560.《ネタバレ》 後味が悪いですがやはり良い映画。ブラピ、モーガンフリーマンの演技がとてもよかった。特にラストシーンのブラピの悲痛な叫びが印象的でした。 【とむ】さん [DVD(字幕)] 7点(2014-08-23 23:38:41) |
559.《ネタバレ》 雨の中ずぶぬれで靴の底をすり減らすように捜査する二人がいい。捜査する街自体が鬱屈した感じがするのもいい。ミルズの妻のような、後からこの街にきて、街自体を拒否している感覚で映画を観た。サマセットも決してこの街を好んでいないように描写されていたと思った。 宗教に関心のあまりない自分にはよくわからない宗教的な雰囲気があるんだろうなと思う。こういう映画ではその辺の感覚が感じ取れたらもっとゾクゾクしながらみることができるのかなと。日本の映画に例えると八つ墓村みたいな感じかな?なんてよく考える。 【JF】さん [DVD(吹替)] 8点(2014-06-17 16:34:06) |
558.《ネタバレ》 他の方がおっしゃっている通り、確かに素晴らしい作品です。脚本には目立った粗もないし話の流れも清流のごとく綺麗に流れています。しかしとにかく暗くて重たい内容が問題です。全てのシーン・全ての演出・全てのセリフが考え抜かれているものと思いますが、ミルズ刑事(ブラッド・ピット)の無邪気な明るさ、サマセット刑事(モーガン・フリーマン)の思慮深さ、そしてジョン・ドウ(ケヴィン・スペイシー)のしたたかさ。それらが深く絡まりながら陰湿極まりない事件が一つずつ明らかになっていく様は異様としかいいようがありません。たまにはね、こういった重たい類の映画があってもイイとは思いますが、本作はリアルで重たくてちっとも楽しくなりません。ラストは極めつけの重たさです。また珍しく犯人が完全勝利する作品でもあります。 狙っているものとはいえ、鑑賞後に映画を観たという充実感はほとんど感じず、ただただどんよりするだけ。よってあまり高評価を付ける気にならない映画でもありました。いえ、決して悪い映画ではないのですが・・ 【アラジン2014】さん [ビデオ(吹替)] 6点(2014-05-03 14:54:45) |
557.サイコ・サスペンスの金字塔。ブラッド・ピットとモーガン・フリーマンの関係性がよく、2人のやり取りが見ていて面白いです。そしてなんといっても素晴らしい役者3名によって出来た衝撃的なラストシーンは一生心に残りそうです。 【nyaramero】さん [DVD(字幕)] 9点(2014-04-16 12:53:34) |
556.《ネタバレ》 はじめて見たのは学生時代だった。 「見なきゃ良かった・・・」という気持ちにさせられた1本。 同じような気持ちになったのは「ショーシャンクの空に」。 私はハッピーエンドが好きなんだろうな。 【たかしろ】さん [DVD(字幕)] 6点(2014-04-04 14:35:55) |
555.《ネタバレ》 初めて観たときは衝撃の結末に「おぉぉ」と悶えたものの、改めて見直してみると単なる連続殺人に「7つの大罪」っていう色をつけただけの、どーでもいいような話だったと気づく。 そう考えると、脚本の、ラストの意外性に全てが込められた話題作でしかないかな。 娯楽作品としては当然面白い。1回目は。 【afoijw】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2014-02-13 00:20:18) |
554.《ネタバレ》 最後三人での車中のシーン、あそこでよくない結末が予感されるんですが、その時にブラピが犯人へ話す内容。そしてあまりにも救いのないラスト。その両シーンの対象が印象的でした。 【ポン太氏】さん [DVD(吹替)] 7点(2014-02-07 18:02:32) |
553.《ネタバレ》 神を語るジョンのサマに頭良さげで高邁な精神を持ちあわせるやに見えますが、神を騙る能書き垂れの鬼畜野郎。ケビン・スペイシーが見事に体現しています。彼とミルズとサマセットの最後のせめぎ合いの生々しさに息をのみました。私はミルズが刑事である以上は耐え難きを耐えて欲しかった。無残な遺体の遺族達と共に死刑執行に立ち会って欲しかった。考えさせられるところはあるものの神をダシにして猟奇趣味を見せびらかす不快な作品でした。 |
552.《ネタバレ》 ただただ、シチュエーションだけに酔ってしまう。退廃的な感じが何ともいい。最期の場面につなげるためのストーリーだが、それを引いてもいいだろう。 【min】さん [DVD(字幕)] 8点(2013-04-27 22:36:29) |
551.《ネタバレ》 全編にわたって横溢するダークで陰鬱な映像美は確かにそれだけで素晴らしい。そこに、個人的に大好きなナイン・インチ・ネールズの破壊的でノイジーな楽曲が乗っかってもう堪りません。まぁ、中身はショッキングなだけで薄っぺらいですけど。思えば、デビット・フィンチャー監督ってこの作品と『ファイト・クラブ』で自分のなかでは終わりました。この強烈な後味の悪さもグット!(自分、Mなもので) 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-04-21 18:19:54) |
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550.傑作として名高い本作ですが、現在になってあらためて見返してみると、「よく出来た娯楽作止まりの映画」という印象です。公開当時の熱狂を知らない若い世代が本作を観た時に、果たしてこれを傑作と感じるのかどうかは疑問です。。。 本作の脚本を書いたアンドリュー・ケビン・ウォーカーはペンシルベニアのド田舎出身。脚本家を目指してNYに出てくるも、舞い込んでくる仕事は低予算ホラーの手伝いばかりで生活は困窮を極めていました。そんな中、スラッシャー映画の題材として目を付けたのがキリスト教の七つの大罪であり、このネタを足がかりとして、社会に対する個人的な恨みつらみをぶつけていくうちに『セブン』の原型が完成したのだとか。当初はホラーを志向していた作品だけあって、殺人の方法はバラエティに富んでいます。さらには、恵まれないインテリ特有の余計な薀蓄にも溢れており、作品にはなかなかのオリジナリティが宿っています。そして何より素晴らしかったのが、ウォーカーが社会に対して抱く怒りが、作品にドラマ性をもたらしているという点です。普段はホラー映画に出ることのないモーガン・フリーマンやブラッド・ピットが本作への出演を望んだのも、この部分が魅力的だったためでしょう(両者とも、キャリアの初期には貧しい下積み時代を経験しています)。。。 本作の演出を担当したデヴィッド・フィンチャーはサンフランシスコの高級住宅街出身。父親のコネを駆使して17歳で映画界入りし、25歳で自分の製作会社を設立、27歳で『エイリアン3』の監督に抜擢されるという、機会にも才能にも恵まれたキャリアを歩んできました。そんな彼は、持てる技術を総動員してこの企画を磨きあげ、当初はB級ホラーだった本作を、芸術レベルのビジュアルで彩っています。すべての場面が美しく仕上がっており、さらには娯楽映画としての呼吸も整えられ、文句なしに面白い映画となっているのです。ただし、ドラマ部分の訴求力が弱い点が気になりました。サマセットの抱く絶望感やジョン・ドウの抱く怒りがどうにも空虚であり、脚本に込められた思いがうまく映画に反映されていないのです。常に社会の表舞台を歩んできたフィンチャーは、ウォーカーとは正反対の人物。ウォーカーが社会に対して抱く怒りを感覚的に理解できていなかったのではないでしょうか。この点の弱さが、本作のリミッターとなっています。 【ザ・チャンバラ】さん [DVD(吹替)] 7点(2013-04-17 01:52:59) |
549.《ネタバレ》 オープニングは良かった。 レクター博士のような犯人を期待していたが思っていたよりも小物でがっかり。 途中で信念ではなく単なる報復に変わっているように感じる。深みを感じない。がっかり。 【ウィマ】さん [DVD(字幕)] 5点(2013-04-14 11:23:08) |
548.《ネタバレ》 猟奇的な殺人が続くだけ。せめて、どうやってばれずに手間のかかる殺人を実行したのかという謎の解明とか必要なのでは? 【まさ】さん [DVD(字幕)] 0点(2013-02-28 20:09:09) |
547.《ネタバレ》 遠い過去、原作をペーパーバックで購入して、わずかなページで挫折しました。映画化に先立って、読破の誓いもむなしく…本日、急きょ思いついてブックオフで購入しちゃいました。1950円。うっかり、Wikipediaで事前の情報を見ようと思ったら…あらすじをみてしまって、結末を知ってしまいました。サイコホラーの古典的作品で、ロードショーでみたらトラウマになっていたかもしれません。暗い。ブレードランナーを思い出してしまいます。書くこと、ありません。 まぎれもなく、七つの罪を犯している自分を再認識してしまい、シンクロすると凹みそうです。(´∀`;) 【クゥイック】さん [DVD(字幕)] 5点(2013-02-01 23:51:32) |
546.《ネタバレ》 決して後味の良い作品ではないが、面白い映画だと思う。 グロテスクで直接的な表現によらずとも、ミルズ(ブラッド・ピット)の妻トレーシーの生首が入っている(だろう)箱を見せること等の間接的な表現で想像させ、恐怖を煽る手法はすばらしい(?)。 物語の中盤でミルズがジョン・ドゥ(ケヴィン・スペイシー)に銃を突きつけられ、撃たれる寸前まで行くのだが、ジョンは撃たなかったわけはなんなのだろうか。自分の計画をじゃましたミルズに対して、思いも掛けない方法で復讐をするために撃たなかったのだろうか。しかし、ジョン自身が殺されるような展開は容易に想定できる復讐方法をとったのはなぜなのだろうか。う~ん、わからん。まぁ、常人がサイコパスのやることを理解しようとすること自体が無理か。 終盤で、妻を殺されたミルズが逆上、いや悲観に暮れてといった方が正確かかな? 撃っちゃいけないぞと願いつつも、俺も撃つんだろうなと思う。裁判の行方が気になる。 最後に、エンドロールが上から下に流れるのは捻りはきいているが違和感があった。 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(字幕)] 8点(2013-01-15 19:24:04) |
545.《ネタバレ》 バッドエンドといえば、この作品が浮かぶ。 箱の中身を見せなくても、主人公の衝撃が明確に伝わってくる。 【飛鳥】さん [ビデオ(吹替)] 7点(2013-01-07 00:34:42) |
544.《ネタバレ》 ブラピ演じる血気盛んな新米刑事と冷静に現実を見つめるベテラン刑事。正反対の二人がぶつかり合う中で育まれる心の交流、熱い漢の友情!不気味な怪奇連続殺傷事件、緊迫感あふれるサイコサスペンスに止まらない燃えるものがありました。あまり相性の合わない鬼才デヴィッド・フィンチャー監督初期の作品にして現時点の最高傑作です。 【獅子-平常心】さん [DVD(字幕)] 8点(2013-01-06 23:27:40) |
543.《ネタバレ》 以前、飲み会の席で「『セブン』のどこがオモロイねん」という話になって、私は一応、「ホレ、冒頭のクレジットの文字がチロチロしとったやろ、アレが面白かったね」と答えておいたんですけど、今でも実際、そうだと思います。アレは良い(笑)。他の点はどうだろう。“サスペンス映画”のようでいて、あまりサスペンスがある訳でもなく。いや、そりゃま、殺害現場に漂う不気味さは確かにあるんですけれど、コレ、どっちかっていうと「バッチい」という範疇に入る、気味の悪さですよね。そこにハワード・ショアの「ホレここは不気味なシーンなんだよ」とわざわざ教えてくれるような音楽が際限なく流れ続ける。降り続ける雨がもたらす不快感、というのも、まあ気持ちは判るんだけど……。結果的には映画を「ただダークなばかり」の平板なものとしてしまっている面があるように思えちゃう。また、エゲツない殺人事件が描かれる映画で、残酷な場面(バッチい場面とも言う)があるものの、その「残酷な場面」というのは、実際には「被害者はこんな残酷な殺され方をしました」とセリフで説明されるだけだったりするのが、節度と言えば節度、限界と言えば限界。グロ描写に走ってくれとは勿論言わないけれど、コケ脅しのセリフを並べるばかりってのも芸が無い。肝心なところはセリフで描写。この映画から音楽とセリフを消したら、何が残るだろうか? ……アレ、ちょっと待てよ。ラストで「奥さんの首」が入れられたとかいう段ボール箱が出てきたけど、あの段ボール箱の中身もまた、映像で示されることなく、「セリフで説明された」だけ、だったよね。本当に首が入っていたんだろうか。もしも本当は空箱だったとしたら(そして犯人に、退職間近の刑事の共犯がいたとしたら? いやそれこそ、ミルズ以外の警察すべてが犯人の味方だったら)。などと考えると、この映画の「肝心なところはセリフで描写」というのも、なかなか侮れないなあ、と。そうそう、この映画、グロい映画の印象が強い割には、必ずしもグロ描写にばかり走ってはおらず、その代わりといいますか、様々な小道具が頻繁に写されます。特に刃物とか(エイリアン3の解剖シーンも思い出したり)。その「モノ」に対するフェティッシュな感じが映画を貫いていて、これは良いですね。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-01-04 09:40:22) |
542.《ネタバレ》 個人的には最高のサスペンス映画だと思っています。演技、脚本、演出、音楽すべて完璧。OPのセンスも抜群です。よくラストだけが取り沙汰されますが、それに至るまでの構成が上手いので何度見ても楽しめるという点ではユージュアル・サスペクツと似ていますね。それとブラットピットが良いです。12モンキーズのイカれた役から本作のようなシリアスな役柄まで器用に演じ分けてますね。ラストのあの表情は苦しさが伝わり胸に込み上げてくるものがありました。 【キリン】さん [DVD(字幕)] 10点(2012-12-07 02:01:34) |
541.ブラットピットとモーガンフリーマン二人とも役にぴったりはまってた。雨が印象的で陰鬱とした世界観が素晴らしいです。 【しっぽり】さん [映画館(字幕)] 9点(2012-11-25 19:58:48) |