56.《ネタバレ》 ・・どうやら本物の(当たり前だ)西部劇のようです。
でも不思議とそんなに古くさく感じなかった。
なぜなんだろうか。
たぶん演出に全く違和感がないからでしょうか。
私だけ違う感覚なのかもしれないけれども・・
この映画の中で一番の見せ所と私は思う冒頭の強盗シーン、
「ソードフィッシュ」に似ていないですか??
終わって即ソードフィッシュと見比べましたが時代が全然違うのですが、
この冒頭のシーンはかっこいいと思いました。
いや、強盗や殺しでかっこいいというのも変ですが、
殺しのシーンはうまいんだなぁ・・タイミングというか。
スローの入れ方やセリフの間合いとか最近のギャングものは影響受けてると。
登場人物が大変多くて2枚組みの1枚目ではまだついていきかねていました。
強盗シーンから始まりこの一味を逃したことで、
保安官はグループの元仲間だった男をおどし(監獄へ返すと)一味を捕まえろと命令。
強盗グループが主役みたいなのですが、
メキシコに渡りある土地で将軍に武器を調達することを命じられます。
アパッチ将軍率いるその土地にはたびたび襲われますが、
武器がちょろくいつも相手に負けているのです。
武器を輸送列車から奪うシーンは迫力なので劇場で当時観られた方は楽しめたでしょう。
橋が落ちるシーンも見事でしたがさらに古い作品で「アラビアのロレンス」を観たら・・
こういう面白いアクションもロレンスを超えられないなぁ・・
ただ、内容自体は面白いし何回か観られる作品だと思います。
ただ略奪して殺しあう映画でもありませんしメロドラマもないです。
本当は一番の見せ所かもしれないラストの惨殺シーンは合わなかった。
ひつこすぎる~(苦笑)戦争映画かと思いました。
登場人物それぞれに面白いあだ名がついておりこれもややこしい。
鉄道、バイク、う~んたくさん出て来すぎるんですが、覚えれば面白いかも。
たぶん何回か観るとまた評価があがる映画だと思います。
何回か観られるとも思いますよ。
強盗グループが主役のようですが私はなぜか一味を追う元仲間が気になって・・
このグループは捕まえるためにあとから追う役なのに地味でみすぼらしい。
それが逆に気になって面白いんですよ。
時間も長いのでレンタルで観て気に入ったらどうしょうかなとも思っています。