【ネフェルタリ】さん 10点(2004-08-07 00:44:40) |
129.三人の女優&エド・ハリスの演技とバックに流れるピアノ曲が素晴らしいです。とくに、涙をこらえて努めて明るい声を出すジュリアン、子供を残して車を走らせる何とも言えないジュリアンの表情は演技とは思えないくらい真に迫ってた。しかしどうにもこうにも終始暗すぎて…。不治の病におかされたエド・ハリスはともかく、健康な体と優しい家族に恵まれたジュリアンとニコールは何がそんなに辛いわけ?同性愛だか更年期だかはよく分からないけど、人間は誰しも多かれ少なかれ自分の人生に対する虚無感を抱えて生きているもので、ときにはわけもなく涙することもありつつ、それでも頑張って生きている人が殆どなのに、常に自分ひとりが不幸を背負ってるみたいな顔して生きてる人、逃げたり命を絶ったりする人にはイマイチ共感できません。ニコールはさすがの演技力でしたが私としてはつけっ鼻が逆に気になってしまい逆効果だったような…。「この役をやるには私の美しさが邪魔なのよ!」と言わんばかりの逆整形、ちょっとハナにつくのは私だけ? 【ROMY】さん 5点(2004-07-27 13:11:21) |
【マミゴスチン】さん 4点(2004-07-23 14:06:42) |
127.この人たちは、同性愛者なのだろうか。みんな深刻そうな顔をして、しかし、その理由が何なのか、説得力をもって伝わっては来ない。たぶん、苦しむことそれ自体が好きな人たちなんだろう。だが、周りの人間にとってはいい迷惑だ。私はこんな女どもに一片の同情も共感も感じることが出来ない。特に、あの母親には.... 【駆けてゆく雲】さん 3点(2004-07-10 14:28:45) |
126.で、詰まるところ、更年期障害のオバハン達の話なんだよね。。。 おつかれっす!! 二コール・キッドマンは良い演技だね。おめでとう!! 【Pizz】さん 5点(2004-07-07 00:28:04) |
《改行表示》125.バージニアには予知能力みたいなものがあったのでは? 敏感に感じ取りすぎて壊れてしまったのではないかと思います。 小説の筋書きを「詩人を死なす」ことに決めたとき、そう思いました。 自分の小説が誰かの人生に強い影響を及ぼすのがこれ以上苦痛で 死を選んでしまったのではないかと。 【kurupis】さん 8点(2004-06-26 22:03:03) |
【たこら】さん 10点(2004-06-24 06:44:07) |
123.《ネタバレ》 精神的に落ち込んでいる時に見たので感情移入してしまい心が押し潰されそうになりました。平凡な主婦である私、このままでいいのか、人生とは幸せとは死とは・・・。ジュリアンのシーンでは涙が止まらず。特に隣人との会話のシーン、子供が車を追いかけるシーンは胸を突かれる様でした。 【なつもも】さん 8点(2004-06-23 22:20:08) |
122.《ネタバレ》 あの母を呼ぶ少年とエド・ハリスがつながった時、おお、つながったと思いました。この映画、ちょっとややこしいですね。複雑な思いです。 |
121.《ネタバレ》 この映画を観終わった後、価値観の転換に迫られるようなことはない。しかし、上手い映画だと思う。まず演技。三人の女優から子役まで俳優陣の演技はしっかりとして見応えがあります。中でもローラ・ブラウンを演じたジュリアン・ムーアは静寂が孕む危うさを自然に演じている。彼女の生きながら死んでいるというような、その悲しい表情は夫の与えてくれる幸福には満たされない不幸な女性像をよりリアルに際立たせている。そして、異なる三つの時代を生きた三人の女性の、人生の1ページを『ダロウェイ夫人』を軸に上手く絡み合わせ、そして切り取った脚本が素晴らしい。花や目覚め女同士のキスなど時代を越えて三つの物語は交差する。伏線を示してはいるものの、物語がつながる、二人の女性が出会う場面はやはり驚かされる。愛する者と愛される者、死を選ぶ者と残される者、そして死と生の対比が、抑えながら描かれている映画。この作品自体が観る者に一つのテーマを投げかけるのではなく、観る者がそれぞれ感じ取るという形の映画であると思う。演技や脚本という器としてはよく出来ている。器の中身となるのは観る者自身を映したものだろう。 【はざま職人】さん 6点(2004-06-17 02:50:05) (良:1票) |
|
120.面白くない。意味がわかんないし、ちょっと暗かった・・・。見る前は結構有名で面白いのかな~って期待して見たらそうでもなかったのでガッカリです↓↓ 【ロシナンテ】さん 0点(2004-06-13 16:39:32) |
《改行表示》119.(自分の理解力の無さを棚に上げて)ここまでややこしくする必要があったのか。 特に導入部は「しっかり見なけりゃわからんよ」という作りで、それはいいとしても でも、もう少し親切でもいいですよ。ずーっと話がこなれてこない気がして壁のあるまま、このトーンの重さ、後味の悪さだけが妙に残ってしまった。 残念。 |
118.ジュリアン・ムーア目当てで見ました。意味がわからなくて悔しかったので、本を買って読んだのですが、それでもわかりません。私がまだ未熟だから?でも、この映画の雰囲気や女優たちは好きです。 【デイジー】さん 8点(2004-06-09 00:32:36) |
117.《ネタバレ》 「同性愛」という爆弾をかかえた3人の女性の物語として見た場合。バージニアの場合、最後には死ぬしかなかった。ローラの場合、逃げ出すことを選んだ。クラリッサは、人工受精という方法で恋人との間に子供をつくることもできた。こうしてみると時代につれてなんと進歩してるんでしょう!でもこの映画はきっと「同性愛」だけを語っているわけではないのですね。リチャードのセリフ「ぼくたちほど幸せな二人はいない」というようなことが、冒頭のバージニアが夫にあてた遺書にもあった気がするんですが、そう死ぬ真際に言い残している相手はどちらも、けしていっしょに幸せになれない「他者」のような人に対して。だから、空虚とも見える夫婦生活を送った夫や、やはりゲイであるリチャードとの関係にこそ、大事な大事なものがあったんじゃないかなと。同性愛者じゃなくても常に追い求める「ここではないどこか」がみんな心のなかには多かれ少なかれあると思う。それを追いかけることは素晴らしいけれど、一生完全には理解しあえなかったり結ばれなかったりする「他者」とのつながりでできてたりするのが人生なのかな、って思ってしまいました。とっても勝手な見方だと思いますが、いろいろなことを考えさせてくれる映画だと思います。ピアノがバックに流れる冒頭何分かの緊張感にすんなりとひきこまれてしまいました。最後に、ニコール・キッドマン、彼女はイカれている役がとってもうまい。あまりに自然でした。「誘う女」と本作がいちばんはまってる気がします。 【ETNA】さん 7点(2004-06-08 22:11:33) (良:1票) |
116.《ネタバレ》 2回見ても良く判らない内容でした。3人の女性が時間を越えて交わってるって、どのように?バージニアは詩人を『ダロウェイ婦人』の物語の中で殺して、その詩人リチャードを生んだのはローラそして家族を捨てた。リチャードの30年来の友人『ダロウェイ婦人』と呼ばれるクラリッサ。そしてリチャードはクラリッサの目の前で命を投げ捨てる。その後老いたローラがクラリッサを訪れる。何がどうつながっているのか明確に理解出来ませんでした。最後も何となく終わってしまったし・・・ 【みんてん】さん 4点(2004-06-08 10:17:13) |
115.実は生きてたジュリアン・ムーアが ああいう“生”の道を選んでいたなんて… メリル・Sの現代と繋がった時にはかなり衝撃的でした。それに比べて一番気の毒だったのはリチャードでしたよね。あんなに子供の頃にはかわいかったのに・・かわいそう。 【3737】さん 7点(2004-06-05 14:10:17) |
【ボバン】さん 7点(2004-06-04 00:15:50) |
【太郎】さん 10点(2004-06-02 15:37:16) |
112.話が複雑そうだったので かなり真剣に見ました。話自体は理解できたものの、特別な感情はなく疲れてしまった。印象に残ってるのはエド・ハリスの涙だけ。 【リーム555】さん 5点(2004-06-01 04:34:18) |
111.《ネタバレ》 3人の目覚めから物語は始まる。オムニバス形式だと勝手に思いこんでたので、はっとした。なるほど交錯するのか。そしてどの時代でも朝を過ごし、花を生け、料理を作り、パーティを開き、最後に至る。三者三様であるが、確かにめぐりあっている。なかなか凝った構成じゃないの。そして、この3人の女優がほぼ完璧。完全に疲れて生きる力を失った作家。想像に難い葛藤の中で必死で笑顔を作る主婦。溢れ出る愛情を注ぐ先がない女。深い苦しみの中において、理屈を述べることにどれだけの意味があるだろうか。子供の叫び声を聞きながら車を飛ばすジュリアンムーアの表情。すごい表現力。このチクチクする気持ち。ズキズキじゃなくてチクチクなんだよなぁ。突然胸を裂かれるメリルストリープ。この人の演技力は今更語ることはない。そして最後に心の求めるままに水の中へ沈んで行くニコールキッドマンの姿に安息感を得る。キッドマンの目力(めぢから)、これは誰も真似できまい。 【ぷりんぐるしゅ】さん 8点(2004-05-24 13:17:50) |