85.なぜかアラブ風の英語を話す斎藤がマヌケで可哀想でした。アメリカ人も微妙にアホ風味というか軟派に描かれていまして気の毒です。イギリスが第二次大戦の映画を作る場合,ノルマンディーその他欧州戦だとユニオンジャックをたたえる映画となるのに,アジア戦だと変なリベラル映画に堕するので残念です。戦局の帰趨ひとつでここまで変わる点にイギリス人のセコさを感じます。本作の舞台が欧州だったら,列車だけ上手に爆破したに違いないでしょう。 【malvinas】さん [DVD(字幕)] 4点(2005-08-08 18:37:25) (良:1票) |
84.《ネタバレ》 何のために、今このプロジェクトを? 間違いだらけの価値観。身につまされます。齋藤さんは、終始一貫して自分のゴールを見失わず、相手にメリットを見せ譲歩しつつ、最終的に自分のゴールを達成しました(爆破されちゃったけど)。ニコルスンさんは、自分のプライドに捉われて、何やってんだか意味不明。何のために? この映画で賢く描かれていたのは、むしろ齋藤さんの方だと感じました。 【よしふみ】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-06-09 13:38:46) |
83.こんだけコメディみたく見せておいて、最後あそこまでやられると唸ることしかできない! でやっぱり、ものすごい皮肉なコメディだから。凄いな~。 【ジマイマ】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2005-05-13 22:57:14) |
82.《ネタバレ》 なんとか作り上げた立派な橋もそれを作るにあたってできた不思議な友情(?)をも一瞬にしてぶち壊す圧等的暴力の凄まじさに恐怖と怒り、そしてなんとも言えない無情感が俺を包みました。 【一番星☆桃太郎】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-04-24 02:43:48) |
【すごろく】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-04-24 02:22:48) |
80.最近の派手なドンパチモノに馴れて感覚麻痺しちゃったのかなー。時間経つのが遅かったです。 橋が完成して英兵たちが余興やってるとき、斎藤大佐は何書いていたんですかね? 【虎尾】さん 4点(2005-03-22 18:54:11) |
79.最後の「狂ってる」って言葉に全てが凝縮されています。現地の女の子も皆ワァ~と逃げて行くんですが、そりゃ逃げたくもなるわなと思いました。ちなみに私は重労働をしたくないので、戦争に行くときは士官として行きたいです。 【TINTIN】さん 7点(2005-03-06 23:58:15) |
78.過去の名作ということで興味津々で観たけど、駄目だったなぁ。作られた時期が時期なので日本の描写が偏見まみれなのは予想してたけど、あまりにも無能扱いしすぎだと思うし、捕虜に対する待遇も良すぎる。それに戦争の愚かさや狂気を伝えるだけだったら、やろうと思えば誰でもできる。問題は如何にそれを映画として娯楽としても面白く見せることが出来るか否かでしょう。私はこの作品を観て何を言いたいのかは確かに伝わってきた。でも、見た後に「いやー、面白い映画だったなぁ。」と言うことは出来なかった。 【ういろう】さん 3点(2005-03-05 13:49:47) (良:1票) |
77.喪失感漂う衝撃的なラストが自分は好きです。主役達がそれぞれ選んだ道を奮闘しますが戦争という情況だからこそ皮肉な結末になってしまうというこの脚本は実に良くできてると思います。また『戦場にかける橋』という邦題も大正解だと思います。 【リトルバード】さん 8点(2005-02-23 02:01:22) |
76.10年ぶりぐらいに見たけどこんなラストだったっけ?それとも俺の記憶違いかな?多分明るい音楽と自分の幼さのせいで記憶が勝手に明るいラストに持っていってしまったんでしょう。暗くなりがちな話だけど音楽でだいぶ雰囲気変わってるんだから仕方ないか。まあとにかく久し振りに見ると違った視点から見ることが出来て新鮮だった。 【ゆきむら】さん 7点(2005-02-22 03:07:58) |
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75.この映画、日本人の言葉にも字幕が必要である。 【ケンジ】さん 7点(2005-02-21 07:07:51) (笑:1票) |
74.リアルタイム世代じゃないけど、素晴らしい作品で反戦よりも強いヒューマニズム宣言を感じます。振り返ってみると、 どうしても、クワイ河マーチのリズムが先行してしまい、当時「♪サル・ゴリラ・チンパンジー」というギャグが流行っていたのを 思い出します。 ちなみにこれをドランクドラゴン塚地さん風に言うと 「♪さる・ごりら・いっぱんじ~ん(一般人)」となります。 【Fatman】さん 8点(2005-01-05 11:38:00) |
73.《ネタバレ》 何と言ったらいいのだろうか。これが人が作り上げたものなのかと、ただただ感嘆するしかない。ニコルスン中佐と斉藤大佐(両軍の象徴)の対立と和解から生まれる友情の象徴のような橋が、自由を求めて脱走したシアーズ中佐によって(自らの意思でない)、一瞬の内に全てが崩れるラストが戦争の虚しさを表している事は明白である。しかし戦場に一人残されたクリプトン軍医が叫ぶシーンや、何よりもエンドロールに流れるテーマ曲がいっそう虚しさを増す演出となっていて、そこはやはりデビッド・リーンの力量に驚かされるしかない。しかしこの映画が傑作と成り得たのは、言うまでも無く役者陣の素晴らしい(というか凄まじい)演技。アレック・ギネスの演技と言ったら、正に「軍人」を鏡に写したようである。次いで早川雪州演じる斉藤大佐。彼の序盤、中盤、終盤の演じ分け方を比べてみるのは一興だ。1つの映画で3人の役を演じている事と同等にも見え、彼のベストの演技とも言っていい。またウィリアム・ホールデン演じる脱走兵は、自由を手にしてから、軍の命令で戦場に戻らなければならなくなった時の悲壮の表情(この擦れ違いも虚無感と繋がっている)、しかしそこでも人間性は忘れていなかった彼(ジャック・ホーキンスへの台詞など)が、結局橋だけでなく4人全員を殺してしまい、兵だけが何も知らないという見事な結末!しかし此処までの反戦メッセージが押し出されたのはリーンと俳優陣が両方が釣り合っている証拠であろう。一部では理解不能な作品と呼ばれる程になってしまっているが(哲学的な内容が原因だろう)、私にとっては紛れも無い戦争映画の最高傑作で、この映画に感動出来た事に、そして何よりも感動を与えてくれたデビッド・リーンに、ただただ感謝したいのだ。<余談>まぁ、それにしても「日本がお好きな方」はまずこの映画を理解する事は無理でしょうねぇ。(いえいえ、決して悪い意味ではないですよ。笑) 【マムゲン】さん 10点(2004-08-28 19:18:58) (良:2票) |
72.前半部分では日本軍と捕虜、後半では橋を作る側とそれを破壊しようとする側を中心とする話となっていて、その対比みたいなところが良いと思った。 僕はこの映画を見て日本人を馬鹿にしてるとは思わなかったけれど、この映画に出てくる日本人たちの日本語での演技は正直ちょっと・・・って感じだった。 【ボーリック】さん 9点(2004-08-28 17:37:46) |
71.人員管理も工程管理も出来ないまぬけな日本人代表サイトウ君と、優秀な欧米連合国軍人のお話し。一つの目的達成のために、敵味方が一丸となって苦難を乗り越えていこうとする姿は感動的なんですけど、あまりにも日本人がバカっぽくないかね。まあ向こう側から見たお話しだから仕方ないんだろうけど。 【tantan】さん 7点(2004-08-18 14:45:07) |
70.「ディアハンター」やら「プラトーン」やら以降、戦争映画はよりエンターテインメント性、ユーモア性を排除してシリアスさを追求する傾向が強くなっているような気がします。この古い戦争映画「戦場に架ける橋」には、まだエンターテインメント性が残されているということが私には感じられます。それはさておき、この映画のラストシーンには、結局戦争は虚しいだけというテーゼが十分なほどに感じられます。迫力もあるし、個々の人間の感情の起伏などもとてもよく描かれており、一本の映画として大変に見応えのある大作だと思います。ズバリ名作。私はある時期、毎年お正月休みにレンタルして見ていましたので、私にとってはお正月映画という感じです。 |
69.《ネタバレ》 戦勝国に偏った戦争映画ではないところは評価できる。斉藤大佐が情けなく見えるが、確かに戦時中の特攻隊などを思えばあながち大げさな表現とも思えない。軍規を守り橋を完成させるニコルソン大佐が最後の最後まで「善」であるように思えてしまうテンポの悪さは大幅な減点対象。崩れる橋は戦争の無意味さを象徴しているように思える。 【マクドウェル】さん 6点(2004-06-15 22:34:24) |
68.ストーリーはおもしろいと思います。しかし、日本人がひたすら無能で野蛮に 描かれているのが正直不愉快でした。 【しまうまん】さん 5点(2004-06-13 12:01:07) |
67.以前テレビで早川雪洲特集があったので観てみたけどたしかに「おおっなるほど」と言える作品でした。ラストも結局なんだったんだ?といえる内容が良かったです。それだけ戦争ってのは無意味なことなんでしょうか。 【tetsu78】さん 7点(2004-06-12 19:16:31) |
66.そんなに日本人頭悪くないだろって言いたかったです。でも斉藤大佐の人間味溢れる姿は自然な感じで凄い演技力だなって関心しました。最後は、やめろ、やめろって心の中で叫んでましたが結局ああいう結果に終わってしまい物凄い虚無感に見舞われました。 【ジェダイの騎士】さん 7点(2004-06-11 00:46:03) |