64.吉村貫一郎が、おにぎりを斎藤一に食わせるシーンが有る。自分は食べていないのに人のことを先に考えるというところまでは感心(感動)したが、斎藤に「おまえは食ったのか」と聞かれた際、「まだ食べていない」には呆れた。本当に優しさが有るのなら、「食べた」と言うべきではあるまいか! 疑問も有る。終盤の闘いで、貫一郎は一人で敵に突っ込んでいったけど、一体どうやって生き残って大野次郎右衛門のところまでたどり着いたのだろう・・・。あんなに勇猛果敢に突入したのに、結局は有る程度敵陣を引っかき回してすぐに撤退したのだろうか? これ程までに説得力のない「実は生きていた!」という演出は、キン肉マンを彷彿させるものがある。 さらに疑問をもう一つ。真っ白な雪が積もるなかで、思いっきり血痕を残しながら次郎右衛門屋敷に入ってきたのに、どうして偵察隊の奴らは気が付かないのだろう・・・。 と、いろいろ「?」なところは有るが、そんな“明らかに破綻をきたしている”ところがある意味面白かったでありんす。 |
63.三宅裕司の作ったおにぎりを見て、某料理番組を思い浮かべてしまった。ちょっとミスキャストだったかな。結局作品としては・・ちょっと感情移入できず。見方によって評価は変わってくると思う。 【たまごくん】さん 4点(2004-08-22 08:07:39) |
62.《ネタバレ》 かっこいい~~!!!武士最高!!これとラストサムライを見てそう思った。 吉村がラストの方で敵に突っ込んでいくシーンは泣けました! 【ハリソン】さん 8点(2004-08-13 10:24:34) |
61.出だしの音楽が良いですね。あれで一気に引き込まれました。映画館では客席を見渡すと、かなり平均年齢が高かったのと、終始鼻をすする音が印象的でした。映像は切なさを出す演出が巧いなぁと思いました。確かに原作を映像化するには時間的に無理がありますが、映画として面白かったです。映画・原作どちらも未見の方は、映画を先に観ることを私はお勧めします。あとから原作を読むときに、映画のシーンが思い出されて、臨場感もあり、なかなか良いです。(キャラクターのイメージが合わないと感じる方もいらっしゃると思いますが) //WOWOWで数回観なおしました。何度観てもぐっとくるのが長男の「大好きな父上を一人で三途の川を渡らせることはできない」です。主人公はさぞや家族揃っての団欒を夢見たことでしょう。死にたくはない、もっと長生きして幸せになりたい。今の時代では当たり前のことを夢見る主人公が、「生」に対して未練がましく振舞う最後のシーンは、決して無駄な長さではないと思いました。だからこそ、長男の台詞に涙が止まらなかったのです。そこでポイントアップしました。 |
60.ラストが長すぎる(くどい)..途中まではそれなりに良かったのに.. 【コナンが一番】さん 2点(2004-07-26 12:22:36) |
59.《ネタバレ》 てか何ゆってるか分からんのよっ!!最後らへんの、中井貴一が死ぬ間際にぼそぼそ言ってるあたり、まぢなまりひどくて聞き取れんかった‥。(しゃぁないっちゃ、しゃぁないけど、かなり音量ゎでかかった。)そして、何回「まだ腹切ってないんかよっっ!」と、突っ込んだことか‥。。だれるわ。 【小星】さん 4点(2004-07-23 01:11:33) |
58.中井貴一は頑張ってはいたけど、やっぱりきつかった。 佐藤浩市もなぁ・・・。老け役は無理ありすぎだし、斎藤一役も巧いことは巧いけど、それほど存在感を感じなかったし、カッコいいとも思わなかった。もっと存在感が出せる俳優だと思ってただけに少しガッカリした。 【夏目】さん 4点(2004-07-13 18:43:54) |
57.この映画、原作、TV放映版とも未見なので、比較は出来ないが、どうも主人公の内面や行動の掘り下げが中途半端だったような気がする。「家族」と「義」の間で生きる吉村貫一郎の人生や心にもうひとつ入っていけなかった。きっとこれだけの時間では原作の魅力が伝わりきらないともおもうが。音楽は冒頭の太鼓はカッコよかったのにその後見せ場見せ場でちょっとしつこかったかも。吉村の家族との別離、最後の独白もくどかった。 【ロイ・ニアリー】さん 6点(2004-07-12 22:07:59) |
56.かなりよかった。TVの新撰組につられて借りてしまったが、これはこれでよかった。新撰組の中の目立たない吉村にスポットがあてられていて、大河を見ているものとしては新鮮だったし、特にイメージもなかったのですんなり入り込めたが、佐藤浩一の斉藤一のイメージがやっぱりオダギリが強くてしかも芹沢とかぶっちゃう感があったかな。ただ二人の演技はとてもうまかったし、中井貫一がとてもかっこよく見えた作品だった。沖田役の人もいい味が出ていたと思う。それぞれはっきりとしたキャラがたっていて入りやすかった。そして劇中に入る音楽もすばらしかった。ただ文句を言うとするなら多くの人がレビューしてるように長いこと。編集する点があったような気がしてならない。吉村が死ぬ場面はもっと短くできたろうに。でも最近の日本映画にしてはけっこう張りがある作品だったのではないだろうか。 【LYLY】さん 6点(2004-07-12 21:00:45) |
55.原作の良いエッセンスを捨てて筋書きを忠実にした結果、吉村の美学が説明しきれず駄作になっているような気がする。わたしなら、大野と吉村の息子二人のシーンなんかばっさりカットして、もっと吉村に焦点を当てるのになぁ。あぁ~ 原作は良かったのになぁ。中井貴一の演技はとても良かったです。佐藤浩市も良かったんだけど、某ドラマの芹沢鴨と演技がかぶっちゃって・・・ スンマせん。 【ともとも】さん 3点(2004-06-19 18:02:32) |
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54.《ネタバレ》 家族・男女・友、すべての愛情が悲しかった。中盤以降、不覚にも涙出まくり。沖田総司のイメージがちょっと違う(気持ち悪い)こと、“生き残り組”の老人メイクがあまりに酷かったこと、佐藤と村田の出会いが偶然にしてはあまりに無理やりであったことが不満。全体的にはおもしろく観れて満足。 【いわぞー】さん 8点(2004-06-18 22:38:03) |
53.チャンバラも迫力あり、シナリオも熱いものがあり、俳優陣もなかなかの熱演。ちょっと長すぎって所と、泣かしにいってるとこがマイナスですが、それ以外はいい映画ですな。 【ふくちゃん】さん 7点(2004-06-12 17:08:36) |
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51.まあまあかな、たそがれ清兵衛よりは数倍面白かったけどね。新撰組を変わった視点から観た作品。バリバリのチャンバラ映画と思ったけどそうでもなかった。この映画で新撰組の吉村という人物の存在を知った。 【くうふく】さん 5点(2004-06-05 11:58:44) |
50.《ネタバレ》 武士道とは何ぞや。武士道とは死ぬ事と見つけたりを地で行く物語。 しかしやはり肉体的な死を恐れぬとは言っても、愛する家族を考えると、それは常に非業の死であったであろう事は否めません。 そんな気骨など無いだろうと思われていた男が、実は在野に咲く武士の華だと気付いたとき、彼は藩史に残る武士として、新撰組隊士として壮絶に散ったという展開が悲しいです。 画面のこちら側からはまるで自分が物陰から見守るような気持ちで鑑賞してしまいました。 中井貴一の朴訥とした中に剣の達人像を押し込めた演技が光っていると思います。 【白狼】さん 8点(2004-06-03 18:52:42) |
49.途中までラストで泣くんやろうって思ってましたが、見事に透かされました。 【PAD】さん 7点(2004-06-02 10:17:46) |
48.《ネタバレ》 大作日本映画と時代劇の没落ぶりのベンチマーク。無茶なキャスティング。突拍子もないキャラ設定。異常に金にこだわる吉村。信念があるとはどうしても思えない吉村。斎藤とぬいのラブシーンの古いこと古いこと。迫力のない殺陣。かっこよくない殺陣。必然性のない殺陣。コミカルなのかシリアスなのかどっちつかずのふらふらした演出。たまに意図的にグロテスクなシーンを挿むのは何故?たまに意図的にボケを挿むのは何故?感動とか狂気だとか重要だと思われるシーンにわざとためを作っているのは何故?テロップで「ここから泣けるシーンです」と注意されてる気がした。最後は出演者が泣き過ぎ。無理やり泣かせようとし過ぎ。死×涙=感動という浅い方程式。来るぞ来るぞーやっぱりそうかー、しづとその娘を同じ女優が演じるという臭い演出に脱力。老人の特殊メイクはギャグなのか。見終わって、で、テーマは何なの?とポカーンと。とにかくツッコミどころが満載。ツッコミを目指している人には最適な教材かと。大きな勘違いと思い込みのもとにたくさんの人間とお金が動いてしまったんだとしみじみと思った。 【まこと】さん 3点(2004-05-27 01:29:28) |
47.《ネタバレ》 中井貴一と、あと佐助(山田辰夫)が良かったと思います。ただ、「泣かせよう」という意図がミエミエで、そう思いつつもちょっと泣かされてしまったのが、なんか悔しいなあ。ところで、貫一郎(中井)は家族を愛していたからこそ、周りに嘲笑されるのもかまわず金に執着し、生に執着してたわけでしょう?いわば通俗的な「侍のあり方」を振り捨てたがゆえに「真の侍」たりえたと。だったら息子は死んだ父の後を追うのではなく、生きて家族を守ることで父の遺志を継ぐべきだったんじゃないでしょうか?この話がどの程度事実に基づいているのかは分からないけれど、今の時代に時代劇を作るならば、新しい切り口・批評性がなければ(例えば、古い作品だけど「切腹」のように)意味がないような気がするなあ、とちょっと思いました。 【ぐるぐる】さん 7点(2004-05-11 16:54:10) (良:1票) |
46.《ネタバレ》 何から見たか、自分がどんな気持ちで見るかで劇場版とTV版の評価が分かれるかもしれないですね。あたしは実は劇場版見て間に原作を挟んでTV版でした。結果から言うとあたしは劇場版に軍配を上げます。TV版は実は物凄く期待してたんですよ。原作の長さをきっちりカバーできると思ったから。でも残念ながらカバーされてなかった。それに比べれば劇場版は物凄く端折ってますよね。でも編集の妙というかな、話自体がキッチリ出来上がっていて2時間ちょっとの中で誰もが わかる様な出来になってる。これがいつもなら原作と違う所を嫌がるあたしが評価するする所以です。中井貴一のあの線の細さからは想像もつかない程の剣を持った時の構えにはゾクッとしました。佐藤浩一もさすがですね。斉藤一なんていう癖のある役を見事に演じてます。あと、評価が分かれるけどあたしは三宅裕二の演技を大きく評価してます。どーも嫌がる人もいるみたいですけど、決して奇を衒っている訳ではないですね。三宅の素朴さがにじみ出てこそあの役が生きたし泣かせのシーンで生きたんじゃないかと思ってます。貫一郎の自害までが長くてだれると言う人が多いみたいですけど、あたしはあの長さが心地よかったですね。みんなテンポの良い映画見すぎですって(笑)。 【奥州亭三景】さん 10点(2004-05-03 15:34:15) (良:1票) |
45.やはり2時間以上は長さを感じるなぁ。守銭奴である理由の貧しさをもっと前面にだしほしかったです。期待度が高かっただけに そこまで評価は高くありません。 【とま】さん 6点(2004-04-29 12:43:59) |