「皇帝」の第2楽章でした。敵国音楽じゃないかと思いつつ、ピッタリはまっていた気がします。全編にわたる地味なストーリー展開すらも象徴している感じ。というわけで、映画としてはどうってことありませんが、「皇帝」をいい雰囲気で聴くためのPVだと思えば、それなりに楽しめます。 【眉山】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2018-04-24 02:57:22) |
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86.バーティとローグの言葉のやり取りが、なかなか面白くて惹き込まれる。ただ終わってみると「なんだこれだけか」みたいなあっけなさが残る。 【もんでんどん】さん [CS・衛星(吹替)] 5点(2017-10-24 18:40:58) |
85.ストーリーは淡々と進むが、治療法が具体的に示されたことと 演技力のよさで惹きつけられる。 【Donatello】さん [DVD(字幕)] 7点(2017-07-23 10:25:36) |
84.《ネタバレ》 事実に基づいている点と、最初は色々文句に近いことも言っていましたが自分のため家族のため国民のためになりふり構わず頑張って吃音を克服しようと努める国王の姿に、吃音や何らかの障害に悩まされている人はポジティヴになるんじゃないかなあというような余韻があります。私の身近に吃音の方はいないので吃音についての知識があまり無かったのですが、そういう人にこそ見てほしい作品です。理解が進むかもしれません。 そして何よりも、人が何かをする上で「自信」が大事なのがよく分かります。それを生むのは周りの環境が深く関わっていることを強く感じます。ラストのバーティの表情は、この後はより良くなっていくような明らかな変化が見てとれ印象的でした。 【さわき】さん [地上波(字幕)] 7点(2016-12-28 18:58:01) |
83. 英国王ジョージ6世の吃音矯正に悪戦苦闘する姿、その過程で育まれる彼と言語聴覚士との友情を描く。 吃音に悩むジョージがライオネルの指導の下、歌や下品な言葉使いを用いて矯正に悪戦苦闘。この辺の演出はさじ加減の難しいところだが、王室といえど人間味を感じさせるユーモラスな描写で、戸惑ったり怒ったりしながらライオネルに信頼を寄せる展開がいいね。 長兄のエドワード8世が即位後まもなく「世紀の恋」で退位したため、ジョージは国王に即位する。エドワードとシンプソン夫人との交際を冷淡に描いているが、親ナチスということを考えればやむを得ないところ。まあ美人でなくても社交界ではモテる人もいるということか…。 国王となったジョージのスピーチは、戦争に突入する時期でもあり国民を奮い立たせる一役を担ったことだろう。ラストの演説シーンは見ごたえがあった。「感動」とまではいかないが。 わがスピーチのお手本は佐々木良作(ユーモアのセンス)、雷門ケン坊(寿限無の早口)、そして黒沢良(TVドラマ「アンタッチャブル」のナレーション)だ。とりわけ黒沢良さん風のエキサイティングな語りは説得力大。発音の悪いどこかの首相はスピーチの内容より、まず発声の仕方を訓練したほうが良いとエモいます。 【風小僧】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2016-02-28 13:33:04) |
82.《ネタバレ》 出演者がそれぞれ役によく合っていた。ヘレナ・ボナム=カーターを見たのは「眺めのいい部屋」以来だったが、あのかわいい女の子が貫祿ある女優になったものだと思った。実話に基づくストーリーもよかった。日本の皇室をあそこまで暴露する映画は考えられないと思った。登場人物たちのその後が知りたくなる映画だ。思わずWikipediaで調べた。エドワード8世(デイヴィッド)は、退位したからといって別にプータローになるわけでもなく、結構優雅に暮らしていたようだ。生真面目な弟のジョージ6世より長生きしたので、幸せな人生だったのかなと思う。ウォリスとはすぐに別れるのではと思ったが、死ぬまで愛し合っていたようだ。ジョージ6世は意に反して戦争中の国のリーダーを押しつけられ、兄より早く死んでしまい、幸せだったのだろうか。 【チョコレクター】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2015-10-29 13:28:12) |
81.《ネタバレ》 実話を基にした話。 演説が仕事とも言える英国王子が吃音症だった。 何人もの医者が王子を診るが一向に直らない。 そんな中、平民の言語療法士の治療を受けることになるが 王子相手にまるで平民相手に治療するように対応する療法士。 ブチ切れる王子だったが効果がいきなり出て困惑。 結局治療を続けることになり二人は少しずつ打ち解け始める。 そんな中第二次世界大戦が始まり一世一代のスピーチが決まる。 ジェフリーラッシュがいい味出してる。 普通に面白かった。 【Dry-man】さん [DVD(吹替)] 6点(2015-06-26 22:34:02) |
80.イギリスの王室や、当時の文化・世相になじみのない自分としては、今イチのめり込むことができませんでした。 また吃音でのスピーチについても、英語ネイティブじゃないとハラハラ感は実感できないんじゃないでしょうか? それにしてもこじんまりとまとまり過ぎていて、アカデミー主要4部門(作品・主演男優・監督・脚本)受賞は???な感じです。 不作の年だったんだろうか? 【プラネット】さん [DVD(字幕)] 5点(2015-03-31 12:32:49) |
79.《ネタバレ》 そもそも吃音って精神的なものなんでしょうか。戦争が始まろうとしている時、民衆に訴えなければならないスピーチをしなければならない公務。それはそれで大変だろうけど、イマイチ私には感情移入ができませんでした。これがアカデミー賞と言われても納得いきません。 【クロエ】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2015-01-25 21:16:18) |
78.ゴチャゴチャしてなくて良かったです。 コリン・ファースの着こなしが素敵でした。 【トトット】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-11-19 08:31:06) |
77.《ネタバレ》 王室に生まれたものの宿命。 人々の注目、視線。 見られる者の切なさが、素晴らしいカメラワークで淡々と描かれていきます。 カメラと人物の距離が実に良い。 ヨーク公が不幸な場面でもカメラは視線を外そうとせず、じっと見続けます。 最初は他人事のように見ている私が、次第に物語にはまって行きます。 あたかも隣ではらはら心配して見ている錯覚におちいります。 そしてカメラは国民も忠実に映し出します。 スピーチに期待し、しかし落胆であったりあきらめであったり、庶民の素直な感想もしっかりと伝えます。 今だったら録音して再生という手が使えますが、そのころは大変だったのだなと。 しかし逃げられないからこそ、成し遂げられ充実したのかもしれない。 王の誠実な人柄と、先生や夫人の素晴らしい助力によって、ここまでやりとげられたこと。 静かにじわじわと、私の心をしっかりとつかみました。 ジョージ6世は素晴らしい王であったと知ることが出来ました。 もういちど見直したい秀作。 【たんぽぽ】さん [CS・衛星(字幕)] 10点(2014-10-13 16:44:21) |