354.映画の登場人物と同じ中学3年生の時に原作を読んだ。原作では大変泣けた。昨日まで友達だった人たちを殺す時、様々なドラマがあった。そういうのを期待して見たため、がっかりだった。人間ドラマがまるでなかった。この映画では人間ドラマを期待してはいけないんだよ、と言われたとしてもそれに変わるものがない。死に方だって年齢制限するほどのものではないだろうし。俳優達はがんばっていたと思うが・・・ 【めめこ】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2005-08-30 21:30:37) |
353.クラスで最後ひとりになるまで殺しあう映画なんてすごいアイディアだと思う。日本ならではでとてもいい。この映画は大人対子供の関係への問題提起だと思う。子は親の鏡というが、精神的に未成熟な大人が親なら子供はどう生きていいかわからない。それが最近中高学校がおかしくなってきてる理由の一つだと思う。BR法はそんな子供たちを抱えきれなくなった大人たちの復讐的な対処法である。そういう意味でとてもコワい映画でした。 |
352.原作の方がスリルがあって面白かったです。もしも、さっきまで仲良くしていた同級生と殺しあうことになったら…。友情ってなんなんだろう?て問われる”問題作”でした。普段たわいのない会話をしあっているのが果たして友達なのか?友達と親友はどうちがうのか?極限の状態になって分かる、そんな映画でした。 |
351.この映画好きっていうと人格疑われるかもしれないけど、それでも私はこの映画が好きだ。絶対にあり得ないシチュエーションの中で繰り広げられるリアリティ。人間誰でもあんな状況陥ったら、友達にも刃を向けるんでしょうね。愛する人も殺しかねない。そしてやはり凄い存在感をはなっていたのが栗山&柴咲コンビ。二人ともギラギラしてました。おかげでヒロインの女の子の顔すっかり忘れてしまいました(失礼)そして何といっても安藤政信!!!めっちゃかっこいい!!セリフ無しであれほど狂気に満ちた演技するなんてすごい!アクターズスタジオ生かおまいは!!いやいや惚れましたよ。藤原も良かったです。あとOPはかっこよすぎて鳥肌たちました。タランティーノが惚れるのもすっごく分かります。単純に良い映画でした! 【Ronny】さん 8点(2005-03-03 03:04:07) (良:1票) |
350.初めて見た深作欣二のバイオレンス映画だったのだが、70歳の老人が監督にしてはパワーを感じるし、面白かった。僕はこの映画を遺作だと思いたい。生徒役の俳優に関してはこの映画で初めて見た藤原竜也や柴咲コウ、栗山千明などが印象的。とくに相馬光子役の柴咲コウは怖すぎて今でもテレビなどで彼女を見ると相馬光子を思い出してしまう。桐山役の安藤政信もそれまで見た映画の印象とは違う一言も喋らない狂気に満ちた生徒役を好演している。それから、説明ビデオのシーンとビートたけしの役名が笑える。 【イニシャルK】さん [ビデオ(邦画)] 8点(2005-03-02 22:51:36) (良:1票) |
349.まず「BR法」に説得力がない。だからこのゲームをやる理由がわからない。それと時間内に他人を全員殺さなければ死ぬ、という状況にしては皆のんびりしてますね。私なら他人と一緒になんか絶対に居られない。とにかく他に助かる道はないのだから殺すのは仕方ないな、と思えてしまうのが残念。逆に逃げてる人こそ一体どうしたいの?と思ってしまった。たぶん20年ぐらい経ったらリメイクされそうな気がします。 【Robbie】さん 6点(2005-02-06 18:26:55) |
348.序盤から引きこまれて観るのをやめられませんでした。中学生が殺し合うというテーマは問題じゃないか、とかはなぜかまったく考えなかったというか、そういうひまもなくどんどん映画が進んでいきました。暴力アニメで嫌悪感を感じる作品はたくさんあるのだけど、この作品にはそれがなく、ただ「死」を隣り合わせにして生々しく痛々しく輝きを増す「生」の姿がそこにありました。何度も眉間にしわをよせつつ胸が痛むような感覚を覚えました。不謹慎と言われるかもしれないけど、必死で生きる姿って美しいなあ、とただただそれを感じたのです。なぜでしょう。深作びいきなのかなあ。 【クリロ】さん [DVD(邦画)] 8点(2005-02-01 12:58:07) |
347.発想はいいけど、何か最後の辺はふつうの映画と一緒だと思う。この映画はハッピーエンドではダメだと思う。 【幕ノ内】さん 5点(2005-01-27 23:20:10) |
《改行表示》346.いかに映画とはいえありえないほどの残酷な作品だと思う いったい深作という監督はこんなとんでもない物撮って何考えてるんだ!と言いたいです。残虐にも程がある 世の中乱れるのはこんな映画のせいかもと思ってしまうじゃないか(>_<) 【teruru】さん 2点(2005-01-15 16:56:33) |
345.某国の某地域で「日本を知る週間」というのがあって、この映画が上映された。これで「日本を知る」のかぁ。困った。実際にこんなことが起きてるわけじゃないんだぞー(あたりまえだ)。と叫ぶ勇気のなかった私に代わり、誰かもっと大きな字で「フィクションだってば!」と英語版に字幕入れて下さい。ほんとは付いてたけど、レトルト食品のパッケージの「盛り付け例」の文字くらい小さかったので。念のため。 【中山家】さん 4点(2004-10-27 01:06:33) |
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344.ビートたけしの演技は良かったです。柴咲コウが撃たれる場面は、その残虐なシーンにもかかわらずG線上のアリアが崇高に流れていて、芸術性を感じました。 |
《改行表示》【guijiu】さん 6点(2004-10-17 14:54:37) |
342.何を書いていいのか分からないし、既に色々書き尽くされてると思うのでシンプルに。…怖かった。色んな意味で怖かった。でも、救いがない訳でもなく、涙する部分もたくさんあった。いいとか悪いとかは個人の判断だし、見ること自体には価値があるんじゃないかなと思いました。はい。 【あかりん☆】さん 8点(2004-09-05 16:58:33) |
341.近未来の日本、BR法とやらが発動される中、中学生たちが最後の一人になるまで無人島で殺し合いをさせられるという。アイデアそのものからして、馬鹿馬鹿しいほどの荒唐無稽。(何で国家が少年たちに殺し合いをさせるか。誰が大人の言いなりに仲間どうし殺し合いをするか。) 話題騒然の問題作。どんな題材でも客さえ入れば良いという製作側の儲け第一主義が透けて見え、これが一番イヤらしい。が、しかし監督は鬼才深作欣二。そんな過激な企画ものであるにしろ、見る者に何らかの生きざまというか死生観を提示してくれるのではと思いきや…。飛び交う台詞もテレビのドラマ並みで、“ハッ”とするメッセージもとくに見当たらない。それでは映画そのものの出来はどうかと言うと、これが良いとは言えない。個々のエピソードのまとまりが悪く見づらい。ラストもやけに冗長だ。結局のところ、過激を売りにしたバイオレンス・ムービーの凡作にしか映らなかった。 【光りやまねこ】さん 4点(2004-08-30 13:30:28) |
340.モラルを問われる映画だけど、私は嫌いではありません。なぜならある種のカタルシスを感じたからです。中学生同士が殺し合う、確かに前代未聞ですね。しかしその悲劇の舞台となった無人島は緑にあふれ、空や海は青く澄んでいました。そんな場所で、学校という小さな社会の中で生きてきた彼らはその象徴である制服を真っ赤な血に染めて戦いました。そこには一人一人の個性やドラマがありました。そして時には切なく時には壮絶に、みずみずしい若い命がたくさん散っていきました。そしてEDのモノクロの集合写真、それはまだ何も知らなかった頃のもう戻ることのできない思い出。青春の残像です。残酷だけど、どこか切なく美しく清々しい。けれどそれは映画の中だけのカタルシスです。もちろんこんな悲劇が現実に起こったら吐き気がするだけです。若い命が散るのは悲しいことです(感動的なBGMも流れないしね!)。だから見るなら現実と虚構をはっきり区別できることが前提です。リアリティは確かにないけど、コミック風青春映画ととらえて私は良しとしました。 【ピンク】さん 8点(2004-08-28 16:47:11) |
339.私は運が悪い方なので、きっと鍋ぶたとかだろうなと思うといやになります。 【マミゴスチン】さん 6点(2004-07-30 04:02:26) (笑:4票) |
338.子供の視点もあり、大人の視点もあり。刺激が強いわりには、メッセージが何なのかは分かんない。子供が見たら「人殺しもイイかも」とか勘違いしてしまいそうだし、大人の私が見てもあまり愉快ではない。まあ、アホ親が育てた子供達には見せちゃだめだね。 【紅】さん 6点(2004-07-27 02:46:06) |
《改行表示》337.とりあえずぽんぽんと人が死ぬのを楽しむアクション映画として観るべき。 こういうの観るとよくないとかそういうの考えないで、 死に方だってものすごく凝っていて実にリアルに作っているし、 それを楽しみながら観ていくのが一番いい。 大変な話題作だったけれど、中学生同士が大人の命令で殺しあうという無理な設定、 フィクションとしてしか捕らえにくいと思うのだけれど、問題作なんだろうか? しかしおとなしくみんな殺し合いに参加するのが不思議だ。実際にこんなこと起こったら、まず成功しないと思うけど。 おもしろい映画として成功させることと、本当の思いを伝えることは同時にするのは難しい。 【揺香】さん 5点(2004-07-14 22:46:11) |
336.こういうカタチで映画化してほしくなかった。いろんな意味で重くしすぎ。もっと軽くていい。非常に面白い題材なだけに、なんか非常に残念。もったいない。 【ドレミダーン】さん 4点(2004-07-11 16:28:52) |
335.《ネタバレ》 アクションに徹した深作監督の画面は大したものだし、役者も悪くない。しかし下手にメッセージを入れたつもりでいるらしい脚本はタチが悪い。こうした映画を凶行の原因と弾劾するのは短絡過ぎると思うが、同時に、この脚本にも同じ種類の短絡さ、無責任さを感じる。それぞれに複雑な問題を抱えて生きていた筈の中学生達が、殺し合いが宣言された途端、感傷的で可哀想な被害者としてひとまとめに描かれる様は、同情を示しているようで実はモノ扱い。実際、「頑張れ」と空虚な言葉を残して主人公を追い詰めた実父と、本編ラストで大々的に出る字幕メッセージ「走れ!」は、無責任さ、空虚さに於て全く同じではないか。何処に向かえばいいかも知らされないまま「走れ」と強要されるから辛いのではないか。何か気の利いた事を言おうとして、自分自身も同じ残酷な事を言っていることに気付いていない、このタチの悪い能天気さ。設定や残虐描写の有無などより、こういう無責任なメッセージを発して悦に入る人間のほうが余程怖い。この脚本と、取り合えずバイオレンス映画を規制に走る風潮。両者に共通する、思考放棄、想像力の欠如に憤りを込めて、0点を付けさせてもらいます。 【i-loop】さん [DVD(邦画)] 0点(2004-07-05 00:38:42) (良:3票) |