シン・仮面ライダーのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。4ページ目

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シン・仮面ライダー

[シンカメンライダー]
2023年上映時間:121分
平均点:5.46 / 10(Review 68人) (点数分布表示)
公開開始日(2023-03-18)
公開終了日(2023-06-04)
アクションSFシリーズもの特撮ものTVの映画化
新規登録(2022-12-20)【イニシャルK】さん
タイトル情報更新(2024-11-16)【イニシャルK】さん
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監督庵野秀明
尾上克郎(准監督)
轟木一騎(副監督)
演出庵野秀明(プロモーション映像A・B演出/特報・超特報・予告編演出)
キャスト池松壮亮(男優)本郷猛 仮面ライダー
浜辺美波(女優)緑川ルリ子
柄本佑(男優)一文字隼人 仮面ライダー第2号
森山未來(男優)緑川イチロー
塚本晋也(男優)緑川弘
手塚とおる(男優)コウモリオーグ
松尾スズキ(男優)SHOCKERの創設者
西野七瀬(女優)ヒロミ ハチオーグ
竹野内豊(男優)政府の男
斎藤工(男優)情報機関の男
本郷奏多(男優)カマキリ・カメレオン(K.K)オーグ
長澤まさみ(女優)サソリオーグ
市川実日子(女優)緑川イチローの母
仲村トオル(男優)本郷猛の父
安田顕(男優)犯人
イワゴウサトシ(男優)
松坂桃李ケイ
大森南朋クモオーグ
原作石ノ森章太郎
脚本庵野秀明
音楽岩崎琢
菊池俊輔(音響協力 作曲)
作詞石ノ森章太郎「レッツゴー!!ライダーキック」
平山亨「ロンリー仮面ライダー」(ペンネーム「田中守」)
作曲菊池俊輔「レッツゴー!!ライダーキック」/「ロンリー仮面ライダー」/「かえってくるライダー」
編曲菊池俊輔「レッツゴー!!ライダーキック」/「ロンリー仮面ライダー」/「かえってくるライダー」
主題歌子門真人「レッツゴー!!ライダーキック」/「ロンリー仮面ライダー」/「かえってくるライダー」
撮影市川修
製作東映(「シン・仮面ライダー」製作委員会)
テレビ朝日(「シン・仮面ライダー」製作委員会)
ADKエモーションズ(「シン・仮面ライダー」製作委員会)
スタジオカラー(「シン・仮面ライダー」製作委員会)
バンダイ(「シン・仮面ライダー」製作委員会)
電通(「シン・仮面ライダー」製作委員会)
ホリプロ(「シン・仮面ライダー」製作委員会)
毎日放送(「シン・仮面ライダー」製作委員会)
朝日新聞社(「シン・仮面ライダー」製作委員会)
東宝芸能(「シン・仮面ライダー」製作委員会)
プロデューサー白倉伸一郎(エグゼクティブプロデューサー)
制作東映
配給東映
特撮佐藤敦紀(VFXスーパーバイザー)
白組(VFX)
三池敏夫(特殊美術)
作画庵野秀明(光学作画)
前田真宏(仮面ライダー・仮面ライダー第2号イメージビジュアル)
美術林田裕至
庵野秀明(コンセプトデザイン/タイトルロゴデザイン)
前田真宏(デザイン)
山下いくと(デザイン)
出渕裕(デザイン)
藤原カクセイ(仮面ライダー造形)
竹谷隆之(チョウオーグ雛形制作)
振付庵野秀明(モーションアクター)
衣装柘植伊佐夫(扮装総括・衣裳デザイン)
録音山田陽(整音)
照明吉角荘介
その他庵野秀明(宣伝監修/ティザー 超ティザー 本ポスターデザイン)
轟木一騎(ティザー 超ティザー 本ポスターデザイン)
田崎竜太(ロケハン協力)
あらすじ
悪の組織SHOCKERに捕らえられ改造人間にされてしまった本郷猛は、組織の一員であったが離反した緑川ルリ子の手引きによって秘密基地から脱出する。そして、改造手術によってバッタ由来の桁違いの跳躍力や腕力を身に付けた彼は、ルリ子と協力し、また政府側秘密組織の支援も得ながら、愛車サイクロン号に跨りSHOCKERが生み出した様々な怪人たちと戦って行く。昭和の時代に一世を風靡した特撮テレビドラマを「シン・シリーズ」の庵野秀明がメガホンを取り映画化。
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8.《ネタバレ》 私は正直なコトをゆーと「え、何でこんなに評判悪いの?」というレベルでメチャクチャ楽しめてしまったのですが、帰って来てこちらのレビューも全部読みましたがソッチにも完全に納得はしました。今サラ私が言うコトでもないでしょーが、重ねて、完っ全に「監督の趣味」でしかない映画であって、だから極めて人を選ぶ・ニッチな作品だというコトではあるのでしょう。しかし同時に、こんな奇天烈な質感を映画として楽しめるとゆーのはソレこそ、この地球上でもごく限られた領域&限られた時代に生まれたからこその「特権」だとも思いました(個人的には、特に今作のチープなCGによるアクションをアクションとして受容可能なのは、実はオリジナルの直撃世代よりはもう少し我々の世代寄り=平成・2000年代のテレビ特撮に少しでも親しんだ世代…なのではねーかと思いましたね)。私は素直に、この映画を存分に楽しめたという自分の境遇を神に感謝したいと思います。面白い映画でした。

とは言え、一言だけ言っておきたいとしたら、この映画って(立派な原作が別に在るにも関わらず)本質的な中身ってまたほぼほぼ旧『エヴァンゲリオン』と同じじゃなかったですか?(+細かい演出のコンセプトとかだってそーだし)でも、演出手法とかの「外観・見て呉れ」或いは「好きな=またやりたい」展開の運び方とかに関しては、私も別にセルフオマージュだって全然好いじゃんか、とも思うのです。ただ、例えソレが自身の最大の信念・価値観であったにせよ(そしてソレばっかり描く=貫くとゆーコトにも確かに大きな価値が在るモノだとは思えども)も~アレから30年にもなるのですよね?個人的には、ならばソレ=その「中身」は多少は変化している・してゆくべきではねーのか、とも(少しダケ)思ったりはしましたですかね(⇒ある意味、シンプルに「人」として)。

※コレはいよいよ、私もエヴァの新劇場版を観ないといけないのでしょーかね。。事前情報を入れる位なら、直接全部観た方が好いと思うので。。

※プラス、以下余談:
今作の採点に関しては、個人的に少し外的な要因とゆーのがあって、第一に件の『シン・ウルトラマン』よりはコッチの方を上にしたいと思ったのですね。全体的にはごく似通った質感+諸々のクオリティだとも思ったのですケド、まず(先ほど少し腐したとは言え)テーマ的な部分で今作の方がより共感可能だったコト、あと全体的なテンポも今作の方が好みに近かったコト、が理由です。しかし、実は『シン・ウルトラマン』はその直前に観た『ULTRAMAN』に(本来は5点相当なのに)心情的に6点を付けるしかなくて、だから『シン・ウルトラマン』は(本来は6点相当なのに)7点になってしまって居て、んで今作はそれ故に(前述どおり)8点とするしかなかった…のですよね。従っての結論、今作は「7点寄りの」8点という評価としてご理解頂ければ…と思います(ソレでも、個人的にも良作の範疇であるコトには変わりはねーです)。宜しくお願い致します。
Yuki2Invyさん [映画館(邦画)] 8点(2023-03-26 15:00:39)
7.《ネタバレ》 仮面ライダーなのにPG12。確かに、敵の戦闘員も人間。一発で倒すような打撃を本当に当てれば、血も出るわな。
他の部分では物理法則を完璧無視した動きも多く、決してリアリティを追求しているわけではないが、雑魚キャラにも血は流れている、という部分だけ異様にリアル。
原作の仮面ライダーにおいても、ショッカーが死ぬときに赤い液体が見えるが、ここへのオマージュということか。
クモやコウモリ、ハチなどの敵キャラは、原作に忠実(次はコブラ、という所まで)。

仮面でモゴモゴしたセリフが聞きづらい。滑舌が悪い+聞き慣れない専門用語もあり、字幕が欲しいレベル。
あと、全員、なぜかわざと棒読みで説明的な喋り方に、なんだか馴染めなかった。アニメだったら良かったのかも。
車のナンバーがシングルで昭和風(というかクラシック?)なのは細かい演出で良かった。
スナックアミーゴも出てきてほしかったなぁ。
チェブ大王さん [映画館(邦画)] 5点(2023-03-25 13:17:50)
6.《ネタバレ》 ライダー世代だし庵野作品は基本好きなんだけど、これはダメだった。
脚本的に本郷猛へ感情移入させることに失敗している。緑川ルリ子の物語か先に立ってしまい、本郷猛の戸惑いや感情、現状の認識がいまいちわからないまま、どんどん話が進んでしまう。
最初のサイクロン号の変形からの変身はカッコよこったが、特撮やCGがあえてチープだったり、バトルシーンで昭和のBGMがかかるのも寒い。コウモリオーグがパタパタしたあたりでこりゃもうダメだな…と思った。サソリオーグもハチオーグも森山未來の立ち居振る舞いも寒い。
あと人間本体が異形に変わってる時が本来の力が発揮されてるバトルモードだと認識してたのだが、仮面脱ぐと普通の顔をしてたりして設定的にもよくわからなかった。
浜辺美波の美しさ、2号演じた柄本佑はよかった。
ブラック武藤さん [映画館(邦画)] 5点(2023-03-23 22:53:19)
5.《ネタバレ》 まず最初に何を今更なことを言いますが、庵野さんって生粋の厨二病なんですね。まあだからこそ「エヴァンゲリオン」はその世界観が監督の趣向と見事にマッチして、歴史に名を残すほどの名作になったのでしょう。

で今回のこの「仮面ライダー」ですが、等身大のヒーローものでその趣向をやってしまうと、なんていうかもうイタイ、ですね。やっていることが特撮大好きな中二病の大学生のノリそのものなんですよね。

世界を変えてやるという大それた組織がまるで内輪もめの小競り合いみたいだし、登場人物のセリフは恥ずかしいくって赤面しちゃうものばかり。おまけにボソボソと聞き取りにくい箇所もあって、え?なに?なんだって?て何度もなった。それと父親が死んでも冷静沈着だったルリ子が急に乙女みたくなってしまうのは、唐突すぎて違和感しか感じなかった。着替えならトイレか風呂場か別のとこ行ってすりゃいいじゃんて。なんでわざわざ目の前でするかね。てこういうとこが厨二病感が出てるんですよね。

ただ誤解のないように補足しておきますが、別に厨二病が悪いと言っているわけではありません。なんなら私もそっちよりですから。ただその厨二病的な趣向が功を奏すかどうかということで、今回のこの「シン・仮面ライダー」では、完全に人を選ぶモノになってしまったなと。そういうことです。ちなみに2004年に公開された庵野監督の「キューティーハニー」はめっちゃ面白かったです。あのキャラとあの世界観が良い感じで監督のセンスとマッチしたんでしょう。私のお気に入りの作品です。

話がそれましたが、今回主人公の本郷猛を熱血正義マンから、今どきの草食系男子にしたのはいいけれど、彼の戦う理由もルリ子に同意した理由もなんか釈然としないまま話が進んでいくから、正直ついていきにくかった。

アクションシーンはわざと漫画ぽくしているのか、最初のクモオーグとの戦い以降は迫力にかけてただただ傍観者のようになってしまった。(;`Д´)<お゙お゙!お゙お゙!てなりにくいんですよね。手に汗握るバトルじゃないから。

作品からは監督の愛もオマージュも感じられはしたけれど、じゃあこの作品を手放しで絶賛できるかというとそれはまた別の話。

そもそも「仮面ライダー」というモノは「仮面ライダークウガ」から現代版としてリニュアールされ、その後の作品でも深いテーマを掲げて、幾多の名作をすでに生み出しているわけで、そんな中で作られたこの「シン・仮面ライダー」でしたが、少々マニアックすぎたかもしれません。好きな人にはたまらないんでしょうね。残念ながら自分には刺さりませんでした...。

「ロンリー仮面ライダー」だけがやけに沁みたな~・・・。
Dream kerokeroさん [映画館(邦画)] 4点(2023-03-20 14:58:04)
4.《ネタバレ》 アクションエンタメとしての仮面ライダーを前提に、予備知識や先入観なしで評価するなら恐らく「5~6点」ぐらいではないかと正直思うのですが、僕は庵野監督の描く世界観(特に最近のもの)が好きなのと、陰はあるが誠実な本郷1号のキャラ造形が良かったこと、また素直に「かっこいい」と思える瞬間が確実にあったことなどから、僕としては最終的に「見て良かった」と思えました(ちなみに自分は仮面ライダーで言うと Black 世代です)。

まず「5~6点」と書いたのは、思った以上に庵野監督のカラ−が色濃く出ており、純粋に「仮面ライダー」としてこの映画を見た場合に付いていけない人が確実に出てくるだろうなと思ったからです。一方でモチーフや視覚イメージなど、個人的には「エヴァ」や「ナディア」を連想させる(つまり過去の庵野作品の中で既に見たことがあるような)展開も多く、そう言う意味では庵野作品をある程度見てきた僕のような観客にとっても、あまり大きな驚きはありませんでした。また全体的に「オーグ(怪人)を倒しに行く」ことを基軸にした、よく似た印象のエピソードを数珠繋ぎで連続させていて、「大きな起伏もなく淡々と劇が進んでいった」という印象であり、またそのことによって自分が意識無意識に「シンゴジラ」のような衝撃を期待していたのだということにも気づきました。「シン」シリーズに連なるものとして、例えばそれこそ「シンゴジラ」みたいな映画を期待すると、「付いていけない」度合いはより大きくなるのではないかと思います。

とはいえ、恐らく第一作ライダーへのリスペクトに基づいたダークな(陰のある)展開は好みでしたし、交流を深めるにつれてお互いに対する信頼が増していく本郷とルリ子との関係性は、見ていてそれなりに心暖まるものでした。また個人的には、西野七瀬さん演じるハチオーグのエピソードが、アクション映画としての「シン仮面ライダー」のハイライトとして、最ものめり込んで見ることができました(ハチオーグの造形は、多数出現したオーグの中でも一際スタイリッシュだと思いました。また日本刀によるバトルは仮面ライダーのアクションとしては非常に新鮮で素直にカッコいいと思えたし、短いエピソードの中でも垣間見えるルリ子とハチオーグとの屈折した、複雑な関係性や、完全な咬ませ犬だったサソリオーグのエピソードが綺麗に伏線として回収されていたのもとても面白かったです)。

全体としては、「仮面ライダーという箱を使って表現された庵野的世界観の総決算」だったというのが、この映画に対する僕の最終的な印象です。見る人は間違いなく選ぶでしょうが、庵野作品ファンで、かつ多くの少年と同様にかつて仮面ライダーが好きだった自分としては、しっかり楽しむことができました。
マーチェンカさん [映画館(邦画)] 8点(2023-03-19 22:18:21)
3.《ネタバレ》 シン・ウルトラマンと評価は変わらないかなぁ、庵野さんの思い入れ大で作られている。サソリオーグに長澤まさみさん使うのは贅沢ですね。
でも浜辺美波はカワイイです大画面アップ、髪の流れ方ツンデレ具合最高に決まってます。ファン是非とも堪能してください。
bonbaiさん [映画館(邦画)] 7点(2023-03-19 22:09:38)
2.《ネタバレ》 昭和ライダー好きとしては、今回のリブート新作はそこそこ楽しめた。

ストーリーはTVシリーズに加えて原作漫画を踏まえていることは良いけど、妙に小難しい理屈をこねていて(オリジナルのまま、ショッカーはショッカーで悪の秘密結社でいいじゃん!)、すんなり入ってこないから1回見ただけでは理解できないが、バトルシーンに合わせたストーリー展開になっているということで、そこは細かく考えてはいけないのだと思うことにした。ただ、人類がほとんど登場しないので、人類とは関係ない閉じた世界の中で戦っている感じは否めない。(単なる内輪もめ)

バトルシーンでは随所に特撮好きが喜びそうな演出があり、単純に楽しめたので良かったと思う。特にクラッシャーの間から血へど「ブハッツ!」とか、戦闘員を殴り倒すと返り血「ドバッ!」とか。。。また、夜のバトルではライダーの目が赤く輝くのが見どころだし、13人の偽ライダー登場も良かった。ただし、画面が暗く動きがよくわからないかったのが少し残念。全体を通して多少安っぽいCGも途中あったが、まぁ許せる範囲である。できれば、もっと日中の屋外の緑の中、海、川でのバトルシーンが見たかった。

怪人は改造人間ではなくオーグとなって、各自お気に入りのマスク装着が基本だが(蝙蝠、サソリは何故か別でしたが)、できれば改造人間の形態でお願いしたかった。生物なのだから今風にメカ的な要素を織り込むことなど邪道(不要)。そもそも仮面ライダーは怪奇ドラマなのだから。なお、メカ的要素の是非は置いといても、今回のオーグ達のデザインは、昭和ライダーに登場した改造人間の造形の素晴らしさ(カッコよさ)には遠くおよばないのは残念。昭和ライダーの怪人デザイナーさん達の感性にいまさらながら感動です。(余談だが、カマキリカメレオンが登場したが、まさかゲルショッカーがかかわっているのか??)

気になるのは、場面転換やカット割りなど随所にエヴァンゲリオンが降臨していることや、本郷猛からちょいちょい「シンジくん」臭がしたこと。特に本郷猛があまりに暗すぎる上に、性格がちょっと情けない感じもあり、おまけにセリフにも抑揚がなく棒読み、というか下手くそというか。。。そのうえ、見た目も清潔感がなく、マスクの脱着時にそこが目立ってイヤだったし、マスクからはみ出す襟足がちょっと長すぎる。それと、申し訳ないが2号と比べて身長が少し低くないだろうか。

ライダーのマスクの造形とカラーはいい感じ。ただし、触角は根元にバネを付けてほしかった。バトル中に振れるのがカッコいいのに。あと、旧1号、2号の後、最後に新1号が登場するが、これが2号がマスクとスーツを新調した姿だったとはね。さすが。

立花と滝は、取り合えず登場させてくれてありがとうですが、立花はおやっさんキャラでお願いしたかった。しかし、斎藤工は滝というよりシンウルトラマンだし、竹野内豊は立花というよりイチケイのカラス(入間みちお)だし、サソリオーグはダーコでしたね。

エンドロールが流れ始め、そこで「チャカチャカチャー♪チャカチャカチャー♪」と伴奏が流れた時、えっ、どっちだ??まさか、池松氏が歌唱するテーマソングが流れるのかっ?と不安に襲われたが、本家の歌声が流れ、ほっと安堵するとともに、庵野監督の冷静な判断に感謝した。結局3曲流れたが、私としては「あらしぃ~とともに、やってぇ~えきぃたぁ~♪」も入れて欲しかった。

最後、ライダーが颯爽と爆走しているのは角島大橋だと思う。庵野監督が山口県出身だからロケ地としたのでしょうね。
リニアさん [映画館(邦画)] 8点(2023-03-19 03:39:17)
1.《ネタバレ》  庵野氏の前二作は「東宝・円谷」系、今回初めて「東映・石ノ森」系であり、この二大潮流は当時ガキだった自分ですら前者にはやはり風格、品格のようなものが感じられ、対する後者はより軽快かつアナーキーな印象でテイストは全く異なっていたが当時の子供らは両方普通に観ており、今回どう料理されるのか期待していた。
 本作のストーリーはかつてのTV作品より石ノ森氏の原作漫画の方を下敷きにしているが、オリジナル度が高い。といってもロケ地はTV版で有名な小河内ダムが選ばれたり、他にも三栄土木、砂田画廊、影村めがね店の看板とかTV版マニア向けサービスも盛り込まれている。
 本郷、ルリ子、一文字それぞれの孤独と精神の継承が大きなテーマにもかかわらず、時間の割に内容的に詰め込み過ぎでテンポも速いのでそのあたりの情感がもうひとつ伝わってこない気がした。またエネルギーとかプラーナとかややこしい説明的な話も過多、ロボット刑事Kを登場させる意味もあまりないように感じた。小河内ダム以外にも印象的ないいロケ地が選ばれていてバイクシーンが多いのもカッコ良かったが、変身体でもコート着ているシーンが多いのは気になった。
 ライダー以外のキャラクターデザインは大分変わっているので何とも言えないがメカメカしいのは時代もあるのか。ただ顔がわかりにくい怪人役にもかかわらず楽しげに演じてくれた長澤まさみ、本郷奏多の両氏は登場時間が短くとも十分存在感があり、特に助清かまちゃまちゃみたいなサソリオーグには笑わせてもらった。
 あと昔の劇伴音楽を一部使っているのはシンウルトラマンと同様なのだが、今回は新作音楽とテイストが違い過ぎて違和感があった。昭和当時の自分らが沢山あった特撮番組の中でもライダーにはまったのは、優れた劇伴音楽とシンクロした技斗の醸し出す中毒性のある快感が肝だったんでは、と本作を観てあらためて思った。残念ながら本作でそういう快感は感じられなかったが、俳優陣の頑張りもあり、本作で描きたかったテーマ、原作やオリジナルへのリスペクトは十分感じられた。
クリプトポネさん [映画館(邦画)] 7点(2023-03-18 20:02:39)
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【点数情報】

Review人数 68人
平均点数 5.46点
034.41%
100.00%
222.94%
357.35%
4913.24%
51623.53%
6913.24%
71319.12%
8913.24%
911.47%
1011.47%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.50点 Review4人
2 ストーリー評価 5.27点 Review11人
3 鑑賞後の後味 6.75点 Review12人
4 音楽評価 7.53点 Review13人
5 感泣評価 4.50点 Review10人
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