8.《ネタバレ》 英雄か、犯罪者か。どちらでもあり、どちらでもない。ただ言えるのは、弱い人間であるということ。現代人には様々な依存症があり、自分がそれであると認める事が治療への第一歩であるという事が言いたいにしても、それを飛行機墜落事故で表現するのは遠回りだったのでは。テーマをストレートに表現しても面白くないからひねったんだろうけど、前半と後半が全く別物のよう。作品全体のテーマがはっきりしない、あるいは誤解を招く結果になってしまうのは致し方ない。デンゼルワシントンの演技は相変わらず素晴らしいのだが。 【ちゃか】さん [映画館(字幕)] 6点(2013-03-13 15:25:37) |
7.《ネタバレ》 事前情報はトレーラーのみ、法廷ものミステリーかなと思っていましたら違いまして、アルコール依存症の人の話で、たまたまパイロットで困難な状況を切り抜けただけなんですね。。。と簡単に言っていいかどうかわかりません。大舞台で告白して何となくハッピーエンド風味ではあるけど依存症と事故との関連性や判定がイマイチはっきりしないのですっきりしませんね、本作は実話と思っていたので調べてみたら違うみたいです、機種が下がるトラブルを元ネタとして使っただけで、実際には墜落して乗務員、乗客全員が犠牲になったとのことです。 印象に残っているのは癌患者と3人の会話シーンで、全てを物語っている気がしました。 【ないとれいん】さん [映画館(字幕)] 6点(2013-03-11 15:24:55) |
6.《ネタバレ》 飛行機のトラブルから墜落までの展開は、観てるこっちもキンタマがヒュンッ!となります。凄い臨場感。 しかし、事件後にヒロインと共同生活を始めるあたりで、調査状況の進行が止まってしまい、そこは退屈。女優さんがキレイだからなんとか観ていられました。 後半からは、無駄にスリリングなアル中描写。そして二日酔いをごまかすために薬をキメるという衝撃の展開。なぜかこの辺だけコメディになるのは笑えました。 「英雄か?犯罪者か?」というキャッチコピーだったけれど、映画自体は、そういう二元論で答えが出るもではありませんでした。「英雄と呼ばれてる人だって、こういう面はあるよ」というところを色んな切り口で描いていると思います。現実に存在する歴史上の英雄や偉人だって、360度清廉潔白、なんてことはあり得ないわけですから。彼は英雄だ!と思っていたのに、別の面を見て裏切られた!と手のひらを返すのはおかしい。 主人公ばかりが注目された事件ですが、公聴会の最後に「乗客を救ったもう一人の英雄」を思い出すことができて、本当に良かったです。 【ゆうろう】さん [映画館(字幕)] 7点(2013-03-07 23:45:39) |
5.《ネタバレ》 副操縦士の病室でのシーンから怪しさがだんだん出てきて、どういうオチにするのかと思ってたら「いい人」になっちゃうんだもん。「神の御心」振りかざされても困る。私、キリスト教は受け入れられないので… 背面飛行をやった理由が曖昧すぎて腑に落ちませんでした。さてさて、流れるオヤジなロック、ソウル、ブルースが力一杯ベタなのには笑ったなぁ。ストーンズ、トラフィック、マーヴィン・ゲイ、ジョン・リー・フッカーなどの超代表曲使ったのはゼメキスの趣味かな。AE86の勇姿見れたのもよかったね(トヨタの言う「リフトバック」なハッチバックが開閉するところも映ってたし)。そうそう、冒頭のシーンで「トリーナ」って呼んだからって、その後の字幕をすべてトリーナにするのは変じゃない? 台詞はちゃんとカトリーナって言ってんだから。 【shintax】さん [映画館(字幕)] 6点(2013-03-07 17:34:33) |
4.《ネタバレ》 ○一番印象に残ったのは特殊な癌に罹患した男性による神の話。すべてを神のせいにして前向きに生きている。○一方で神などどうでも良く、すべて自分さえ良ければ良く他責ばかりするウィップ。○結局これだけの上映時間がありながらなぜ最後に自分の非を認める決断に至ったかがあまり描かれていない。亡くなった不倫相手の写真をしばらく見つめるシーンがあるがそれで気持ちが変わったのかな。○また最後のセリフである「Who are you?」のインパクトはなかなかだが、親子関係の修復の経緯も説明が不足すぎやしないかと。 【TOSHI】さん [映画館(字幕)] 6点(2013-03-03 22:11:11) |
3.《ネタバレ》 冒頭のスペクタクルシーンにまず目を奪われる。これは、エンターテインメント映画を数多く撮ってきたゼメキス監督ならではのバランス感覚の良さで、クライマックスへ到る伏線としても重要なポイント。予告編を観た限りでは、デンゼル機長の「黒か白か?」を巡るサスペンスドラマをイメージしてしまうが、ファーストシーンから酒を呑んでコカインでキメてるんだから、そりゃもう100%「黒」で間違いない。事故後も品行方正とは言えない言動の数々で、どうしようもないクズ野郎であるのは明白だが、その一方で、100名もの人命を救った英雄であるのもまた事実。果たしてその結末は、いかにも映画的なフィクション(作り物)なのだが、薬物中毒の女性や癌患者との対話から浮かび上がるデンゼル機長の「心の闇」、拡大解釈すれば「アメリカの闇」は、作り物では終わらない説得力がある。 【フライボーイ】さん [映画館(字幕)] 8点(2013-03-03 19:49:11) |
2.《ネタバレ》 どっかのレヴューであった、パチデンゼル?と思っちゃったオープニング。デンゼルとしては、意外なオープニング。(というか、あんまりデンゼルしらないけど。) しかしやはり、航空フリークの私としては(またかよ)、オープニングの航空パニックシーンはワクワクのもでした。 んで、内容は、かの、”酒とバラの日々”を思い出させるなあ、なんておもって観ていたら、コレ観た晩にテレビでは”クレイジーハート”なんてやってるし、俺までアル中になるしまつ。最後、証言台での”真実の告白”には泣けた!機内でこどもを助け、自らの生命も犠牲にした彼女。その顔が思い浮かぶ。誰が嘘なんてつけるものか!てめえら人間じゃねえ!(号泣!)しかし、職業パイロットが、酒はともかく、”クスリ”とは。アメリカなら、いかにも実際ありそうな雰囲気プンプンで恐ろしいのでした。もっとも、人間辞める前に、パイロット辞めなさいと言いたい。いくら機体の事故だって、奇跡の宙返り飛行だって、帳消し! 一事が万事とはよくいったものだ。 【男ザンパノ】さん [映画館(字幕)] 6点(2013-03-02 22:10:41) |
1.《ネタバレ》 アメリカの良心か、デンゼルワシントン、冒頭からしていいですね、ナイスボディのスチャーデスと、飲んで、やったあと、です~か。ベテランパイロットとして、やれることは完璧にした、、、、でも、、、人格が、、、。普通の人間を演じるデンゼルはすごいと思う。前のデンジャラスラン、、、とか、、、悪徳刑事より、、、だらしない普通の人間を演じるデンゼルが、ここのいた。 映画の最後の方で、冷蔵庫の酒に、、、、蓋を開けて、、、匂いを嗅ぎ、、、。置いた。偉いー~ーと思ったが、やってはいけないことをしたくなる、、さが、、、。ダメダメ、、、。と思いながら、見ちゃいました、ドラマの最後、、、公聴会で、、、。わからない、、、となぜ言えなかったのか、、。たとえ、センセイシテモ個人的見解を聞かれていたのだから、見ていない、、、と。答えれば、、、良いものを。でも、彼が、最後に正直な告白をしたこと、、、清々しい気持ちに慣れました。ベンアフレックが主演じゃなくて、ベンガ が目を左に寄せてしらをつく姿は世界最強なので、それがなくて安心しました。フェリシティーの青春に出ていたフェリシティーを恋する彼、ベンじゃない方、ノエルの彼も、嘘つき最強伝説、自分の中では、ベンアフレックじゃなくて、、、、。デンゼル、最高でした、映画とても楽しめました。 【yasuto】さん [映画館(字幕)] 10点(2013-03-02 09:50:55) |