72.このごろの戦争ものは大抵テロもの、キャンペーンものが多いのですが、これは違いました。一人の女性将校の死をめぐった緊迫するサスペンス。目撃者の証言が二転三転する「羅生門」形式になっており、ぐいぐい引き込まれます。エドワード・ズウィック監督の特徴なのか、丁寧でまじめなつくりになっていて見応えがあります。メグ・ライアンを起用するところも意外性があって楽しめました。ただ、極めて優等生的な内容のため迫力がなく、こぢんまりとまとまってしまいました。小説でやってもいいんじゃないか、と思わせてしまうあたりが弱みでした。 【おしりはばとび】さん 7点(2004-03-16 05:04:31) |
71.普通の戦争映画とは一味違った作品でした。作品の訴えようとする事も感じ取れてなかなかの作品だったと思います。デンゼル・ワシントン、メグ・ライアンがいい味出してました。 【トシ074】さん 5点(2004-03-15 22:51:21) |
70.全体的にまあ「ふ、、、、普通の映画」。あとキャスト的にデンゼル・ワシントンはすごく合っている気がするけど・・・メグ・ライアンはかなり違うんじゃない?今回のメグは笑顔も少ないし、イマイチ魅力的に感じませんでした。やっぱ彼女は絶対に100%ラブコメ向きだよね!というわけで、、、、個人的にライアンみたいな天使のような人は「今後、一切戦わなくてよし」とする。 【ピルグリム】さん 5点(2004-03-15 22:27:13) (笑:1票) |
69.《ネタバレ》 驚きと奇妙なすがすがしさを残して終わるこの作品は、基本的には、弱い軍人たちの物語だ。学卒の部隊長下士官と現場の兵士との確執は、多くの戦争映画で刺身のツマ程度に用いられてきた。それを前面に出した作品では、最後は両者が意気投合して難所に突撃するか、あるいは上下どちらかの卑劣な策謀でもう片方が葬られて終わるか、などが定番だ。しかし、確執を最後まで残したままついに悲劇を迎えるという話はなかなか見かけない。■確執の遠因は隊長方にも兵士にもあった。「死ぬことよりも、仲間を失望させることを怖れます」と言い残した女性士官は、しかし、敵地に取り残されて負傷兵を抱えたその時、判断力こそ固持したものの、前線指揮官たる余裕をすっかりなくしてしまっていた。モンフリーズは確かにつまらない奴だが、極限状況下で「帰ったら軍法会議に突き出してやる」などと恫喝をくらって普通でいられるわけがない。このやるせなさが、ドラマになり、勲章になり、命の代償になる。この映画の初期プロットは、実はひじょうに魅力的なのである。■ところが、こんな情けない上官をしかもメグ・ライアンにやらせていては映画が持たないとでも思われたのか、デンゼル・ワシントンが異様に前面に押し出されてしまった。バックアップにスコット・グレンまでつけての大変な厚遇ぶりだ。『フィールドオブドリームズ』のレイ・リオッタによく似た瞳を持つメグがミスキャストとは思わない。なにしろラストの離陸ヘリのシーンは、メグ以外の女優では成立しない絵である。たしかに認証式場面での彼女独特のぜんまい人形のような動きは『フレンチキス』と見分けがつかないが、謎解き脚色を一掃して部隊編成から物語を起こし、モンフリーズのようなタイプの部下が手に負えなくなるまでの経過をきちんと並べてみて、本当に映画にならなかったのだろうか。戦場シーンの3パターン目で大きく厚みを増した彼女の演技は、リール一巻に十分耐えるように思えたのだが。■結局、壮年将校のビッグネームが勝手に泥を被ってくれたおかげで、モンフリーズの捏造通りの情けないメグライアンしか記憶に残らない作品になってしまった。卑屈さに徹したマット・デイモンのげっそりした顔も、他の作品での彼の堂々たる活躍ぶりになじんだ後ではただただ奇っ怪。体重を増やして汚れ役をこなしたデンゼルが芸幅を広げただけというのは、どうにも勿体ない。 【本橋哲郎】さん 4点(2004-03-15 20:55:26) (良:1票) |
68.中途半端なドラマは要らないんだよ。個人的にメグ・ライアンも嫌いだしね 【am】さん 4点(2004-03-15 19:47:29) |
67.ちょうどこの映画とNHK特集でやっていたユタ州の州兵がイラク戦争に行くことになる特集をやってたんですが・・・複雑ですなあ。生きてかえることこそが幸せなんじゃないのか?職業軍人とはいえ無理してるよなあ。アメリカ。。そんなアメリカの戦争や自由を得ることに対する論理が見え隠れするなかなかの映画だが、みなさんおっしゃる通りメグ・ライアンが違ってたと思う。娘は口元なんかメグにすごくにてるんだけど親戚かなにか? 【蝉丸】さん 7点(2004-03-15 18:46:43) |
66.《ネタバレ》 これはなかなかの作品だと思います。 まず難点から先に言えば、キャスティングが悪いこと。メグ・ライアンにあの役所は無いでしょう。演技が下手とかでは決して無いのです。むしろ凄く頑張って熱演していると思います。が、キャラクターが違いすぎますよ。 あと、低予算だったのかも知れませんが、戦闘シーンの描写(戦車での戦闘シーン)が少々安っぽい。ただ、これは我慢できる範囲内ですが・・・。 逆に良かったところもたくさん有りました。生き残った兵士達の証言の食い違いを表現するために、2パターンの回顧シーン(ウォールデン大尉の行動)を見せます。良くある表現法ですが、これは面白いやり方ですね。 あと、モンフリーズ(ルー・フィリップス)に本気でムカついたこと。これは役者と演出が上手い証拠です。イラリオ(マッド・デイモン)の軟弱ぶりにもムカつきました。これも役者と演出が上手い証拠です。 この作品の中のエピソード〈サーリング中佐(デンゼル・ワシントン)の誤射・ウォールデン大尉の死〉のように、実際の戦争でも“闇に葬られた真相”というものが有るのでしょうね・・・。 ウォールデン大尉は最後まで部下を気づかい、リーダーとしての役割を全うして死んでしまいます(しかも裏切りを犯した部下を)。最後にサーリングは自分の勲章をウォールデン大尉の墓に捧げます。“名誉勲章”は、本当の勇気を示した彼女にこそ相応しいと感じたのでしょう。 |
65.けっこう、面白かったかも。 マッド・デイモンの戦闘中から戦争後までの痩せこけ具合がすごい。ものすごく心労が伝わりました。やはり、かたくなにウソをついて生きてゆくのはつらいですよね。デンゼル・ワシントンって本人もこんな人柄なんじゃないの?ってくらいハマリ役に感じます。 【宇宙猿23号】さん 7点(2004-03-15 12:51:30) |
64.デンゼル・ワシントンに“はまり過ぎ”ているきらいはあるが、戦争もので感動をよびやすいということを割り引いても一定のレベルには達していると思う。テレビで見ただけなので分からないがメグ・ライアンの乱暴な口調は違和感がある。 |
63.いまいち作品にのめりこめなかった。 こういう話は私には向いてないのかもしれません。 【あゆみ】さん 4点(2004-03-15 11:25:50) |
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62.ちょっと羅生門ぽいところなんかおもしろかった。難点はちょっと状況や人物が把握しづらくてわかりにくかったこと。最初のほうに言ってたけど大統領が女の子に勲章を掛ける、狙ってるぽいけどいいシーンでした。 【バカ王子】さん 7点(2004-03-14 23:53:27) |
61.メグ・ライアンのキャラクターの掘り下げの浅さがかなり気になります。あの描き方では、狭量な人物としての印象のほうが勝ってしまうような気がします(勿論そうでないことはちゃんと伝わっては来ますが)。ですが全体的にレベルは非常に高く、ミステリとしてかなりの良作だと思います。 【K】さん 8点(2004-03-14 23:17:21) |
60.なかなかの映画だと思う。それぞれの背負ってるものの重さとかも表現されてるし、なによりもわかりやすく作ってくれてるのがありがたい。 【ディーゼル】さん 7点(2004-03-14 23:11:35) |
59.ロードのサム役の俳優さんを見つけて、ちょっぴり嬉しくなった。ラストは読めたが、それでも感動した。 【ガッツ】さん 7点(2004-03-12 19:08:35) |
58.誰もが自分を守るため嘘をつくって言いたいなら、メグ・ライアンにもそれなりの弱さ設定がほしかった。 【モチキチ】さん 5点(2004-03-10 12:33:54) |
57.途中まで面白かったんだけど、終わってみたら結局何を伝えたかったか分からなくなってしまった。 【TINTIN】さん 6点(2004-02-21 19:09:44) |
56.DVD借りてきてみました。テレビシリーズものっぽい作品自体の流れと、要素詰め込みすぎて散漫になった脚本。俳優さん達はそれぞれ良くやってたと思うけどなぁ。1.8・0.7・0.5・1 【にしざわ】さん 4点(2004-01-24 12:34:22) |
55.この手の作品も悪くはないが、あまり魅力を感じない 【亜空間】さん 7点(2004-01-23 11:20:48) |
54.ラストサムライの監督作ということで、こないだ見ました。でもこれといって印象に残らなかったなぁ。 【ロイ・ニアリー】さん 5点(2004-01-16 01:19:22) |
53.エンヴィさん、フレンドリーファイアですね。コメントも同意見です。 【ガーデンノーム】さん 5点(2003-12-14 03:52:43) |