19.《ネタバレ》 休日はロッククライマーとして人生を謳歌していたアーロン。彼はいつものように簡単に身支度を整え、誰にも行き先を告げず国立公園の峡谷に出かけたが、岩の狭間に滑落して右腕を岩と壁の間に挟まれる。そこで「127 HOURS」とタイトル。ここから本当の物語が始まる。徐々に精神状態も不安定になり、体力の限界を悟り、脱出のための万策も尽きた彼は、最後に体の一部を切断して生きる道を選ぶ。一番驚嘆すべきは、自然という大きな力に抵抗し、絶体絶命の状況下でも最善を尽くして生き残ろうとする彼の精神力だ。水も食料も残り少なく、普通ならあきらめて然るべき状況下で、このモチベーションはどのように維持されたのだろう。彼は「何でも一人でできると思っていた」と何度も口にしていたが、それは「他人に頼らず一人で活路を見出す」ことにもつながったのではないか。彼の生命力に敬意を評して及第点と。 【しぇんみん】さん [DVD(吹替)] 7点(2012-02-26 20:20:07) |
18.《ネタバレ》 実話を基にした映画で、岩に挟まれた腕を切り取るのを知っていたが、腕を切り取るシーンはまともに画面を観られなかった。(映画館で観ようかと思ったが、観んで良かったわ。) 重苦しい雰囲気の内容なのに、軽快な(軽薄な?)BGMに結構救われているところはある。 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(字幕)] 6点(2012-02-26 15:55:18) |
17.《ネタバレ》 有名な実話をもとにしたこの映画、結論を知っているので映画館では見る気にならず、ブルーレイで鑑賞しました。あの瞬間のキーンという音が本当に痛かった。しかし、この映画をてしまうと、同じような状況になった人は悲惨ですね、最初からこの脱出方法を考えてしまうことになる。救助される前に早まってしまう人が出ないければ良いですが。この主人公が冷静さを失わなかった理由は一体何なのか、そこが今一つ共感できなかったので減点。ハンディカムのおかげ?舞台となったキャニオンランズ国立公園は大好きな公園なのでまた行きたくなりました。最後のシーンの先住民族の壁画を見てみたいです。 【けごや】さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2012-01-29 15:16:00) |
16.あのシチュエーションであれだけみせられるのは本当に凄い!あの場面は直視できない>< 【アキラ】さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2012-01-25 15:41:40) |
15.賢いやっちゃなあ。僕やったら、腕を切ろうと思い立っても、血を吹き出させて死んどるわ。 【ケンジ】さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2012-01-24 00:21:03) |
14.《ネタバレ》 冒頭から「いつ落ちるのか」とずっとハラハラドキドキでしたし、ラストまで本当に余計なことを考える暇なくよくまとまっている作品だと思います。高評価のオープニング:人があんなにいるのに、水だってあんなにあふれているのに・・・と皮肉ですが美しい映像が続きます。終盤の某えぐい場面は画面の95%を隠しての視聴になってしまいました!あああ、みなさんのレビューを読むだけでもずっと顔をしかめずにはいられません。痛いのが苦手な方はある程度の覚悟をお持ちください。 【HRM36】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-01-19 10:10:16) |
13.《ネタバレ》 実話を基にした再現映画との事でしたが、「トレインスポッティング」並の軽いタッチ、軽快なBGMと雑多なカット割で構成されるあたり、ダニー・ボイル流を随所に感じる。主人公アーロンが自宅から出る時の水道蛇口の水滴のアップも、これから起こる惨事では「水」は無駄にできない貴重な存在になるというのを暗示させるなど、単なるノンフィクションだけに終わらせない演出も冴えている。そういう点で言えば、タイトルが出るまでのオープニングが出色の出来栄え。3分割した画面に次々と映し出される様々な風景、そして青い空と広陵で真っ赤な大地が美しい大自然のコラボはとてもクール。 さて、肝心の物語ですが、主人公に共感できるか否で全然評価は変わってくると思います。 共感できないとすごく退屈かもしれません。物語は基本、岩に挟まれた127時間の間に起こす、主人公が試行錯誤する脱出方法や生命行動、夢や妄想、思い出で構成されています。 人間というのは「死」の極限状態に陥ると走馬燈のように過去の思い出がでてきたり、或いは、人生でやり残した事やこれからやりたい事を考えてしまうもの。この主人公は夢や希望を諦めなかったということだが、そのターニングポイントとなった部分が分かり辛かったのは難点。しかしながら生への渇望を明るく陽気に表現した主人公には頭が下がる思いだ。 【シネマブルク】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2012-01-18 10:33:15) |
12.《ネタバレ》 あまり人が訪れることがない谷に落ちた際に、岩に片腕を挟まれた青年は、極限状態に陥る。衰弱した体で腕を切断して、脱出した。自分で腕を切断する決断が生命を救うことになった。 極限では様々な後悔や妄想をみるものだと思った。自然界に比べて人間の弱さ・小ささが浮き出ていた。 【cas385】さん [DVD(字幕)] 6点(2012-01-12 16:06:07) |
11.《ネタバレ》 意外と地味だった。 飽きなくは見れた。 【朴モグタン】さん [映画館(字幕)] 5点(2011-10-20 00:59:31) |
|
【winger】さん [映画館(字幕)] 7点(2011-09-28 02:10:05) |
【akila】さん [映画館(字幕)] 7点(2011-09-05 02:05:34) |
8.《ネタバレ》 ハッピーな結末を想像していたが、やっぱりあの方法しかなかったのか。ちょっと薄目になるほど痛々しい映像に正直引く。音楽はダニー・ボイルらしくてGOOD。 【kaaaz】さん [映画館(字幕)] 7点(2011-07-30 15:17:15) |
7.《ネタバレ》 このワンシチュエーションでよくもまあ飽きもせず持っていくことができたなぁと思う。 この監督のすごい所。腕を切るシーンを音と視覚であそこまで伝えちゃうのはすごい。 SAWよりある意味顔を背けたくなるシーンでしたw 【とま】さん [映画館(字幕)] 7点(2011-07-03 10:56:20) |
6.《ネタバレ》 挟まった瞬間からゴールは見えてるけど、そこまでにはやれることは全部やってみる。結局ゴールは同じだけど・・・悲劇をどこかユーモラスに愛らしい主人公を好演してます。良かったです。 【東京ロッキー】さん [映画館(字幕)] 8点(2011-06-30 14:54:42) |
5.《ネタバレ》 予告編から予測される内容から外れる事はなく、更なる広がりや奥行がある訳ではなかったので、ちょっと肩すかし。何が起きてどうなる、っていうのは最初から判っているので、あとは「大自然に対する畏怖」「孤立する事で認識する人との繋がり」「貪欲な生の渇望と自己との闘い」あたりをどう料理するのか?というところに興味があったのですが、主人公がポジティブでストレートな性格なせいか、映画もとてもストレートで判り易く、もう少し過去からその時に至るまでの摩擦や葛藤や闘いによる揺らぎ、歪みがあってもいいのになぁ、と思いながら見ていました。あのコマーシャルフィルム状態な渇き描写なんて、通俗的に過ぎて「これこそが欲望に直結するストレートな映像だ!」と言っているとしても、そんなんでいいのぉ?って思ってしまいます。事象の克明な描写と、回想、願望、幻覚、幻聴の描写、これらが渾然一体となって映画を形成している状態そのものはいいと思うのですが、そのバランス感覚には疑問が生じて。とりあえず、音楽うるさ過ぎ。静かに自分と対峙するような状況が大半を占める映画の中で、彼が実際に聴いているのでも、彼の記憶の中にあるのでも、幻聴でもなくガンガン鳴り出す音楽に関しては全く要らなかったんじゃないかな?と。腕を切り離す描写はG指定という事で油断しちゃってましたし(どう見てもR-15レベル)、ラスト、救助されて以降は蛇足のようにも思え。この、ごくパーソナルなエピソードを一本の映画として仕上げてみせた腕は確かです。だけど、色々な映像、心情を見せながらも、そのポジティブっぷりがアダとなって、見終わって物理的事象に対する闘争から勝利の帰還、って印象ばかりが強くて。生理的にはとっても痛そうに見えたけど、内面的には痛みのあまり感じられない映画でした。それで正解なのかな? 【あにやん🌈】さん [映画館(字幕)] 6点(2011-06-26 17:06:00) |
4.《ネタバレ》 うーーん!うーん!うん!んんんんんーーーーん!!うーー!んん!!!、、、、、、いやなに、運について、気持わるくなるほど、思いめぐらしていたもので、、、、、。スんゲー確率で、お石にはまって、サー!タイヘン!の状況になってしまったわけで、、、、。いっぽうで、数億円の宝くじ当たったりする人もいる訳で、、、、、。 まあ、こうして、生きて、平和に、”書き込み”してられるだけで、まし、ってことね。今のところは、、、、、。そうね、今のところはね。これから先、生きてる限り、どのような、もっと恐ろしい状況に陥るかわからんもんね!各人!しかし、俺は、”水攻め”はイヤだなあ。、、、、、、、、、最後に、イヤな言い方だが、彼が、腕を切断する”切り札”、手段(道具)を持っていて、ホント良かったと思う。つくずく、思う。マジで、思う。 【男ザンパノ】さん [映画館(字幕)] 5点(2011-06-20 22:52:42) |
3.《ネタバレ》 期待以上ではないが、期待はずれでもない。主演のジェームズ・フランコが、人当たりが良くて誰かを憎んだりしない、好感のもてる人物を自然に演じているのがいい。腕を挟まれてからは、いつ切るのかいつ切るのかとそちらばかりに気がいってしまいました。なので、切った後に救助されるまでの数分間の方が素直に感動できました。 【カワウソの聞耳】さん [映画館(字幕)] 7点(2011-06-20 21:21:29) |
2.《ネタバレ》 岩に挟まれてからどのように映画を展開させていくのだろうと期待してみていたのだが、退屈。新しい切り口がない。助かるために腕を切り落とすわけだが、そこも切迫感というか臨場感が薄い。水にしたって、そもそも500ccしか持たずに車を離れるって、どういう了見なのか、信じられないし、その分、現実味がわかない。500ccなんて水分補給として役にたっているわけがない。映像の作り方もせわしない動きが意味なく使用され、それを新しさと見る向きもあろうが、どうもしっくりこない。一言でまとめれば、製作者の幼稚さ、子供っぽさがちらりちらりと見える映画だ。 完全にドキュメンタリーだということならまだ納得できるが、創作が入っているのなら、脚本が甘すぎる。 追記:違和感の原因がわかった気がする。臨場感というか、現実感が薄すぎるのだ。挟まれてどれほど困ったかの表現が弱いし、腕をなんとか切り落とす作業もあっさりとしすぎている。おそらく挟まれて壊死して感覚が鈍ったのを利用して腕を切り離すことに成功したのだろうが、そのあたりの困難さや厳しさがどうも伝わらない。 一方で映像の細工をしすぎている。 【小鮒】さん [映画館(字幕)] 5点(2011-06-18 23:32:27) |
1.去年見た映画の中でも特に印象に残っている映画です。全編通して出てくる役者はほぼ一人。出てくる場所も全く変わらず。実話であるといっても、これだけドキュメンタリーを面白くできるのは凄い監督なんだろうなと思っていたらダニーボイルだったとは・・・。しかし主人公の絶望感が凄く伝わってきて、Endingが予想出来ても最後までドキドキしてしまいます。観賞後の躍動感と爽快感はかなりのもんでした。 【ronronvideo】さん [DVD(字幕なし「原語」)] 8点(2011-05-09 04:30:24) |