1.《ネタバレ》 【めっちゃネタバレ・注意!】 この映画にレックス・ルーサーが出るっていう情報を得た人なら、なんとな~く薄々勘付いていたと思います。そう、スーパーマンがバットマンと戦う理由が。想像通りスーパーマンは最愛の人をルーサーに人質に取られ、止む得ず戦います。ただバットマンがスーパーマンと戦う理由、動機、がちょっとどうかなと。仲間や知人の犠牲や恐るべき力だけでは、その他大勢の人たちと何ら代わり映えがない。もっとこう、バットマンだけの視点での動機や理由付けがほしかった。てかさ、散々倒すべき存在と豪語してた割には、母親が人質に取られてると知ってあっさりと仲間になるってどうよ!えーーーっ!!ですよ、マジで!最愛の人を犠牲に市民を助けたダークナイト。あのシリアスさが懐かしい・・・。それとレックス・ルーサーだけど、結局最終的に彼は何をしたかったんだ。バットマンを処分しスーパーマンを配下にでもして世界征服?ん~そんな素振りどこにも見当たらなかったな~。ワンダーウーマンのことも調べてたみたいだけどなんか消化不良。単なるイカレたサイコ野郎ってなだけなのかな?ま大した問題じゃないからいいんだけどね。この作品で描いて欲しかったのは、ゾッド将軍たちを倒すために多くの犠牲者を出してしまった、そのことに対するスーパーマンの葛藤。バットマンというダークな世界観と相まみえることでその辺に焦点を当てて、スーパーマンという超人的なパワーの恐怖をもっともっと浮き彫りにして欲しかったな。スーパーマン、もっと悩まなきゃ。恋人や家族のことばっかで、犠牲者に対する感情表現なさすぎよ。悩みすぎて暴走したスーパーマンをバットマンがいなす、とかね。はは。まだまだ書きたいことはあるけれど、キリがないのでまとめます。話の展開はある程度予想した通り。つまらないとかではなくあっ!と驚くようなことはなかった。単純に夢の共演と、これから始まるDCコミック版アベンジャーズにワクワクドキドキして楽しむ。もうそれだけです。はい!6点にしようか悩みましたが、個人的思い入れの強さで7点にしました。
※バットマンはアイアンマンと好勝負が期待できそう。と鑑賞後に思いました。あしからず・・・。