230.《ネタバレ》 ラストは感動の涙でした。主人公の困っている人を助けずにはいられない性分。自分の片耳の聴力や 子供のころからの夢や 進学や 好きな人とのラブロマンス(これは結局叶うけれど)や ハネムーンの費用や etc を犠牲にしてでも 見返りを求めずに行動を起こさないでいられない。こういう人を神様はちゃんと見ててほしい、を叶えてくれるストーリー。すぐに引き込まれる話の導入 。飽きさせないテンポ。こんな昔でこんな名作が作れていることに感動です。 【壱歯科医師】さん [DVD(字幕)] 9点(2018-11-20 18:55:18) |
229.《ネタバレ》 フツーに完成度が高くて現代の人間が見ても面白い。最近の映画と比べると工夫が無さすぎるし(時代を考えれば当然だが)、人生のベストオブベストにはならないが、良作には違いない。 【なす】さん [インターネット(字幕)] 8点(2018-06-04 01:50:35) |
228.今年のGWはキャプラ祭りです。 昔も泣いたけど、今年も泣いた。 ファンタジーなので、当然虚構であって、都合の良い展開などはどの作品でも絶対ある。 「いかにも」の展開で、演技や脚本の巧さがあるだけでは観客は満足しないと思う。 キャプラ監督の作品群にはほぼ共通して正義に対する信念であったり熱さや愛情といったものが感じられる。 この作品も全体的に「演出臭い」部分が多いのだけど、観る者を許容させてしまう力がある。 ラストのあたりなんか、出演者みんな素で楽しんでるのかなあと、今ではこういうのは無理だろうなと観ていて思ってしまった。 昔を闇雲に美化したくはないけど、良い時代だったのだろうと。 【サーファローザ】さん [DVD(字幕)] 10点(2018-05-05 09:17:55) |
【てれってれーR】さん [DVD(字幕)] 9点(2017-07-17 16:19:34) |
226.《ネタバレ》 随分都合の良いハッピー野郎な主人公にしか見えなかったけどストーリーはぶれなくクリスマスになんとなく家族や恋人と1本みてもいいかなって思えた。 天使が羽のないオッサンというのはショック死しそうだ。むしろ羽が無かっただけビジュアル的にマシなのか?ユーモアの域を超えた気がする。ある意味評価。 |
225.《ネタバレ》 とても良い作品ですね。 正直に言って古臭いし出来すぎだし、先の展開も予想しやすいひねりの無いシナリオです。でも王道ストーリーは良い物だから王道であり得る訳で、ここまでやってくれればいっそ清々しいです。「もう一度生きたい!」からの展開は分かっていても涙が出ました。 しかしこの映画で素直に感動できるかどうかは見る人の境遇で変わって来るように思います。もし見る人が「自分が生まれてこなかった世界」を想像した時に「今と大差ないよ・・」と思ってしまったら、この映画を心からは楽しめないかも知れません。そう言う意味では見る人を選ぶ映画と言えるでしょう。 【alian】さん [インターネット(字幕)] 8点(2017-05-22 01:17:59) |
224.《ネタバレ》 この映画は格が違うね。 トーマス・ミッチェルが8000ドルを無くしてからラストまでの間は恐ろしい 緊迫感だ。特にスチュワートが家で子ども達に八つ当たりをするシーンからラ ストまで殆ど泣きっぱなし状態になってしまう。 ちょっと納得できない演出も沢山あるが、多くの人がベストに上げることは ようく納得できる。 スチュワートとドナ・リードの電話を挟んだシーンの緊張感も絶品。(でも このシーンの演出の納得性は低い)このシーンも含めて顔のアップがこの映画 を引き締めている。 【ゑぎ】さん [映画館(字幕)] 9点(2017-03-28 06:24:23) |
223.キリスト教的価値観を謳った映画だが、アメリカ映画における一服の清涼剤と受け止めたい。初見後、主人公の人生は暗転してからの後半部分が長いと感じていた。再見すると、大金を紛失する(隠される)前の方が少し長かった。一方に偏っていない時間配分で、良い時もあれば悪い時もある人生を考えるとバランスのとれた編集だ。J・スチュアートは適役適演。 冒頭の天上における神様と天使の語らいシーンは作品に寓意が込められており、オッサンの2級天使という発想もユーモラスでいいアイデアだ。 会社の金を失い絶望した主人公に対して、天使は彼が生まれなかった世界を見せる。その殺伐たる世界を見せつけられ、彼はいかに有意義な人生を送ってきたかに気づく。「ベタな展開」といえばそれまでだがヒューマニズムに溢れており、人生における普遍的なものをファンタジーに包んで描いた映画だと思う。 “クサい”といわれるようなことを正面切って表現する・・・いいね。 【風小僧】さん [CS・衛星(字幕)] 10点(2016-03-06 17:09:54) |
222.《ネタバレ》 公開当時、過剰にセンチメンタルで楽観的な演出に"キャプラコーン"と揶揄されて監督は干されてしまった。しかし、25年後のベトナム戦争で疲弊した兵士によって再評価された名作である。確かに溜めに溜めたクライマックスの爆発力は凄いが、時代が変われば評価も変わる。社会に出れば、どう足掻いても変わらない理不尽な現実に捻くれて、素直に感動することが出来ない人も少なくないのではないか。自己肯定感が低く、不幸を嘆くジョージはハンサムで家庭があるだけまだマシだ。ただ、今は貧困格差固定で結婚も子育てもできる余裕もなく少子高齢化、自殺や孤独死が顕著になった無縁社会で、現実逃避するようにネットでクリエイターぶって他者から承認欲求を満たそうとしても飽和して見向きもされない、もはや"代わりはいくらでもいる"時代である。努力しても報われるとは限らないことを誰もが理解しているし、食い繋ぐための非正規雇用で心身消耗して死を待つだけの下流中高年が見ても、当たり前のことが出来なかった自分にむしろ絶望してしまいそう。そういう意味では、感動的な大団円には歯痒さを感じてしまうのである。既存の価値観が崩壊していく現在、21世紀の『素早らしき哉、人生!』を撮れる監督はもう現れないかもしれない。 |
221.《ネタバレ》 あらすじを見た段階での予想:主人公はお人好し。周りの全員はそれ故に主人公を好きでもあるが、ここ一番って時に自分優先でそれを利用しようともする。ついに心が折れた主人公は自殺を図るが、天使が現れる。天使の力で、主人公は死んだものと見せかけつつ幽体離脱的なことが可能となる。天使となり客観的に自分が死んだ後の世界を見た主人公は、本当は自分は愛されていたんだということを知る。天使の力で一度だけ生き返り、大団円。 実際:何もかも上手くいかない主人公がいっそ死んじまえ!となるが、天使の力で自分がこの世に生まれてない世界を見せてもらい、結果、あ、自分なんかでも生きる価値あるんだ、と思い直し、心を入れ替えて大団円。 要は、期待した内容とは全く違ったということですね。笑 ファンタジーはファンタジーなんですが、天使要素は割合的にかなり少なく、リアルな人生描写がほとんどです。夢があるのに周囲のしがらみがそれを追うことを許さない。その鬱憤を抱えたまま家族を持ち、いよいよ引き返せないって時にその「現実」のほうも絶望的な状況になる。俺の人生は何だったんだ!という感情、しかも自分が死ねば他人は幸せになるのではという状況がプラスされて、ついには自殺を図る。いやーリアル、リアルです。まさに現代日本じゃないのかこれはと。しかしそれ故に、「その程度で死ぬな」「もっと辛い人間は大勢いる」という発想が頭の隅に浮かび、どうにも共感しづらいまま後半に突入。 しかしそれでも、後半のさらに後半、最後の最後の怒涛の恩返し幸せラッシュでうるっときてしまった。今までの人生の不幸をその一瞬で帳消しにしてしまうほどの他人からの暖かさ。これがあるから、素晴らしき哉、人生、ですね。 【53羽の孔雀】さん [DVD(字幕)] 8点(2015-06-27 03:58:28) |
|
220.《ネタバレ》 人が困っていると放っておけない主人公は損ばかりしているが 素朴で真面目に暮らしてささやかながら幸せに生きていた。 ところが仕事で大問題が起き追い詰められ自殺を迫られる。 川に飛び込む寸前奇跡が起きるといった話。 1946年の作品でモノクロ映画。 古い映画なので大したこと無いだろ思ってたら普通に感動しました。 でももし今まったく同じ内容でリメイクしたら面白いと感じるか微妙かなー。 モノクロで当時のセンスで作られた映像だから良いというのはありますね。 【Dry-man】さん [DVD(字幕)] 8点(2015-02-13 02:00:03) |
219.いい映画だとは思うけど、 そこまでいい映画だとは思わない。 |
218.2回目の鑑賞でしたがやはり涙腺が緩みました。真っ当で分かりやすいストーリーに後味の良さ、シンプル・イズ・ザ・ベストです。 【ProPace】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2014-08-24 15:07:57) |
217.確かに感動的な後半だったですね。でも、なんとなくですが、幸せってこんなことかなって考えさせられる映画でした。人生は危機をうまく乗越えられない時にこそ、その本質が見えてくるもの。上手くみんなに助けられた、良かった、良かったで終わり。そんな映画も良いと言えば良いのだが。「命みじいかし、恋せよ乙女・・・」とのフレーズの方が心に染入る。 【cogito】さん [DVD(字幕)] 6点(2014-07-28 19:21:59) |
【川本知佳】さん [DVD(字幕)] 2点(2014-05-18 00:55:05) |
【pillows】さん [DVD(字幕)] 10点(2014-03-29 14:48:31) |
214.感動しました。時代が古くちょっと滑稽なところ感じましたが、後半はぐいぐい引き込まれました。細かいマイナス点はあっても、最終的に感動を与えてくれる。こういう映画が好き。 【竜ヶ沢中段】さん [DVD(字幕)] 9点(2014-02-08 22:38:19) |
213.《ネタバレ》 皆に尽くしたジョージの窮地を皆が救う「蛍の光」の大合唱は人の温もりが沁みる珠玉の名シーン。ポッターのネコババ行為を誰一人見ていなくても神様は見ており、罰は神様が与えるのだと確信が持てました。【2016/1/8追記】大合唱シーンを眺め、映画のお伽噺であったとしても、生を授かってからここまで過ごしてきた私の身には起こり得ない事を確信させられ号泣。今後二度と観れない作品となりました。 |
212.《ネタバレ》 これ、スモールタウンでくすぶっている若者の鬱屈が底に流れている。世界に出たいけど、この町にとどまっていて、弟は軍で栄光を浴びている。そこらへんの隠し味の苦みが、終盤で金を紛失したおじさんを口汚くののしる緊迫の場の下地になっているんだろう。そういう薬味が理想主義の甘味を締めている。自分がいなかった世界の夢が映画の眼目で、映画ならではの楽しみに満ち、面白くはあるんだけど、でもちょっと…とのめり切れない。鬱病の人だったら、自分がいなかった世界がパラダイスになっている夢を見て、やっぱり僕なんかいないほうが…とさらに鬱をこじらせるだろう。そう嫌味に見てはいけない映画で、あくまでファンタジーとして評価すべきだろうが、戦前の『スミス都へ行く』では、大衆からの電報の束という薬味がゾクッとするほど効いていたのに、こっちでは大衆がニコニコと寄付金を募らせてきて、いささか甘味料過剰に思える。大恐慌の記憶がまだ生々しかった戦前と、戦勝直後の気分の違いが出たのか。悪の駆動がバリモア一人に集中してしまっているのも弱い。…などとブツブツ言いながらも終盤で号泣している自分が許し難いのだが。 【なんのかんの】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2013-12-28 10:04:09) |
211.《ネタバレ》 時代が時代なだけに、最初は物語に入りにくいかも。 ただし、この作品は最後にくる怒涛の感動が圧倒的に素晴らしい。その最後の感動のために(比較的普通な?)本編を観ているとも言える。 クリスマスの定番作品。 【simple】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2013-12-21 13:55:15) |