ブラック・ダリアのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。4ページ目

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ブラック・ダリア

[ブラックダリア]
The Black Dahlia
2006年上映時間:121分
平均点:4.42 / 10(Review 67人) (点数分布表示)
公開開始日(2006-10-14)
公開終了日(2007-05-18)
ドラマサスペンス犯罪ものミステリー実話もの小説の映画化
新規登録(2006-06-04)【rothschild】さん
タイトル情報更新(2018-04-04)【イニシャルK】さん
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監督ブライアン・デ・パルマ
助監督マーク・エガートン
演出ゲイリー・ハイムズ(スタント・コーディネーター)
キャストジョシュ・ハートネット(男優)バッキー・ブライカート
スカーレット・ヨハンソン(女優)ケイ・レイク
ヒラリー・スワンク(女優)マデリン・リンスコット
アーロン・エッカート(男優)リー・ブランチャード
ミア・カーシュナー(女優)エリザベス・ショート
リチャード・ブレイク〔男優〕(男優)ボビー・ドゥウィット
ローズ・マッゴーワン(女優)シェリル・サッドン
フィオナ・ショウ(女優)ラモナ・リンスコット
マイク・スター(男優)ラス・ミラード
グレッグ・ヘンリー(男優)ピート
ジェミマ・ルーパー(女優)ローラ
イアン・マクニース(男優)検死官
ウィリアム・フィンレイ(男優)ジョージ・ティルドン
ケヴィン・ダン(男優)ショート氏(ノンクレジット)
ブライアン・デ・パルマスクリーンテストの監督(ノンクレジット)
森川智之バッキー・ブライカート(日本語吹き替え版)
高橋理恵子ケイ・レイク(日本語吹き替え版)
本田貴子マデリン・リンスコット(日本語吹き替え版)
大塚芳忠リー・ブランチャード(日本語吹き替え版)
岡寛恵エリザベス・ショート(日本語吹き替え版)
朴璐美シェリル・サッドン(日本語吹き替え版)
高島雅羅ラモナ・リンスコット(日本語吹き替え版)
廣田行生ラス・ミラード(日本語吹き替え版)
原作ジェームズ・エルロイ「ブラック・ダリア」(文藝春秋文庫刊)
脚本ジョシュ・フリードマン
音楽マーク・アイシャム
作詞コール・ポーター挿入曲“Love for Sale”Performed by k.d. lang
作曲コール・ポーター挿入曲“Love for Sale”Performed by k.d. lang
撮影ヴィルモス・ジグモンド
製作ルディ・コーエン
ミレニアム・フィルムズ
モシュ・ディアマント
アート・リンソン
Nu-Image
製作総指揮ダニー・ディムボート
マンフレッド・D・ヘイド(共同製作総指揮)
ジェームズ・B・ハリス
アヴィ・ラーナー
トレヴァー・ショート
ジョン・トンプソン〔製作・(I)〕
アンドレアス・ティースマイヤー
ジョセフ・ローテンシュレイガー
ゲルト・コーチリン(共同製作総指揮)
配給東宝東和
特殊メイクヴィットリオ・ソダーノ
美術ダンテ・フェレッティ(プロダクション・デザイン)
衣装ジェニー・ビーヴァン
編集ビル・パンコウ
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7.この話にデ・パルマというのは最高の組み合わせではないでしょうか。性と殺人が密接に絡み合うというテーマはこれまでのデ・パルマが執拗に描いてきたものだし、残酷でドロドロしてるんだけどなぜか上品という風格もデ・パルマでこそ出せる独特の味わい。この話をもっともうまく見せられる監督はデ・パルマであり、またデ・パルマの才能をもっとも発揮できるのはこの話であり、両者にとって理想的な出会いであったと思います。正直、この映画の脚本自体はそれほどクォリティが高くありません。まず話が入り組みすぎてわかりにくすぎ。かなり映画を見慣れており、映画文法やデ・パルマの手法を正確に把握できる者ですら、最初から最後まで集中していなければ理解できないほどわかりづらいというのは映画の脚本としては致命的。一般の観客では到底理解不能な話になっているのはさすがに問題だと思います。また、それほどわかりづらい話でありながら、謎解きの興奮が薄いのも映画の脚本としては失格。見ている人間の頭をさんざん悩ませながら、結局謎のほとんどはセリフで語られてしまいます。もっと動きのある謎解きにしてくれないと、映画でやっている意味が半減します。そんな完璧とは言えない脚本なのですが、かなり良いメンバーが集まったおかげで謎解き以外にも見るべき要素が加わった結果、映画としては救われたと思います。時に過剰に感じられるデ・パルマのテクニックがこの映画の雰囲気には良く馴染んでいて、饒舌なテクニックにより業の深い話を効果的に見せると同時に、テクニックにはある意味機械的な感触があるおかげで、必要以上に陰惨さを感じさせず話の風格を妨げさせないという、相反するふたつの効果を挙げているのは驚きです。また、ジョシュ・ハートネットとスカーレット・ヨハンソンのふたりが期待以上に良く、このふたりが出ているだけで画面が引き締まっていました。ヒラリー・スワンクに絶世の美人の資産家令嬢をやらせたのはミスキャストでしたが、確かに彼女の演技力にも見るものはあり、そこに期待してのキャスティングだったのだろうなと思います。そんなわけで決して完成された映画ではなく、見る者がどの要素に重きを置くかで評価の大きく変わる映画ではありますが、私としては大いに評価したいと思います。
ザ・チャンバラさん [映画館(字幕)] 8点(2006-10-28 15:22:31)(良:3票)
6.なんかよくわかんなかった。もうちょっと集中してみてりゃあよかったのかな。理解できたとしてもたいしたことなさそうだけど。
Syuheiさん [映画館(字幕)] 1点(2006-10-28 01:42:14)
5.この映画の面白さが詰まってるのはリーが階段から落ちて死ぬまでかな。原作は読んでないんですがもっとドロドロで謎だらけな展開が良かった。ラストも事件も未解決のままなんだから犯人が誰かなんて明かさず意味深に終わらせてほしかった。階段のカメラワークとヒラリー・スワンクの尻とスカーレット・ヨハンソンの無駄なエロさはやっぱデ・パルマですね。
TRUST NO ONEさん [映画館(字幕)] 7点(2006-10-23 13:42:14)
4.なかなかいい感じだった。無理やり美女の設定にされたH・スワンクが出てくるまではね。
mimiさん [映画館(字幕)] 5点(2006-10-20 02:09:03)
3.本作鑑賞中に思い出したのが「三つ数えろ」。1940年代後半の雰囲気の中(「三つ~」の製作が46年、「事件」の発生は47年)、ハードボイルド且つノワールに話が展開しつつも、「三つ~」同様、肝心の本筋が一向に見えてこない。原作未読の身としては、いつになったら「ブラック・ダリア」が始まるのかって感じ。多分この物語は、ジョシュ・ハートネット演じる主人公が友情と恋愛、そして自らの正義感の間で苦悩するというのがテーマで、ブラック・ダリアなんかどーでも良かったのかもしれない。だったら、何でこのタイトルなの? 今回はデ・パルマ演出にも必然性や流れが感じられず、長回しや一人称視点も終盤のストーリー展開同様、唐突でチグハグに感じただけ。隣の人なんかほとんど“The Big Sleep”でしたよ、3点献上。
sayzinさん [映画館(字幕)] 3点(2006-10-18 00:17:35)
2.デ・パルマ監督の作品を映画館で観るのは久しぶりです。独特のカメラ回しやカットで、サスペンスの鮮度を、そしてスリラーの感度を上げた職人気質の監督というイメージで本作を観たのですが、最高!とはいかないまでもなかなか面白かったです。2人の男の関わりを最初に見せ、そこに女を絡ませ、やや説明的な描写が長く続き、ブラックダリア事件になかなか突入しません。「なんじゃ。どこから本編がはじまるのかな?」とじらしてじらして。やがて、カメラワークを駆使したある場面から(カメラが低上空から景色をとらえ、狭い路地を車が走ってくる、道端を男と女が歩いてくるのをワンカットで魅せる)作品はダークな色合いがより濃くなってきます。色調自体も、かなり抑えられ鮮やかな場面はほとんどなく、舞台となる年代の空気をうまく出しています。事件の本質そのものの追求というよりは、その事件をきっかけに何か狂いだした人間の性を見せる内容でした。純粋にサスペンスや謎ときを楽しむ(視覚的なトリックはありますが)ものではないのが、観る人を選ぶと想います。ただ、映画館の暗闇の中の方が、この作品にはあっているような、そんな気がします。
映画小僧さん [映画館(字幕)] 7点(2006-10-16 10:29:14)
1.つまらないというよりも、よく分からない映画。
六本木ソルジャーさん [映画館(字幕)] 5点(2006-10-15 00:16:39)
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【点数情報】

Review人数 67人
平均点数 4.42点
011.49%
111.49%
234.48%
31217.91%
42435.82%
51319.40%
645.97%
768.96%
822.99%
900.00%
1011.49%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.66点 Review6人
2 ストーリー評価 4.71点 Review7人
3 鑑賞後の後味 4.28点 Review7人
4 音楽評価 6.33点 Review6人
5 感泣評価 1.80点 Review5人
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【アカデミー賞 情報】

2006年 79回
撮影賞ヴィルモス・ジグモンド候補(ノミネート) 

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