147.《ネタバレ》 ハンナが笑顔を取り戻してくれて本当によかった それだけで十分気持ちが伝わってきました 【hrkzhr】さん [DVD(字幕)] 10点(2008-06-16 22:36:19) |
146.反戦映画としても、コメディ映画としても傑作。 むしろコメディとしてヒトラーをおちょくっているからこそ、より強烈に感じます。 なんちゃってドイツ語(?)でヒトラー風に大げさに話すしぐさは、本気で笑えるし。 こんな笑える反戦映画って凄いです。 それでいてラストには、しっかりメッセージが込められていて、筋が通ってます。 作品の評価以前に、命がけでこんな作品を撮ったチャっプチンを評価したいです。 【びくーにゃ】さん [地上波(字幕)] 10点(2008-04-21 15:42:49) |
【フッと猿死体】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2008-02-11 16:34:03) |
144.《ネタバレ》 コメントするの難しいな・・・。ハンガリー舞曲に合わせて髭剃りする場面は本当面白い。ヒトラーを笑いものにしたい気持ちで・・・というのは分かるけど戦争をコミカルに描くっていうのは(全部が全部じゃないが)複雑な感情になってしまって。でも最後のハンナの表情からは色んなものが読み取れた・・・だからかなり泣いた。戦争の体験もなくこの時代のことは書物でしか知らない私だから、当時に観ていたのなら評価は違うと思うし、正しい評価をするのは(そもそも正しい評価なんて存在するのか分からないが)難しい。でも凄いと思う、破産する危険も顧みず、弾圧や追放も恐れずに制作したチャップリンって・・・。 【PINGU】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-01-24 08:52:47) |
143.ナチス・ヒトラーをコミカルに風刺を利かせてうまく描いているのだが、なによりも第二次世界大戦が始まった直後=ファシズムの危険性やホロコーストがまだ世間では広まっていない時にこんな作品を作ったことに驚嘆。チャップリンの偉大さに乾杯。 【すたーちゃいるど】さん [DVD(字幕)] 9点(2008-01-20 22:51:23) |
142.当時こんな内容の映画を作るのは、とても大変なことだったでしょうね。 チャップリンッ!命がけの行動ッ!ぼくは敬意を表するッ! 【バムセ】さん [DVD(字幕)] 9点(2008-01-14 10:16:46) |
141.ヒトラーってもはや伝説の人物なわけじゃないですか。それを……大戦中にその行いを皮肉ってしまうって……orz。ダブルで伝説、黄金伝説ですよ。手塚治虫の「アドルフに告ぐ」に登場するヒトラーが、ちょうどこんなキャラクター。猜疑心が強くて、ビビリで、だからグワーッてしゃべる。実際もこんな人だったんでしょうか。それなら性格までも皮肉ってコントにしてしまうという……。演説でむせかえるって最強でしょ。勇者チャップリンめ! 【ようすけ】さん [DVD(字幕)] 9点(2007-12-14 07:56:12) |
140.最後の演説も別になにも感じませんでした。というかあの状況ですりかわったまま演説までしてしまうのは、あまりに強引過ぎやしませんか? 【マー君】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-11-18 15:44:44) |
139.チャップリン演じる主人公の散髪屋。戦争で記憶喪失になり入院していた彼は、まだ入院して数週間しか経ってないと思っている。その彼がある日、「例のチャップリンスタイルで」、自宅に帰る。彼が「そのチャップリンスタイルの服を脱ぎ」、ふと自宅の理容店を見回すと、数週間しかたっていないはずなのに「いつのまにか」、理容店はホコリまみれ、クモの巣まみれ。それでも彼は営業を開始する・・・。これって、何か、この映画自体と重なるものを感じます。もはや時代遅れとなったサイレント喜劇。『モダン・タイムス』では、トーキーでありながら意味のあることは全く喋らないという荒業を用いたが、そんな手が何度も通用したりはしない。しかし、当時の暗雲漂う社会情勢に、黙っていられなくなったチャップリン、河島英五のごとき、“良き時代遅れ”の彼が、敢えてトーキー作品を引っさげ、映画界に復活する・・・。その姿をふと思い起こさせます。その本作、やはりサイレント映画風のパントマイム喜劇と、その一方で「しゃべっていいんなら、しゃべりまくってやるぜ!」とばかりの熱いメッセージ、両者が同居し融合した印象的な作品となりました。残念ながら、正直言って“笑い”に関してはイマイチとなってしまったのは、セリフを持ったトーキー映画の分別クサさが、邪魔をしているのかもしれません。しかしサイレントで鍛えられた「見せる」ことへのコダワリは、確かなもの。やや被写体を追いかけ過ぎるカメラ(笑)。その一方で、例えば、主人公の店舗が焼き討ちにあうシーンでは、彼の顔を写さず後姿で絶望を表しているのが印象的でした。・・・・・・で、ではこの映画のメッセージをどう受け止めたらよいのでしょうか。確かにこの時代にこの映画を作るのは一つの「勇気」ではあるかも知れませんが・・・あまりに単刀直入に過ぎないか?という気も。ヒトラーをパロディにする、というのは、あまりに作品の意図が形式化され過ぎているのではないか。最後の演説は『モダン・タイムス』で訴えていたテーマにも相通ずるものが反映されていたにも関わらず、作品全体の印象は所詮、「ナチスドイツ反対!」という一過性のものになってしまった気がします。しかも、だからと言って例えば、この映画を当時のドイツの人々が観たとして、「ああ、戦争は良くない、止めよう」と思うでしょうか? 普遍性という深みに達しきれない憾みが残ります。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2007-09-22 23:25:02) (良:1票) |
138.笑います。ドリフみたい。というか、ドリフが真似たのか。 この映画作成最中~上映時には、ポーランド侵攻、フランス侵攻が進んでいるのだけれど、映画では、主として、ムッソリーニと争うオーストリア問題。 チャップリンの最初のトーキー映画ですが、『モダン・タイムス』の“ティティナ”ばりに、ドイツ語みたいなんだけど、ドイツ語じゃないせりふがおかしいです。タモリみたい。というか、タモリが真似たのか。 チャップリンの結婚相手で唯一20歳代(他は10代)のポーレット・ゴダードが可憐です。 【みんな嫌い】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-09-02 18:42:50) |
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137.《ネタバレ》 国際情勢が険悪化していたとしても現役の他国の国家主席をここまで茶化し、しかも地球儀風船を弄ぶなど現在でもさすがと思わせる芸術性のある喜劇を作り上げる手腕は素晴らしいと思いました。突撃隊に虐げられるユダヤの人々を描き、ただ普通の平穏な生活を送りたいだけなのにという純朴な気持ちは収容所から脱走した床屋がヒンケルと入れ替わって行う最後の演説に集約されていて、それがこの映画を作ったチャップリンの思いでもあったでしょう。しかしこの最後の演説の主張はそのまま米国が第二次大戦に参戦する理由となり、戦後も「だから米国のやったことは全て正義である。」という免罪符にされてしまいました。未来において米国によりドイツの都市が無差別爆撃による殺戮を受けたり、その同盟国に原爆が落されるとは、この時点でチャップリンは思ってもいなかったでしょう。いろいろと考えさせられる作品でした。 【rakitarou】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-08-16 13:53:54) |
136.チャップリンはただのコメディアンではない。命を張ったコメディアンである。 【板橋島野&綿貫】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2007-08-08 22:57:42) |
135.この映画でチャップリンはアメリカから追放されたんだよね。あの演説は今の時代も必要なもの。今のアメリカやイギリスの現状を見たらチャップリンは悲しむだろうな… 【キャリオカ】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-07-05 13:31:30) |
134.批判覚悟で書きますが、これ面白いんでしょうか?殆どチャップリンの作品って観た事ないので、語る資格は無いと言えばそれまでなんですが、全然面白くなかったです。最後の演説も白々しくて、全く感動しなかったし、むしろ強引に演説シーンに持って行った挙句理想だけを述べてるだけのような感じがしました。戦争反対映画なんでしょうけど、あまりにもストレートな表現で「なんだかなぁ~」という感じです。ただ、制作された年を考えればかなり勇気ある行動だったのだろうと思います。唯一面白かったのが、プリンの場面かな? 【みんてん】さん [DVD(字幕)] 4点(2007-06-27 13:41:49) |
133.ちょっと長く感じるが、それでもチャップリン作品。面白いことには変わりない。何と言っても演説のシーンは秀逸。内容は我々の頭に深く刻みつけるべきだろう。演説の内容に反対する人はいない筈なのに、何故今でも戦争はなくならないのか。本当に人間の愚かさというものを感じさせられる。 【kinou】さん [DVD(字幕)] 9点(2007-04-22 02:54:52) |
132.《ネタバレ》 与えられた才能と使命によってチャップリンがとんでもないモンに喧嘩を売った偉大なる勇気の足跡。いまだに虐められる側の問題など提議するクソみたいな思考が残っている現代。たかだか社会や職場やクラスで起こっているイジメを傍観している金魚の糞に送る痛切なメッセージ。演説のラストはハンナに向けられた。せめて、せめて自分が関わっている小さな世界なら少しの勇気で変えられるんだ。傍観者なんて加害者となんら変わらない、まったく同じようなもんだ。自分だって僕だって同じだ。くそー!フライパンくらい振り回せるだろ!? 【よし坊】さん [DVD(字幕)] 10点(2007-02-24 21:36:29) (良:1票) |
131.演説の部分は名シーンである。ユダヤ人を迫害する独裁者(ヒトラー)と迫害されるユダヤ人の床屋が入れ替わるという発想は皮肉が効いてて非常に面白い。チャップリンのナチス人種政策への痛烈な風刺を感じるとともに、いかに人種や民族を差別することが無意味であるかを感じさせる。 【こまごま】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2007-01-12 21:55:42) |
130.僕が尊敬するチャップリンの代表作であるが、そこまで素晴らしいとは思わなかった。ただ、チャップリンの平和を願うメッセージは伝わってきました。チャップリンとヒトラーの誕生日が一日違いだっていうのも面白いですよね 【兵頭信者】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-01-05 17:10:30) |
129.最後の演説が、心に響く。政治とか国際情勢とか時代背景とかそういったものを抜きにしても、人間の心に響く演説だと思います。人間の心の底から湧き上がってくる言葉には時代も場所も立場も関係なく心動かされますね。ただただ脱帽です。10点付けるのに躊躇なし。 【mono】さん [DVD(字幕)] 10点(2006-12-20 11:57:42) |
128.ラストの演説が“目玉”だそうですが、さほどグッと来るものはありませんでした。だって、たとえば今、米国でテロや金成日を批判または皮肉る映画があったとても、何ら不思議ではないでしょ(最近は自国批判もありますが)。また冷戦時代には、ソ連を敵国に見立てた作品が無数にありました。第二次大戦前夜の米英のヒトラーに対する嫌悪感を考えれば、むしろ予定調和的な作品といえるのではないでしょうか。ただし、喜劇としては十分に堪能できます。デタラメなドイツ語による絶叫演説とか、地球儀ボールで遊ぶシーンとか、“ナパロニ”とのやりとりとか。いわゆる風刺画のように、そのキャラの立て方や“笑い”のバリエーションは、まったく古さを感じさせません。チャップリンはアジテーターではなく、やはり偉大な喜劇王だと思います。 【眉山】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-11-22 07:13:01) |