113.《ネタバレ》 安心して自慰にふけっていたのに 薄目を開けてみたらばそこには母がいた って、はぁ、そりゃ寿命縮まっちまうよな 間違いなく恐怖映画になってらーですな 【3737】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2015-09-28 22:56:52) |
112.主演のナタリー・ポートマンはダイエットして役に臨んだとの事で、人生をバレエに捧げた1人の女性を見事に演じてました。身体の線の細さとか、母親の夢を一身に背負って清楚で弱々しい雰囲気とかから、最初は元バレリーナを見付けてきて主人公に起用したのかと思っていましたが、ググってビックリ!リュック・ベッソン監督の映画「レオン」のあの女の子でした。 どんなに美しい世界でも裏側がある事やナンバーワンとなった人の内面や心理状態を垣間見た気がします。良い映画でした。 【osamukida】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2015-08-11 17:40:38) |
111.凄まじい映画でしたね。あまり好きなジャンルの映画ではありませんでしたが、舞台に立つ人間の心理描写、それを表現するナタリーポートマンの演技力は素晴らしかったです! 【ramo】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2015-07-18 21:48:13) |
110.《ネタバレ》 人を魅了する表現をなすには、その表現者の容姿、技術ももちろん大事だと思いますが、それらはあくまでオマケで、一番重要なのは、表現者が放つオーラだと、僕は思うでのす。そしてそのオーラを纏うためには、多くの場合、表現者が極限まで追い詰められ、そしてそこから解き放たれる体験をする必要があるんじゃないかと時々考えます。厳しい演出家は、時々、表現者の精神をわざと追い詰める手法を使うことがあります。もちろん自分でわざとそうする表現者もいます。この映画のニナも、プレッシャーとその黒鳥の役を完成させるために追い詰められ、そして最後は、その精神と彼女の本質の根幹をなす母親から解き放たれ、自分の表現のオーラを手に入れました。この映画を観てると、僕は浅田真央選手のソチオリンピックを思い出します。母親の死、絶対に負けられないプレッシャーで、人前では淡々としていましたが、彼女は相当追い詰められていたと思います。それが克明に出たのが、この映画と同じように最初の転倒などの失敗です。しかし、その後の彼女の演技は、あまりフィギュアスケートに興味ない僕が見ても涙するほど、素晴らしいものでした。まさに彼女は、最初の失敗から最後の演技までの間に、追い詰められた精神からメダルのプレッシャーから解き放たれたのだと思いました。国民にはその苦悩と再生の過程は見せていませが、彼女の中ではかなりの精神の綱渡りが行われたんではないかと。ニナのように自分を鏡で突き刺すような過激な解放ではなかったですけど、個人的には浅田真央選手がニナにかぶって見えました。そんなことを考えてしまう映画でした。 【なにわ君】さん [DVD(字幕)] 7点(2015-06-12 15:30:46) |
109.《ネタバレ》 「赤い靴」やチャップリン、そしてジョン・カサヴェテスの「オープニング・ナイト」すら思い出す映画だ。 処女のように清らかな“白”と、情婦のように官能的で挑発的な“黒”のニナ。 彼女の様子はルイス・ブニュエルの「欲望の曖昧な対象」にも通じるし、破滅に向って踊り狂っていく美しさは「赤い靴」の赤い靴に恋をしてしまうヒロインや「モダン・タイムス」の薬でハイになってトチ狂うチャップリンの滑稽さと恐怖を思い出す。 チャップリンも、「赤い靴」のヒロインも、この映画のニナもみんな心から踊りを愛し、何処か狂気地味た動きで魅せてくれる。その狂気が我々の心も掴んで離さないのだろう。ニナの見る幻想(妄想)は正に狂気の沙汰。ニナが文字通り白鳥になるシーンは彼女自身の願望と恐怖の現われ。 普通あれだけヤりすぎると笑いの種に変わってしまうが、それを感じさせないヒロインのニナを演じるナタリー・ポートマンの凄味! 「レオン」やウェス・アンダーソン作品の可愛らしさい彼女も好きだけど、こういう凄まじい女性をやらせても凄いのね。 俺が最初に「欲望の曖昧な対象」の名前を出したのは、あの作品はボディ・ダブルの演出でまるで一人の人間がもう一つの人格を持つような演出が上手かった。 一方、この作品のポートマンはたった独りで女優としても、ダンサーとしても演じきってしまう。「ボディ・ダブルやったんじゃないの?」と疑惑が持たれるほど彼女は観客の度肝を抜いてしまったようだ。 ストーリーでも自分の夢を果たせなかった母親が娘にかけるプレッシャー、ライバルとの競争、闘争心、嫉妬、憎悪。しかしトマも罪な男だぜ。ニナの唇盗んでおいて、ベスの誤解を生んでその誤解がニナを破滅させ…つうかニナだのトマだのベスだの何で二文字ばっかなんだよ、紛らわしい。 ラストは「新手の夢オチ」と捉える人もいるかも知れない。複雑なラストだが、アレはアレで結果的に“自分に打ち勝った”姿なんじゃないだろうか。もしくわ、あの映画そのものが幻想だったのかも知れない。 この作品が気にいらなかったという人も「レスラー」「レクイエム・フォー・ドリーム」は見て下さい。 【すかあふえいす】さん [DVD(字幕)] 9点(2014-12-10 08:02:48) |
108.《ネタバレ》 ひたすら抑圧されて、最後に黒鳥として全てを解き放つ、その表現がとても綺麗でした。ミラ・クニスがセクシーで魅力的でした。 【DAIMETAL】さん [DVD(吹替)] 7点(2014-10-11 08:23:18) |
107.ナタリー・ポートマンを観て欧米人の老け込む早さを感じました。平凡なストーリーだと思いますが、主人公をはじめ登場人物の心情がビンビン響いてくる味わい深い映画でした。 【ProPace】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-09-26 21:25:37) |
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105.凄まじい。痛すぎる。 精神的な痛みが劇中常に表現されており、見ていて苦しくなる。救いは無い。狂気と痛みの表現という意味では抜群に良い出来の映画。面白いか、といわれると個人的には楽しめなかったし、そういう観点から見る映画でもないだろう。見終わった後のどっと来る疲れは、近年には無かったものがあります。ともかく凄まじい。 【Keytus】さん [DVD(吹替)] 7点(2014-08-25 01:10:22) |
104.公開当時から見たかったが、なかなか見る機会がなく先日やっと見ることができた。 期待しすぎていたせいか、この映画でよく言われる「痛み」の表現がそれほどでもなく、 いわゆる見たあとにあと引くほどの映画ではなかったように感じました。 ただ音楽の力はさすが!盛り上げる盛り上げる。 おかげで最後まで飽きずに見ることができました。 【非映画人】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2014-08-03 23:17:09) |
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103.《ネタバレ》 冷たい映像の質感はなにかどこかヨーロッパ的な香りがする独特の作風。ナタリー・ポートマンもなにか新しい方向性を見出したかのようで、とても良かったです。あんまりダラダラと長くないのもいいよね、でもちょいと物足りない気もしないでもない。そんな印象でゴザイマシタ 【Kaname】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-06-25 10:06:24) |
102.《ネタバレ》 昔フィギュアスケートのA田M央の調子が振るわなかったとき「男性を知ったら表現力が上がるはず」などと余計なことを言うコメンテーターがいたのを思い出しました。個人的には、それで跳べなくなったらどうするんだと思いましたが。笑 どの道でもTOPに立つような人には想像を超えるような争いや葛藤があるんだと思いますが、それに芸術とか歴史とか?が絡み、女だらけの世界だったらそれはそれは恐ろしく。黒い羽根を生やしながら、役に執着する姿は狂気の沙汰だが、なにか共感さえ覚えるものでした。 【なこちん】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2014-04-13 23:00:10) |
101.《ネタバレ》 素晴らしかった!徐々に現実と妄想の区別がつかず苦しむ様は観ているこちらもかなり苦しかった。ラストの黒鳥は感動で鳥肌が立った。なんとなく「マルホランド・ドライブ」を彷彿させます。 【しっぽり】さん [地上波(吹替)] 7点(2014-04-03 20:15:12) |
100.面白い。この作品は主人公がいかに狂っていくのかが焦点になる。 現実なのかそれとも妄想なのか、どこから主人公は狂っているのか、何が主人公をそうさせているのか、これらの描写は本当に見事だ。 ただし「痛み」の表現はかなりリアルだったので、グロテスクなものが嫌いな方は要注意だ。 今まで『ソウ』シリーズや『シャイニング』『ハンニバル・レクター』シリーズ等々の 人によっては目を覆いたくなるような映画を観てきたが、これが一番きつかったかも知れない。 後味は相当悪い映画だが、内容は本当に素晴らしいのでお勧めする。 主人公の描写の一つ一つに注目して欲しい。 【功聖良】さん [ブルーレイ(字幕なし「原語」)] 9点(2014-04-03 18:59:25) |
【pillows】さん [DVD(字幕)] 9点(2014-04-02 17:45:42) |
98.《ネタバレ》 人間ドラマとしてもスポコンドラマとしてもサスペンスとしても質が高いと思います。 また、画的にも美しく、下手なホラーを凌ぐ怖さも兼ね揃えていました。 主人公の表情も含めてラストが良かったです。なんとなく曖昧に終わった感もありますが、そんなところもまた芸術(^^; まさに「わが人生に一片の悔いなし!」というハッピーエンドととらえています。 ちょっとテレビCMで流れた予告は損してるかなと思いました。あれで敬遠して見るのが今になってしまいましたから…まぁ今更どうでもいいことなんですけど(^^; 【午の若丸】さん [DVD(字幕)] 8点(2013-12-26 21:40:58) |
97. 痛いです。怖いです。完全に邪道ですが、少しずつ分けて見ました。それでも怖かった。 【海牛大夫】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2013-12-23 20:53:21) |
96.うーん10点! 最初から最後まで、ずっと好き。 絵が笑うシーンは何度見ても鳥肌が立つ。 まあ、ツッコミどころは皆それぞれあると思うけど、ママからの着メロをマイナーコードの不穏な白鳥の湖にしているところなんかはめちゃめちゃ可笑しい! 自分で自分の首絞めんなよ笑! 【kosuke】さん [映画館(字幕)] 10点(2013-09-23 13:35:41) |
95.《ネタバレ》 この映画のポイントは「鏡」だ。稽古場にはもちろん、トイレの鏡、自宅の玄関、お風呂、病室の窓ガラス、そして劇場の楽屋、要所要所に鏡が置かれている。そしてナタリーが写る。正面から鏡を撮影すれば、物理的に当然撮影しているカメラも鏡に映り込むはずだが、それはうまいこと修正されている。CGが似合わない渋い映画なのだが、臆することなく鏡を正面から撮る。 そんな鏡が、ラスト、凶器に変わる。ナタリーの陰の部分を映し出す。そして陰ナタリーを超越した瞬間、あの楽屋、白いファンデーションを塗りたくる顔、鏡越しに見覚えのあるナタリーポートマンの顔がよみがえる。 演出家の男、あいつがナタリーを揺さぶっていくが、あの演出家なかなか下衆なやつだろう。ただのエロおやじ。そもそもバレエを仕事に選んだのも、きれいなお姉さんと合法的にふれあえそうだからという邪な動機だったに違いない。映画としては最後死ぬべきキャラだ。でもそうさせない、それがダーレンアロノフスキー監督。しかし最後きちんと「我が姫君!」って言わせるところが評価できる。 さらにメンヘラな母。ゆがんだ愛情っぷりが泣けるし恐ろしい。『キャリー』のあのキチガイ母をほうふつとさせる。しかしダーレンアロノフスキー監督はこの母を死なせない。観客席の真ん中で、ナタリーのバレエを観させている!なんという人間愛に満ちたラストシーンだろうか。 演出家の男が死んでくれさえいれば、DVD購入コースだった。 |
94.不気味な黒鳥より,笑顔のフラガールの方が好きに決まってんじゃん. 【マー君】さん [DVD(吹替)] 5点(2013-08-25 00:40:28) |