15.《ネタバレ》 見てきました!
僕が偉人を3人あげさせて頂ければ、そのうちの一人は確実にマイケルジャクソンです。
本当にマイケルほど精神性の高い人はいないと思うくらいです。
僕にとってマイケルは、その時代のビッグなアメリカそのものであり、孤高の神であり英雄そのものです。
それでいて繊細な心の持ち主であり、彼ほど純粋で綺麗な心を持った人がいるでしょうか?まさに最高のエンターテイナーでした。
彼の姿を見て、人々を楽しませる心や、一つの美しいものを築き上げる姿勢を学びました。
彼は本当に「人を楽しませること」だけを常に考えていたのです!
そして人を楽しませるとは「無償の愛」がないと出来ないことです。
実は僕は今まで、マイケルジャクソンは「愛」に飢えている人だと思っていたのです。
物欲の赴くままに衝動買いしたり、不眠症に悩んでいたりという話を聞いていたからです(精神不安定や依存症は孤独の表れだからです)。
しかし不思議なことに、そんな「愛」に飢えている筈と思っていたマイケルが、実は大きな「愛」を人々に与えていたのです。
マイケルこそは愛の伝道師といえないでしょうか?
マイケルほど「夢」や「喜び」を無償に与えてくれるエンターテイナーはあまりいないと思うのです。
正にマザーテレサやチャップリンのように精神性の高いスピリチュアル人間だったと思うのです。
「地球を癒そう」なんて言葉も、偉大な愛がないととても言えないでしょう。
また、それが厭らしく聴こえてしまう場合もあるのです。
しかし僕はその言葉で感動し、涙が出ました。
、、、そんなマイケルを体感できるのがこの作品です。
彼を感じることが出来ました。
まさにど真ん前でライブを見ているような気分が味わえるかもしれません。
彼の体温やにおいまでが感じられそうでした。
彼がもしかして座席に座って一緒に映画を見ているのではないか?という、、、映画が終わった後に彼の空気を感じたかのような不思議な気持ちになりました。
このドキュメンタリー映画によって、マイケルがもうこの世にいないことを実感してしまい泣きそうになりました。
しかしそれと同時に、「僕はいつまでも、みんなの心の中で生き続けているよ」とマイケルが言ってくれているようでもありました。
子供のころ僕は英雄に憧れたものですが、しかし生半可な気持ちではとてもなれないと突きつけられました。