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ミッドナイト・イン・パリ

[ミッドナイトインパリ]
Midnight In Paris
2011年スペイン上映時間:94分
平均点:7.00 / 10(Review 83人) (点数分布表示)
公開開始日(2012-05-26)
ドラマラブストーリーコメディファンタジー
新規登録(2012-03-24)【放浪紳士チャーリー】さん
タイトル情報更新(2019-07-13)【Olias】さん
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監督ウディ・アレン
キャストオーウェン・ウィルソン(男優)ギル
レイチェル・マクアダムス(女優)イネズ
カート・フラー(男優)ジョン
マイケル・シーン(男優)ポール
アリソン・ピル(女優)ゼルダ・フィッツジェラルド
トム・ヒドルストン(男優)F・スコット・フィッツジェラルド
コリー・ストール(男優)アーネスト・ヘミングウェイ
ローラン・スピルヴォーゲル(男優)古美術品ディーラー
キャシー・ベイツ(女優)ガートルード・スタイン
マリオン・コティヤール(女優)アドリアナ
レア・セドゥ(女優)ガブリエル
エイドリアン・ブロディ(男優)サルバドール・ダリ
ガド・エルマレ(男優)探偵タスラン
森川智之ギル(日本語吹き替え版)
小山力也アーネスト・ヘミングウェイ(日本語吹き替え版)
渡辺美佐〔声優〕アドリアナ(日本語吹き替え版)
大川透サルバドール・ダリ(日本語吹き替え版)
脚本ウディ・アレン
撮影ダリウス・コンジ
製作レッティ・アロンソン
製作総指揮ジャック・ロリンズ
衣装ソニア・グランデ
編集アリサ・レプセルター
字幕翻訳石田泰子
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3.《ネタバレ》 そんな事言ったって、ウディ・アレンが過去というものを深く深く愛しているのは、みーんな判っている訳で、なので今回もまた自虐的ですねって。セリフにしてまで語られる「大切な今を生きましょうね」っていうのはあくまでタテマエ。ウディ・アレン版『モーレツ!オトナ帝国の逆襲』。ひたすら芸術の都パリに酔う映画。時代による色調、タッチの変化なんていうのは無くて、全編、湿り気のある夜の光を撮らせるならばこの人、ダリウス・コンジによって切り取られた美しいパリ。ウディ・アレンをモロに映す神経質で饒舌でシニカルな主人公の前に登場する面々の描き方はどれだけウディが楽しんでいるんだろう?ってくらいに芸術への思慕に溢れ、一方で今回も知識だけで理論化し物事の価値を決め自らは何も生み出さないような知識人に対する皮肉もこってり織り込んで。結局、でも「パリってステキよね」で終わりで十分な映画。楽しい、美味しい、美しい、素晴らしい、そういうシンプルな感情でいいんだよ、っていう事を説明するために自らはややこしい創造の嵐の中に居るウディなのだなぁ、という映画でした。
あにやん‍🌈さん [映画館(字幕)] 8点(2012-05-28 06:51:03)(良:4票)
2.《ネタバレ》 楽しい映画でした。冒頭のパリの風景だけでも楽しめますね。ちょっとパリに行ってみたくなりました。海外旅行はほとんど行ったことがないし、パリへの興味も無かったけれど、旅行好きなリア充どもがフランスだーパリだーとキャッキャするのも分かりましたわ。しかし、そんなリア充どもへのチクリも忘れない。先人へのリスペクトが映画全体に漂っていて、ほっこりした気分になりました。クスクス笑いも耐えません。エイドリアンブロディのダリにはヤられちゃいました。ファンサービス的な登場だったけれど強烈に印象に残りました。「過去がすべていいとは限らない」というメッセージも含まれていますが、ちっとも説教臭くなく、ギャグで表現しているのがオトナ~。映画を見終わった後は、パリへの憧れが芽生えつつも、日本のゴチャゴチャした夜の街をほっつき歩くのも、なんだか楽しい気分になる映画でした。
ゆうろうさん [映画館(字幕)] 9点(2012-05-27 17:51:32)(良:2票)
1.《ネタバレ》 あ~、これめっちゃ楽しかった楽しかった~♪もう上映中ず~っとニヤニヤと頬が緩みっぱなし。粋で洒落てて上品で、しかも知的なファンタジーエンターテイメントの決定版!おそらくこれは、21世紀に入ってからのウディ・アレンの最高作ではないかと思われます。(ちなみにそれ以前の最高作は自分の中では「ブロードウェイと銃弾」)真夜中の巴里(←カタカナよりも断然この当て字!!)の街に、アレンが丹精こめて調合した魔法のスパイスを降りかけ、大人が楽しめる素敵な童話に仕立て上げてくれました。鑑賞後、ホント心が潤ったというか、こんなに豊かな気持ちになれたのは久しぶり。相も変わらず、エセ教養人を脇キャラとして臆面もなく出してくるあたり、アレン節健在なりって嬉しくもあったりして(笑)ともすれば浮わついた流れになりがちなファンタジー的展開の中にも、ちゃんと一本筋が通ったメッセージも自分には十分伝わってきましたしね。私がこの映画にスーっと入り込んでいけたのは、懐古主義で端から見たら救いようのない生来のロマンチスト、現実逃避的な主役のキャラクターに自分と似た部分を大いに感じたせいかもしれません。外見の差異はさておき。オーウェン・ウィルソン君の何気ないシャツとボトムの着こなしがやたらカッコいい。お手本にさせて頂きます!対するマリオン・コティアール嬢もすこぶる魅力的。結構な豪華な配役なのに、それぞれが分をわきまえ、出しゃばることなく役に巧くはまってましたね。あらかじめ張っておいた伏線はものの見事に回収、オーラスまで緩みも手抜かりも見当たらない手際の良さには舌を巻く。これぞベテラン監督の手腕。彼がこの異空間体験を経て、どんな小説を書き上げたのかが多少気になった程度。やっぱ映画は脚本がイノチ!こういう脚本が良く出来た作品を観るとつくづくそう思う。そう言えば、オードリーも「巴里は雨の日が一番素敵なのよ!」ってワイルダーの映画で言ってたような。これを観て巴里という街への憧れを、再びかきたてられる人も多いのでは?まだまだこれからもアレン先生は面白い作品を作ってくれそうで楽しみです。ついでに言うと、映画のポスターの図柄もセンスあるよなぁ・・・。好きな映画に出会うと、何でもとことん誉めたくなってしまうのが、昔っからの自分の癖。うん、とりあえず今年観た新作の中では間違いなくベスト。真夜中の魅惑の巴里とウディ・アレンに乾杯!
放浪紳士チャーリーさん [映画館(字幕)] 9点(2012-05-26 22:42:41)(良:2票)
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【点数情報】

Review人数 83人
平均点数 7.00点
000.00%
100.00%
200.00%
322.41%
422.41%
578.43%
61720.48%
72125.30%
82428.92%
9910.84%
1011.20%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.00点 Review3人
2 ストーリー評価 6.66点 Review6人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review4人
4 音楽評価 7.00点 Review5人
5 感泣評価 6.00点 Review3人
chart

【アカデミー賞 情報】

2011年 84回
作品賞 候補(ノミネート) 
監督賞ウディ・アレン候補(ノミネート) 
脚本賞ウディ・アレン受賞 
美術賞 候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2011年 69回
作品賞(ミュージカル・コメディ部門) 候補(ノミネート) 
主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)オーウェン・ウィルソン候補(ノミネート) 
監督賞ウディ・アレン候補(ノミネート) 
脚本賞ウディ・アレン受賞 

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