234.《ネタバレ》 本家『十二人の怒れる男』をオマージュしつつ、これはこれで面白かったです。 脚本も生き写しじゃなく、ちょっと捻っていて上手くパロディ化していると思います。 日本も裁判員制度が始まって他人事に思えない状況になりましたね。 【ぐうたらパパ】さん [DVD(邦画)] 7点(2011-02-21 15:00:49) |
233.《ネタバレ》 「十二人の怒れる男」にさらにもう一ひねり加えていて、本家を観ていても十分楽しめた。 ちょっとふざけすぎな気もするけど、コメディ映画なので気にする必要なし。 【eureka】さん [DVD(邦画)] 8点(2011-01-15 19:34:17) |
232.《ネタバレ》 居酒屋で「ジンジャーエール」を注文するたんびに(←自分下戸です)この映画の事を思い出します。確かにそう聴こえるし。試しに今度、店員さんに面と向かって「死んじゃえ~♪」って言ったら、ちゃんと注文聞きとってくれるかな?忘年会で試してみよっと(←ウソ。海○蔵氏みたくボコボコにされそう)日本でも、陪審員制度ならぬ裁判員制度、ようやくスタートしましたもんね。感無量。 【放浪紳士チャーリー】さん [DVD(邦画)] 8点(2010-12-12 12:00:13) |
231.《ネタバレ》 初レビュー投稿が「十二人の怒れる男」で、101回目の投稿が何となくこの作品になりました。 こちらは、あくまでもコメディであると頭を切り替えて観る必要がありますね。 多くの陪審員が、典型的な日本人といった意見表明をするので、「あるあるネタ」のようで面白かったです。 また、結論の方向が最後の最後に急にUターン・・・いつの間にか「~の怒れる男」のH.フォンダの立場が、眼鏡君から自称弁護士に変っていました。ここは意外性があって良かったです。 制度は違えど、最近の裁判員の方々の心情を思うと、ちょっとふざけ過ぎな内容かと思いますが、そこはコメディということでいろいろは言いません。 細かいところですが、ラスト去っていくところで、数名の陪審員が飲みに行こうと誘ったり名刺を渡したり・・・これはいただけない。 どんなに議論が熱くなっても、最後は何事もなかったように日常に戻っていってほしかったです。 【午の若丸】さん [DVD(邦画)] 7点(2010-11-04 09:23:28) |
230.《ネタバレ》 この映画の最も好きなところは、最後の最後の廊下のシーンです。「自分は人を職業で判断したりしない」と思っていたけれど、この映画のエンドロールで、意外とそうとは言い切れない自分に気づかされました。劇中で段々と登場人物たちの職業や私生活の状態などが見えてくるのですが、長い審議が終わって部屋を出て行く登場人物たちを映すエンディングで「実は○○やってます」と本当の職業を明かす人物が数名。エンドロールにさえ、まだサプライズをサービスしてくれるのは、なかなかの作り込みだなーと感じました。「本当は有罪なんだけど、死刑にするのは気が重いから無罪」といった感覚からスタートする『12人の優しい日本人』ですが、本当にこの人たちの優しさというか暖かさを感じるのも、廊下を歩き去っていくエンディングにこそあると思います。お笑いとおふざけがてんこ盛りのパロディなんですが、エンディングの心地よさはオリジナルよりもこっちが好きです。 【だみお】さん [DVD(邦画)] 8点(2010-10-31 05:18:23) (良:2票) |
229.「12人の怒れる男」より好きかも。必ずこの12人の中に自分がいるはず!!僕は1号と2号かな。 【Q兵衛】さん [DVD(邦画)] 9点(2010-10-27 11:30:41) |
228.出だしはいかにも日本映画にありそうな雰囲気で苦手だなぁって思ったのですが、いざ本題に入っていくと徐々に引き込まれました。最終的には12人それぞれの個性がよく表現されていて、高評価も納得という感じでした。 【珈琲時間】さん [インターネット(字幕)] 7点(2010-07-23 09:28:02) |
227.《ネタバレ》 日本に陪審員制度があったらという仮定のもと、名作「十二人の怒れる男」のパロディーであると共に、陪審員制度(現裁判員制度)導入に警告を鳴らした作品のように感じます。内容はかなりハチャメチャで、見方によれば「十二人の怒れる男」の冒涜と取られかねないが、個人的にはうまくパロディーにしていると思います。形勢が「十二人の怒れる男」の全く逆になっているし、と思いきや最後はひねりがきいているし・・・ただ、陪審員があまりにもやる気なく不真面目なところや、ジンジャエールのくだりはやりすぎかなとも思います。まあ導入したら、いっぱい問題出てきますよというメッセージを込めているとしたら、これくらい大袈裟な演出がちょうどよかったのかも。 【きーとん】さん [ビデオ(邦画)] 8点(2010-07-19 18:58:09) |
226.《ネタバレ》 なんでこれがこんな高評価? 俳優陣の舞台演技さながらの大袈裟な演技にまずしらける。 全然面白くない。 古畑は面白かったが、三谷さんには全く失望。 彼がリスペクトしてやまない名作『十二人の怒れる男』は大好きで、 もう百回以上はみた。 この作品のどこが一体、かの名作に関連しているのであろうか。 観賞時間を返してほしいくらいの駄作。 見た記憶も消したい。 【バッハバッハバッハ】さん [DVD(邦画)] 0点(2010-06-28 20:00:24) |
225.《ネタバレ》 すでに見たがもう一度見てみた。改めて良くできている。制作費はほとんどかかっていないであろう、シナリオの勝利。「12人の怒れる男」のオマージュというかパロディというかパクリであるのだが、さすがに数十年の時を経て作られてるだけあって、元作よりも圧倒的に出来がいい。 最初は全員無罪だったところから、どんどん有罪に転じ、有罪で一致かと思いきや、最後は無罪で決まるというドラマチックさは素晴らしい。12人の陪審員も個性豊かに描けている。序盤にほとんど発言できず、また雄弁で論理的な人間にただ圧倒されるだけだった人間が後半になって事件解決に重要なきっかけを発言していくのが、なかなか痛快である。「むーざい」など、随所にちょっとした笑いもあり、見ていて楽しい。 もっとも、ミステリーの謎解きとしては少々物足りなさはある。面白いギミックだと思えたのはジンジャーエールのくだりだけで、それ以外では特に面白いと思える要素はなかった。 とはいうものの、お話としては非常に良くできている。 【椎名みかん】さん [DVD(邦画)] 8点(2010-03-22 15:48:29) |
|
224.本家よりも1点高く評価しました。何故か?それは私が日本人だからです。アメリカで生まれていたらおそらく1点低く評価していたことでしょう。なんちゃって。 磁石の永沢くんクリソツの彼が熱く語るのがとても印象的だった。相当面白い。 【ピンフ】さん [DVD(邦画)] 9点(2010-03-08 14:08:54) |
223.オリジナルとどうしても比べてしまう・・。 この映画とリアルな陪審員制度を比べるのは無意味。 これはあくまでコメディ映画だと思う。 どうせ笑わせるんならもっとバカやってほしかったかも。 ちょっと中途半端感が否めませんでした。 【おーる】さん [DVD(邦画)] 4点(2009-12-26 21:58:42) |
222.《ネタバレ》 結局、被告の女性は本当にやっているのか、やっていないのかは分かりませんが、審議の中で、弁の立つ物の意見に流されて、そっちに行ったかと思えば更に弁の立つ意見を述べると、そちらに流れて判決に至るという部分はいかにも日本人ぽくて、コメディーながらもひそかに怖さを感じさせる映画でした。物語は傑作です。さすが三谷幸喜! 【成迩】さん [CS・衛星(邦画)] 9点(2009-12-11 01:56:25) (良:2票) |
221.《ネタバレ》 めちゃくちゃ低コストな映画ですね。でもあんな教室みたいな部屋しか出てこないのに、観てたらゾクッとしました。すごいですね。サスペンスとしても面白いし、裁判員制度の曖昧さを認識させるための映画としても評価されてしかるべき映画だと思います。そして、登場人物がいちいち本気でうざかったです。もー黙れよ、と何度思った事か。まるでNHKの「真剣10代しゃべり場」を見てるような気分でした。まぁ、そのうざさが「進まない議論」感を作りだしてたんだと思うんですけどね。 【メリーさん】さん [DVD(邦画)] 8点(2009-10-09 00:42:58) (良:1票) |
220.脚本だけでここまで作れるということを示した作品。 陪審員の話なのに最後まで加害者も被害者も写真すら出ず,基本的には12人が2時間話合いをしているのを見るだけ。音楽もほとんどなし。 それでも伏線をきっちりと回収し,最後のオチはなるほどと思わされたのでなかなか楽しめた。 リアリティは特にないけど気にならない。 【Yu】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-10-05 18:19:53) |
219.「十二人の怒れる男」を観る前だったら楽しめたと思われ。 【すたーちゃいるど】さん [DVD(邦画)] 5点(2009-09-28 21:42:28) |
218.この映画を初めて観たのは、深夜でやっているのをたまたま見かけたのがきっかけです。 途中からでも、不思議と引き込まれる映画で結局最後まで見て、最後のエンドロールで 三谷幸喜脚本!にビックリしたのを覚えています。 その後、最初から見たくなってレンタルで借りて全部見て、社会人になった後、DVD作品になってるのを本屋で見かけて思わず買ってしまいました。 日本人らしい優柔不断な感じが、面白く描かれていて、日本人が陪審員なんて文化的に向いてないよなー、なんて思ってたけど、時は流れて裁判員制度導入。 優しい?日本人はどんな答えをこれから出していくんでしょう? 【バニーボーイ】さん [DVD(邦画)] 8点(2009-09-25 08:24:06) |
217.《ネタバレ》 何より脚本が素晴らしい。役者さんの演技やシーンの演出も映画全体のいいスパイスにはなっているが、脚本の良さには敵わない気がしました。シドニー・ルメット版の「12人の怒れる男」は非常に上質な密室劇で12人の個性を短い上映時間で描ききったサスペンス映画の傑作ですが、それのパロディ兼リメイクとしては殆どオリジナルにひけを取っていない出来だったと思います。普通のリメイクだと詰まらないので、上映時間が延びるというリスクを負っても、有罪→無罪→有罪と話が二転するアレンジにしたのは英断でしょう。そのお蔭で、いかにも"日本人"っていう感じのおじちゃん、おばちゃん二人にもちゃんと活躍できる場がありましたし。 最後の第二陪審員が激昂するシーンなんかはオリジナルの良さをキチンと受け継いでるし、最初でオリジナルで云うヘンリー・フォンダ扮する第八陪審員役を本作の第二陪審員が演じる(ややこしい記述ですみません 汗)のかと思いきや、本質的にはオリジナルの第三陪審員の役回りだと云う辺りも良い演出だと思いました。 この素晴らしい脚本を書いた三谷幸喜に拍手を送りたい。 【追記】この前観直してみたのですが、少々穴もありますね。子どもがひとりで食べきれない量のピザを頼んだとしても、それが店の一番小さいサイズのピザである限り、子どもと一緒に食べるつもりだったと云う事は立証できませんよね。 【民朗】さん [地上波(邦画)] 9点(2009-09-05 09:48:27) |
216.あまり三谷幸喜の笑いは好きではなかったんやけどこれはなかなか。 職場でこんなレベルの議論することはないやろうけど、町内会や学生同士のディベートではよくある感じではないやろうか? 12人は大抵デフォルメしすぎてそのまんまこの世にはおらんやろって人ばかりやけど私にとって善人のおばちゃんだけ物凄くリアルだった。 もしかしたらこれからの人生おばちゃん以外の人らにも出会う機会があるのかもしれない。 12人の怒れる~のパロディで作ったつもりなんやろうけど、製作された1991年に18年後本当に陪審員制度ができるとは誰が予想しただろう。 【CBパークビュー】さん [地上波(邦画)] 7点(2009-08-02 23:29:31) (良:1票) |
215.《ネタバレ》 始まったばかりの裁判員制度を、18年も前に先取りした映画ですが、実際の審議の場面を最初に想像してしまったせいか、どうも登場人物の個性豊か過ぎる演出に違和感をおぼえてしまいました。 【かすお】さん [DVD(邦画)] 4点(2009-08-01 21:11:44) |