302.なんともすごい作品。とにかく、ドキュメンタリーを見てるかのように映画に入り込んで溶け込んでしまう。この作品のすごさは単に恐怖の鮫というとこではないこと。市長たちの行動、パニックになった時我先にのエゴ、この辺りは人間性を考えさせるし、演出も時に海中からの鮫目線と兎に角素晴らしい。ストーリの流れがとてもスムースで、また恐怖を与えるるタイミングがよい。もちろんあの有名なサウンドも抜群だし、時代考えると、肝心の鮫自体の意匠も文句なし。荒くれ親父始め3人のキャラもよくて、個人的には、彼の軍にいた時のエピソード、忘れられないくらい強烈なインパクトを持つ。映画史に燦然と輝く傑作。この作品は時代が過ぎても決して過去の名作になることもなく、その偉業は映画というコンテンツが存在する限り決してあせることもない。 【タッチッチ】さん [CS・衛星(吹替)] 10点(2011-11-26 20:59:51) |
301.《ネタバレ》 今回、初めて最初から最後までちゃんと見たわけだけど、ここまで有名な映画だと子供の頃に意図せず見ちゃってるものだなー。断片的ではあるが、いくつかのシーンを覚えていたのはアンラッキーだった。それだけインパクトが大きかったということか。もちろんそれでも楽しめないわけではない。サメの迫力、特にクイントさんが食われる場面は凄かった。さすがは名作。でもやっぱりまっさらな状態で見た人には勝てない。 【リーム555】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-10-17 20:04:27) |
300.理屈抜きで楽しめる娯楽映画。 初視聴からン十年経っても、ストーリー展開の面白さや演出の素晴らしさは色褪せない。 主人公の苦悩や葛藤を中心に、前半のしっかりとした人間描写、 そこに漁師や海洋学者という個性溢れるキャラが揃い、 後半からは冒険活劇を思わせるような爽快感を与えてくれる。単なるパニック映画ではなく、 ドラマとしても見応え十分だった。単純な話をいかに面白く見せるか、 娯楽映画のお手本のような作品。今観ると、鮫は模型みたいだけどね。 【MAHITO】さん [映画館(字幕)] 10点(2011-08-18 11:49:35) |
299.動物(怪物?)パニック映画の先駆けであり、現在に至ってもこのジャンルにおいて本作ほどの完成度を誇る作品は少ない。欲を言えば少し長尺。余分に思えるシーンが無いでもない。 然しながら、シンプルなテーマの中で緊張感を持続させる演出の上手さは、今も古さを全く感じさせない素晴らしい出来。VFXなんて使わなくたって、良い監督が撮り、最高の音楽と脚本があれば、十分恐ろしい作品は作れるという良い手本だろう。 この手のジャンルムービーとして、ほぼ完璧に近い作品だと思う。 【おーる】さん [DVD(字幕)] 9点(2010-10-04 23:17:33) |
298.楽曲が恐怖を倍増させる映画はこの作品が一番である。 冒頭の薄暗い画面が終盤明るい画面になっていることで、違う恐怖感を効果的に演出しているのが良かった。 また、海水浴(=身近で楽しい)とJAWS(=恐怖)が表裏一体であるが故の恐怖感はたまらない。 激突と同じく、日常の中を舞台としている恐怖だけに余計怖く感じさせる旨さがある。 【円軌道の幅】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-09-04 11:35:57) |
297.《ネタバレ》 音楽がとてもよかったし、ジョーズの造型が素晴らしかったですね。劇場内の全員が腰を浮かすほどびっくりしたシーンが三カ所ありました。みんなが感覚を共有し、一蓮托生の気分になるのは劇場鑑賞の良い点ですね。観賞後は無事に生きて帰ってきた気分を味わえました。 めちゃくちゃに面白かったといえる作品です。 【ジャッカルの目】さん [映画館(字幕)] 10点(2010-08-15 10:31:04) |
296.ロバート・ショーの最期が壮絶! 本作の大ヒットにより「グリズリー」、「テンタクルズ」、「オルカ」など様々な亜流が発生した。 【きーとん】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2010-07-18 10:04:10) |
295.今さら批評するまでもなく、スピルバーグ監督の代表作(出世作)ですね..未だに恐怖・パニック映画の中では伝説的な傑作です..75年当時は全世界に衝撃を与えるほどの作品だったと思います... 【コナンが一番】さん [地上波(吹替)] 7点(2010-06-09 15:12:30) |
294.《ネタバレ》 ボンベの伏線があまりにもあからさまで冷めましたが、結構興奮しました。見てから20年くらいたっているはずなのに、一番ショッキングな捕食シーンを鮮明に覚えていたので、オチが初っ端でわかってしまったが残念。 【色鉛筆】さん [地上波(字幕)] 6点(2010-03-13 19:20:51) |
293.ほぼリアルタイムに劇場で鑑賞。小学生でしたが、父の海を怖がるように。。。との教育の1つで劇場に置き去りで鑑賞。字幕だったように記憶してますがほぼ、意味分からないが鮫が恐いぞ、喰っちゃうぞってのだけが焼き付き恐い恐いBGMに余計のこと恐かった記憶があります。終盤には私は捨てられたかも…と思って暗くなってましたが、上映終了後父が迎えには来てくれてなんだかホッとしたのを覚えてます。とっても恐かったオヤジと鮫の体験。 【成田とうこ】さん [映画館(字幕)] 9点(2010-03-08 23:49:24) (笑:1票) |
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292.水中で死体が出てきた時の大きな効果音にやられた。 うるさい! ビックリしたよ! 終盤のサメとの攻防に絡んだヒューマンドラマに、唯一の良さを感じた。 【にじばぶ】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2010-02-18 17:45:04) |
291.動物パニックものの最高峰。よく練られた脚本だからこそ、今観ても楽しめる作品。 【HAMEO】さん [地上波(吹替)] 7点(2010-02-09 19:38:24) |
290.《ネタバレ》 サメがでか過ぎる。市長と市民の板挟みになっている署長(主役)が可哀想でした。息子をサメに喰われた母親が、署長に八つ当たりビンタをして、その夜ショックで茫然と酒を飲む署長の表情と言ったら・・・。署長頑張ってたよ。後半は、巨大人喰いサメとオヤジ3人のガチンコ対決。インディー・ジョーンズのような高揚感があり、ちょっとした冒険活劇で、ハラハラドキドキしました。最後にサメをしとめたのは、猛者の船長でも、海洋学者でもなく、へっぴり腰の署長。お手柄です。 【VNTS】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-01-19 19:06:49) |
289.《ネタバレ》 ご存知、海洋パニック映画の魁。 しかし、私はあえて言う。 「この作品は『海の漢の浪漫』である」と。 見るからに荒々しい海の漢、漁師クイント(ロバート・ショー)。 インテリだが信念の海の漢、海洋学者(リチャード・ドレイファス)。 この二人の「海の漢」が、海を知らない保安官ブロディ(ロイ・シャイダー)を、巨大人食い鮫との戦いを通して「海の漢」へと仕立て上げていく。 一番好きなシーンは、夜の船内での「キズ自慢」。傷があってこその男だぜ! 【伊達邦彦】さん [映画館(字幕)] 9点(2010-01-10 18:50:03) |
288.70年代のパワー、スピルバーグのパワーを思い知らされる快作でした。70年代前半といえば「ゴッドファーザー」「エクソシスト」等大人の映画が記録破りの大ヒットを続けていた時期で、本作もブロックバスターの皮を被りつつ、しっかりとした大人のドラマを中心に据えています。映像的ショックの薄れた現在の目で鑑賞すると、サメとの死闘よりもむしろ前半のドラマ部分の方が見ごたえがあり、マジメな姿勢で構築されたドラマと優秀な脚本の存在がいかに作品に貢献しているかが分かります。またスピルバーグのドラマ演出も驚異的。都会に疲れて田舎へ移住してきたブロディ署長が、「どうせよそ者にはわからんだろ」と言われながら孤軍奮闘するドラマを、若干25歳にして描ききっています。たった25歳で、よくも中年男のドラマを作り上げたものです。一方、クィントはスピルバーグが不得意とするタイプのキャラクターなのですが、こちらはロバート・ショーに相当お任せしている様子で、自分に出来ないことは他人に頼るという柔軟さも見られます。。。本作を見て思うのは、パニック映画にはリアクションがいかに重要であるかということです。人喰い鮫が現れた時、人々や社会はどう反応するのかを丁寧に描くことで、鮫の存在も引き立っているのです。肝心の鮫については技術的に相当な制約があり、その姿をほとんど見せないという詐欺みたいな描写が続きます。ようやく画面に登場しても作りもの丸出しなのですが、それでも本作のサメは活き活きとしています。それは、アミティの町やその住民達がこのサメの存在をしっかりと感じ、現実的なリアクションをしているからです。他方、90年代に入ってスピルバーグが関わったディザスター大作「ジュラシック・パーク」「ツイスター」「ディープ・インパクト」は技術的には本作を圧倒し、見せたいもののほとんどすべてを描写できるようになったにも関わらず、映画としては本作に劣ります。「パニック映画」の名称が90年代に入ると「ディザスター映画」と変わったのは言い当て妙で、対象に直面した人々や社会のリアクションがスッポリと抜け落ち、ただひたすら対象を描写することに集中しているからです。これはクリエイターのみの責任ではなく、難しい話を受け入れなくなった観客の責任でもあります。その意味でも、大人の映画に行列ができていた70年代は貴重な時代だったのだと思います。 【ザ・チャンバラ】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-12-31 12:44:39) (良:1票) |
【シトロエン】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-12-29 17:38:10) |
286.スピルバーグ初期の「ジョーズ」や「激突」は好きなジャンルとはいえないがウェル・メイド。専門的な原作をエンターテイメントに仕立て上げるのはこの頃からの得意技で、トリオの組み合わせの妙が生かされた「白鯨」のように海の怪物を追っての後半もよい。(「フライングキラー」と違い人間の方が彼らの領域に侵入しているので報復する権利があるかどうかはまた別)ウィリアムズの音楽はスコアというよりエフェクトに近く、オールラウンド・コンポーザーである彼の才能の一極を示す。遠隔操作されるラテックス製のホオジロザメ「ブルース」が初めて姿を見せる場面は、予期せぬ時だけにかなりなショックを与える。サスペンスフルな恐怖だけが売りでなく異種とのデュエルであり、終盤で姿を現さなければ闘うことも叶わない。 【レイン】さん [地上波(吹替)] 8点(2009-12-07 10:24:29) |
285.特に海水浴場が舞台の前半、例のサメ登場のテーマ曲と共にサメのヒレ一つでこれだけ観る者を怖がらせてくれるスピルバーグ監督、お見事です! 【とらや】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-11-25 21:48:43) (良:1票) |
284.公開当時小学生だった僕はとても観たかったんですが、怖い映画を嫌がる家族の圧倒的票差で「メリー・ポピンズ」を・・・ああ、悲しい思い出。その後何故かテレビでもお目にかかれぬまま三十数年経て、やっと初見です。正直な感想を言うと、とてもガッカリでした。サメが作り物っぽいのは覚悟の上で観たけれど、つまらなかったのはそれだけではない気がします。なんなんでしょう、いまいちスリルや緊迫感がなく、それほど演出がうまいとも感じないんですよね。同監督の「激突」は我が子も「ひどい!」と大声出してまで引き込まれていましたが、「ジョーズ」は関心を持続できずに漫画を読み始め、最後まで観たのは僕一人。全く違う映画ですが、白黒映画の「恐怖の報酬」は字幕にも関わらず小学生の息子が引き込まれていました。この差はどこから来るのか??? 思うに「ダメダメ、それはマズいよ!」と登場人物に声かけたくなるようなシチュエーションがなかったような・・・。登場人物は気づいてなくて危険に近づき、映画を観ている者は待ち受ける危険を知っている、そういうハラハラがなくて、突然ことが起こるような趣の方が多かった気がします。 【だみお】さん [DVD(字幕)] 2点(2009-11-10 19:03:00) |
【みんな嫌い】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-08-29 08:16:37) |