89.《ネタバレ》 ポセイドン・アドベンチャーのリメイクですが、登場人物の設定は全く違ってました。 CGや映像的にはかなり進歩してますが、人間ドラマ的なところではジーン・ハックマンとアーネスト・ボーグナインにはかないませんね。 【nishiken】さん [映画館(字幕)] 6点(2007-09-27 06:58:18) |
88.「オリジナル」より秀でているといえば技術面だけかものリメイク物ですが、変に手を入れなかったのが逆に良かったのでは?エミー・ロッサムの儚いキュートさに6点。 【SITH LORD】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-08-25 19:05:31) |
87.《ネタバレ》 細かいところがいろいろ気になって、それをリカバーできるほどのドラマや演出に感動できなかったです;普通におもしろかったですが。 【エカ】さん [DVD(吹替)] 6点(2007-07-27 23:35:30) |
86.《ネタバレ》 パニック映画において、絶対に失ってはいけない「魂」、それは「できるだけ多くの人々を助けようとする、主人公の姿勢」だと私は考えます。 しかし、この映画には全くそれが無い。主人公の男と元市長の二人は、脱出できそうだとわかるやいなや、周囲の人々を放り出して、すぐさま自分たちだけ逃げ出してしまう。救おうとするのは、自分の家族や好きな人だけである。そんな主人公たちに、一体どれだけの観客が声援を贈るのであろうか? 「リアルな人間の行動だ」ととらえることも出来るし、そこに観客は共感できるとの見方もあるだろう。だがそれは、この上なく「安い共感」であり、何の感動も得られるものではない。 たとえ「非リアル」でも、不可能と思える困難に立ち向かい、限界まで人道を追求する主人公の姿にこそ、観客は憧れ、感動するのではないでしょうか。 1972年作の「ポセイドン・アドベンチャー」は、まさにそんな映画であった。今回のリメイク版は、魂の抜けた「ポセイドン・アドベンチャー」であり、このような作品を製作するなら、もっと大胆にストーリー展開や設定を大きく変えても良かったのではないか。 最近の作品らしく、脱出シークエンスは派手に作ってあり、一応見どころにはなっていました。 【塚原新】さん [DVD(字幕)] 2点(2007-07-25 17:03:39) (良:1票) |
85.《ネタバレ》 悪くはないんだろうけど、豪華客船の大きさとか広さとか人の多さとかそんなのが伝わってこない。見た目には大きくしてあるんだけどそう思えない。演じている俳優たちからもパニックの度合いが伝わってこない。生に対する渇望も伝わらない。(もちろんオリジナルと比べてしまっているからだろう・・・) 【蝉丸】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2007-07-18 20:16:36) |
84.《ネタバレ》 あんな状況で子供がどこかへほっつき歩くというのはないねぇ。大体、あんな状況で目を離す親がどうかしてる。出口があるという確証も無いのにいきなり全員で水中を泳いでいくのもちょっとね。その前のシーンでも息が長く続きすぎていますし。まあ、そんな現代リメイク物らしい欠点は数々あれど、なんら期待をしないで観た分それなりに楽しめた。 【MARK25】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-07-18 19:45:36) |
83.この映画の撮影が、いかに過酷な体当たりの現場であったかを、出演者たちが口々にインタビューで答えていたが、それだけ。役者を危険な目に遭わせて作ったってだけの映画。 【永遠】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2007-06-28 19:19:15) |
82.《ネタバレ》 触れてはいけないかも知れないが、訓練してない人が、あんだけ深く長く潜っていられるのは絶対無理、この手の作品は観ていて苦しくなりますね。出演者に合わせて息を止めて観てしまうのは私だけだろうか? 【ないとれいん】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2007-06-11 13:10:07) |
81.《ネタバレ》 タイトルだけは知っている『ポセイドン・アドベンチャー』のリメイクと聞いて見てみました。オリジナルを見たことないので、比較はできませんがパニック・アクション映画としては普通の出来ですね。怒濤のごとく発生するアクシデントには、ちょっとげんなりしましたが・・・ 少し突っ込みたかったのは、異常波浪による転覆となっていたが映像を見る限り、「津波」だろ? 大西洋を航行中の船が高さ20m以上の津波に出会うってどういうこと? 津波概要を航行中の船舶にとっては特に怖い物ではない。せいぜい数m程度の波高しかないのは常識でしょう。 さらに言うと、「脱出後すぐ救難ヘリが飛んでくるのはどういうこと?」と脚本家に小一時間。 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-05-26 23:19:58) |
80.B級パニックアクションになっちゃてますね。どうしてもタイタニックと比べてしまうけど迫力はあるけどいかんせんドラマがなさ過ぎですね。人が死ぬということがしっかりと重く伝わってきません。本家のごとく最後にじいちゃんが「俺は昔水泳選手だった!俺がボタン押してくると思いきや、おじいちゃん全く活躍せずに助かるんやね。緊張感のない映像でした。 【たかちゃん】さん [DVD(吹替)] 5点(2007-05-21 12:33:07) |
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79.リメーク作品がどんなに良く出来ていても、オリジナルほど評価されないのは、もはや宿命のようなもので、人々の脳裏に焼きついた映像や感動は、そう簡単には消え去らないものだし、ましてや思い入れの深い作品ともなれば尚更である。どうせなら「キングコング」や「宇宙戦争」などと言った、半世紀以上も前の作品をリメークした方が、映像技術の格段の進歩による“新古品”としての新鮮な魅力が発揮できて、得策かも知れないのだが。本作も、名作の誉れ高いオリジナルと比べるまでもなく、何の工夫もない、とって付けたような人間ドラマの薄っぺらさや、魅力の乏しいキャスティング等は誰にでも容易に指摘できる。しかしながら、W・ペーターゼン監督が自解している事でも分かるように、本来それらはむしろ意図的な事であり、人間ドラマを充実させる事よりも、あくまでも最新テクノロジーによるスペクタキュラーな映像への果敢なアプローチ(挑戦)だと捉えるべきであろう。だから、“多くの批判は当らないよ!”と言わんばかりだし、むしろ作品の出来に、彼の得意気な表情が目に浮かんでくるようだ。それほどに、CGによる大スペクタクル・ショーは、文句のつけようが無いほどで、凄まじいの一言に尽きる。長年、映像化は到底不可能だとされてきた、荒れ狂う巨大波の再現は、CG映像の出現で、「ディープ・インパクト」のクライマックスでの驚異の映像となって実現して以来、頻繁にスクリーンに登場するようになり、映像表現の可能性が大きく広がった事を実証してみせた。今回の豪華客船に襲いかかる波のうねりの巨大感や質感、あるいはそれに呑み込まれて転覆していくポセイドン号のリアルさは更に進化し、いくらCGで再現されているものだと説明されても、本物の船が転覆しているとしか思えないほど迫力に満ちたものであり、その点においてはオリジナルの時代とは隔世の感がある。また、客船内部からの脱出サバイバル劇も、負けず劣らず様々な趣向が凝らされ、最後まで手に汗握るエンターテインメントとして成立させている。しかし良くも悪くも、ゲーム感覚の作品であることだけは疑いようのない事実であり、時代がこのような作品を生み落としたのだと言える。 【ドラえもん】さん [映画館(字幕)] 7点(2007-04-29 17:22:23) (良:1票) |
78.《ネタバレ》 これはリメイクというより、設定の一部のだけを使った別物なんですね。そのあたりが明確だったのであまりオリジナルを意識しないで見れました。私はDVDで観たのですが、転覆シーンは映画館だと凄そうですね。ちょっと体感してみたかったです。残念だったのは余計な人間ドラマ部分があったところです。この人ってこんな設定の人だったのか~、と思わせる人が何人もいたので、説明しないならごっそり取ってしまえよ、と。 【まるお】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-04-23 00:30:31) |
77.パニック映画としてはよく出来ていたと思います。ポセイドン・アドベンチャーに比べるとなぁ・・・ってコメントが多いんですが、私は過去に一回見た程度なのであまり記憶に残っていません。多少物事が順調に進み過ぎていた気がしますが、なかなか楽しめました。もっと緊張と緩和を使い分ければ良い映画になったでしょうね。上映時間も短めだったし。カート・ラッセルの最期が頭から離れません・・・ 【ライトニングボルト】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-03-28 21:11:55) |
76.全然期待せずに観たんですけど、意外にもこれがなかなかよかったですよ~。さすがはペーターゼン監督。これリメイク作品ですけど、むしろリメイク元よりよかったかもしれない。最初から最後までノンストップで突き進んでいき、間延びするシーンは一切なし。誰が生き残るのか、これまた予測不能。こういう作品では必ず描かなければいけない「生への欲求」が凄く感じられました。皆さんも書いてる通り、まず最初に死んでしまう若い船員の男性。凄くいい人なのに蹴落とされてエレベーターに潰されちゃいますけど、確かにあれはいろいろご意見あるでしょう。しかしながらあそこで彼を蹴落とさなければ、2人とも死んでいたのです。あのシーンでの予定調和の逸脱をいいとみると悪いとみるか、難しいところです。 【あろえりーな】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-03-04 22:02:15) (良:1票) |
75.《ネタバレ》 実はオリジナルを見たことが無いので比較は出来ないけど、パニックものとして無駄も少なくシンプルにまとまっている佳作だと思う。 人間描写が浅いのは確かだけど、濃密な人間ドラマはオリジナルに任せておいて、娯楽作品としてCG技術を活用しつつビジュアル面を強化し、「どうやって生き延び、どうやって逃げ出すか」という部分を前面に持ってきた割り切った作り方は、リメイクの方向性として正しいと思う。個人的にはあまりクドクドしく人間ドラマをやられるよりも、脱出の過程において最低限の人間性を描くに止めておく方が、むしろこういう緊急状況では自然に思える。 どちらにしろ二時間程度の短時間で複数の登場人物の背景を中途半端に語るよりは、スッパリと切るところは切って、見る者の想像に任せた方が良い場合もあるはず。黒人船長と女性シンガーが良い例。あの状況だからこそ、何も語らせない最期の抱擁にはグッと来る。あそこでダラダラと最期の語らいを始められたら一気にシラけただろう。 展開にはかなりのご都合主義が見えるものの、船の構造や備品を利用して脱出する過程はよく考えられていて、それなりに楽しめた。 【FSS】さん [DVD(吹替)] 6点(2007-02-27 21:48:07) (良:1票) |
74.やはりオリジナルと比べてしまうが、まぁ無難に楽しめると思う。 【miso】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-02-27 17:29:33) |
73.《ネタバレ》 衝撃のシーンを巻き戻して何度も観たり「描写されてない場面」をいちいち想像してから観進める私のようなタイプには、こういう映画を映画館で観るのは拷問でした(笑) リメイク前の作品については「ツリーを倒して登る」と「船の底から出る」しか覚えてなかったので違和感はなかったですね。内容については、普通に面白かったんですが、ちょっと気になったのはバレンタインの扱いです。あれじゃ「善意者が馬鹿を見る」っぷり全開じゃないですか。せめてネルソンは彼を蹴落とさずに居て欲しかった……後々ネルソンが「エレナの恋人はバレンタインで、彼を殺したのは私だ」と苦悩するための無理矢理な伏線かな、と思いきや、そんなシーン無かったし……かわいそう…バレンタイン(マギー審司似)…ところで「水中を移動するシーン」がある映画って、なんでみんな普通に水中で目を開けて、そして普通に周りが見えるんでしょうか?もしかして水中でモノが見えないのは私だけなのか?(07年2月、DVDで落ち着いて鑑賞し直したので追記) 【えむぁっ。】さん [試写会(字幕)] 8点(2007-02-26 23:33:14) (良:1票) |
72.《ネタバレ》 昔の見た覚えがあるんですけど、まったく記憶にないです。 まー、ボケェと観てて楽しめました。 エレベーターでじいさんが若者に好きな名前と言ってたくせに蹴落とすのは悲惨でしたな。 【ひで太郎】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-02-07 12:19:52) |
71.大好きな映画のリメイク作を観るというのは、言ってみれば、初恋の人と同窓会で再会するようなもんでして、3割は「もう一度会って見たい」、7割は単なる怖いもの見たさ。過剰な期待をすれば確実に失望するが、その「確実に失望する」というコトに対して、これまたヘンな期待を持ってしまうのが人情というもの。性格悪いってか。ほっとけ。まあねえ、「元の映画ではカクカクシカジカの点が魅力であったのだが、リメイク作にはその点が欠如している!だからダメ!」なんぞと言うのも、味気無いもの。元映画の魅力をそのまま移植するんじゃあ、リメイクの意味が無いし、それこそ怠慢だと責められるべきもの。ラクチンだよね。→結局、「なんでわざわざリメイクするの?」という、根本的かつ「それだけは訊かない約束でしょ」的な疑問に帰着しちゃうのだけど・・・。しかし、いいじゃないですか、清純だったアノ初恋の人だって、ケバケバのオバチャンになっちゃった今だからこその新しい魅力があるかもしれない(無い可能性も高いが)。本作を観れば、「私が大好きだったあの70年代風のパニック映画は、もはや作れる時代じゃあなくなったのよね」と感じる一方で、こういう、一種のゲーム的・紙芝居的アトラクション映画が、産まれつつあるのだなあ、と感じます。いっそ「転覆した船の船底まで逃げたら、もう一度津波がきて元通りになり、再び甲板まで逃げる映画」とかいうところまではハメをはずせなかったのが、やっぱりドイツ人監督なんですかねえ(←アメリカ人でも無理です)。 【鱗歌】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-01-30 23:31:59) (笑:1票) |
70.ペーターゼンというとまず「Uボート」での水難が浮かぶわけで、本作は水が隙間からプシューッと噴射したり、船内の水かさがどんどん増したりと、これは本領発揮だなーと感じた。撮影も面白くて、前半は豪華客船を豪華に見せること、転覆した豪華客船の破壊状況を豪華に見せることがメインだったが、登場人物がペンライトを携帯してからは、ボディーブローのような水の攻撃を執拗に見せる。前半の見せ方は下手かなと思うが、ペーターゼンは水を得るとやっぱり生き生きする。「Uボート」の、上昇も出来ないし下降も出来ないという葛藤(心理劇)を、「上に上に!さあ行こう」という愚直なまでの上昇(脱出劇)に置き換えた「ポセイドン」は98分という理想的な上映時間であり、これに人間ドラマを入れちゃうと180分の「タイタニック」が出来上がってしまう気がする(タイタニックがドラマとして優れてるかどうか知らんけど)。「上に上に!」の精神は、もっと突き上げて欲しかったところだが、「ポセイドン」はB級精神あふれる映画となった。これは面白いです。 【Qfwfq】さん [映画館(字幕)] 7点(2007-01-23 20:32:47) (良:1票) |