102.クリントのハードボイルド、アンチヒーローっぷりにやられっぱなし。 渋すぎ。かっこよすぎです。 上層部とのやりきれない関係、サソリの動機無き現代的な猟奇殺人など、シリアスな場面も描く事で、 単なるアクションもので終わらない見応えある映画に仕上がっている。 飽きの来ないジャストな長さ、ラストシーンもビシッと決まっており、 これぞ刑事アクションのスタンダードと言える映画。 【おーる】さん [DVD(字幕)] 9点(2009-07-21 15:31:07) |
101.悪役がなかなかのはまり役。音楽も良かったし、キャラハンがマグナムぶっ放すシーンは男なら誰もが痺れるのでは、、? 点数はまあこんなもんでしょう 【ギャングスター】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-12-08 15:08:00) |
100.幾度となくTV放映されていたのをボ~ッと見ていたが(という方も多いはず)、改めてDVDで観てすごさを実感! 2008年の今からすると、ハリーの暴力性も大したはことなく、犯人の異常性もは大したことないが、この71年という制作年ゆえの妙なエネルギーの高まり、雰囲気の妙さはなんとも言えないものがある。 【とと】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-11-11 09:19:46) |
99.さそりの変態男としての演技が好印象。いつも保安官相手にぶっ放しているイメージのイーストウッドが、この作品では警官として逆の立場でぶっ放しているのが新鮮。でも表情の乏しい一匹狼なところはいつも通り。髪がフサフサで頭がでかい。話はありきたりな刑事ドラマだが、つまらなくはない。 【おまいつ】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-11-06 14:43:36) |
98.この手の作品の礎となる歴史的な作品。文句なしにカッコイイ。ファッションや演出もカッコイイ。イーストウッドが監督した部分のタッチもカッコイイ。 けど、カッコイイばかりでもない。 台詞回し、雰囲気、音楽すべてが秀逸。そのゆったりと流れる犯罪のにおいが、現代の映画にない不穏な気持ちを最後まで払拭させない。それでいて、受け手がサソリから受けることが出来るストレスの上限からは常に優しく距離を置いているが、その距離感はこの映画がもつ味わいなんだろう。 そういったこの時代の映画にある、(その時代の人間の恣意的な解釈であろうとしても)映画が映画であろうとする態度には素直にジーンとくる。さらに現代的病的な犯人像を広くステロタイプとして提示して見せた試みは、試み然とせずすでに完成された一製品としての内容を備えている。 とか言っておきながら、結局はカッコイイから何度でも見続ける。何だろうなぁ、この10年後から始まる80年代がハリウッド黄金期みたいな感じは確かにするけれど、黄金みたいなわかりやすい価値観と、この時代の多くの映画が持つカッコイイ音楽とか服とか人とか、そういうものは同じように価値があるものだと思うけど、なかなか理解されない時もどかしい 日本のDVDにもやっと吹き替えが入ったようです。山田康夫の吹き替えが日本盤に入ってないなんてどれだけ片手落ちなんだろうかと思っていましたが、国内盤にこそ入れなければとやっとワーナーも気づいたんでしょうかね。 【黒猫クック】さん [ブルーレイ(字幕なし「原語」)] 9点(2008-09-13 17:37:05) |
97.渋いッス。いかしてます。ラストとか男の哀愁滲み出まくりです。弾あたらなすぎです。 【すべから】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-05-29 17:32:18) |
96.《ネタバレ》 ケネディ暗殺、ベトナム戦争、ウォーターゲート事件と、疲弊しきった米国に忽然と現れた連続殺人鬼、ゾディアック。警察を翻弄し、迷宮入りとなったこの事件を元に、サンフランシスコ市警の殺人課刑事ハリー・キャラハンと「サソリ」との対決を描いたシリーズ第一作。同年の『フレンチ・コネクション』と共に、その後のアクション映画の流れを決定的に変えたエポックメイキングであり、最高傑作。44マグナムの存在を世に知らしめた功績も大きい。冒頭、ホットドッグをむしゃむしゃ頬張りながら、おもむろにマグナムをぶっ放すハリーの姿が最高にクール!ブルーレイでは待望の日本語吹替版が収録されており、故・山田康雄氏のハリー・キャラハンに感涙。 【フライボーイ】さん [ブルーレイ(吹替)] 8点(2008-02-29 00:25:32) |
95.《ネタバレ》 米国は自信を失っていた時代である70年代アクション映画の傑作であり、 イーストウッドが西部劇のヒーローから脱却してトップスターになる作品。 犯人と刑事が一対一での対決の形となり執念で追いかける姿に引き込まれます。 ある意味では西部劇の影響が残ってるのかもしれないが、寡黙にして強い 新しいヒーロー像を作り上げた金字塔となる作品です。 (しばらくは似たようなキャラを彼は演じ続ける羽目にはなったのですが。) 【飴おじさん】さん [DVD(字幕)] 10点(2008-01-03 14:18:55) |
94.はぐれ刑事モノのパイオニアとしては楽しめる。スコーピオンの動向のアヤフヤ感が気になりつつも、狂気じみた熱演が好感。 【aksweet】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-01-02 14:50:38) |
93.何がかっこいいって、あの.44マグナム―M29がかっこよくて、かっこよくて・・・。.44マグナム・・・うん、良い響きだ。半分はあれ目的で観たようなものです。M29といえば「シティハンター」の海坊主の愛銃でもあり、前々からエアガンかモデルガンか欲しかったけどコレみて買おうと決心しました。まあ、個人的な銃の話はこれぐらいにして・・・銃もかっこいいんですが、イーストウッドもまたかっこいい。なんだありゃ、ハードボイルドだ、渋い!渋いよ。なんかもう男の映画だぞ、コレは。あの名ゼリフもまた素晴らしい・・あのセリフが無かったら8点どまりだったかも。それともう1つ、個人的に好きなシーンは夜の張り込みシーン。良いですよね、ああいう人間味溢れるシーンは。ただ「ダイ・ハード」のような派手さを期待してはいけません。はっきり言って地味です、でもそれが良いんです。男にみせたい映画ですね。 【ケ66軍曹】さん [映画館(字幕)] 9点(2007-09-07 23:37:26) |
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92.ゾディアック事件を基に作られたと知り、何度目かの鑑賞。そうして見ると銃撃アクションというより、一級のサスペンス映画として十分堪能できます。デカい銃を持たせる理由は「脳ミソが吹っ飛ぶ」と決めセリフを言わせたいがためだと感じました。さそりを演じるアンディ・ロビンソンは今の時代ならきっと最高のサイコ・アクターとして持てはやされたでしょう。ドン・シーゲルの演出、ラロ・シフリンの音楽も好調!傑作です。 【hiko】さん [DVD(字幕)] 9点(2007-07-25 22:03:38) |
91.もの凄く好きな映画というのは、レビューを書くのが非常に難しい。何を書いても消化不良に思える。・・・いや、この映画の場合、好きというより、なんつーか、自分のアイデンティティの一部みたいなもので、好きとか、そんな言葉で括るのも、、、抵抗がある。今も1日1度は、この映画のことをチラッとは思うし、チラッとじゃなく延々映像やセリフを反芻していることもある。こういう映画に出会えたことは人生においてラッキーなんだろうなあ、きっと。100回以上見ていると思うけれども、ここまで何度見てもまた見たいと思える映画は、そうはないよなあ。私にとってイーストウッドは、この映画のイーストウッドであり、後に巨匠とか呼ばれてもてはやされるイーストウッド監督じゃない。やっぱり、私の中のイーストウッドの原点はここにあって、ここから他の作品の俳優イーストウッドを知るようになり、だから、私にとってイーストウッドは、あくまで俳優なのである。多分、もう歳も歳だし先は長くないだろうけど、数年後に亡くなって、死後、彼の業績が監督業に軸足を置いた評価になったとしても、私にとっては飽くまでも、イーストウッド=偉大なる俳優。「2」以降の作品じゃなく、この『ダーティハリー』こそが、俳優イーストウッドの魅力を余す所なく全開させている作品だと、やっぱり私は信じて疑わない。 【すねこすり】さん [CS・衛星(字幕)] 10点(2007-06-07 12:11:11) |
90.ワルサーP38を日本の若者に知らしめたのがルパン三世なら、本作は44マグナムの存在を現在のオジサン世代にアピールした作品だったと思います(そういえば、ルパンのCVだった故・山田康雄さんはイーストウッドの吹き替えもされていましたねぇ…)。ということで、ガンマニアにはお勧めですが、普通に観ても面白い作品です。ハリーはダーティというより危ない刑事だけどカッコいいし、犯人のクズ野郎っぷりも徹底していて良いです。スカッとしたあと、ほろ苦くなるラストがまた良い。 【shakunin】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2007-05-26 13:46:06) |
89.悪には屈しないっていう主人公に惚れます。てか渋い!悪役も狂ってて、それが主人公をより引き立てます。 【SAKURA】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-02-19 19:55:19) |
88.《ネタバレ》 ○久しぶりに再鑑賞。○さすがに45年も前の映画なので古臭さはもちろんあるが、イーストウッド、キャラハンのカッコよさは他に代え難い。西部の服装からスーツを身にまといマグナムをぶっ放す、それだけでこの上ないくらい様になる。○キャラハンの怒りが徐々に沸いていき、容疑者の人権まで守られた日には、そりゃ怒り大爆発ですよ。○そして何より、橋の上に待つ姿に痺れた。 【TOSHI】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2007-02-13 10:56:22) |
87.《ネタバレ》 テレビで放送されること数十回?「わ、またかいな」と思いながらついつい観てしまい、毎度かっこいい~!と思ってしまうのだから好きなんだろなこの作品。球場の照明に犯人が照らし出されるシーンはワクワクするし、ラストもこの上なくスカッとする。そういえば、スタローンの駄作「コブラ」にスコーピオ役のアンディ・ロビンソンが刑事役で出てましたが違和感大…あれだけ強烈な犯人役をするとその後何やっても難しいですね、、、でも「ダーティーハリー」はアンディあってのものだから。 【芝居好き!】さん [地上波(吹替)] 9点(2007-01-08 14:15:17) |
86.《ネタバレ》 ただのドンパチ映画かと思っていたら、「被疑者の人権」、「法律の壁」など結構ディープな素材を扱っていたのには驚いた。 「被疑者の人権擁護」といった好ましくない風潮の中で、被害者の人権はいったいどうするんだ、被害者を誰が護るのか、法律は被害者ではなく加害者のためにあるのか、という怒りや嘆きが込められていると思う。 そのようなテーマを掲げて、寡黙だが内心に怒りを抱えた全く新しいタイプのヒーローをイーストウッドが好演している。あの仕草、セリフに加えて、独特の雰囲気をかもし出している。陸橋での仁王立ちや、釣り少年を人質を取られた後の早撃ちなど、誰がみてもカッコいいと思うのではないか。 彼のマグナムも印象的だ。普通の銃が「法」の範囲に収まっているものならば、彼の所有する「マグナム」が象徴しているものが、「法を超越したチカラ」のようにも感じる。 「お前は考えているのだろう。この銃に弾が残っているのかどうか。」というセリフは、 犯罪者に対して、「法を超越したチカラ」が存在するのかどうかを問いているようにも聞こえてきた。冒頭の銀行強盗は、「法を超越したチカラ」があると思ったから、「法の裁き」を受けようと思い、スコルピオは「法を超越したチカラ」などはないと思ったから、「法を超越したチカラ」の裁きを受けることになったのではないか。 減点材料としては、ラスト付近のドンパチがやや間延びして緊張感を欠いている印象。あれだけメチャクチャ撃ち合いしていても、どちらの弾もかすりもしないのはあまり良くないだろう。お互いに銃には長けているのだから、何発かは体にかすって傷ついた方がより展開も引き締まるのではないか。 ラストに警察バッジを投げ捨てるのも、善良な市民を救えずに悪人を裁けないのならばこんなもの要らない、着けている意味はないということを改めて総括的に締めくくっているのもよいと思う。 【六本木ソルジャー】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-12-31 00:27:04) |
85.何度観ても面白いく飽きがこない。イーストウッドに決まる前、P・ニューマン、J・ウェインが候補に挙がっていたのは有名な話。しかし彼等がこの役を演じていたらここまでの秀作になっていたかは疑問。意見はいろいろあるだろうが、個人的には刑事物ではダントツである。またこの作品を超える物は今後出てくることはないと思う。 個人的に吹き替えで観るのは好きではないのだが、この作品は別。亡き山田康夫氏の吹き替えは渋いの一言。ルパンとはまた違った味で楽しめる。ただ現在発売されているDVDには収録されていないのが残念でならない。コロンボ=小池朝雄、コジャック=森山周一郎、ハリーキャラハン=山田康夫は絶対なのだ。 あくまでも個人的なことだが、H・ジャックマン主演でリメイクを是非とも観てみたいものだ。理由はといえば若き日のイーストウッドに似ているから。 【キャラハン】さん [DVD(字幕)] 10点(2006-12-24 17:42:43) |
84.《ネタバレ》 あんなにやりたい放題やっていて、ミランダ法かなんかで放免されてしまうところで、観客をしっかりとイーストウッドに感情移入させている。うまい。「被害者の人権はどうなんだ」というせりふが胸に来る。アクションとドラマのバランスが良く取れている。同時期のフレンチコネクションよりいい出来。 【θ】さん [DVD(字幕)] 9点(2006-12-18 18:31:16) |
83.今の映画のような派手さはないけど、渋い!犯人のイカレっぷりもすさまじく、見事でした 【ラスウェル】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-10-13 19:10:31) |