11.一種のエネルギーのようなものを感じる作品だ。描かれるのは孤独としか言いようのないタクシー運転手の狂気とニューヨーク。ロバート デ二ーロが言い放つセリフの一言一言が強烈だった。ありのままに描かれる暗さ。孤独というものをストレートに描いている点では「十九歳の地図」のような感じもあるとなんとなく、思った。どうあがいてもどうにもならない虚しさがそこにはあるのだ。そして、主人公は行動を開始する。自分が変わったはずだったのだ。 【本間】さん 8点(2002-11-11 22:08:18) |
10.本音では名作と認めたくない映画であるが、それだけでは片付けられないものがある。ロバート・デニーロ演じる孤独な男の狂気が怖い。そして年齢にそぐわない妙な色気が漂う少女時代のジョディ・フォスター。あの時代のN.Y.C.は、あの映画で描かれていたような退廃的な雰囲気そのものだったのでしょう。個人的には好きではないものの、アメリカ映画を語る上ではずせない作品だと思います。 |
9.腕にレールを付け銃を撃つシーンが印象的。子供のころのジョディ・フォスターかわいいね。 【phantom】さん 8点(2002-09-19 01:38:16) |
8.<ネタバレあります>僕にはどうもデ・ニーロ演じるトラヴィスが初めから何だかおかしい様に見えました。詳しいことはよくわかりませんが、彼は恐らくベトナムから帰還して間もない時にタクシードライバーの職を得ているのではないかと個人的に思います。何かベトナムで彼の人格(と言うより存在自体)がひどく損なわれており、その歪みが劇中でのコミュニケーション不全や「正しいこと」への執着や「ヒーロー妄想」と言った形で現れている様に僕には見えました・・・と、陳腐な解釈はさておき、個人的にはトラヴィスのそういったコミュニケーション不全や鬱屈した感情は何だか他人事には見えませんでした。鏡を前に何度も銃を抜きつつ「どうだ何か言ってみろコノヤロー」的なセリフを吐く場面には勝手にカタルシスを感じてしまいました(笑)。 【マーチェンカ】さん 8点(2002-06-23 02:49:27) |
【ビッグ】さん 8点(2002-06-13 02:14:20) |
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6.虚無感、嫌悪感、突発的衝動などが混ぜん一体になって独特の調和を保っているような作品。音楽がまた良い。 【なな】さん 8点(2002-03-07 11:01:31) |
5.デニーロの スキンへッドって 特殊メイクなんだよねー・・・最後の銃撃戦の時 デニーロが 使った手首から飛び出すナイフ!あれ カッチョイイヨネー!・・・。 しかし あれが ジョディー・フォスターだったとは 思わなかったなー・・・ 【白うなぎ】さん 8点(2001-11-06 02:02:15) |
4.都会の廃虚感がよくでている。この虚空な感じがニューシネマなんだねぇ。これをただのバイオレンス映画と思わないでほしい。映像表現も独特なものがある。実に印象深い映画でした。 【あろえりーな】さん 8点(2001-10-09 08:18:36) |
3.自分の部屋での一人での演技・・・この迫力はデ・ニーロしか出せないと思います。 【wood】さん 8点(2001-09-01 13:20:10) |
2.作品の舞台となったその当時のアメリカの状況を理解していると、より面白く見ることができる。心の病んだベトナム帰還兵の異常ともいえる心理が、名優デ (文字化け)」 【たたた】さん 8点(2000-11-02 17:33:23) |
【ロバとデニム】さん 8点(2000-07-29 10:08:39) (良:1票) |