54.《ネタバレ》 出だしは最高だった。子供とアルフレードの掛け合いは楽しくいつまでも観ていたかった。・・・ところが、青年になってからラブストーリーに変わり?長く苦しい睡魔との戦いがはじまった。挙句の果ての不倫には興ざめした。救いは子役の完璧な演技でした。 |
53.前半部分の、着想と音楽と映像が素晴らしいですね。、、、見た後、何日かして、ふと田舎の親父の声が聴きたくなって電話をしてしまいました。トトにとってアルフレートは父親ですものね。そんな気にさせてくれたというだけで、見てよかった。、、、、、、、、、、ただ、火事からアルフレートを救い出す場面から、なんか、もつと違う、もっと想像力豊かな展開があり得るのではないかという気持ちが、少しずつ強くなっていったことも確かです。、、、だって、小学校に行くかいかないかの子供が、大の大人をあんなに引きずれるとは思えないし、あれがなくったって、火事の後の後の話の展開は、あのままで理解できるし、、、、、。映画館だって、別にアメリカ風に爆破して取り壊す必要はないだろうし、、、、そう考えてくると、アルフレートが残したフィルムも、そこにどういうメッセージが込められているのか、今少し、しっくりこないのです。、、それに、神父の検閲フィルムは映画館と共に焼けた筈ですし、トトのコレクションも映像になるほど長いものではなかったし、そもそも目の見えないアルフレートがどうやってあのフィルムを編集したのだろうとも思っちゃうじゃないですか、、。結局、トトとアルフレート以外、生き生きとして存在感のある役どころがないというのが最大の難点なのかもしれません。 【王の七つの森】さん 8点(2004-06-26 12:59:22) (良:1票) |
52.《ネタバレ》 劇場版見れば良かった。覚悟して見たけど、やっぱり長い。中年期のトトのシーンが。でもそれさえなければ、とても良い映画だと思います。アルフレードおじさんは、父のいないトトにとって、父以上に深い愛情で厳しく優しく見守ってくれてた。遥か昔の約束をきちんと意味あるものにしたラストシーンは、涙がこぼれそうでした。トトのあの表情が良かった。キスシーンの数々を見るその顔は、まさに映画好きの幼少期のトトの目の輝きそのものだった。うん、これは見て良かった。 |
51.《ネタバレ》 ラストだけでなく色々な場面で涙がぼろぼろ。トトとアルフレードの友情、アルフレードのトトに対する深い愛情を随所に感じました。途中だれる部分があったのがマイナスですが何度でも見たいと思う作品です。音楽も素晴らしかった。 【あうっち】さん 9点(2004-06-13 03:23:34) |
50.《ネタバレ》 随分昔に二時間版を見た時、「良いお話だな」と思った。ほのぼのして、ちょっと悲しくて、優しい。で、この完全版を見た時、私も「えっ!」って思った。あの聡明で快活なトトが、ストーカーおやじになってるし・・・アルフレッド、ヤな奴じゃん!! でも、最後のキスシーンを繋げたフィルムのシーンが、二時間版の時よりずっと深く響いた。社会的には大成功をおさめたサルバトーレの心を埋められなかったものの悲しさが、涙を誘う。これは「淡い初恋の物語」では得られなかった感動だった。この映画が、人間にとて幸福とは何かという、深い深いテーマを描いていたという事を知る事が出来て、完全版を世に出してくれたDVDに感謝です。 【ともとも】さん 9点(2004-05-15 15:55:46) (良:1票) |
49.完全版と言うだけあって脚本も書いたトルナトーレ監督の思いがすべて描ききれていたのはこちらの方でしょう。サルバトーレがエレナと会えずに別れてしまうことになった訳も分かるし、またその原因であるアルフレードのとった行動の是非について観客に考えさせることによって、仕事で成功して世に認められる存在になることと愛する者と結ばれることのどちらが悔いのない人生であると思えるかの問いを投げかけられているように感じました。ただしこの映画を観ていて一番気持ちが良いのはトト時代の話で不思議な友情を築いていくアルフレードとの関係や映画に向ける情熱や個性溢れる村の人々の表情を描くそれぞれ小さな宝石のようにきらきらと輝いている逸話の数々で、この前半を中心にまとめられた劇場公開版の評価が高いのは当然かも知れない。 【WEB職人】さん 7点(2004-05-04 09:06:34) |
48.観客にとっての最高は、作者にとっての最高では決してないのかも知れません。作者としてはかなり思い入れのあるシーンでも本人の意志だけでなく、カットを余儀無くされてしまうこともしばしばなのかもしれません。ラストのフィルムとそのカットされたシーンが皮肉にも重なる。このエレナとのシーンがあればこそ、ラストでのアルフレードの涙と笑顔に深みを増す。そう思いませんか。良い作品であることは変わりない。 【wish】さん 10点(2004-04-22 14:07:32) |
47.完全版を見てトトに対する印象(作品に対する印象)が変わってしまった・・・完全版は見なければ良かった。エレナとの再開シーンやエレナが残したメモを探すトトのシーン等は個人的には必要ないかと・・・ 劇場版とは違い完全版では現実的な部分が細かく見えてきてしまって映画に最も大切な想像力が欠けてしまっていた。すごく残念。 【ゆきむら】さん 6点(2004-04-18 10:41:36) (良:1票) |
46.《ネタバレ》 イタリア映画の色が濃くなりすぎでした。最後の最後まで展開が読みやすく思った通り進む。エレナと会うシーンも撮っていたんですね~。今思うと無くて良かったかな。編集は大事ですよ、特に中盤。こちらが先に出ていたら世の印象は大分変わっていたでしょう |
45.《ネタバレ》 「理想の相手と結ばれてしまうと、そこで満足してしまって、才能を開花させ夢を叶えることができない。だから、本当に好きな人とは、一緒になることができなくて正解だったのだ」…そう思えるようになる映画です。ちょうど、初めて観たのが失恋した時で、とても癒されました。もちろん、この考えはただの自己正当化なのかもしれません。でも、どうしようもない時に、前向きに考えられるようになることは、とても大切なことだし、実際にあのタイミングで観ることができて、本当によかったと思います。さらに、この映画のもっと良いところは、ただ癒されるだけじゃなくて、「(主人公のように)夢にむかって努力することで、いつか再び、めぐり会える日がくるのかもしれない」と思えることですね。過去の辛さを薄れさせてくれるだけでなく、これから前に進むために必要な『希望』を与えてくれるんです。……そして最後に、この映画の一番素晴らしいところは、どんな苦しみも、アルフレードのように自分を愛し見守ってくれる人が、思いやってくれたからなのかもしれないと、思いなおせること。それは、恋にかぎらず、苦しい時ほど忘れてしまいがちで忘れてはいけない視点だと思います。 【IKEKO】さん 10点(2004-03-08 00:55:08) (良:1票) |
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44.よかった…。 最後までどっぷり映画に入りっぱなしだった。また音楽と映像が混ざり合うとジ~ンとくる。最後も感動… ただ完全版の方で観たから3時間ちょっと長い。劇場版で観たらまた違うんだろう。 【Syuhei】さん [DVD(字幕)] 9点(2004-02-24 17:04:35) |
43.ちょっと長かったけどいい映画だった。アルフレードがトトにするお伽話、99日目で帰った兵士の話は、映画を観ながら私もその兵士が帰った理由を考えた。でもトトの出した答えは私にとって目から鱗で、逆に感動した。色々な見方があると思うけど、この映画を観て私は生きていく上での、自分にとっての夢と愛について考えさせられた。 【Mプ】さん 9点(2004-02-24 15:24:53) |
《改行表示》42.長い方しか見てないです。 声を上げて泣いたのは、この映画が初めてかも。 【よしふみ】さん 10点(2004-02-19 23:14:33) |
41.世の中には、知らない方が良いこともある。世の中には、勿体なくとも伐らねばならぬものがある。10年前に劇場版を観て涙腺を緩ませた思い出が蘇り、再び本作品を観たくなったとき、CDショップで「完全オリジナル版」の文字も眩しいDVDのパッケージを発見し、購入。あの甘酸っぱい感動よ、もう一度!との想いに駆られ鑑賞した後に感じた印象は上記の如し。 【ジンギスカンマン】さん [DVD(字幕)] 5点(2004-02-10 01:20:51) (良:1票) |
40.劇場公開版をみていないので、こちらオリジナル版が自分にとっての唯一になってしまいますが、すばらしい映画だと思いました。これは私小説かと思うくらい、監督の映画に対する情熱、愛情がにじみ出ていると思います。29歳でこのような作品を作るとは脅威ですね。トトとエレナに対するアルフレッドの行動は、未来に限りない選択肢が残された、未だ手に入れていないものが多い若者であるほど理解しがたく、半ば憎らしいものにも感じることでしょう。しかしアルフレッドは悟っているわけです。人生という道のりはたった一本しかない。ちょうど映画の筋書きのように。トトを愛しているからこそ、捨てるべきは何なのかを教えたかったのでしょう。その選択が、本当に正しかったのかどうかはわかりません。ただあの日の恋物語は既にトラックダウンしたものであり、二度と戻らないということを二人は確認したと思います。良くも悪くも、これが自分の歩んできた道だということを。さて最後のラブシーンですが、これも映画に対するアルフレッドのメッセージです。道徳という規律によって簡単にカットされるようなシーンでも、それぞれの作者がどんな思いであのシーンをフィルムに焼き付けたか、今のトトなら身を切るような気持ちで理解することができたでしょう。ここは我々観客も同じですね。切り落とした枝が多ければ多いほど、見ている画面とは別のラッシュが心の中で駆け巡り、悲しいけれど爽やかな涙を誘います。 【神谷玄次郎】さん 10点(2004-02-09 22:13:37) (良:3票) |
39.ラストにすべて持ってかれましたね~。見終わった後もなみなみと余韻にひたりましたよ。本当にすばらしい作品です。 【やいのやいの】さん 10点(2004-02-08 02:13:26) |
《改行表示》38.《ネタバレ》 初めて付き添い無しで、観にいった映画です。 完全版に関する後日談の評価ですが、私はやはり主人公の成功と恋愛に関する喪失感、そして映画館の崩壊というのがすべて揃ってこそだと思います。だからこそエレナと再会したトトが、編集されたキスシーンを見たときに、観客自体にもどっと感情を湧き出させるというか。 私はこの映画がきっかけで、ヨーロッパ映画が好きになりました。かけがえのない、出会いだと今でも思っています。 全てを手に入れたように見える主人公の、もう一つの人生への片想いの映画だと思います。 とても大好きな映画です。 |
37.長い。無駄に長い。シツコイようだが、これまた長い。 【ボバン】さん 4点(2004-02-03 00:32:59) |
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35.面白い事は面白いけど、劇場版を先に見れば良かった。トトの中年期エピソードが劇場版ではざっくりカットされているのがよく分かりました。編集って重要なんだな・・・と思ったり、「えー、トト、そりゃないよ!」と思ってへこんだりと、色々思った完全版でした。 【無雲】さん 4点(2004-02-02 00:37:59) (良:1票) |