10. 個人的に大林監督作品はあんまり好きになれないのだが、本作は小林聡美の新人とは思えぬ好演で出色の出来。尾美としのりの「女の子」演技はチト気色悪いが、溌剌とした小林の「男の子」演技に中和され、それ程まで気にならない。脇に樹木希林、宍戸錠、入江若葉といった渋い芸達者を配して引き締めておりグー。しかし、兎に角、何と言っても本作は小林聡美に尽きる!!と思う。新人ながら作品をグイグイ引っ張った小林聡美のパワーに敬意を表し…7点。 【へちょちょ】さん 7点(2003-02-28 13:07:08) |
9.原作が大好きです。映画もかなり忠実にその世界を表現していたと思います。中学生だった私が衝撃的だったのは同じ年頃の小林聡美が胸を見せたこと。ああこの人はものすごい女優なんだ、と痛感しました。それから、女の子に戻ってからの彼女の歩き方。中身が男の子だったときの歩き方と全然ちがう。表情もホントに女の子。それにも感動しました。マイナス1点は、尾美くん演じるかずみが作りすぎっぽかったから。まあ原作もかなり「泣き虫の女女してるかずみ」だからしょうがないのかな。 【いかみみ】さん 9点(2003-02-27 09:10:07) |
8.小林聡美が良かった。尾道にも好印象を持った覚えがある。 【艇王】さん 7点(2003-01-02 20:07:46) |
7.ラストの”さよなら~”の後、和美がくるっと振り向き元気に歩いていくシーンが非常に印象に残ってます。いろいろあったけどこれも青春の1ページ。さぁ次のページへGOみたいなイメージで。原作の「おれがあいつであいつがおれで」も一読の価値ありです、主人公の心理描写や動揺が非常に細かくて笑えます。児童書なんであっという間に読めます。 【KEN】さん 9点(2002-06-26 04:30:37) |
6.いや~、この作品は何度も観ました。主役二人のなりきり方が気持ちいいくらい素晴らしい。和美役(※和夫が和美の体と入れ替わった和美の時ね)の小林聡美は太っちょの悪がきのズボンを脱がして蹴った時に「フッ」と笑って見せたり、和夫役(※和美が和夫の体と入れ替わった和夫の時ね)の尾美としのりがズボンを脱がされて泣き叫ぶシーンとか、もうよく研究してますよね。インパクトが強くて元に戻った時に何となく違和感を覚えさせるくらいはまってましたね。あのノスタルジックなところもすごく好きですし、サブキャラクタをしっかりと描いているところなんかも感心します。ラストで「さようなら~、私~!」「さようなら~、おれ~!」と和夫が8ミリを回しながら別れるシーンはいつ観てもジンワリ涙があふれます。尾道マップとしても十分!! 【さかQ】さん 9点(2002-03-26 06:58:07) |
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5.小林聡美は尾美としのりが演じているようなキャラではないように見えるので少し違和感がある。がんばっているが、のちに二人ともよい役者に育ったことを考えれば、年齢的な演技力の壁というところか。 【ひかりごけ】さん 6点(2002-03-24 14:07:31) |
【白うなぎ】さん 6点(2001-11-01 00:40:54) |
3.大林宣彦がいつものチープな特撮を一切廃し、生真面目に撮り上げた佳作。下のお二方もそうでしょうが、正に私の青春を飾る一本。男女の微妙な年頃を叙情感たっぷりの尾道という町を背景に、生き生きと描き出したファンタジー映画です。現在の中高生辺りが観ると、どのような感想を持つのか気になりますが、やっぱり思い入れがあるので8点献上しちゃいます。 【sayzin】さん 8点(2001-09-03 16:33:13) |
2.ある意味、大林宣彦の挑戦的な映画だっただけに、映画としての良さがあっても評価が分かれる作品だと思います。裏話も色々ある作品ですが、尾身としのり、小林聡美の(失礼ながら)決して美男・美女でない2人が映画が進むにつれて、格好良い男の子・可愛い女の子に見えてくるから不思議です。 【奥州亭三景】さん 9点(2001-08-20 17:55:05) |
1.その後、この作品をモチーフにした作品の多いことか。でも、この作品の小林聡美みたいに裸になっちゃったりってのは無いような。それだけ当時は勇気のある演技だったように思えます。同時上映の「オン・ザ・ロード」の方が話題になっていた気がしましたが(どんな映画だったかは忘れました)。 【イマジン】さん 8点(2001-08-17 12:21:07) |