78.ドンパチしたいだけのただのバイオレンス映画 中身は無いですけど娯楽作品としては見て損しないかも 【ume0214】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2009-12-31 13:15:01) |
77.映像、音楽、全てが素晴らしかったです。映画であり、エンターテイメントである事を忘れておらず、しかしそこにシンプルかつ強烈なメッセージを添える事に成功していると思います。コメンタリーも絶対に見たほうが良いです。やはりスタローンは天才なんだと思いました。 【まいるどへぶん】さん [DVD(字幕)] 9点(2009-12-26 02:17:08) |
76.《ネタバレ》 (続編作成の噂を聞いたので減点)私は一介の市民であり、TV等の報道機関を通じた情報でしかミャンマーで今何が起こっているか・これまで何が起こってきたのか?(これは世界各地で起こっている他の内線・紛争すべてに当てはまる)を知る術は無い。 同様に、緻密なリサーチに基いて作成されている事は容易に推測出来るが、本作はあくまでもフィクションに過ぎない。 だがしかし、私はハリウッドのアクション映画でランボーという主人公の視線を借り、今ミャンマーで何が起こっているのか、戦争の現場とは実際どういうものなのか?を私達の様な一介の市民に知らしめんとした、スタローンの志に対し強く敬意を表したい。 他レビュアーの皆様も書いておられるが、本作は過去3作とは比較にならない程、凄惨なシーンの連続である。 「スタローン主演のアクション映画」という軽いノリで鑑賞すると、正に横っ面を張り倒された様な気持ちになるだろう。 至近距離で爆弾が炸裂するとはどういう事か? 人が銃に撃たれると実際にどうなるのか?(痛いと感じる瞬間も無く人は原型を留めない程に文字通り「砕け散る」)という事は勿論、本作では私が今迄観て来たいわゆる「戦争映画」では敢えて直接的なシーンとして語られなかった、女性と子供が戦場でどの様な悲惨な目にあっているのか? も、直接映像として観客に提起してくる。 実際に戦争を経験された方々の目からすれば、本作の描写はまだまだ甘いのだろう。 だが、少なくとも私に取っては、TVの画面等で対岸の火事的にしか見えていなかった事を、本作を観る事でほんの僅かでも現実のものとして認識出来た。 又、今更ながら表面的なものでは有っても平和な国で毎日を過ごし、こうして「娯楽」の一つとして本作を鑑賞出来る事の有り難さと、同じ星に住んでいながら、生まれてきた国・住んでいる国・地域によってここまでの落差が現実に存在するという事に、ベタな表現ではあるが体が震える思いで劇場を後にした次第である。 私と同じ認識・思いを持つ方々が少しでも多くなる様、本作の鑑賞を可能な限り多くの方々に奨めたい。 本作はR15指定となっているが、出来ればこれからの世代である15歳以下の皆さんにも観てもらい、少しでも何かを考えるきっかけにしてもらうべきと思う。 「たかが映画・されど映画」(以下改訂)なんだけど、この内容で続編は作らないで欲しいなぁ。 【たくわん】さん [映画館(字幕)] 8点(2009-11-19 21:26:02) |
75.《ネタバレ》 この作品のDVDのSETUPメニュー。切替えるたびに鳴る音。これが作品の内容と照らし合わせて、非常に悪趣味なわけで。このことだけでも、この映画の製作サイドの意図が透けてみえるようです。そして、もうこれ以上、何も言いたくない。 【なたね】さん [DVD(字幕)] 1点(2009-10-31 22:22:26) |
74.第一作はアメリカの暗部を扱ったマジメな映画だったもののこれが意外と不評だったため(同年の「ロッキー3」の3分の1しか稼げなかった)、「2」以降は正反対のドンパチ路線に変更。スタさんはアメリカ万歳映画の人というのが一般のイメージですが、この人には明確な政治思想はないのだと思います。その時々で、敵とするのに調度良い相手を選んでいるだけなのでしょう。このアバウトさがさすがイタリアの種馬なのですが、その傾向は本作にも当てはまります。ミャンマーというホットな軍事政権を相手としていますが、彼らの圧政や少数民族への弾圧は「ランボー4」をやるための舞台にすぎません。なのでミャンマー軍の度を越した残虐ぶり、登場人物としての固有の人格すら持たされない純粋悪としての描写には呆れてしまいます。90年代に香港でよく作られていた日中戦争ものにおける日本軍の描写と大差ないレベルです。こういうスタさんの浅はかなところは、ソ連を悪者にしていた頃から何も変わっていません。一方で監督としての腕前も全盛期と変わっておらず、こちらには良い意味で驚かされます。スタさんは「ロッキー4」を最後に20年以上も監督をしていないのですが、ジョージ・ルーカスやテレンス・マリックの例が示すように、これだけ長期間監督業から離れていると、普通は感覚が衰えるものです。しかしスタさんの演出は衰えるどころか逆に良くなっており、これは野生の勘なのか、実は物凄く頭が良いのか、非常に不思議なところです。例えば川上りの最中で海賊に襲われる場面。ランボーはギリギリまで話し合いで解決しようとするものの、ダメだと判断した瞬間に銃を抜き、数秒で海賊を全員殺してしまうくだりの演出のキレには素晴らしいものがあります。ここでの間の取り方や緊張感の煽り方、それまで舐めた目で見られていたランボーが、実はとんでもない奴だと判明するというカタルシス、アクション映画に必要な感覚を十二分に味わわせます。同時に、ミャンマー上陸前にこのエピソードを入れておくことで、「これからシャレにならない場所へ行こうとしている」という構成上の前振りの役割も果たしています。その後は「プライベート・ライアン」と「アポカリプト」を合わせたような一大地獄絵図が繰り広げられますが、これまでさほど残酷な映画を扱ってこなかったにも関わらず、ここで見せる演出のインパクトも凄まじいものがあります。 【ザ・チャンバラ】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2009-10-21 20:12:58) (良:2票) |
73.ミャンマー政府を非難したものでもなければ軍事政権を非難したものでもない。勧善懲悪の悪として登場できれば敵は誰だっていいのだ。これはランボーが戦場で敵を殺しまくる映画なのだから。しかしシリーズを締めくくるにあたって「戦争とは」という問いに対するある一つの答えを用意している。戦争とは・・・人殺しである。戦争では自国が善であり敵は悪なのだ。この作品は敵を悪と強調したうえで敵を殺しまくるのだが、その死に様が凄まじい。生きていた者が肉片と化す。動いていた者が止まる。その瞬間、悪である敵もまた人間なのだと思わされるのだ。さらに今回ランボーは誰の命令でもなく自らの判断でこの殺戮を行う。しかも実に個人的な理由で、と言っていいだろう。戦争において兵士は上官の命令で人を殺す。もっと言うとその人殺しには国のため、あるいは正義のためという大儀を得ている。そのことで霞んでしまうもの、それが人を殺しているという事実なのだ。この映画はイヤというほど戦争が人殺しであることを見せ付けている。こんなにも惨いことを国家が国民に強いるのが戦争なのだ。反戦ベースの1作目とシリーズの流れを加味すれば順当な帰結と言えるかもしれない。 【R&A】さん [映画館(字幕)] 6点(2009-10-15 16:26:58) |
【Junker】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-10-12 01:09:06) |
71.《ネタバレ》 最近、過去のキャラが色々蘇るけど、インディー・ジョーンズの復活にもジョン・マクレーンの復活にもロッキー・バルボアの復活にも感じることのなかった不気味さが、ジョン・ランボーの復活には伴っている。そもそも、“ランボー”とは何だったのか、何のために存在したキャラクターだったのか。はい、スタちゃんがお金を稼ぐためです。以上。。。そりゃそうなんだけどさあ。。。1作目で、父なる国に見捨てられた怒りから、「ベトナムの戦場をアメリカ本国に持ち込んだ」ランボー。ああトンデモないことしちまったとばかり、せっかく持ち帰った「戦場」を再び国外に持ち出して思う存分大暴れ、平和に飽きた現代人に、対岸の大火事を眺める楽しみをプレゼントした2作目、3作目のランボー。1作目では確かに切っ先鋭く尖っていたこの映画は、シリーズを追うごとに派手になり、派手になり膨張した分、尖っていた切っ先も鈍り、単なる肥満映画となっていく、3作目の彼は、申し訳ないが、ハッキリ言ってピエロである・・・。そんな目的を失った彼が、蘇る。それも再び、切っ先鋭く。勿論、アジア人やロシア人ならナンボ殺してもOK、みたいなこれまでのノリは、ここでも顕在。いや、このシリーズが持つその“限界”をむしろ、ここでは決して隠そうとはしない。その代わり、第1作でランボーが涙ながらに語った、すなわち言葉だけで描かれていた「人間が肉塊と化す」ということ、それをこの映画では徹底的に我々に見せつける。もともとこれこそが、ランボーの世界なのだ、と。そして、ムダに生きるか、何かのために死ぬか、と訴えながら凄惨な戦いに赴くランボーは、まるで死に場所を求めんがために今回、復活したようでもあり、その上でラスト、「ムダに生き残る」という最大限の罰が、彼に与えられたのである。 【鱗歌】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-09-16 23:54:28) (良:2票) |
70.《ネタバレ》 開始早々、死体がゴロゴロ、肉片が飛び交うなど、バイオレンスな展開で、正直ビックリしました。 ド派手な銃撃戦は良かったんですが、何を伝えたかったのか良く分かりません。 ひとつだけ明確なのは、間抜けな「平和主義者」が、いかに迷惑なことですかね。 【かずまる】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2009-09-11 12:12:20) |
69.明確なテーマよりもとにかく何かをしようとするという内容。ヒーロー娯楽アクションの前作も好きですが社会派の原点を考えると見事な復活。大佐かかつての戦友の事ぐらいしか頭に入らず自分の居場所を探したり戦車でヘリコプターに絶叫しながら突撃していた彼がもともとはあまり接点のない人たちを救う姿は感慨深い。 【spputn】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-08-16 17:51:21) |
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68.感動はしなかったのでこの点数ですが、見応えはありました。ランボーの内面は以下のように解釈しました。結局、自分ひとりの力では何も変えられない。目が届く範囲の人は救うことが出来るかもしれない。だけど、なんら根本的解決になっていない。戦争ではなく、紛争や内戦には明確な決着がない。自分たちのような傭兵は、こんな場所でしか生きられない人種だ。だけど、もはや自分でなくてはならない必然も感じない。自分が必要とされる戦場は無くなった。改めてそれを実感した。故郷か。このあたりを潮時にしよう…。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2009-07-27 00:49:46) |
67.《ネタバレ》 これは見る側に何を伝えたかったのだろうか。暴力の悲惨さ?紛争地域の危険さ? いくらランボーでも人簡単に殺しすぎ。しかもその描写が無駄にグロい。 ファーストブラッドの頃のランボーとはまったく違う作品です。保存しとくのも嫌でHDDから即削除しました。機関銃や大砲で大量虐殺しまくりのカレン族に弓矢で戦い出したランボーを見た瞬間だけ「きゃ♪」と思いましたがそれだけです。 しかし生身の人間を使っての「地雷レース」(田んぼに地雷をいくつか投げいれ 捕虜を数人を走らせ誰が吹っ飛ぶかで賭けを楽しむシーン)には、反吐が出そうでした。地雷で吹っ飛ばなくても最後には銃殺だし。 【MK】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2009-07-24 23:42:48) (良:1票) |
66.オーケー。「ランボー」はこれでいいのだ。 「ロッキー」シリーズは回を負うごとに説教がましくなり、筋肉バカがなに偉そうにもの言ってんだと、見ているうちに腹が立つようになってきた。 本作に関しては「戦闘マシーン」としてしか生きられないランボーの行動を通して戦場の悲惨さ、無意味さを描くと行った手法に徹しているところが、素直に受け入れられた。 どっちがいいとか悪いではなく、「戦争とはこの上なく残虐で愚かな行為である」という視点が外れなければいいと思う。 これまでの「ランボー」シリーズに比べ、小振りになった感はあるが、本当に久しぶりに、反感を持たずに見られるスタローン作品でした。 |
65.《ネタバレ》 グロテスクな描写が多いので、耐性が無い人は要注意。 武力を持たずに紛争地帯に平和をもたらそうとする人々が題材の一つ。 そんなことは不可能だということをランボーが腕っ節で証明しちゃいますが。 まあ、二度は観なくて良いかなというのが私の評価。 【タックスマン4】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2009-07-16 16:18:09) |
64.もうちょい短い時間でまとめた方がテンポよく感じたかも。 まあ悪い連中が皆殺しになってめでたしめでたしっていう感じですか。 【幸志】さん [インターネット(字幕)] 5点(2009-07-02 02:29:18) |
63.【医師団が捕まり、助けに行く】という単純な内容で意外性も無いが、テンポよく進み、楽しめた。傭兵たちが早くに殺されると思っていたが、以外にも粘っており好感がもてた。 【はりねずみ】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-06-20 16:33:41) |
62.《ネタバレ》 ○舞台がミャンマーと言うのはホットだからだけでこの設定が作品に深みを与えたとはとても言えない。○良くも悪くもランボーらしさがない。○もう終わりって言う感じ。○終盤のアクションシーンはただ銃弾で人が死んでいくだけだが、何か感慨深く感じた。もちろん意図したことではないだろうが。○ラストの1作目へのオマージュシーンが一番印象的だった。 【TOSHI】さん [DVD(字幕)] 4点(2009-06-19 11:51:01) |
61.なんだかドカーン!!!バキィ!!!!グシャ!!!!!に至る言い訳を無理矢理作った映画に感じました。凄惨なシーンが続きますがイマイチ政治的メッセージも何も見えて来ないし、見終わった後も特に何も残りません。ただ、映画館で見れば+1くらいにはなったかも。それくらいエネルギッシュな作品ではありました。平和ボケをこじらせて、危険地帯に「自分探し」の名の下に出かけていくバカモノ共には、出掛ける前に本作とブラッド・ダイアモンドを立て続きに見せればエエと思います。 【Kの紅茶】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-06-09 18:13:26) |
60.予想以上に面白かったですよ。単なる口だけの腰抜けだと思っていた傭兵たちもやるときはやります。特にスクール・ボーイがよかった。 |
59.《ネタバレ》 ランボーは、自分自身がどんな人間かよく知ってるのだろう。一言で言えば「戦争の犬」。生き甲斐は、戦場でしか見つけることが出来ない。だからこそ、紛争地帯の近くに住んでいるのだろう。日本でも平和の空気に耐え切れず外国の傭兵になる若者もいるのだから、戦場には狂気とともに常人には理解できない魅力もあるのかもしれない。もしベトナム戦争がなかったらランボーは、どんな人生を歩んでいたのだろうか。最後の故郷に帰るシーンは、ランボーが送るはずだった農場での普通の人生を表してると信じたい。しかし、グロすぎて小心者の俺にはきつかったな。 【パオ吉】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-06-02 23:46:27) |