【paraben】さん 3点(2004-11-26 00:18:49) |
88.ああああ、ずっと楽しかったのに・・・ラストが後味悪すぎだよぅ。カトリーヌと一緒に絶叫してしまった。DVD買おうと思ってたけど、あのラストがなぁ・・・。やっぱやめとこう。でもラスト以外はとても楽しかったから、また忘れた頃に見ようかな。 【づらちゃん】さん 6点(2004-11-25 11:53:24) |
87.最初から最後まで画面に惹きつけられっぱなしでした。なんと言うか、監督のセンスの良さに感心させられるところが多かったです。役者一人一人の個性を浮き彫りにしたような配役の妙(ピエレットとオーギュスティーヌは特にハマリ役)、最初は極めて一般的なイメージを持たせておきながら、後半でその真相が暴かれていくのですが、役者たちの熱演も手伝って全く違和感を感じさせないところがすごいです。こういった役者たちの力を最大限まで利用しきれるところがオゾン監督の持ち味でしょう。さらに、それに影響されるファッションセンスも非常によく、とくにルイーズの服装が前半は似合わないのに、後半で崩れていくと似合ってしまうところがうまいと思いました。ミュージカルとミステリはあくまでもこの映画の色付けでしかないでしょう。そういうところに期待して見ていてはこの映画を楽しめないと思います。 【マイカルシネマ】さん [地上波(吹替)] 8点(2004-11-24 22:41:50) |
86.オープニングのいかにもセットな庭先の画で、ダメだこりゃモードで見始めました。画的には結局最初から最後まで見た目だけカラフルな色をまぶしただけの画で終わりました。でもプチミュージカルという設定がなんとか楽しく見させてくれました。サスペンスかと思いきや途中からは推理させてくれません。だって出るわ出るわ女のヒミツ。推理するだけ無駄。この展開はけっこう意表をつかれて良かったです。後半はもう「私、実は男なの」と言われても驚かないまでに、いや、「私、実はバンパイヤなの」と『フロムダスク~』ばりの告白があっても驚かないまでになっていた。この嘘だらけの展開、面白いと言えば面白いんだけどせっかくの女8人の嘘とヒミツが全くミステリアスじゃない。よって魅力を感じない。すごく面白くなりそうな要素が詰まっているのに、もうちょっと観客(私)をのせてくれよ!て感じの映画でした。 【R&A】さん 5点(2004-11-17 13:35:41) |
85.舞台まんまムービー?ザ・女性映画かと思ったらそうでもないんです。ミュージカル味はそれほど強くありません。サスペンス謎解き部分は結構普通です。と、前評判通りではありました。火サスの見過ぎか、あの妹は女装した主人なんじゃないかと、兄妹だから顔も似てて不可能じゃないだろうし、勝手にそう思い込んで見てました。読みすぎました。女性の本性を通り越して、結構どの家庭にも共通した生々しい部分を見せつけられます。・・・と思います。「あなただけよ、内緒よ♪」の馴れ合いごっこ、やっぱ女ってこれやっちゃうんですよね~すんごい当たってて、うんうん。そしてエマニュエル姐さんの美しさと、サニエたんがわずが1~2年後にあの「スイミング・プール」のムチムチビキニということに腰を抜かしそうになりました。 |
84.フランス映画には疎いので、この作品に出演している女優さん達に関しては詳しくないのですが、有能な年層の女優が一同に集まっている作品だと聞きました。わたしが知る限りでは、「ダンサー・イン・ザ・ダーク」のカトリーヌ・ドヌーヴ、「星降る夜のリストランテ」のファニー・アルダンぐらいしか見覚えが有りません。 作品のジャンルはミュージカル物として扱われることが多いようですが、果たしてコレは本当にミュージカルというジャンルに当てはまるのだろうか・・・。ミュージカルとしては歌曲が少ないような気もするし・・・。ただ、各パートでそれぞれのキャストが歌う場面がトテモ良くて印象的。流石にフランス屈指の豪華なキャスティングだけ有るなと感じました。それを考えるとやっぱりミュージカルなのかなぁ・・・。 それぞれの役者が独特の魅力を放っていて、全く飽きませんでした。個人的なことで申し訳ないのですが、メイドのルイーズ(エマニュエル・ベアール)の魅力はズバ抜けていた。特に彼女単独で唄うシーンは最高! この作品はサスペンス要素の謎解きも兼ねていますが、そちらの方は期待するほどのモノでは決して無い。とは言え、そんな単純なシナリオも、個性溢れる才能を持った女優陣が演じることにより“華やか”で“愛らしい”作品となっている。舞台感覚で見れば大いに堪能できます。 【おはようジングル】さん [映画館(字幕)] 7点(2004-10-12 13:49:48) |
83.結構オモシロかったです。女たちの語る秘密が結構ドロドロしているけれど、随所に挿入されたミュージカルがそれを緩和している。オチも好きです。車椅子婆ちゃんの歌も上手かった(失礼) エマニュエルさんは三人の子持ちに見えません。1965年生まれならもうすぐ40だよ!?うちのおかんは今年45だっつうの! 【キュウリと蜂蜜】さん 7点(2004-10-09 11:38:45) |
82.舞台を見ているようで、そこそこ楽しめたと思う。 【こげ茶】さん 6点(2004-10-07 21:27:38) |
81.《ネタバレ》 何が良かったってまずミュージカルのタイミングが絶妙。うまいの一言に尽きる。そして次々と明らかになる女たちの実態。死んだ振りして部屋の奥で聞いていたおじさんもそりゃ最後には自殺するよ。まあとにかく皮肉を込めて笑える作品だった。 【ゆきむら】さん 8点(2004-10-05 16:41:53) |
80.サニエとベアール以外の婆さんを見てると辛くなった。年取るのは酷だよ。。。 【ピルグリム】さん 5点(2004-09-22 15:51:13) |
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79.登場人物がぞろぞろ多いのはあんまり期待しないで観るのだが、これはいい。 芸達者揃いの上に色分けが功を奏して「だれがだれ?」なんていう推理物にありがちな混乱がなかった。劇の合間に突然歌や踊りが脈略なく入るミュージカル形式はこそばゆくって苦手だ。でもこれはまるで鼻歌でステップ踏んでるくらいの自然さでかえって効果的だった。 一番フットワークが重そうなあの方が事件の鍵を握っているとにらんでいたら、あにはからんや・・・むふふ。おしゃれで小粋で皮肉っぽくて、女は小悪魔度が高いほど魅力的なのか・・と思わせる作品。 【Rei】さん 8点(2004-09-19 19:51:41) |
78.色使いにも毒々しさを漂わせる、「焼け石に水」を華麗に発展させた密室ミステリー・ミュージカル映画。とは言っても、「ミステリー」や「ミュージカル」自体はパロディの補強というだけで全く意味は無い。本作はタイトル通り“femme”の実態を「悪意を持って」描くことと、“actrice”本人達のセルフ・パロディに徹するパロディ映画です。全てに絶望する館の主人こそ、我々男の代表。とにかく、こーゆー企画を立て、こーゆー脚本を書き、そしてそれを実現してしまうフランソワ・オゾンって人は本当に凄いと思う(女優魂も同様に凄い)。これはオゾンにとっての「キル・ビル」なのです、7点献上。 【sayzin】さん 7点(2004-09-14 23:17:13) |
77.突然はじまる歌や踊りがなんとも言えず笑った。コメディじゃないのかコレ。わがままで自分勝手で華やかで個性豊かな女性たちは美しいですね。 【耳】さん 7点(2004-08-31 17:57:17) |
76.《ネタバレ》 「スイミング・プール」が良かったので、観てみることにしました。 自分は、“●●が出てるから・・・”といった理由で映画を見ることはない為、この映画が豪華キャストの競演であることは知らずにこの映画に入り込んだのですが(けど、カトリーヌ・ドヌーヴの大物ぶりはすぐにわかった)、なかなかどうして良く出来たキャスティングではありませんか。 全体を通じてミュージカル仕立てであるところが豪華な衣装やセット(ピンクの小銃もオシャレ!)、そして、なんと言ってもこの安っぽい(←誉め言葉)ストーリーに非常に合っていると思います。しかも、みんな歌が大変お上手ときた。 肝腎のストーリーはというと、これも自分にとってはとても楽しんで見れるストーリーで、真面目に見るといい加減に作ったサスペンスのようにも見えてしまいそうですが、そもそもサスペンスをミュージカル調で作る事自体観客に真剣に謎解きをさせる事を拒否しているわけなので、メインの殺人劇の方は多少の安っぽさがあった方がかえっていいのでは、と思います。 最後の締め方も実にうまく、みんなで手を取り合って“FIN”の文字が出た時は本当にミュージカルを観ているようでした。 DVDの特典映像にあるポスター集も、全てにおいてフランスならではのセンスの良さが出ていて思わず見とれてしまい、しかも、そのポスター集の後ろで流れるBGMも綺麗だったのがまた良かったです。 【もっつぁれら】さん [DVD(字幕)] 7点(2004-08-30 18:07:58) |
75.レズごっこ、歌って踊る暇があるんだったら、早く犯人見つけて下さい。 |
74.まったく女なんてどいつもこいつも・・・。それでもいとおしい存在。きっと、女優の凄さと美しさだけの映画です。それを際立たせる為の歌と踊りと色彩、そして大衆ウケしやすい脚本なのです。フランスでは有名な曲を使っているらしいのですが、当然僕は知らない曲です。でももし知ってる曲が使われたら、興奮するだろうと思います。 |
73.日本人が好きそうな設定だ。まあおもしろかったけどさ。 【ドレミダーン】さん 7点(2004-07-11 18:15:57) |
72.ただ歌って踊って騒いでいるだけでも、超セ・レ・ブな女優さんたちがやるとエンターテイメントになるのね。羨ましい事です。コレは映画の内容にお金を払っているのではなく、名だたる女優たちのキャリアに献金している感じですな。 ダニエル・ダリュー。一体何歳なんでしょう。1917年生まれですか!?。2002年の映画だから・・・85歳!? 『うたかたの戀』のシャルル・ボワイエも、『赤と黒』のジェラール・フィリップも、彼女の大ファンだった谷崎潤一郎もとうの昔に死んだのに、歌って踊っている・・・ 美人薄命ってウソよね~ そういえばうちのおじいちゃん(故人)も大ファンだったなぁ~「官能的白痴美」とか言って。 ちなみに本作のダニエル・ダリューは、「官能」と「美」が廃れて「痴」だけが残っている感じだ。 しかし、末娘役のリュディヴィーヌ・サニエなんか、それほど美人女優って感じじゃない、どちらかと言えばファニーフェイスだけど、すごく可愛く見える。 ダニエル・ダリューも、ヴィヴィアン・リーと並ぶ世界一の美女と言われたカトリーヌ・ドヌーブも、トリュフォーの愛人ファニー・アルダンも、綺麗っていうより恐い。確かに魅力的だけど、私が男だったらリュディヴィーヌ・サニエ嬢の方を選ぶわ・・・ やっぱなんだかんだ言って、女は若さよのぅ・・・(泣) 【ともとも】さん 6点(2004-07-05 20:06:15) |
71.《ネタバレ》 なかなか楽しめた。ヴィルジニー・ルドワイヤンが綺麗というか、勝手な発言をさせてもらえば、オードリー・ヘップバーンを見ているようだった、それくらい、きれいだし、「ムフフ」「エヘヘ」とかわいかった。オヂサン困っちゃう。そんなカンヂですね。ストーリーも嫌いじゃないし、音楽も好きです。最初はすっごくアットホームなほのぼの感を味わっていたのですが、話が進むにつれて、「本性なんてこんなもんよ」ばりにドロドロになっていくので、それは以外でした。さわやかなでかなりトリッキーなサスペンスかと思っていたので。 【Urabe】さん 7点(2004-06-25 01:24:35) |
70.ファッショナブルな美女たちの姿を、彼女たちの軽やかな芝居を、肩肘張らずに楽しめる良作。ただ折角のミュージカル仕立てがあまり有効に機能してないのと(一曲も頭に残ってない!)ミステリとしても楽しめる仕掛がもう少しあれば、という気もしてちょっと食い足りない、、、なんていうのは野暮かな。 【馬飼庄蔵】さん 7点(2004-06-24 17:04:42) |