《改行表示》56.《ネタバレ》 なかなかよかったぞよ。ジュードロウもニコールも好演です。 凄いよ。スターリングラードもよかったけど、ジュードロウは戦争ものが合う。 残酷な描写とやさしさとバランスも良い。 【ボビーK】さん 8点(2004-12-12 00:22:15) |
55.《ネタバレ》 パングル(ルビーのお父ちゃんと一緒にいた太った人)がこの物語の後半、一番のキーマンだったんじゃないかと。彼のマジボケがなければインマン死ななかったかも・・だし。あれは映画のキャラだけど、ああ言う雰囲気読めないと言うか、察しの悪い人って実際いると思う・・。他の方の評価ではあまりジュード・ロウの役の印象は薄いようですが、私はこの作品の彼はカッコイイなあ~ってずっと思ってましたf(^^;) むしろずっと気にして追ってたくらい。だからかわからないが、彼が死ぬシーンでは映画としてではなく、これが自分ならと考えてしまい、つらくなってしまいました。はじめの方で戦争が始まるといって喜んでた人達がいましたが、今でもそうやって「敵を殺すぞ~」ってはりきっちゃてる人がいますよね・・。成長しない国、アメリカ。 【カズレー】さん 8点(2004-12-06 19:52:16) |
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53.トム・クルーズ、ブラッド・ピット、ダニエル・デイ・ルイスらが主演を希望したという注目作だっただけに、非常に上質な仕上がりになっています。しかし、骨の髄まで染み渡るような感動や興奮がなく、これまた話としてはうまくまとまっている「タイタニック」を見た時と同じ印象です。あらゆる要素が破綻なく上手にまとまっているのですが、いま1歩のところで感動を逃してるんです。アンソニー・ミンゲラという監督はストーリーを語ることについては一流ですが、その語り口が上品すぎて、エモーションは十分に伝わってこないんです。エイダとインマンは戦争がもたらすさまざまな不条理を経験するわけですから、そこでの怒りや怨念をもっと前面に押し出してくれれば、ただでさえ散漫な話でも、もっと盛り上がったはずです。たとえば、男達が戦争に行ってる間に、コールドマウンテンで悪徳保安官ばりに振舞っているティーグ一派。彼らと住民達の相克をエイダ側の物語の基軸とすれば、観客はよりエイダの境遇に同情できたはずです。そしてラストでは、帰って来たインマンとティーグの対決という図式をもっと明確にしてくれれば、クライマックスはよりエモーショナルになったことでしょう。西部劇としては「許されざる者」を越えたかもしれません。しかしミンゲラはあくまで上質なドラマ作りにこだわったようで、泥臭い対決という図式は意識的に避けているようにさえ感じました。ただ話を客観的に振り返れば、映画全体における憎まれ役は間違いなくティーグであり、彼の印象をより強烈にし、彼を基準として登場人物や展開を配置すれば、話全体のインパクトもより上がったはずです。これは非常に残念ですね。演技のレベルはおおむね良好で、とくにナタリー・ポートマンは「こんなに演技力があったの?」とビックリするほどでしたが、主演2人が水準レベルだったのが残念。主演にも関わらずジュード・ロウの存在感は薄く、ニコール・キッドマンは同様の役を演じた「遥かなる大地へ」の方が印象的でした。父親役はドナルド・サザーランドでしたが、どうやったらドナルド・サザーランドからニコール・キッドマンが生まれるんでしょう?2ショットを見るたびに気になりました。 【ザ・チャンバラ】さん 6点(2004-11-24 01:11:47) |
52.《ネタバレ》 作品自体に強烈なインパクトはない。映像も美しく、綺麗ではあるが、そこまで視的に訴えてくるわけでもない。脚本も戦争へ行った男の帰りを待つ女の話というありがちなストーリー。しかも話が飛び抜けて良いというわけではない。では一体この作品の良い所は?と問われると、キャストそれぞれがしっかりとしたキャラクターを持ち、且つ印象深い演技をしているという点ではないかと思う。主演級の3人はもちろん、脇役陣の演技もとても光っていた。とはいえ、やはり脚本が弱い。2時間半と長い時間なのに対して、インマンとエイダの再会シーンやインマンの最期など、重要な場面があっさりしすぎて印象に残らない。個人的に、キャストに関しては主演3人しかチェックしていなかったため、脇役陣にはカナリ驚かされた。”クイーン・アミダラ”ことナタリー・ポートマンはもちろんなのだが、一番驚いたのはホワイト・ストライプスのジャック・ホワイト。(ホワイト・ストライプスのファンというわけではないが。)初の映画出演にしてはなかなかの好演だったと思う。最後に、この作品の魅力のひとつに音楽というものがある。スティングやエルビス・コステロ、先に記述したジャック・ホワイトなどが曲を提供。サントラもキャスト陣並に豪華だ。 【こばやん】さん [DVD(字幕)] 5点(2004-11-11 12:25:07) |
《改行表示》51.公開時にR指定が設けられていたから、あれだけグロ描写が激しかったのにR指定が無かった「ブラザーフッド」以上にドッカンバリバリグチャグチャな映像が流れるのかと観る前まで思ってたんですが、正直グロさは遥かに予想以下。どこにR指定の要素が含まれてんのかと(略) R指定に関する経緯はもうそこまでにして、映画自体のコメントをするとまず壮大で美しい自然描写が強く印象に残り圧巻でした。回想シーンと現在のシーンを巧みに絡ませ、物語の展開を分かりやすく提示した手法も良かったと思います。キャスト面では、もうレニー・ゼルウィガーが二コールを完全に喰ってましたね(笑)あれだけ圧倒的な存在感や印象が強ければ、オスカー受賞も当然かと。それなりに良い要素はたくさん揃えている本作ですが、マイナス面もそこそこ見られました。まずジュード・ロウ演じる主人公があまり脱走兵に見えなかったこと。主人公を追う備兵の描写も掘り下げが甘く、本当に逃げてるのかと思ってしまうほどでした。それと本格的なアクション(戦闘シーン)が冒頭以外に印象に残るシーンが殆ど無かった。2時間半を超える長い映画だから、もう少し見せ場を増やしても良かったと思います。それでもドラマ部分の盛り上げ方や遠距離で長い間、互いに思い続ける恋人同士の愛情の描き方などはアンソニー・ミンゲラ監督らしい見事な手腕でした。最後に1つ、何でこの映画R指定な(略) |
50.《ネタバレ》 これを見て何を思うかってレニー・ゼルヴィガーがすごいってこと。初めて来たときと、憎んでいた父親に再会したときのあの表情の違いなど、主役の女優さんもがんばってたんですがね…内容はまぁこんな感じかなという程度で、あのオチも、もしハッピーになっていたとしてもどっちでもいい感じ。結構宣伝してて、期待値も高かったけどなかなかに満足させられる映画でした 【マキーナ】さん 6点(2004-11-07 16:14:41) |
49.ジュードロウは、いろいろな役をこなせるなって思いました。変な役も(AIとか・・・)いいけど、普通の役も無難にこなしてる感じです。映画のほうは、豪華俳優を使ってるわりには普通だった。 【ぱんこ】さん 5点(2004-11-04 22:36:21) |
《改行表示》48.大作、大作なんだろうけど、薄い。残虐な戦争シーンも、待つ苦労も描かれているのに、なぜだろう。歩くジュードロウに係わる人々の人間像も、待つニコールキッドマンに係わる人々のエピソードも描かれているのに、主役の二人がきちんと描かれていないからかな。 それに、戦争後、安楽に農園生活はできないはず。北からの重税に苦労するはず。戦争が終わっても戦う、強いニコールを描いて欲しかったなあ。結婚し子どもを持ってほほえむレニーゼルウィガーは、一瞬の表情で彼女の変化を表現したのに、ニコールキッドマンは、父親に連れられコールドマウンテンに来たときと同じ人だった。 【しょりちゃん】さん 4点(2004-11-01 12:02:14) |
47.レニー・ゼルウィガーはあの”蹴り”でオスカーを射止めたのかなあ。蹴りが入った瞬間、思わず顔を顰めちゃいましたから。田舎娘っぷりは良かったんだけど、ストーリーが全て予定調和通りっていうのが物足りなく感じます。ほんとそのまんまなんですよね。もっとドラマ性を盛り上げてほしかったですね。 【tantan】さん 6点(2004-10-25 23:16:14) |
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46.ジュード・ロウの大ファンなんですが、インマン役、残念ながら影が薄かったような…。女優陣の演技はとても良かったです。 【ぷっきぃ】さん 7点(2004-10-21 22:03:09) |
45.なかなか大作風味に仕上がっていた作品でした。別に特別悪い点もそんなに多くなく、1回は見てもいい映画かな?と、思います。最初見た時はそんなに印象のない映画なのですが、後からなんとなく気になってくる感じ。 【はむじん】さん 6点(2004-10-09 23:27:40) |
44.《ネタバレ》 この映画を見終えて真っ先に実感したことは、主演している人々も、舞台となるコールドマウンテンの大地もすごく美しいということだった。この作品のテーマは「美」だと思う。 映像はとにかく最初から最後まで美しい。DVDでぜひ観て欲しい映画。 象徴的な美しさを誇るコールドマウンテンは、あのルーマニアで撮影された。 視覚だけでもあの冷たい空気が伝わってくるようであり、こういう感覚を「厳粛な美しさ」と言うのだと思った。 そしてその美しさを際立たせる俳優たちがいる。 特にジュード・ロウの存在。 感情を表に出さずとも、内に秘めてた熱い想いがひしひしと伝わってくる。 盲目の老人と会話を交わした場面では「10分間でもいいから俺はコールドマウンテンに戻って愛する人と一緒にいたい」と言ったセリフにはジュードの想いが表われている。 ラストはジュードの死。 今考えると、ジュードはその10分間(つまり一瞬という意味)を手に入れるためだけに、苦難の逃避行の道を突き進んだように思う。 ニコールキッドマンやレニー、ナタリーポートマンは、表面的な外見の美しさだけではなく、強さと厳しさを秘めた内面の美しさが目を惹いた。 映画は全編を通して透明感が溢れている。 コールドマウンテンと南北戦争に翻弄される人々の果敢ない美しさが絡み合っている。 ストーリーは普通だけど、視覚に訴えかけてくる映像美は圧巻だった。 【花守湖】さん 8点(2004-10-09 14:50:08) |
43.悪くはないけど面白くもない映画でした。戦争の悲惨さはそれなりに描いてるんだけど心に迫ってくるほどでもなく、純愛がテーマだとしてもニコさんとジュードだとなんだかうそ臭くて・・・(濡れ場だけが悪目立ち・苦笑)どのキャラクターも平板すぎて味わいが非常に淡白な上に、物語の展開も起伏が乏しい。淡々とした映画が嫌いではないので、単にこの映画からは何も受け取ることができなかった、ということなのだと思うのですが。印象の薄い登場人物たちの中にあって、ナタリー・ポートマン扮する新妻は魅力的でした。 【HIDUKI】さん 5点(2004-10-03 13:42:09) |
42.なかなか面白かった。レ二ーちゃんさすが。いい味出してる。ホントかわいかった。現実感もあって楽しめました。 【あしたかこ】さん 7点(2004-10-02 06:25:11) |
41.《ネタバレ》 映画館で見ることが出来ず、先日レンタルで見ました。よい評価をされている方が多い中、この得点は申し訳ないのですが、でも私の中ではこの程度です。南北戦争の悲劇。同じ国の人間がふたつにわかれて戦うという悲惨な状況を、北・南のどちらが正義・悪とは分けず、双方戦争時の人間の残酷さをしっかり描いていて現実的で感心しました。あのような地獄だからインマンはエイダの待つコールドマウンテンに帰りたいと思ったのでしょう。しかし、後半にかけて、過去のアメリカ映画のお決まりのパターンがだんだん見えてきて、ラストのオチはインマンとエイダが再会したところから想像できてしまいました。普通ここで最後は観客の期待や想像を裏切るようなラストがありそうなものなんですが、何の変化もなく、悪い義勇軍指揮官とその取り巻きを退治して、せっかく帰ってきたインマンが死んで、たった1度愛し合った結果子供が出来て、残された者で幸せに暮らしていく。戦争なんてなかったような平和な農場風景で幕が降りる。チャンチャン・・・。みなさんはこれで満足?泣けました?私はこの監督の力量不足を感じましたね。ただ、ナタリーポートマンの、夫を失った若い未亡人はなかなかうまく演じていたと思います。インマンが逃がそうとした北軍兵士を射殺するシーンは現実的でした。たぶん誰もがああなりますよね。 【RYOU】さん 5点(2004-09-29 07:38:50) |
40.おもしろい。”イングリッシュ・ペイシェント”は大嫌いだけど、”リプリー”は結構良かったので見てみた。インテリぶった”イングリッシュ・・”とは違い、今回はびっくりするくら娯楽に徹した映画でしたな。なんつーか”映画みたいな話”を集めて映画化、って感じ。いきなり気合のはいった壮絶な戦闘シーン、問答無用の速攻一目ぼれ、ロードムービー、レネイの芸達者ぶり(あの声とアクセントは凄いね)、お嬢様生活力育成講座、また義勇軍の若いやつの身軽で冷酷でナルシストっぽい悪役ぶりなど、かなりべったりとした設定をこれでもかのてんこ盛り。淡々とした語り口とは無縁のあらゆるジャンルの王道をサンプリングしたような映画で、まあ人によっては大嫌いかもしれんけどここまで徹底してやられるといやー、面白いとしか言い様がない。”冬ソナ”のべたべたは嫌いだけど、これを作ったミンゲラ監督、かつて夢中になった古き良き娯楽映画への思いが伝わる、好き。 【GO】さん 8点(2004-09-28 00:19:38) |
39.《ネタバレ》 良かったです..期待通りでした.. ただ!これだけ完成度が高ければ、あの濡れ場はなくても良かったのに.. それと、死ななくてもいいだろー!ハッピーエンドで終わらせろよー!って言いたい... 【コナンが一番】さん [DVD(字幕)] 8点(2004-09-22 12:34:36) |
38.難しい事は、わかりませんが、戦争の悲惨さとか生きる強さとか、そういうものは理解出来た感じはします。ただ、恋愛映画と思って見たんですが、その点に関しては、イマイチかも。最初の1時間は眠かったね。 【じろう】さん 7点(2004-09-19 01:24:17) |
37.《ネタバレ》 戦争に行く前の2人は出会って恋に落ちるまで殆ど時間がなかったのにあれほどお互いを想い合えるのかとも思うが、離れていればいるほど、お互いの気持ちは引き付けられて行く、インマンは隊を離れエイダのもとへと帰ろうとするが、苦難の連続、やっと会えたのに、インマンは銃弾に撃たれて死んでしまう。悲しいラブストーリーです。インマンとエイダはたった1回愛し合い、インマンの死後、彼の忘れ形見が存在していたことがせめてもの救いです。 【みんてん】さん 8点(2004-09-18 00:59:11) |