108.多くのホラー好きな方から賞賛されてる映画。題名、ビデオパッケージ、雰囲気など、ホラーが特に好きじゃない方からは、観る前からドン引きされる映画。自分も女の子の知り合いに「なんちゅービデオ持ってるねん」って言われましたから。でも正直おもしろい映画やと思う。自分はエグイだけのホラーや、キモイだけのホラーは好きじゃない。このホラーは確かに、キモイけど、ホラーファンに支持されるだけはあって並みのホラーとはやはりかけ離れていると思う。ホラーのエンターテイナー。つまり、アクション映画のハラハラスリル感あり、コメディー映画のぶっ飛びでブラックな笑いあり、ファンタジー映画のひきつけられる映像の摩訶不思議感あり、もちろんホラーの陰鬱で怖い雰囲気は一級品。そしてホラーのキモさを取っ払ったら、世界観、映像、テンポ、演出は普通にレベルが高い映画やと思うねん。ま、それがタマタマやったか、監督が天才やったかはわからんけど。これ以降、このレベルの映画が撮れてないから、多分タマタマかもしれん。ただ、やっぱ、ホラーがそんなに好きじゃない方は絶対にオススメしませんけど。 【なにわ君】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2006-04-13 00:53:52) (良:1票) |
《改行表示》107.怖くはなかったが、面白かった。 これほど幼児的・動物的で理解し難い殺人者も珍しい。実話を基にしているというものの、モデルになった事件とはかなりかけ離れている。このようなパーソナリティの殺人者など実在しないはずだ。それでもリアリティが失われていないのは、この殺人者が属する家族の関係性に妙な説得力があるからだろう。 一番凶暴で強靭だが知性がなく、父親と弟のいうことは大人しく聞く長男(レザーフェイス)、弱々しいが父親に反抗できる弟、いちばんまともだが家族の長である父親、ほとんど死にかけている(認知症?)のに家族には慕われている祖父。一般的な家族愛とは違うが、不思議と強い絆に結ばれているように見える。 レザーフェイスは確かに恐ろしいが、おそらくこの家族のフォローがなければまともに生きていけず、一生を精神病院で送るのが関の山だろうと思われる。つまりレザーフェイスは家族全体が揃って初めて本当に恐ろしい怪物になりえるのだ。この奇怪な一家の存在感は半端ではなく、たぶん(犯罪を犯しているかどうかは別として)モデルとなった家族は実在するのではないだろうか。弱々しい老人に無理やりハンマーを持たせてヒロインを屠らせようとする"家族団欒"の場面が強烈な印象を残す。 いたずらに派手ではない殺し方といい、夕陽の中での奇妙なダンスといい、並みの映画とは狂気の迫真性が違う。監督自身が内側に狂気を秘めた人でなければ、これは創れないと思う。 ちなみに主演女優の方、初見時はただただうるさいと思っていたが、よく観ると恐慌状態にもきちんと段階をつけて演技している。ラストの逃げ切った後のヒステリックな笑いの演技なんかはとくに感心した。 【no one】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2006-03-08 13:34:12) |
106.うーん・・・かなり昔に観たんですが、なんだこりゃ?っていう感じでしたね・・・もう一度観てみたら違うのかな? 【H.S】さん [ビデオ(字幕)] 3点(2005-12-17 20:12:16) |
105.やたら乾燥しているような、それでいて油っぽいような独特な不快な映像は本当に気分の悪さを助長している。殺人鬼モノは沢山あるが、どんな奴が来るか分からない内に、気づけば自然と変態家族の手中におさまっていってしまう一連の展開は、今の時代を考えても実在するのではないかというリアリティがあって恐怖が増す。もう1つ評価したいのはこの映画は、残虐なスプラッター映像はほとんど無い。電ノコの爆音、逃げる女の悲鳴、そして変質者家族の気持ち悪い笑顔。殺られていく部分をあれだけ見せずにこれだけ怖い映画はかなり凄い作品だと思う(リメイクはCG使って足を切り落としたりしてたけど、そういうのが無いオリジナルの方が逆に怖い)。しかも観てて息苦しいし・・・。トビー・フーパー奇跡且つ会心の1作だと思う。 【まさかずきゅーぶりっく】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-11-17 14:43:29) (良:1票) |
104.《ネタバレ》 ハローエビバリヒアー?ハローといって家の奥に進む男、突然物陰から大男が現れ鈍器のような物で2発そして引き戸をピシャリ。一瞬の出来事で何が起きたかわからんかった。じいさまがいい味出してたな。 【たこら】さん [ビデオ(吹替)] 7点(2005-11-12 12:56:18) (笑:1票) |
103.初めてレンタルビデオ屋でパッケージを見た時、そのあまりの異様さに恐怖を覚えたものです。で、実際に本編を見たのはそれから10数年後ですが、心に残る名作だなと思いました。どの辺が・・、とか詳しいことは控えさせていただきますが、とにかくあの最初からラストまで続くネットリ感は圧巻です。DVDが定価で店頭に並んでいる時に抑えといて大正解でした。一生手放せないであろう一品になってしまいました。 【ねづみ男】さん [DVD(字幕)] 10点(2005-10-29 22:14:04) |
《改行表示》102.《ネタバレ》 1人取り逃がした時のレザーフェイスの苦悩する姿→愛くるしいです。 男を引きずりこんで激しくドアを閉めるレザーフェイス→男らしいです。 転んでチェンソーで自分の足を切ってしまうレザーフェイス→前言撤回、ただのアホでした 【プロシュート】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2005-10-27 08:28:24) (笑:1票) |
101.途中でかなりだれますが、グロすぎず、それでいて恐怖感はありなかなか面白いです。最後の女の人の高笑いが印象的ですね。ちなみにコレ、大学の授業で見ました。怖さと具合の悪さで退出する人の多さのあまり、途中から出席率が激減。こんなの授業で見せる教授も教授だろ、オイ。 【トナカイ】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-07-30 11:35:19) |
100.まさに陰性のホラー映画。ストーリーも無ければ、人を殺すのに理由も無い。ただ理不尽にチェーンソーを振り回して襲い掛かってくるだけ。それにしても、観ていてほんとに疲れた。途中からは延々と鬼ごっこ。延々と絶叫。心臓の弱い人は見ない方が良いです。 |
《改行表示》99.第一の殺人が唐突、アッサリと殺されてしまう。ケイレンしているのがかなり生々しい 。不審に思った娘ものこのこと・・アッサリ捕まりチェーンソーの餌食に。ジェイソンよりも怖いなぁ。常に全力疾走のレザーフェイスのスタミナも凄いが逃げ回ってた娘も相当なものだ。イカレた人食い一家のキャラクター性、インパクトはある種の極致。眼球のアップは目を背けたくなるほど。おじいちゃんにハンマー(?)持たせるところはなんかシュール。 【HIGEニズム】さん [地上波(字幕)] 7点(2005-07-25 00:33:08) |
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98.こういう恐怖は苦手です。リアルタイムで見たら、精神に変調をきたしたかもしれません。エポックメーキングな作品であります。 【センブリーヌ】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-07-02 01:58:20) |
《改行表示》97.レザーフェイスの行動ってどことなく昆虫などの無脊椎動物を連想させますね。 例えば一人目を殺害したシーンで、のこのこと家に入り込んできた生贄をハンマーで撲殺して、部屋の奥に引きずり込みドアをピシャリ!と閉めるあたりなんて、トラップドアスパイダー(トタテグモ)の捕食方法に実に良く似ています。 そう考えると劇中序盤の廃屋のシーンで、部屋の隅にうごめく無数の蟲を映すシーンもなにやら意味深なものに思えてくるから不思議です。 【ぶらき】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2005-05-09 16:17:57) (良:1票) |
96.最初見たときは正直( ゚д゚)ポカーンでした。何度か見るうちに恐さがジワリ。凄い映画であることは間違いない。でもこんな映画が撮れたのは多分偶然なんでしょう、と監督の他の作品を見て思う。 【Robbie】さん [映画館(字幕)] 8点(2005-03-20 18:24:56) |
《改行表示》95.《ネタバレ》 「殺人鬼ホラー」としての元祖的存在でありながら、既にこの地点で完成されてしまっている。時々、映画でも何でも、「緻密な計算」と「偶然」の相乗効果によって生まれた奇跡的な傑作があるが、この作品もそのひとつと言える。当時の撮影環境のおかげもあるが、この独特な「不気味さ」「薄汚さ」は狙って撮れるものじゃない。 あっと言う間も無く、ハンマーで頭を潰され、薄汚れた鉄扉の向こうへ引きずり込まれるというシーンに始まり、常識や道徳のまったく通じない家族の異常ぶりにただ翻弄される恐怖を味わい、そして夕闇のような不吉な色に染められた朝日のなかでレザーフェイスがチェーンソーを高々と振りかざすという、爽快感すら感じる狂気のラストシーンに至るまで、すべてが問答無用の衝撃に満ちている。 【FSS】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2005-01-22 00:05:40) (良:1票) |
94.いや、もうね、恐いです、何度観ても。生理的にイヤになる恐さです。私はオカルト好きで、殺人鬼は好きじゃないんだけど、とにかくこれは恐いです。余計なシークエンスがない、16ミリで撮っている、これらでこの映画は成功してます。このインパクトは映画史に残る筈です。納得です。イヤになるくらい恐がりたいときに観ましょう。 【じふぶき】さん 5点(2005-01-20 22:18:39) |
93.《ネタバレ》 今観ると実際に起こったフィルムを観ている気分で、その映像が暗さが何より怖い。予想と反して、グロイシーンは少なかったが、人間の異常さは常軌を逸していた。精神的に鬱になる作品である。現在の作品と比べても、恐怖の演出は群を抜いている。第一の殺人の有無を言わさぬ早さ(ケイレンつき)、チェーンソーを持っての追い駆るシーンのその距離の短さ、そして観終わった後もずっと残る女優の叫び声。女性が助かっても、後遺症で死ぬより恐ろしいのではと思える程である。減点といえば、やっぱりというか家族の間抜けなところから脱出してしまうのと最初の3人は余りに呆気なく殺してしまう点である。チェーンソーという時点である程度強烈なシーンは覚悟しているのだから、もう少し血飛沫ぐらいはあっても良かったように思える。 【まさサイトー】さん 8点(2005-01-13 06:02:58) |
92.ジェイソンの後に見た、このレザーフェイス。登場してきた時は化け物的存在だと思っていましたが・・・なんじゃこの馬鹿家族はー(笑)また追いかけっこのシーンなんて、迫ってくるレザーフェイスがしつこくてしつこくて、加えてあの距離は圧巻です。それにしても感想としては、怖いシュチュエーション、怖いシーン、怖いキャラクターをこれほど巧く描ききったのは本当にお見事。血や内臓なんて見せなくても、シュチュエーション、その見せ方を巧くする事でこんなにおもしろい異色のスプラッター映画というものが出来上がるのかぁって。だってあれほどの残酷描写がある13日の金曜日やエルム街の悪夢とかと比べても、圧倒的恐怖というものを感じる事ができるのはやはり悪魔のいけにえですもんね。なのに前者2作と比べると、観終わった後でも不快感をほとんど感じさせないし。ホントにホラーというジャンルにおいてはBEST10に入れたい名作です。 【ホーラン℃】さん 8点(2004-09-30 00:23:05) |
91.俺の中で一発屋トビー。そしてその大花火が本作。半年前です。夜中の地上波でアメリカのドキュメンタリーが放送されていました。古典ホラーからロメロのゾンビ、果てはクローネンバーグのスキャナーズまで、お偉い映画評論家たちが考察していました。そしてこの悪魔のいけにえも考察材料の対象として登場。評論家達は恐怖の演出法や老人に血を吸わせる行為の意味を熱く語っております。やはりプロの評論家達、中には「なるほどね」って納得してしまう程、考察しています。しかしトビーはそこまで深く考えていないでしょう。そういう奴だと思います、トビーは。 【AMX004】さん 8点(2004-09-01 00:33:05) (笑:2票) |
90.かなりの怖がりを自認しているぼくですけど、むっちゃ面白かった。レザーフェイスが出て来るまでは確かに怖い。と言うか、不気味。ビク付いて観てたし、ヘンな虫に鳥肌出た。いざレザーフェイスが姿を現すや、いやその瞬間は「うおぉっ!」とか言いましたけどね。とにかく親父がツボに入ってもて。セリフも行動も面白すぎ!吼えたり、怒ったり。おじいちゃん、何にも言うてへんやんか!なんか、レザーフェイスが不憫に見えてもくる。でも、あのラストは!その直前の、電ノコで自分を切って意識戻るのは面白すぎ。・・んでセオリーにない終わり方。あれは常軌を逸した内容に上手くマッチしていたと思う。それは認めます。 【れこば】さん 6点(2004-08-15 21:29:27) |
89.これはホラー?なんか今までイメージしてたホラーとは違うなぁ。独特な雰囲気で、あの家族のイカレっぷりは極まってるものがあるけど、正直生理的嫌悪感を感じるだけ。怖いとか面白いとかいう感情はなかった。 【A.O.D】さん 6点(2004-07-31 22:49:24) |