53.喫茶店の意味不明な火事で一気にしらけたな。二人の健さんは好演でした。先入観なしでスピードの前に観ていたらどうだったろうか。 |
52.《ネタバレ》 宇津井健ら捜査側からの視点は名作“ジャガー・ノート”高倉健ら犯人側からの視点はセルジオ・レオーネのこれまた超名作“夕日のギャングたち”といった趣の作品ですね。特に回想シーンでの音楽の使い方は“夕日の~”のパクりでしょう。しかし本作全体を覆う‘安~い’感じは当方の我慢の限度を超えていてまるでテレビ版“ワイルド7”でも観ているようだ。豪華キャストがみんなおそろしく大根に見えてしまうのは演出がいいかげんだからなのだろうか。変な客が色々乗り込んでいるのにちっともサスペンスを盛り上げることに貢献していないし、喫茶店が重要アイテムとともにタイミング良く焼けるのはご都合主義と言われても仕方あるまい。そのようなことを許容する世界観ならばそれこそワイルド7なみにぶっとんだクライマックスを期待してしまうじゃないですか。こんなチープなノリで「最後は渋めにまとめてみました」なんて許されると思っているのか!犯人側に移入できるように作ってある等、一部とはいえ政治的に正しいことが救いと言えるでしょうか。 【皮マン】さん [DVD(字幕)] 4点(2005-05-20 14:08:00) (笑:1票) |
《改行表示》51.《ネタバレ》 つっこみどころは山ほどある。正直、何度「おいおいおいっ!」「ありえねー!」 って突っ込んだのかわからん。でもなぜか面白いんだよ、この映画。 あの手この手を使ってうまいこと緊張感を持続させてるのが勝因ですね。 あと、犯人側に感情移入してしまう映画も珍しい。 【ふくちゃん】さん 7点(2004-12-09 20:03:34) |
50.すごく幼い頃に観ましたが、今でも覚えています。こんな豪華な映画は、今の邦画ではもう作れないのかと思うと、少し寂しい気がします。 【金子淳】さん 6点(2004-10-17 23:05:12) |
49.深夜ふとやってたりしますね。そんな日はつい一家で夜更かしして見てたり。ぃゃ正確には今はムコに出ましたが2児の父ですがわざわざ東京─博多旅行に寝台特急に乗り夜中ホームに降りて車両写真を撮ってる間に発車しちゃって置いてけぼり喰らうようなプチ鉄っちゃんの兄が熱く、そんな子につられて母、そしてそんな様子を面白半分で観察目的で私、といった感じで。「国鉄新幹線司令室キター!!」「もももうすぐ来るぞ車両併走キター!!!」「宇津井健キター!!!!」夜中に熱いですね。もうちょっと成長してから息子たちともおやり。うん、おもしろい映画ですね。 ・・・後に監督氏が北京原人伝説を残した史実は彼らの成人式までは伏せておこうぞ |
48.《ネタバレ》 群衆シーンなどひと昔前のテレビ怪獣ドラマ並、いい役者を揃えているからいいなあと思うシーンもところどころあるが、脚本、演出などまったくの並または並以下。キャストは嬉しいがそれ以上のことはなく、射殺されるラストシーンで一気に興醒め。日本映画界の現況にこの映画のような意気込みを感じないのは残念だが、作品的には同じ犯罪捜査物「天国と地獄」とは天と地の差。 |
47.《ネタバレ》 このサイトでえらく、評価が高いので見てみました。確かにエンターテイメントとしてかなり評価できる作品と思いますが、渓谷での金の受け渡しに偶然にも柔道部が通りかかるシーンとか、喫茶店火災のシーンはもう一ひねり欲しかったなあ。逆に、高速道路上の身代金受け渡しシーンなんかはグリコ犯を髣髴とさせてよかったと思います。でもこの映画きっと、もっと長かったと思うんですよね、ディレクターカット版とかあったら見てみたいなあ。 【きつま】さん 7点(2004-10-12 22:23:05) |
46.DVDにて鑑賞。いいですよ、これは。オールスターぶりも嬉しい。本編中のサスペンスも良かったけど、私は爆弾除去後の展開から犯人射殺の余韻あるエンディングまでが、特に好きです。解決万々歳で終わることなく、映画の創り手側の“もう一捻り”との意気が感じられて嬉しいじゃないですか!今後の日本映画でもこういう“意気”を感じさせる“粋”な作品を期待します!おあとがよろしいようで(失敬!)。 【いわぞー】さん 7点(2004-08-22 19:17:41) |
45.乗客のことも考えず、犯人を見つけたら追いまわす警察馬鹿すぎ。現金受け渡しシーンの民間人にむかって「捕まえてくれ~!」はありえない。萎えました。乗客の騒ぎ方はステレオタイプでリアリティなし。退屈はしないし、厭世的な雰囲気もグッド、なかなか健さんもカッコいいのだけど期待外れだった。もう少し脚本を練って、人物に厚みをもたせれば凄い映画になったのに凄く惜しい。 【モンキィボォン】さん 6点(2004-07-24 21:45:25) (良:2票) |
44.2時間半という時間を最初から最後まで画面にひきつけられた。普段あまり邦画は観賞しないが友人に勧められて,「まぁそこまで言うなら」って感じで見た。感謝する。本当に面白い作品だった。 【北狐】さん 9点(2004-07-05 11:15:34) |
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《改行表示》43.新幹線のミニチュアシーンがちゃちに見えるのは、何もCGによるSFXが成熟した今だからの話ではない。 当時から東映はこの手の特撮は不得手だった。当時、ミニチュア模型特撮は東宝の 十八番だったのだ。 それでも、このシーンをスリリングに見せてしまうのは、シナリオ、編集、役者達の演技等、トータル的な作品の完成度の高さによる。 決して精巧とは言えないミニチュアながらも、同じレール上を走ってくる上りと下りの新幹線を駅の待避線で切り替えてすれ違わせる息をもつかせない見せ場の演出は素晴らしい。私的には好きなシーンが多数あるが、中でも台車部に仕掛けられた爆弾を橋脚から高速度カメラで撮影するシーンが好きだ。 短縮版がヨーロッパで公開され、フランスでは大ヒットした。 【あむ】さん 10点(2004-06-23 14:40:05) |
42.日本のアクション映画の中でも屈指の傑作ではないかと思います。最初から最後までぐぐっと引き付けてくれます。特撮が・・・というご意見もありましょうが、それを上回るストーリー展開と、ひかり109号の勇姿に9点献上。 【ひかり109号】さん 9点(2004-06-12 16:08:56) |
41.二度鑑賞しましたが、やはりどうしようもなく最高の映画です。「スピード」の原型というか、「24-Twentyfour」の源流はここにあるのでは? 極限状況の連続で、息つく暇もなく物語に惹き込まれてしまいます。これほどの映画を三十年も前に日本が生み出していたとは、ただただ驚愕するしかありません。 【K】さん [DVD(字幕)] 10点(2004-05-20 21:05:17) |
40.《ネタバレ》 ストーリーの最後まで、何とも言えぬ緊迫感があって良かった。更に音楽が秀逸で、より一層の緊迫感を与えています。列車種別装置や新幹線を併走させてボンベを渡す等チャチな点もあるが、国鉄の協力が得られなかったにしてはとても良い出来。途中いろいろとアクシデントが起こるが、現実離れし過ぎていて、いかにも「ちょっと凝ってみました」的な発想が逆にわざとらしく感じてしまうのと、メリハリをつける為かは知りませんが、登場人物が多すぎて話がやや脱線してしまっていたのが残念。何とか金を得ようとする手段が結構巧妙で、高倉健が羽田から高飛びしようとするシーンまでは計画に狂いが生じても機転を利かせて乗り越えてきましたが、元・家族の事までは計算できませんでしたね。パニック映画としては日本一の出来だと思います。しかし山本圭若すぎ! |
39.傑作!健さんもいいし、宇津井健や他の俳優もいい。「スピード」がアイデアを盗んで?るけど、日本をお手本にしたてとこが嬉しいね。ドラマもしっかりしてる。満点。 【ひろみつ】さん 10点(2004-05-03 14:35:12) |
《改行表示》38.30年も前にこれほどまでスリリングで迫力のあるパニック大作が日本で作られていたことに驚かざるを得ない。昨今の日本の大作映画といえばことごとく陳腐なものばかり。なぜ30年前に作れて今作れないのだ。今作に限らず、大作映画についていえば、現在よりも数十年前に作られた作品の方がよっぽどパワフルな場合が多い。まさに大手映画会社の大盛期ということだろう。復活はあるのか?どうにも怪しい…。 加えてこの時代の娯楽映画のセンスには頭が下がる。例えば、ラストの射殺シーン、展開は読めつつも緊迫感を高めるあの演出は、最近の日本映画ではなかなか見ることができない。 【鉄腕麗人】さん 8点(2004-04-17 14:36:55) |
37.「タワーリング・インフェルノ」が大ヒット!パニック映画ブームが益々過熱する中で作られた傑作です。東映スターが総出演でね、面白かったなぁ。とは言っても初公開時、館内はガラガラでコケちゃったんだよねぇ。 【nizam】さん [映画館(吹替)] 9点(2004-03-09 12:18:50) (笑:1票) |
《改行表示》36.当時のアメリカのパニック映画を追っての作品ですが、大物をそろえた割にはあまり面白くなかった。 やはり当時の映画のスピード感というかセリフのしゃべり方が私にはイマイチしっくりこない。 それと、昔から映画・ドラマで描かれてる警察って、何てマヌケなんだろ。群馬県警が大学柔道部に犯人を捕まえてくれなんて叫ぶシーン、見ていて非常に腹が立って、画面に向かって『馬鹿!』といってしまいました。 【いかりや800】さん 6点(2004-02-20 10:58:52) |
《改行表示》35.スピードの元ネタって事らしいので見てみました。ヲヲゥ!ホントだ、しかし健さん あんたイイ人だねほんと。普通悪役だとは思わないからそういうキャスティングにはセンスを感じます。もう少し脚本を煮詰めるともっとスゴイ作品になったかと思うと残念です。アイディアは最高!タイトルはもう少しひねりましょう、火事にはもう少し気をつけましょう。あ、健さん2人いた!まぁいっか。 【HLB傭兵】さん 6点(2004-02-09 15:50:31) |
34.「スピード」も同じような設定ではあるが、こっちの方がドキドキする。第一、バスで○○キロ以下にしちゃいかん!と言ったって、カーブがある以上非現実感が漂う。しかし、新幹線の場合は速度にかんしても、終点か確実に存在する点においても、ギリギリ感は数段上に思う。 【クルイベル】さん 7点(2004-02-06 11:22:29) |