プロメテウスのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。4ページ目

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プロメテウス

[プロメテウス]
Prometheus
2012年上映時間:124分
平均点:5.50 / 10(Review 132人) (点数分布表示)
公開開始日(2012-08-24)
公開終了日(2013-01-09)
アクションホラーサスペンスSFアドベンチャーシリーズものモンスター映画3D映画
新規登録(2012-07-29)【8bit】さん
タイトル情報更新(2023-04-04)【イニシャルK】さん
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監督リドリー・スコット
演出伊達康将(日本語吹き替え版【ザ・シネマ】)
キャストノオミ・ラパス(女優)エリザベス・ショウ
マイケル・ファスベンダー(男優)デヴィッド
シャーリーズ・セロン(女優)メレディス・ヴィッカーズ
ガイ・ピアース(男優)ピーター・ウェイランド
イドリス・エルバ(男優)ヤネック
ローガン・マーシャル=グリーン(男優)チャーリー・ホロウェイ
ショーン・ハリス(男優)ファイフィールド
レイフ・スポール(男優)ミルバーン
ベネディクト・ウォン(男優)ラヴェル
パトリック・ウィルソン〔男優・1973年生〕(男優)ショウの父
剛力彩芽エリザベス・ショウ(日本語吹き替え版【DVD/BD】)
深見梨加メレディス・ヴィッカーズ(日本語吹き替え版【DVD/BD】)
宮本充デヴィッド(日本語吹き替え版【DVD/BD/ザ・シネマ】)
納谷六朗ピーター・ウェイランド(日本語吹き替え版【DVD/BD】)
てらそままさきチャーリー・ホロウェイ(日本語吹き替え版【DVD/BD】)
藤原啓治ファイフィールド(日本語吹き替え版【DVD/BD】)
森田成一チャンス(日本語吹き替え版【DVD/BD】)
落合弘治ミルバーン(日本語吹き替え版【DVD/BD】)/ファイフィールド(日本語吹き替え版【ザ・シネマ】)
宮本侑芽(日本語吹き替え版【DVD/BD】)
佐古真弓エリザベス・ショウ(日本語吹き替え版【ザ・シネマ】)
本田貴子メレディス・ヴィッカーズ(日本語吹き替え版【ザ・シネマ】)
大滝寛チャーリー・ホロウェイ(日本語吹き替え版【ザ・シネマ】)
咲野俊介ショウの父(日本語吹き替え版【ザ・シネマ】)
脚本デイモン・リンデロフ
音楽ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ(追加音楽)
撮影ダリウス・ウォルスキー〔撮影〕
製作リドリー・スコット
デヴィッド・ガイラー
ウォルター・ヒル
トニー・スコット(ノンクレジット)
20世紀フォックス
製作総指揮デイモン・リンデロフ
制作東北新社日本語版制作(日本語吹き替え版【ザ・シネマ】)
配給20世紀フォックス
特撮ムービング・ピクチャー・カンパニー(視覚効果)
ウェタ・デジタル社(視覚効果)
美術アーサー・マックス(プロダクション・デザイン)
衣装ジャンティ・イェーツ
編集ピエトロ・スカリア
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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72.《ネタバレ》 細部にまで映像のアイデアが凝縮されていて、何度も観たい作品。しかし、こうまでして監督はあんなグロテスクな宇宙人が好きなのかね、とも思った。エイリアンに入れ込みすぎ!あのラストにもういいよ、って感じです。しばらく監督作、沈黙してた後だけに凄かったよ。DVDが欲しくなった。さてはここ何年かの係った作品、これにつぎこむための戦術であったか、とも思うじゃないか。それでもチョイ前の「アメリカンギャングスター」みたいな良作、ペロリと創っちゃうとこなんか、やっぱ非凡だよね、この人。でもこういうSF創らせるとこの人の個性がむき出しだよね。際立つよ!
トントさん [DVD(字幕)] 9点(2013-01-26 07:21:25)
71.《ネタバレ》 今では何の疑いもなく巨匠扱いされるようになったリドリー・スコット監督だが、実は初期の傑作から最新作に至るまで「映像には徹底的に凝るが、物語描写は残念な人」であったことを思い出した。特に、思わせぶりで観念的なテーマを扱うと悪い癖が出る。自由な発想のSF作品では観念的な暴走に歯止めが効かない。
プロメテウス船内をはじめ、ケレン味たっぷりながらシャープで格式ある映像美はさすが。そしてブツ切りで唐突な展開もさすがリドリー・スコット。
白い巨人が液体を飲んで滝に身を投げるファーストシーンから、不死身ヒロインがアンドロイドと一緒に巨人の母星へ殴り込みに行く(?)ラストまで、全て何かおかしい。どう見ても危険な状況なのに、何度も進んで無防備に近付いていく登場人物全てがおかしい。未知の物質に感染し火炎放射器で焼かれた科学者が蘇って暴れるあたりは完全にゾンビ映画だ。地球に向かう(と何故か確信した)巨人の船を止めるべく特攻をかけるプロメテウスの船長も謎だし、何故か真っ直ぐにしか走らず潰されるシャーリーズ・セロンも謎のまま。
根本的に脚本に難がある失敗作であるのは間違いないが、だからといって駄作と簡単に切り捨てるにはしのびない奇妙な愛着も感じる。これは製作まで兼ねて作品をコントロール出来る立場にいるリドリー・スコット監督の趣味の世界であり、良くも悪くも作家としてのピュアな個性が出た結果ではないだろうか。
少なくとも、完全版なり全長版が出るなら私は観たいと思う。愛すべき超失敗作だった。
i-loopさん [ブルーレイ(字幕)] 4点(2013-01-23 05:17:12)(良:4票)
70.《ネタバレ》 最近吹き替えで見れない作品が増えちゃったな。一番最初の台詞「3万2千年前よ」みたいな一言を放った瞬間に嫌な予感がして一時停止、ぐぐってみたら、ああなるほど。タレント・アイドル起用ほんとやめてほしいっす・・・。で、肝心の映画。色々とほったらかしすぎ。あのアンドロイドのワンマン単独行動暴走っぷりの説明皆無で終わってしまった。恋人さん何飲まされたんでしょうな。ハラキリ切開してもさほど動じずやたらと肝の据わってる主人公すごいね。何かめっちゃ知ってそうなアンドロイドが宇宙人さんコンニチワ!って直後に首ちぎられおじいさんぶん殴られ死亡、宇宙人大暴れ。どうしたんだ、何がそんなに気に入らない。あの宇宙船超ヤバイのなんとかしてー!の一言で簡単に自爆アタックする男ども。墜落してごろごろ転がってくる宇宙船の進行方向に逃げ続ける頭の弱めな女性二人。とっさに気づいた一人は横に逃げて助かった!もう一人はこけた!潰れた!わーい! 首のちぎれたアンドロイド生きてたよ!一緒に旅しよう!おしまい! ・・・もう全然わからないっす!!!!
ぐっすすっすさん [ブルーレイ(字幕)] 3点(2013-01-23 00:40:22)(笑:4票)
69.エイリアンの前日譚というだけで期待大。内容も期待を裏切らずなかなかに面白かったです。ただ、1作目が閉鎖的な恐怖感を煽ったSFホラーだったのに対し、本作はミステリー的な楽しみ方をする作りになっていました。とはいえ、リドリースコットならではの映像美やスケール感を十分に味わえて、私は結構満足しました。
ぽじっこさん [ブルーレイ(吹替)] 8点(2013-01-19 19:44:25)
68.《ネタバレ》 いくら科学が発達しても、人間はもろいですね。精神的には発達しなさそうです。好奇心の強さに負けて大事な物を失ったり。ありがちです。宇宙には、人類が未だ知らない想像を絶する生物がいるかもしれませんね。
VNTSさん [インターネット(字幕)] 7点(2013-01-18 15:25:53)(良:1票)
67.《ネタバレ》 2年位前からエイリアン0の作品が公開されると情報を得ました。
公開直前でプロメテウスに名前が変更されたので何故かなとは思っていましたが、なんとなくこんな作品になるんだろうなと予測していました。
たしかにつじつまが合わないのですが、プロメテウス2が公開されたら観たいなと思います。
テーマは男のロマンを引き立ててました。
私のまわりでこういうロマンが好きな女の人はごく一部です。
happy_pinkさん [DVD(字幕)] 6点(2013-01-16 19:57:06)
66.《ネタバレ》 期待していた映画だったが、脚本が練り込まれておらず、張った伏線も回収し切れていない。物語を追っているだけでは解明できない謎が多すぎる。映像は一見の価値アリなのだが。冒頭のエンジニアが黒い液体を飲み滝つぼに身を投げるシーンも、ただ漫然と観ているだけでは意味不明。たぶん、太古の地球(他の惑星かも)に来たエンジニアが、その惑星環境に最適な遺伝子を組成し、滝つぼから水中に遺伝子をばら撒いたのだろうと推測する。また、アンドロイドがクルーの一人に黒い液体をわざと飲ませた意味も不明。あと登場人物が馬鹿ばかりで、あり得ない行動を取ってばかり。未知の惑星の建物内で、空気の組成が同じというだけで、安易にヘルメットを取ってしまったり(未知の微生物とか気にならない?)、未知の生物に安易に近づいて結局寄生されてしまったり。特にラスト間近の倒れてくる宇宙船を避けようと逃げるシーン。縦長の倒壊物の倒れる方向に縦に逃げても逃げられないだろ。横に逃げろって。んー。退屈せずに最後まで観れたので、まあまあだったが、微妙に及第できず、といった内容かも。残念。
しぇんみんさん [DVD(吹替)] 6点(2013-01-13 13:29:16)(良:2票)
65.「金返せ!!!」と思った映画の一つ。久しぶりやね。。。
TOMさん [映画館(字幕)] 1点(2013-01-12 23:48:39)
64.《ネタバレ》 わざとそのように作っていると思うのですが、古典的作品が描く近未来SFといった雰囲気。
これはこれで悪くなかったのですが、如何せん出来事が唐突すぎるうえに登場人物の個性が薄いため、作品に入り込めない。
当初は「2001年宇宙の旅」に「エイリアン」のテイストを加えたような印象をもって見ていましたが、違いました。
「エイリアン」に「2001年宇宙の旅」のテイストを加えて大幅に劣化させた、といったところではないでしょうか。
「実はエイリアン作品」ということは事前に知っておくべきでしょう。
知らないと、マニア受けするネタに興味がない私のような者にとっては、ガッカリ感が半端ないです。
超巨額な資金を投じて先のみえない宇宙旅行に出かける設定は、多額な資金を投じて駄作を作る映画監督に通ずるものがあります。
息絶える前にヨボヨボ社長が言った言葉「すべて、無駄だった…」。  
”人類は、どこから来たのか”という壮大なスケールの宣伝文句に踊らされた私としては、この言葉をそのまま監督さんにお返ししたいです。
午の若丸さん [ブルーレイ(字幕)] 3点(2013-01-12 08:00:23)(良:2票)
63.《ネタバレ》 エイリアンの前のお話だったとはね~。もう、エイリアンの呪縛から、いい加減ハリウッドは卒業すべきでは?と思いつつ、大好きな映画なので、じつは期待している自分がいる。だから、作るんだろーね。エイリアンに出てきた、巨大な宇宙人の化石の謎を追うという、今までのエイリアンシリーズとは違った視点がいい。僕も、昔からずっとそっちの話を広げてほしかったから、よーやく夢がかないましたよ。ところが、中身は、エイリアンのリメイク的なストーリーで、ちょっと残念。もっと、新鮮で斬新なストーリーを期待していただけに。似てる話をあえて展開してエイリアンファンを喜ばせたかったんかな~。それに謎がこの映画だけでは、完全に解明されてなく、見た人の解釈にゆだねる的な演出が、なんかモヤモヤするとゆーか、まー、いーねんけど。エイリアンで出てきた星は、この星とは別な星みたいなので、同じような実験惑星がほかにもたくさんあるんかな~?あの企業は、宇宙人の化石を調べて、そのテクノロジーはある程度、ひそかに解明されていて、それでのし上がってきたんかな~?地球人をあの惑星に呼んだのは、神に近付く存在にまでなった地球人を確認し滅ぼす罠だったのか~?最初に出てきた宇宙人が地球人の祖先とするなら、彼とこの惑星のいきなり襲いかかってきた宇宙人との関係は?など色々、疑問はわくわけで、続編で、また二転三転するんでしょーな~。物語が最初から考えられてるわけじゃなく、後から、辻褄を合わせる作りが好きやからね~、みんな。基本的には楽しめたので、この点数。僕は、やっぱ、好きなんでしょーねー、こーゆう映画が。 一番インパクトがあって新鮮だったのは、やはり自己帝王切開シーンか。怖すぎて痛すぎ、そしてエグイ。基本的に映画「エイリアン」好き以外は、見なくていい映画です。
なにわ君さん [映画館(字幕)] 7点(2013-01-02 11:34:58)(笑:1票)
62.《ネタバレ》 そーか~、エイリアン前日談だったんだ・・と
ホント遅まきながら知って少し納得はしたものの・・。
いやあ~どうして異星人とか何とかはヌルヌル、ドロドロなんだろう?
ってゲッソリしてたのですよ。
ヒロインは最後まで一人奮闘してたけど、後で他は全部忘れても、あの
自動手術装置のシーンはしばらく忘れられないだろうなあ;
生きるか死ぬかになるとメチャクチャな手術後でもあんなに走ったり頑張れるか;
女は強い。
AKOさん [映画館(字幕)] 5点(2012-12-17 23:47:43)
61.《ネタバレ》 エイリアンの前日談であることは分かってましたが、なぜこの事を隠して公開したのかは分かりません。
と言うか、これエイリアンの1作目にちゃんとつながってないような。だから隠したのかな?
個人的にはシャーリーズ・セロンが好きなので嫌みな役でも活躍を期待したのに、あの最期はないよと思いました。リプリーも最初は嫌な奴だったし、最期に生き残るのは彼女を期待したんですが。
ビジュアルは素晴らしかったです。6点のほとんどはビジュアルに上げた点数。劇場で見た事は後悔してないです。
ぴのづかさん [映画館(字幕)] 6点(2012-12-08 22:36:30)
60.《ネタバレ》 予告編に騙された一人です。「2001年宇宙の旅」や「コンタクト」みたいな哲学的な映画かと思ってましたが蓋を開けたら完全に「エイリアン」でビックリしました。ただ映像が素晴らしかったのでそれなりに楽しめました。
しっぽりさん [映画館(字幕)] 6点(2012-12-01 21:23:52)(良:1票)
59.正直よくわからんかったが、無駄に壮大な映像と、変に気持ち悪いシーンが楽しかった。
人類の起源がどうのこうのって、化物に襲われたらそれどころじゃない。
もはや巨匠と言われるリドリー・スコットが、原点回帰して、金かけたモンスター映画をとってくれるってのは嬉しいね。
すべからさん [映画館(字幕)] 7点(2012-10-17 22:44:28)
58.タイトルにエイリアンが入っていないので、じっくり見せてくれる内容かと期待したのだが、率直につまらない映画だった。
お金をかけているだけあって、スケールと映像はA級レベル。内容はB級SF。
奥が深いようで浅く、登場人物たちのキャラ描写も中途半端で物語に入っていけない。
サスペンス性、ホラー性も「1」が10点なら、本作は2点ぐらいかな。
「1」に繋がるシナリオ作りに躍起になり、プレッシャーに押しつぶされたような印象。
本作でのオリジナルのストーリー性は皆無な作品でした。
MAHITOさん [映画館(字幕)] 3点(2012-10-17 18:53:47)
57.《ネタバレ》 エイリアンの前日譚という話なので、エイリアンとの激しい戦いがあるのかと思ったら、そこはほぼなし。
最後のクライマックスになりそうなアクションシーンが、倒れてくる宇宙船から走って逃げるというのは、なんとも微妙。
全体としてかなり地味な作りになっていて、エイリアンのシリーズ作と思って観ると少し期待外れになりそう。よくこんな企画が通ったな、という感じ。
人類の誕生の秘密や、生と死、アンドロイドと人間の違いなど、少し哲学的な問題を絡めていて、どう解釈するか、という楽しみがある。

「何でそうなるの?」と突っ込みたくなるような、わけの分からないシーンが多い。
とりあえずあのアンドロイドは、一体何者で、何を目的にしているのか、最後まで分からなかった。「エンジニア」が人類を滅ぼそうとした理由も不明なまま終わる。
どうも、次回作の構想があるそうで、それにつなげるためにあえて謎としたということらしいのだが、そういう次回作ありきの映画は嫌いだ。

そういえば、社長の娘が、黒人船長に「10分後に部屋に」と誘った行為も謎で、そしてその後実際あの二人は体の関係を持ったのかも謎。これも、次回作で明らかになるのなら、ぜひ観てみたい(笑)
劇場では吹替版で見たのだが、主人公の吹き替え声優の下手くそさにうんざり。まともなやつにやらせてほしい。2回目鑑賞はネットなので字幕で見れてよかったが。
映画はそこそこ楽しめた。とりあえず、寄生されたエイリアンを自ら手術で摘出するシーンはツッコミどころは色々あるが、強烈でよかった。
椎名みかんさん [映画館(吹替)] 6点(2012-10-10 18:21:47)(良:1票)
56.《ネタバレ》 う~む・・・。終盤は予算の関係からすっ飛ばしてるのかなぁと思っていたら、エイリアンに繋がったでごわす。私はこれを全く知らずに観に行ってたんだけど(常識なの?)、最初から「人類の起源」で営業かけるより、「エイリアン:ゼロ」でいったほうが利益出せたような気がする。
あるまーぬさん [映画館(字幕)] 4点(2012-10-10 03:25:04)
55.《ネタバレ》 エイリアン:創世記(ジェネシス)とは知らずに見に行った俺が悪いのかな。”監督、最新の技術でエイリアン作り直したかっただけ?”って鑑賞中に思っちゃいました。だって知らなかったんだもん。結局、全体的に説明が不足しすぎてて楽しめませんでした。え?続編あるの?多分見に行きます。
光路郎さん [映画館(字幕)] 6点(2012-09-28 03:13:36)
54.微妙~
納得が行かなすぎるストーリーと、後半のドキドキしないパニック映画っぷりがいい感じにダメでした
ぬーとんさん [映画館(字幕)] 5点(2012-09-28 00:00:13)
53.《ネタバレ》 これはデイヴィッドの話なんだと思いました。序盤から「2001年~」のオマージュに観えるシーンと音楽が流れていて、徐々に「A.I.」に近しいテーマもオマージュとしてあるんじゃないかなと思ったりもしました。知的生命体から武器の使い方を教わり、武器を持った人類はその末に核兵器(船)を作り出し、HALと地球の次の支配者を決めるべく戦う、という構図が「2001年~」で今作に多方面で絡んでくるのがまず楽しいし、デイヴィッドの抱く願望がまんま「A.I.」のデイヴィッドで、知的生命体に願い事をするところは大変興味深かったです。話を変えて、作品上では一切描いていない部分を勝手に憶測します。そもそもエンジニアはなんの為に人類を誕生させたのか?これは進化論と宗教を共に否定していますが、人類は誕生させられた存在だとすればエイリアンなわけですが、我々エイリアンが誕生し、文明を発展させてからは破壊行為と殺し合いしかしていません。虐殺と自然破壊のみです。実際問題エイリアンは猫は襲いませんし、自然破壊もしませんから人間の方がよっぽどエイリアンです。エンジニアは人類を野放しにしたせいで人類は第三次世界大戦で核戦争をしようとしました。エンジニアからしてみればそれはエンジニアの過ちです。だとすればエンジニアがすることは一つです。人類を責任持って滅ぼさなければ地球が滅びるのです。その救世主たり得るのは人類の進化した文明の誕生かエイリアン、あるいは科学兵器によって人類を滅ぼすか、のいずれかです。また前者には二通りのアイディアがあります。人類が進むか、人類以外が進むか。つまり「2001年~」です。結局ここに至ってしまいました。冒頭のシーンの受け取り方は黒い液体によって生命の種をまくこととその破壊。あと、ラストの特攻はある意味核爆弾の突撃で、子孫を残し続けた人類が生んだ核兵器(エイリアン)かな?キューブリックへのオマージュ、自己作品パロディ。思想豊で大変楽しかったですよ。
ボビーさん [映画館(字幕)] 8点(2012-09-24 00:38:07)
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【点数情報】

Review人数 132人
平均点数 5.50点
021.52%
132.27%
232.27%
3139.85%
4139.85%
52317.42%
63828.79%
72115.91%
896.82%
964.55%
1010.76%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.00点 Review19人
2 ストーリー評価 4.39点 Review23人
3 鑑賞後の後味 4.59点 Review22人
4 音楽評価 6.55点 Review20人
5 感泣評価 2.72点 Review18人
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【アカデミー賞 情報】

2012年 85回
視覚効果賞 候補(ノミネート) 

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