43.《ネタバレ》 ラブシーンすら登場しない、ラブストーリーの秀作。最初に見たときは、あまりにも何も起こらない展開に少々肩すかしをくらった気分だったが、よく見ると、主人公ははじめから死を覚悟しており、そのために決して自分の恋愛感情を発展させないように強靱な意志で押さえつけていたのがよく分かる。周囲に何も悟らせずに、淡々と死を迎えるための準備を行っていた主人公の精神力が素晴らしい。そして、それを表現するために、余計な演出をすべて排して清冽な空気を醸し出してみせた制作者の姿勢にも好感。 【Olias】さん [映画館(字幕)] 8点(2003-10-17 02:24:34) |
42.なんかストーリー的に「オータム・イン・ニューヨーク」に似てる(?)っぽかったけど、ラストは感動しまくりました。 |
41.《ネタバレ》 ハン・ソッキュが韓国の大スターだということをこれで知った。確かにさわやかで屈託のない笑い声もそうだが、自分の死期が近づいているのを心の奥底で憂いているシーンとのギャップにジーンと。早くから主人公が死ぬという設定が分かってたため、結末にどうリンクしていくのかなと思ったら案外ストレートでした。 |
40.韓国映画初体験がこれでした。で、はまりました。ほんと、なんでだかわかんないけどじわ~ってくるものがあって、説明できないけど、好き。 【桃子】さん 8点(2003-10-02 19:56:47) |
39.静かな、あくまでも静かな感じが印象的。お互い自然にひかれていったのに、男がそっと身を引く行為の中に秘められている、相手への優しさ、思いやり、そしてやるせなさは切なく、たしかにいい映画だと思う。しかし2人はあくまでも恋愛の"入り口"に立っていただけで、お互いのいい面・浅い面しか見ていないのであり、お互い深く理解し合っていたわけではないのは事実。だから本作を「真のラブストーリー」と呼ぶことにはどうしようもない抵抗感がある。 でも実は、こういうひねた見方をする自分がとても悲しいヤツだと思うのもまた事実。 【じゃん++】さん 6点(2003-09-05 02:23:39) |
38.穏やかな感動作ですね~結構泣いちゃいました。。個人的には最後に自分の写真やビデオとかの使い方を書き残しているとこが印象的で、胸がきゅんとなったのを覚えています。。。 |
37.わからない。何にも残らない。何も響かない。シムウナ見たさに大失敗。 【亜流派 十五郎】さん 1点(2003-08-31 20:58:04) |
36.あとからジワーッとせつなくなる、でも心が温かくなる映画です。観ているときはもう一押し欲しい気もしましたが、思い返せば思い返すほどに主人公の気持ちにせつなくなります。最後にナレーションで流れた手紙は、あれは結局出せなかったのでしょうか。写真なんかといっしょに箱にしまわれていましたが。私は彼の死後、遺族が彼の遺品を整理していて手紙に気付き、投函したっていうのも考えられるかなと思いました。でも住所なんて知らないだろうし・・・やっぱり出せなかったんですよね。だとしたら、女の子は彼が死んだことを知らずにいるってことですよね。あー、せつない。 【きょうか】さん 7点(2003-07-09 17:46:53) |
35.ハン・ソッキュ&シム・ウナのコンビが好きです。っていうか、どうしてこんな変化の無い淡々としたストーリーの映画が良いのでしょう?泣けました。不思議です。「シュリ」でアクションしたり、「カル」でサスペンスしたり、ハン・ソッキュのマルチぶりには驚きです。これからも期待したいなぁ・・・。 【chato】さん 8点(2003-06-17 01:00:48) |
34.最後の方で、自らセルフポートレートを撮ったシーンで涙・・・。韓国映画の好きなテイストが優しく僕のまわりを包んだような気持ちになった。あくまでも静かな静かな心地よさとせつなさが記憶として見てよかったと思わせる。 【SHU】さん 8点(2003-06-09 20:44:35) |
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33.一番好きな映画は?と聞かれたら、この映画だと答えます。 【こもえすた】さん 10点(2003-06-04 18:29:56) (良:1票) |
32.見たときはこれが究極の愛だってずっと思ってました。こんな風に相手のことを想ってみたい。でもやっぱり無理だろうな・・・ 【ましゃ】さん 10点(2003-06-01 18:33:40) (良:1票) |
31.淡水画のようなイメージのほんわか、じんわりする映画。ハン・ソッキュの終始笑顔のにこやか顔がいささか鼻につく気もするが、自分の死を一言も言わず死後の準備をする所は切ない。 これってラブストーリーですかね? 【キリコ】さん 6点(2003-05-20 21:49:15) |
30.淡々とした日常を描いているのになぜ面白く感じてしまうのだろう。主人公の笑顔が好きになりました。(かっこいいタイプではないのに)。写真という媒体がもつ雰囲気がキーなのかな。-1はタイトルが内容の関係ないのでは、という点です。 |
29.おばあさんが綺麗にお化粧しなおして写真を撮りなおしに来るシーンに、もうボロボロ。死と隣り合わせに生きる人間が、強さと愛おしさに溢れていた。相合傘のシーンも大好き。いつもは生意気なシムウナが、肩を抱かれてこちこちになっている姿に、遥か彼方においてきた気持ちを思い出させてもらった。 【showrio】さん 8点(2003-05-16 21:32:50) |
【ジョー大泉】さん 8点(2003-04-30 17:21:52) |
27.この映画の、ハン・ソッキュ以外の見所について考えてみました。唐突なようですが、たとえていうなら、私にとっては邦画の「がんばっていきまっしょい」を観た時のショックに似ていました。つまり、気の利いたセリフが特にあるわけではない、映像美というほどのカットもない、だけど無理矢理感動させようという下心が全然見えない。これもまた唐突ですが、柄本明氏が劇団のテストを受けに来た若者に志望動機を尋ねたときに「観客を感動させたい」という言葉が多く、これには参る、といった話をされてましたが(ちょっと言葉はうろ覚え。ごめんなさい、柄本さん)、そんなエピソードも思い出します。いい演技、演出とはどんなものか、ということについてはさまさまな意見があるでしょうが、私は、そこにその人があまりに自然なさまで動き、話しているとき、とても感動をおぼえます。たとえば、人は亡くなる瞬間のその前までは、確実に生きています。微笑を送り、人を思いやり、その日を生きるわけですよね。ふつうの人の、ふつうの日々は、とりたてて何が起きるはずもない。そういう日々のコラージュ。そんな趣きの映画です。最初にレビューを書いたときには、「人にはすすめられない」と書きましたが、撤回。何も言わない、何も起こらない、クライマックスをあえて隠すからこそ、心に伝わってくる、そんな映画が好きな人にお勧めします。あ、それと。私も人がほめているのを聞いてビデオを借り、最初に観たときは「え? クリスマスってどういう意味? このあっけなさは何? 確かにハン・ソッキュの雰囲気はいいけど」と思ったクチでした。2度目に観たら、なぜかジワーと、いいわーと。泣くまでには至りませんでしたが、泣いた、という人の気持はわかります。かみしめるとわかる、スルメのような味、かもね。 【おばちゃん】さん 7点(2003-04-05 19:00:13) |
26.「韓国映画ブームの火付け役」なんて安い表現してほしくないほどお気に入りの映画です。もちろんけちをつけようと思えばつけられるけど(編集が明らかに雑だとかこんなストーリーあるかよとか)。そういうのは抜きにしてただただ感動できるよい映画だと思います。DVDも買っちゃいました。 【ひろ】さん 10点(2003-03-10 15:41:12) (良:1票) |
25.私にはよくわからない。状況も心情も展開も。まったく感情移入できなかった。主役の男性の役にも”惹かれる”部分がなかったし、女性の役も”ヒステリー”としか見れなかった。 【momo】さん 3点(2003-02-13 23:09:46) |
24.うーむ、作品の世界が持つ独特のせつなさ、静けさというのは理解できるのだが、ストーリー展開が極めて単調のためにしんみりしたまま終わってしまった。後に感動は残らなかったです。ジョンウォンの書いた手紙が死後幾年もたってからタリムが発見し・・・というラストであればググッと来るものがあったかも知れないですが、それだと別の映画になってしまいますか? 【斬 鉄剣】さん 4点(2003-02-12 20:58:22) |