128.《ネタバレ》 やるせない思いにどうすれば伝わり思いを込めることができるのだろう。いやこの作品の本質は人種差別でも宗教観でもアメリカでも何でもなく、言語なのでは?私には手のひらのマリア像が重く映る。(画像が暗く、小さなテレビで観ているので、もしかしてキリスト像かな・・・)思いこみがマリア像に見えるのか?たんなるアンポンタンなだけか(笑)良き作品なのであえて無得点でオネガイシマス。 追記>有り難う御座います,ちゃか様 lovely! 【成田とうこ】さん [CS・衛星(字幕)] 0点(2008-02-10 13:27:22) |
《改行表示》127.《ネタバレ》 「人種問題」という非常にデリケートなテーマを、ファンタジーの要素を交えながら練りに練られたほとんど無駄の無い脚本と幻想的な映像で描いた良作です。 無知や無理解からくる他民族に対する恐れや不安に対する過剰反応、社会的に抑圧された弱い人間が更に弱い(と判断した)人間を叩いてしまう構図等、結局差別を引き起こしているものは、人間の持つ弱さなんでしょうね(まあ、権力がそういった足の引っ張り合いを利用している部分もあるのでしょうが)。 この映画は、人種問題について「同じ人間同士なんだから絶対に分かり合える」といった理想論を伝えようとしているわけではなく、差別を引き起こす人間の様々な弱い部分をストレートに描写し伝えることによってこの厄介な問題についてもう一度冷静に考え直すきっかけを観ている我々に与えてくれているのではないでしょうか。 【TM】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-02-02 22:38:58) |
126.道徳や善悪の押し付けをしてくる作品ではなくて、ある意味淡々と起きた出来事に対してカメラを回して「さあ、これ観てどう思います?」と語りかけてくるような作品でした。ストーリーのアイディアや展開も申し分ありません。一度観る価値は有ります。 |
《改行表示》125.《ネタバレ》 賞を取っていた事を知らず、先入観なしで観れたのがラッキーだったのか、純粋に面白かった。 微妙な問題を抱えて苛立つ人間たちを、劇的に交錯させるでもなく淡々と映し出す構成ながら 常に一定の緊張感があり、一気に観れる。 人種差別・偏見による葛藤を描いているが、大事件を通して描くわけではなく、 葛藤は解消されぬまま残り続け、誰もが苦い思いに耐えながら日々は続く。 積もっていく苛立ちは、アメリカ社会に限らず誰もが抱えている感覚だと思う。 鍵屋が、銃声に怯える幼い娘に妖精の服を着せる場面は泣けた。銃弾も防ぐ、妖精のマント。 抑えた音楽と、カメラも美しい。役者も良い。 ラストで延々と歌が流れるのだけは安っぽくて興醒め。 【i-loop】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-11-04 09:25:57) |
124.「人間ってのは難しい」ってことかな??なーんか中途半端で不完全燃焼。映画としては何のおもしろみもありませんでした。みなさん同様「透明マント」は良かったですけどね。 【すたーちゃいるど】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-10-20 21:22:00) |
《改行表示》123.アメリカでの日常が端的に描かれている作品なのだと思うが、日本に暮らしており、アメリカに精通しているわけでもない私が見てもあまり共感を覚えない。 一つ一つのエピソードは良いのですが、全体としてみると「だから何?」と言いたくなってしまいます・・・ 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-10-19 00:45:44) |
《改行表示》122.アカデミー賞取ったってことなんで一応見てみたんですが、最後に何か結論が出るわけでもなく、自分にはちょっと合わないかな。いい映画なのかもしれませんが。人種差別や暴力などが多く、これが日常ならアメリカって嫌な国だなぁ・・日本人でよかった・・・と改めて思いました。 【かすお】さん [DVD(字幕)] 4点(2007-10-08 00:46:46) |
121.《ネタバレ》 いい映画と面白い映画は必ずしも一致しない典型的な映画。汚い言葉と見てて嫌になるほどの差別的行為、ラストに全部が繋がるわけでもなくみんながハッピーエンドになるわけでもない。生き方をいい方向に変えるであろう人もいるが、大半の人物は改めて差別の現実にぶつかったり、取り返しのつかない間違いを犯してしまったりで決して楽観的なラストではない。せっかく点で描いた物語なら最後はきれいにまとめて救いのあるラストにして欲しかった。ほら人間って意外といいもんだろ?って思えるラストなら良かったのに 【レッドホーク】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-10-01 05:28:02) |
120.《ネタバレ》 前半は人種差別やら銃社会やら格差社会やら現在のアメリカの(アメリカだけに限らないが)問題点を描いていて、見るものを不快な思いにする。不快な部分を見せているので見るものを不快な思いにさせるということは素晴らしい映画なんだと思う。後半はそんなどうしようもない社会であっても少しくらいは良いことはあるんだよ、心から悪い人はそんなにいないんだよって感じを描いている。アカデミー賞も獲って完成度はきっと高くメッセージ性も高いのでしょう。ただ、不快な部分が耐え難い。 【いっちぃ】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2007-09-29 12:59:14) |
119.正直評価が高いのが不思議です。最後に紡いできた糸がつながるわけでもなく、延々と不愉快なものを見せられてこれが今のアメリカです。っていうだけ。それで賞取る。日本人の自分にはどうでもいい話、アメリカのガンはアメリカ人が取り除け!病的な国はまず自分の国内から改めて欲しい。といっても日本を含め他の国も似たようなものですけどね。 【たかちゃん】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2007-09-21 12:30:04) (良:2票) |
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118.美しい。こういった映画は余り得意ではなかったのですが、この映画は良い。重いテーマではあるけれど、それを綺麗に描いてた。かといって、薄っぺらい内容にはなっておらず、観賞後も色々と考えさせられました。 【コスッタルイ】さん [DVD(字幕)] 9点(2007-07-30 18:02:33) |
117.登場人物が多いわりに退屈しない。それぞれの人物がじわりじわりと結びついていく展開も面白い。人の結びつきを強く感じる作品。世の中って狭い。 【FIGO777】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-07-29 10:23:43) |
【Dr.Tea】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2007-07-23 10:15:46) |
115.《ネタバレ》 人種問題の描き方が強烈な印象でしたが、もう1つの面として、なんだか常にイライラしている人々の風景も印象的でした。登場人物同士がいろんな場面でぶつかり合っているのですが、その怒りの感情に、差別意識でない原因も含まれているところが、映画に深みを持たせていると思います。ディレクターの夫婦のいがみあいも、弟を探せと怒り続ける刑事の母親も、ヒッチハイカーを乗せた後、笑われたことでイラつく若い警官も、それぞれの別な問題をかかえていて、そのイライラ感が、異人種と出会ったときに噴出していたのでしょう。サンドラ・ブロックが最後のほうで「朝起きるとなんだかとにかく怒っているの」と夫に告白しているシーンが象徴的でした。日本人も、電車なんかに乗っていると、とにかくイライラしてるような人を見かけるので、似たようなものだなあと思いました。 【かねたたき】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-05-06 09:32:37) |
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113.《ネタバレ》 最初は「マグノリア」のような群集劇だと思ったが、これはこれでしっかり色がある。まだまだ残っている人種差別や、アメリカ人の銃依存、見た目ではわからない人間性などを構成巧みな脚本を基に描いている。ラストはタイトルの如くクラッシュして終わるのだが、何か微妙だったかな。 【TOSHI】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-04-07 11:00:53) |
112.個々の登場人物の話しが絡んできて飽きない作りで面白かった。しかし実際にアメリカに住んでる人達ってあんな感じなのだろうか?いつも映画を観るたびに疑問に思う。見終わった後はマグノリアを思い出した。 【miso】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-04-07 01:19:24) |
《改行表示》111.構成がうまいので、登場人物が多くてもわかりやすく、話もだれなかった。 アメリカに住むとこんなにも人種差別でしんどいのね、という姿を見せてもらった感じですね。いろんな映画に人種差別問題は顔をだすし、この映画がいちばんひどい部分を見せているってわけでもないですね。実際そこに暮らす人ならこれ観て言いたいこと山ほどあるんじゃないですか。かぎ屋さんと天使ちゃんにプラス2点。 【のまっと】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-04-01 20:28:26) |
《改行表示》110.撮り方はまあまあいいのだが、おはなしがまるでダメ雄。 なにこれ?なにこのはなし?平均!低脳!小学生の感想文か? そう!小学生並みのアタマ!(小学生ごめん!) わたしは、日本のアニメまんが文化が大嫌いで、虫唾がはしるほどだが、この映画の駄ストーリーの数十億倍は日本の、昔の!まんが方が優れているのは、世界中のだれがみても簡単にわかる。アメリカも落ちたものである。 ちっとは、日本を見習え!ハギスのあたまがクラッシュ!わたしのあたまも、同時にクラッシュ!追加!!自分にとってイヤなもの、ダメなものを観たとき、モチロン、ナゼだろう?とかんがえますが、たとえば、マットディロン扮する警官が、いやがらせした黒人女性を、こんどは他の場所で、救助するというシーン。こういう、視点はあきらかな”精神が幼稚”な視点です。たとえば、一匹狼、極悪非道の突撃やくざが、休日には、子猫や小鳥と平和にたわむれる。という、非常に単純で人間があたりまえにもつギャップなどなど。そう、言い換えると、非常にあたりまえな事象、”紋切り型表現”を、さも、すごい現象が起こったことみたいに”すごいでしょ!”と息巻いているでけなのです。こんなもん、見せられた観客側は”はあああ???”と当惑するばかり。なにやってんの???? 世の中は憎しみに満ち満ちていて、愛に満ち満ちている!常にすべてが起こっている。そんなことあたりまえ。 【男ザンパノ】さん [映画館(字幕)] 3点(2007-03-31 02:04:53) (良:2票)(笑:2票) |
109.去年のアカデミーでは、これに投票しないと人種差別主義者、という雰囲気があったと思われ。 【永遠】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2007-03-28 01:36:40) |