260.《ネタバレ》 観ていて「アメリカンビューティー」を思い出しました(特にラストシーン)。この後、デレクはどうしたのでしょうか…。それを考えるととても強い虚無感に襲われる。「怒りは君を幸せにしたか?」という先生の言葉がとても印象的です。刑務所に入る前は、僕の知らない人でしたが、出てきたら僕の知っているE・ノートンに戻っていましたw 【グングニル】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-07-17 20:25:42) |
259.《ネタバレ》 まず、エドワード・ノートンが凄い。あの存在感は他を圧倒していた。そして、内容は人種差別と言う重たいもの。バッドエンドだが、結局この映画なんかでも人種問題は解決できないが、何かのきっかけ作りになれば、と言う製作側の紳士な意図が伺える。ただ刑務所内でのエピソードがかなりありきたりだし、あんだけ黒人嫌いしていたデレクが差別に反対するのかはもっと説明を入れるべきでこれでは観客を置いてけぼりだと思う。白人が黒人を嫌うのは親から子、大人から子に洗脳されることから始まるのは父親とのエピソードを見ればよくわかる。しかし、実際のところ人種差別の根は分からない。もしかしたら黒人が黒人だからとか言う理由かもしれない。そういう風に嫌いあって出てくる怒りが争いや殺人の引き金となるのだが、「怒りがお前を幸せにしてくれたか」と言ってたように、ただ憎しみ合うだけでは解決できない問題なのだ。だから、そういう風に仕向けるように種を巻いたデレクは自分で解決しようとしなければならない。しかし、事の大きさに負けて逃げてしまった結果、弟を殺されてしまう。これはデレクの自業自得だが、自分でまいた種は自分で摘め、と言う監督のメッセージかもしれない。そして、冒頭とエンディングで映される「海」が全ての人間が生まれた場所であること暗示しているのも頷ける。 【TOSHI】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-06-17 23:51:41) |
258.《ネタバレ》 う~ん、服役中にデレクが改心するきっかけが何だったのかがイマイチよく分からないし、その話を聞いてダニーがコロッと考えを改めてしまうのも説得力がない。この変わり身の早さに、連中の思想だの信念だのといったモノの薄っぺらさを象徴させているのかもしれないけど、ちょっと納得いかなかったです。ラスト5分付近での急展開も取ってつけたような印象だし。ただ、死んだ親父の意外な過去はなかなか興味深かったです。 【とかげ12号】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-05-01 22:30:44) |
257.《ネタバレ》 人種差別という重過ぎるテーマで、問題視されて久しい現在でも尚起こっている現実に警告するかのような内容でしたが、静かにも熱く心動かされてしまいましたね。兄弟の物語が軸となっているのが観易かった要因だと思います。割と単純な展開で聡明なはずのデレクの改心理由がいささか甘い感じがしますが、ラストにダニーが撃たれてしまった事に抜けることのできない負の連鎖と根深さを感じさせますし、主題が明確になっています。また、人種差別の契機として若者の怒りが扱われているのも興味深いです。大概において自分自身でもその源が不明瞭な衝動的な若者の怒り。これはどんどん蓄積され何か不快な事に対して発散させても、それは所詮真の理由ではないので怒りのゲージはすぐに元通りの満タンになってしまう。そんな虚しい様が良く描かれています。実際にデレクが怒りのままに暴れ殺人を犯してしまうシーンがバイオレンスに痛々しく描かれているのは、逆説的に暴力を否定しているように思えます。・・・それにしてもエドワード・ノートン!恐ろしく巧いです。前に観た彼の出演作が「世界中がアイ・ラブ・ユー」の優男だったので尚更ビックリしてしまいましたよ。それからファーロングも何かこんな役ばっかりな気がしますが、似合っているので良いでしょう。 【ミスター・グレイ】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2007-05-01 18:07:43) |
256.《ネタバレ》 エドワード・ノートンの名演に尽きますね。白人至上主義グループのカリスマリーダーとしても、出所し心変わりをしてしまってからも説得力のある演技を見せてくれます。ノートンとファーロングの兄弟で部屋の壁に貼り付けた旗などを外すシーンが印象的でした。ラストは確かに衝撃でしたが…ノートンの身に何か起こりそうな展開にしておいてファーロングが撃たれるってのはちょっと作りすぎ且つ狙いすぎな気がしました。ともあれ人種差別をストレートにえがいた秀作であることには変わらないと思います。なぜか坊主がカッコよく見えてしまうのもこの映画の不思議なところです。 【Thankyou】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-03-25 16:49:20) |
255.《ネタバレ》 ここでの高評価に期待しすぎたせいか、あまり面白くなかった。登場人物がステレオタイプすぎたのも一因です。特に主人公の転向の過程を、もっと詳しく描いてくれないと、見てて置いてけぼりを食らった気分でした。「あれっ?もうこの人、善人になっちゃったの?」て感じで。今までの自分と、今の自分にどう折り合いをつけているのか、をもっと知りたかったんですが。 他の登場人物の描かれ方も分かりやすく(特に主人公の恋人のイカレっぷり!)、観ている人に自由な解釈を与えない点がかなり不満ですね。 正直、「悪いことは、悪いことです。」と言っている映画にしか思えなかったです。 【MANSON】さん [DVD(字幕)] 4点(2007-01-04 17:32:30) |
【NIN】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-11-16 09:57:22) |
253.《ネタバレ》 重い。かなり衝撃をうけた。ダニーはころされてしまうほど、わるいことしたかな?そこがすこし疑問ですが・・デレクが刑務所にはいってから改心する。そのいきさつがすごくいいです。ともだちになった黒人のことば、何てことないことばなのかもしれませんけど・・「俺はアホな黒人だが、スーツにやつあたりはしねえ。俺にだってあたまにくるシーツはある。」そしてその青年はテレビを窃盗して懲役6年。デレクは二人殺害して3年。これがほんとうにアメリカの現実なのでしょうか?そうだとしたらつらすぎる。差別のある世界でどう生きるべきなのか、ほんとうに真剣にかんがえさせられました。 【ギニュー隊長★】さん [DVD(字幕)] 9点(2006-09-23 13:53:49) |
252.《ネタバレ》 HDDに録画しておいたのをDVDにダビングしたときに、ちゃんと撮れてるか冒頭だけ確認するつもりで再生をはじめて、最後までみてしまった。「怒り」は暴力の連鎖を生むものだから、ラストは「復讐のために銃を手に取るデレク」で終わるのかと思っていた。ラストを、単なる悲劇として捉えるか、新たな抗争の始まりと捉えるかで、見た人の「怒り」の程度がわかりそうだ。きっと俺は、かなり怒ってる。 【センブリーヌ】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-09-02 12:57:41) |
251.《ネタバレ》 ラストが衝撃。映像の表現もまた痛々しい。ノートンのヌードがステキでした。 【アンナ】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2006-08-07 12:11:13) |
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250.見ていると気分が高揚する映画。力が入る。 悪だった頃のデレクが言っていることも正しい気がするが、 更正してからのデレクも正しい気がする。 結局はノートンの演技力に説得力があるということか。 【カタログ】さん [CS・衛星(吹替)] 8点(2006-07-17 13:38:30) |
249.ノートンの演技と冗長さの無い演出のおかげで、そこそこ楽しめた。でもなぁ~、登場人物はステロタイプだし、○○○でのエピソードの数々も、どこかで見たような気がする。ラストシーンでさえ既視感を感じてしようがなかった。 【駆けてゆく雲】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-04-22 09:28:37) |
248.エドワード・ノートンも なんでもできるヤツだな・・・・ 【STEVE-O】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-04-16 09:32:11) |
247.かなりがっかり。エドワードノートンの体と演技にだけ3点献上。 テーマの立ち方に芸がない。ひねりも膨らみもない。 役者だけ見てろといわれればノートンにだけ拍手もするが、映画とは 人間、風景、音楽、甘味切なさ、さまざまな要素を含んで歌うものがあって欲しい。 これは教育映画とでもしてください。やせたつくりだなあという印象でした。 【あにさきすR】さん [映画館(字幕)] 3点(2006-01-08 00:18:17) (良:2票) |
246.話自体はたいしたことない。でもとにかくノートンがすごすぎてそれだけで点数が倍増。頭がよく、それでいて狂った人間が放つ独特のカリスマ性は、演技とは思えないくらい怖かった。 【no one】さん [映画館(字幕)] 6点(2005-12-29 05:57:19) (良:1票) |
245.《ネタバレ》 アメリカに根付く重いテーマを扱っております。せっかく刑務所で改心してきた矢先に弟を黒人少年に殺されて・・・まだまだこの問題は続くことを予感させるようなラストでした。できればハッピーエンドにしてほしかったんですが。 【H.S】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2005-12-17 21:18:45) |
244.さすがエドワード・ノートン。迫真の演技に脱帽です。ヌードも綺麗ですな。 【およこ】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2005-11-22 20:42:19) |
243.《ネタバレ》 重ーい映画。なんだかオリバーストーンが好きそうなネタだなあ。エドワードは「ファイトクラブ」では軟弱者を演じたが、この作品では正反対のマッチョ野郎になった。これって、本人内心「どーだ」気分で織り込み済みなんでしょうね。 前半、「あーもうみるのやだ」ってみんな思うでしょ。でも、我慢して後半行くと、意外な展開が。そうか、後半のために前半がどうしても必要だったのね。あたしは、あの後半部分で何かを感じましたね。うまく言えない何か。1対1で真剣に向き合ったときに、「差別感情」は意味を成さない、とかそんなようなもの。ラストはウルっときました。あの黒人のにーちゃん、イカすじゃないかい、とホメホメしてあげたい。いったいどうやってブラザー軍団を抑えることができたんでしょうか、その力関係、どうなってんの?誰か教えて、と言いたくなった。でも実際にそのシーンがあったら台無し。つらいけど、1回は見て欲しい作品です。 【パブロン中毒】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-11-13 21:06:48) |
242.なぜか断片的にしか思い出せない映画。部分的な印象は強い。決して映像(表現)先行型だったというわけではないし、ストーリーがつまらなかったというわけでもないが、所詮?平和な日本人には感じ得る限界があるのかな・・・。あっ、だから”アメリカンヒストリー”なんだ。 【長毛】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-11-01 00:48:27) |
241.《ネタバレ》 人種差別・・・狂暴な兄から善人に改善されていく・・・最後は衝撃的!! 【ビリー・ジョー】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-10-31 21:37:00) |