334.《ネタバレ》 映画館で観てきました。これまで何度もこのシリーズはテレビで観て、このシリーズ1も何回かテレビで観たと思います。とても面白かった記憶があるのですが、いざ映画館で観ると・・、やっぱり映像というかセットのちゃちさは否めません。また、あの時代の映画に良くあった壁とか機器とかを無意味にピカピカ点滅させる手法、大画面の映画で観たからか尚更時代を感じてしまいました。それにエイリアンの怖さもなぜかそれほどでもない。これは小さい頃の想像力がアラサーになってなくなってしまったのかも。いずれにせよ観る前の期待度が高すぎたせいか、点数としてはこのぐらいです。この映画、公開当時に映画館で観たかったです。 【珈琲時間】さん [映画館(字幕)] 7点(2012-09-30 18:37:46) |
333.《ネタバレ》 何10年ぶりに観た事やら・・・。 エイリアンって言ったらその姿からゲテモノ映画のイメージがありますが、これがなかなかどうして正統派のSFサスペンスじゃないですか。 よもやあのおっさんが・・・・。 続編と違って、エイリアン一匹だけってのがまたエイリアンの強さやしぶとさがよく伝わる。 小さいころはただただエイリアンの造形に恐怖していたんですが、人間模様もなかなかややこしかったんですね。 どうでもいいですけどリプリーの半ケツはウケ狙いなんですかね・・・。 【CBパークビュー】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2012-09-26 20:29:51) |
332.《ネタバレ》 「プロメテウス」の予習で再鑑賞。SFホラーの金字塔でどのシーンもひしひしと緊迫感が伝わります。自分が生まれる前の作品とは思えないセットのリアルさがあり、俳優さん達の演技力も光っています。俳優さんだけでなく猫ちゃんも相当な演技力でしたね。 【とむ】さん [DVD(吹替)] 7点(2012-09-16 08:54:33) |
331.《ネタバレ》 お互いファーストコンタクトなはずなのに、ずいぶんとまぁアグレッシブにかかってきますねぇ、エイリアン君。SFホラーの代表作ですので彼のビジュアルは知ってましたが、あのロボットはド肝を抜かれましたね。ビックリ度でいったらそちらのほうが上だったかも。でもそれは『知ってる』からであって、公開当時エイリアンを初めて見たらちょっとトラウマになるかもってぐらいの造形はやっぱり凄い!あのローションだらだらも秀逸ですね。 話の内容としてはたいしたことないんですが、夜中のキッチンでバカでかいゴキブリと遭遇した時の様な恐怖感を映像化した功績は大きいと思います! 【ろにまさ】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-08-29 08:30:07) |
330.鑑賞のきっかけは、新田たつおの漫画「怪人アッカーマン」で「エイリアン」をパロディにしたギャグを読んだことです。パロディが実に秀逸で面白く、オリジナルの映画ははたしてどんなものだろうと興味を抱き、無性に見たくなって映画館に行きました。まったく度肝を抜かれる面白さでした。その怖いこと怖いこと。映画史に残る大傑作ですね。そして、私にこの映画を見るきっかけを与えてくれた新田たつおも実に偉大です。 【ジャッカルの目】さん [映画館(字幕)] 10点(2012-08-28 00:07:28) |
329.最初見たときは、大変怖く気味悪かった。宇宙船をはじめとして映像の見事さに驚いた。そしてアッシュの正体がわかったときはさらに驚いた。 【ESPERANZA】さん [映画館(字幕)] 7点(2012-06-25 09:08:16) |
328.《ネタバレ》 終盤でけっこう長く、登場する人間が主人公だけになってしまうなんてほかに思い出せるのは『2001年』ぐらいで、エンタテイメント作品ではあんまりないんじゃないか。同僚との通信が途絶えてからは、耳にする人の声はカウントダウンの数字の読み上げ、人間の感情の通っている会話がなくなる。これがサスペンスを盛り上げている。それと同時に、剣豪と剣豪とが最後の試合に臨まなければならなくなっているような緊迫も生まれている。ここらへんたまらない(逃げ出すんなら、何も本船爆破しなくても…、なんて考えてはいけない)。無機的な宇宙船と、ヌメッドロッとした有機体としてのエイリアンの対比の映画、と思っていたんだけど、そう単純でもないんだな。エイリアンのヌメッとした頭部は、ラストでは機械のツルッとした部分にまぎれている。破壊されたロボットは思いっきり有機体っぽく白い液を撒いてスプラッターやってる。無機物と有機物が対立しているようで、「向こう側」でつながっている気配もあり、それが本作の「安心できなさ」を生んでいる。あの星で見つけた構造体(エイリアンにかつて襲われた異星人の宇宙船と思っていいんでしょ?)、あれ構造物とエイリアンの巣とがつながってる「胎内」のイメージがあるのが不気味なんだ。その曖昧につながってる感じが、ノストロモ号の機関にまぎれるエイリアンを説得あるものにしており、この映画の不気味さを「向こう側」で醸している。けっきょく姿をハッキリ現わさないエイリアンを特徴づけているのはその歯であり、それが「捕食」という生命維持行為を超えて「悪」のイメージも含んでいるのがちょっと不満。もっと「純粋な生命体」ならではの善悪を匂わせないイメージを生み出せなかったか。 【なんのかんの】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2012-06-16 09:54:23) |
327.2012.06/09 鑑賞。何回目の鑑賞だろう。SF作品の佳作。 【ご自由さん】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2012-06-09 22:26:13) |
326.《ネタバレ》 文句なしに最高のSF映画です。 斬新でリアルな設定には脱帽。それまでのピカピカ無機質な宇宙船の常識を破る、まるで戦艦のような「貨物」宇宙船ノストラモスに始まり、シグナルを受信して調査に向かうという設定も自然で、そこで出会う文明の跡と不思議な物体は、観る者をグイグイと物語に引き込んでいきます。その後に続くショッキングな事件、そして漏水がしたたり落ちる薄暗い艦内で、仲間が次々と殺され孤立していく主人公・・・ 観客の恐怖を煽り立てる数々の古典的技法が、SFの舞台を借りて実に巧妙に活用されているのです。 そしてテーマは生命力。生きるためにあらゆる無駄を削ぎ落とした究極の生物の凄さを実感させます。自己の生存と種の継承を至上の命題としたとき、生物はこういった形態をとるのではないかと納得しました。 マザーやアッシュのキャラ(^^)設定も見事。特にアッシュがエイリアンを絶賛するシーンは圧巻。「感情に流される人間どもよ、お前らは迷いのない究極の生物エイリアンには勝てるはずもない」といった強力なメッセージです。こうした凶暴な生命体を前にした時、個体としての我々人間はあまりに非力です。遠い昔、マンモスに打ち勝った人類の唯一最強の武器は組織力だったということを再確認させてくれる、不朽の名作です。 【windance】さん [映画館(字幕)] 10点(2012-05-11 18:56:49) (良:1票) |
325.《ネタバレ》 このシリーズは2の評価も高いですが、自分の好みは断然本作。 2に比べ登場するエイリアンは1体のみだが、その存在感、脅威感、恐怖感が群を抜いている。 SF演出も今観賞しても全く古さを感じさせない。 それに何と言っても、ホラー演出、この圧倒的な恐怖感! 終盤、室内にエイリアンがいると分かった後のすさまじい緊張感とシガニーの演技! 何度見てものどがカラカラになります。 【kosuke】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2012-04-26 00:45:42) |
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324.《ネタバレ》 「ゴキブリを倒した思ったら・・・」という時の気分をこれほど絶望的に表現した映画があろうか。パート2が大好きで何度も見ているけれど、久々にパート1を見ました。いやー渋いですね。パート2ではいい意味でも悪い意味でも雑魚となってしまったエイリアンですが、最初はやはり怖いです。もの陰でじっとこちらの様子を伺っているエイリアンはやはり不気味です。そういう所もゴキブリ的でいいですね。 【ゆうろう】さん [ブルーレイ(字幕)] 9点(2012-04-03 18:33:41) (笑:1票) |
323.デビュー作「デュエリスト/決闘者」でもキューブリックの「バリー・リンドン」を意識していたCM出身のリドリー・スコットは、「エイリアン」では同じく彼の「2001年宇宙の旅」の洗練された映像を手本としたが(これは「スター・ウォーズ」のジョージ・ルーカスも同じで、ルーカスが2年先んじた)、スコットは彼ほど屈折してはいないし「エイリアン」のプロットはシンプルでストレートなものだけれど、特筆すべきはその感覚。 ホラーは特別好まない自分が惹かれるのもそのセンスによる部分が大きい。 スモークやライティングによる効果に加え、ブレットの顔に滴り落ちる水滴やエイリアンの口より流れる水(粘液だけではない)、リプリーの肌に光る汗、脱出艇のジェット噴射などいたる所に水が使われ、有機的な湿った空気が非現実的な世界にリアリティをもたらす。 その中に潜む異生物もまたオーガニック。 悪魔的な画風のH.R.ギーガーが原案者オバノンに送った画集「ネクロノミコン」にあった悪鬼のごときネクロノームⅣをスコットが気に入り、中に人が入れるようリデザインされたものがエイリアンの原型となり(今でもおびただしい数のソフトのジャケットを飾る)、2mのスリムな若者が入った成体は恐ろしくも美しいがわずかしか姿を見せず恐怖を煽る。 7人のクルーを演じる米英混交の俳優もスターはいないがいい役者ばかり、ランバートの場面が削られ魅力的な女性ヒーロー、リプリー(シガーニー・ウィーバー)が際立つことに。 末期のアッシュ(イアン・ホルム)は種保存のためだけに活動するエイリアンの純粋さを称え、怖いのはむしろ彼を送りこんだ企業(=人間)ではと思わせる。 美術や音楽もすばらしく、衝撃的な要素を含みながら優雅でクールな空間に魅了される、監督の「ブレードランナー」とならぶアーティスティックな作品。 「5」を作る予定もあったスコットは、シリーズの「0」にあたる「プロメテウス」を撮り今夏公開する。 【レイン】さん [映画館(字幕)] 10点(2012-03-10 16:55:03) (良:5票) |
322.ジョーズやスターウォーズなどの影響がアリアリと、当時の流行に乗ったとも言えるが全く二番煎じに終わらない意欲作。洗練されたデザインと、全て見せないことでアンソロジーの生まれる余地を残した展開。マニアックさとキャッチーさのバランス感覚が抜群。細胞レベルで鳥肌モノです 【Arufu】さん [DVD(字幕)] 8点(2012-03-07 04:30:20) |
321.正直に言ってそこまで怖くなかったし、緊迫感もなかった。確かに30年近く前の作品とは思えないデザインなどは評価できるが、脚本がいまいち。説明不足なシーンや無駄なシーンが少し目立った。時代設定がわからず、アッシュがロボットだったところが謎だし、地球とは交信しない。そして、船内の構造がわからないので、「そこがどうだ」とか言われても何のことやら。そして、お決まりのシーンが多いため、見せ場が少なかった。B級映画として観ればそれまでな気もするが、絶対にもっと面白く出来たはず。 【TOSHI】さん [DVD(字幕)] 5点(2012-02-29 00:09:10) |
320.《ネタバレ》 彼女の主演作を他に知らないのに、「シガニー・ウィーバー」がヒロインということを知っている。「ギーガーの鳥獣戯画」って、江口寿史氏じゃなかったですかね(吉田戦車氏?)。「キャラクター造形は、ギーガーという人」であることを知っている。見ていなかったのに、もう見たような気になっていた本作を初めてちゃんと見ました。しかし。決め手に欠ける武器を装備して、案の定やられていく乗組員のみなさん。何故、これだけ切羽詰まった状況なのに、もっと生き延びるために、いがみ合ったり、助け合ったりしないんだ。歯がゆくて仕方ない。結局、あー、あの有名な「エイリアン」ってやっぱりこんなんだったんだ、というのが率直な感想。もちろん、映画史の中のエポックであることは認めますけど。好きなシーン。コールドスリープから起き出した皆さんが、宇宙船の中でタバコを吸っているところ。あれだけたくさん寝た後じゃ、うまかろうて。もうこんなシーン、撮れないんだろうなあ。 【なたね】さん [DVD(字幕)] 4点(2011-11-13 16:51:51) (良:1票) |
319.《ネタバレ》 ドラマの性質上、何度も鑑賞すると衝撃度は低下するけど、初めて観た時は【宇宙では、あなたの悲鳴は誰にも聞こえない】というキャッチコピーの通り、どぎまぎして鑑賞した記憶があります。 印象深いシーンが多く(卵から飛び出して顔面に張り付く、幼体が腹を食い破って出てくる、アッシュが実はアレで狂ったように暴れる等)、中でも当時ガキだった私には、終盤のリプリーの下着姿が刺激的かつ衝撃で・・・ 映画のチラシなんかも集めていた、あの頃・・・ エイリアンのチラシの裏にも、リプリーの下着姿が載っていて、私にはお宝だった訳です・・・失礼。 何はともあれ、SF映画の名作のひとつであります。 【ぐうたらパパ】さん [DVD(字幕)] 8点(2011-10-10 17:58:52) (笑:1票) |
318.《ネタバレ》 ジョーンズかわいいわぁ。スクリーンで見るのは今回が初めて。『2』以降は全て公開時に見てるのですが。って言うか、これだけは、ちゃんとしたものを見る事自体が初めて。ビデオやDVDでも見てなくて、テレビ放映のカットされたバージョンを何度か、って。戸田恵子の声で「おふくろさん!」ってヤツ。テレビで見ただけの状態では、ただのSFホラーって印象が強かったのですが、こうしてスクリーンで見ると、美術の素晴らしさに目を見張ります。さすがにコンピュータやディスプレイ周りのセットには時代を感じるものの(ブラウン管に出力された映像関係は特に)、エイリアンを始め、宇宙船、工場のようなノストロモ号内部、巨大なエイリアンの化石、宇宙服等々、画面の隅々まで意匠を埋め尽くしているような感じでホレボレします。『2』以降も美術的には凝って魅力的なカラーを見せていますが、『1』は別格。なんで宇宙船の中があんなにも蒸気だらけ?って思いはしますけど、そういうものだ、っていう確固たる主義の元にデザインされている感じ。リプリーの言動が実のところアッシュ以上に不可解だったり(3人になった時点で残りの2人と何故わざわざ別行動するかねぇ?)して、人のドラマの部分はそんなには印象に残らないのが難点ではありますが。ジョーンズ探しを繰り返すのもねぇ。リプリーにとっては2人よりもジョーンズの方が大切でした、ってのはネコ飼いとしては判らんでもないですけど。エンディングに流れるジェリー・ゴールドスミスの美しいメロディも印象的でした。 【あにやん🌈】さん [映画館(字幕)] 7点(2011-10-02 14:32:12) (良:1票) |
317.《ネタバレ》 SFホラーの金字塔。疑う事無き傑作の一つ。LDやDVDで自宅観賞の機会は今迄数多く有ったが、劇場での観賞は1980年の初見時以来、実に31年振り。 前日にアバターをIMAX3Dで観賞した事も有り、シガーニー・ウィーバーの容姿の変化から時の流れを痛感した次第。 それにしても、本作が映画というジャンルを飛び越えて後年の様々な作品に与えた影響は計り知れないとつくづく感じた。 例えば船体爆破を無機質に伝えるアナウンスや、狭い通路を登場人物を追う様に撮影するカメラアングル等々、「どこかで観た事が有る」と思う描写のオリジナルは本作だったと言う事を実感。 思えば31年前、錦糸町のお世辞にも綺麗とは言えない映画館で本作観賞の際、前の列のお方が有ろう事かゲロを吐き、まだ少年だった私は注意する事も出来ず、でも映画の雰囲気とその強烈な臭いが妙に調和していた事を思い出した。対して今回の観賞は綺麗なシネコン。最新の設備で名作を鑑賞する事が出来る我々は幸せだ。 【たくわん】さん [映画館(字幕)] 8点(2011-09-11 18:05:45) (笑:1票) |
316.《ネタバレ》 70年代に打ち立てられた、SFホラーの金字塔です。 今でこそ、気色の悪いバケモノ映画が毎年のように作られているし、 SFを舞台にしたホラーやサスペンスというものも全く目新しくないんだけど、 そういう映画群の、一番最初の作品がこれなわけです。 この作品から全てがはじまった。そういう「創造主」みたいな映画なわけだけど、 初めてにして、もうすでに頂点に達しちゃってるわけです。 H.R.ギーガーによるエイリアンと宇宙船の造形は、魔性的な美しさを放っているし、 79年の作品なのに、今見ても一切のチープさを感じない、驚きのクオリティで作られている。 その完成度とか、怖さの演出とか、そういうのは多くの人が語っているから割愛するけど、 一つ特筆したいのは、乗組員がエイリアンに襲われた時に、次のカットでは引きの画で環境音だけとか、 あの一連のモンタージュが本当に素晴らしいわけですよ。 それはつまり、エイリアンに襲われているときはもの凄く孤独なんだということを現していて、 より一層の恐怖を引き立ててるわけです。 設定もジャンルも美術も造形も、そしてこのモンタージュも、 なにからなにまでパニオニア的な作品、それがこの「エイリアン」なわけです。 【あろえりーな】さん [DVD(字幕)] 8点(2011-08-18 22:35:55) (良:1票) |
315.エイリアンのデザイン、重厚なセット、 閉塞された空間で巻き起こる恐怖、そして貨物船に隠された秘密。 それらがうまく絡み合い、凄まじい迫力と緊張感で鑑賞者を惹きつけてくれる。 ギーガーは人間が一番恐怖を抱く造形をイメージして、エイリアンをデザインしたと聞いたけど、 唯一不満だったのは、コミカルな動きを見せるシーンが数カットあったところかな。 最近ディレクターズカット版を見て、また楽しませてもらった。 30年以上経っても、まったく色褪せないSFサスペンス。 【MAHITO】さん [映画館(字幕)] 10点(2011-08-15 07:19:51) (良:1票) |