108.《ネタバレ》 なにが怖いと言っても なにもかもが徹底的な狂い振りなのがコワイ レザーフェイス一家だけじゃなくヒッチハイクの弟やら、冒頭に出てくる事件の野次馬から事件に巻込まれたヒロインまで、徹底的な狂い振りで観客の不快感を限界まで引き出すためだけの演出に特化している なのであえてストーリーなどは無い ヒロインはスラプスティックなまでに不愉快な絶叫をあげながらひたすら逃げまくる ラストの夕日の中で狂いまくるレザーフェイスまで耳鳴りを感じるほどの不快感 一転して完全無音のエンドロール たしかにエポックメイキングな作品だがほんとに疲れた 【にょろぞう】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2014-01-19 22:20:32) |
107.《ネタバレ》 冒頭から怪しげな人物が次々に出てくるので、どこから何が始まるのかという不気味さがあったが、なかなか始まらなくて少しじらされる。 ストーリー性をあえて無視しているようで、とにかくイカれた一家にわけもわからず襲われているシーンが続く。 チェーンソーを振り回すレザーフェイスだけではなく、他の二人も不気味なキャラが立っていて、三人揃った食卓のシーンは不快指数が跳ね上がる。 理不尽な恐怖がまとわりついてリアルだが、ストーリー性のあるものが好みなので、名作と評価の高い本作にそれほど惹かれなかった。 【飛鳥】さん [インターネット(字幕)] 5点(2013-06-14 00:13:54) |
106.《ネタバレ》 スプラッター・ホラー・ムービーの基礎を作り上げた記念碑的カルト作品。なんだけど、その後の同様の作品など色褪せてしまうくらいに、なかなかぶっ壊れた登場人物たちと訳の分からないストーリー展開、そして最後は気が狂っているとしか思えない女の絶叫を心底悔しがってチェーンソーを振り回すレザーフェイス……。常人には到底考え付けない、さすが〝伝説〟の名にふさわしい唯一無二のカルト映画です。自分は、とても常識をわきまえた礼儀礼節を常に大切にするいつでも子供の見本となれるような、そんな自称・立派な社会人の方には、とうていお薦めできません。 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-04-24 19:48:19) |
105.偶然なのか狙いすました結果なのかはよく分からないが、結果としてよく出来た雰囲気の映画。「野暮でない」ということの重要さがよく分かる。モダンホラーの歴史を変えた一作だから、好む好まないに関わらず観ておいた方が色々な作品を楽しめるかもしれない。 【肛門亭そよ風】さん [DVD(字幕)] 8点(2012-12-29 07:23:21) |
104.《ネタバレ》 レザーフェイスという映画史に残るキャラクターを生み出しただけでこの作品は価値があり偉大なわけですが、映画的にも非常におもしろいです。何の変哲もない男女数名が事件に巻き込まれていくというサスペンスタッチの序盤から一家の実態が明らかになり狂ったように泣き叫び逃げ出すラストまで息もつかせぬ展開です。ラストのレザーフェイスがチェーンソーを振り回すシーンは名場面。 【キリン】さん [DVD(字幕)] 9点(2012-12-23 23:32:57) |
103.《ネタバレ》 まず、狙っているのか、テキトーに考えただけ なのか分からない絶妙なサジ加減がすごい 伝説?の殺し屋お爺さん登場から 怖いのか笑っていいのかどちらとも言えない雰囲気がたまりませんね 若い女の生血を吸う(!?)お爺さん ハンマー持つのは無理だよ(苦笑) 実は先にリメイク版(テキサスチェーンソー)を観てしまってたので、意外に控えめなスプラッター描写にちょっと安心 若干お間抜け感が漂う追いかけっこや 律儀に電気を消すスタンドの人や ホラーなんだけど天然な何か要素がいい具合にミックスされていて どこか芸術的ですらありますね 確かに名作と言われるだけの不思議なムードがあるわこれは 主演?の女の人 延々叫んでましたが、さぞ疲れたことでしょう お疲れ様でゴザイマシタ 【Kaname】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-08-10 11:01:44) |
102.《ネタバレ》 冒頭の墓のシーンから釘付け。スプラッター描写はあまり出てこないが、最初の犠牲者カークがハンマーで殴られ痙攣するシーンとか相当怖い。粗い画質も、カルトっぽさや陰湿さを出すのに効いている。コメディ的要素が強い「2」と対象的に、こちらは純度100パーセント正真正銘の「ホラー映画」だ。もしテキサスに旅行に行くときはヒッチハイクをしている男は拾わないように気をつけましょう。 【mickey】さん [DVD(字幕)] 10点(2012-04-08 15:16:11) |
101.《ネタバレ》 ガソリンスタンドに逃げ込んで、あー助かった、で終わっても十分怖かったと思いますが、ここから先の展開が凄い。あの古屋敷に連れ込まれ、残り1人になって誰も頼れないのに、相手の方は異常な奴がどんどん増えていく…おそろしや。下の方も仰っていますが、終わり方がイイ。逃げ延びてほっとするのでなく、狂ったように笑い転げる主人公が絶妙でした。オープニングのコロナや、月のアップ、BGMはほとんど自然音等、アート的なセンスも仄かにあって良です。マイケルもジェイソンも居ない時代にこの完成度…やむにやまれぬ創作意欲にかられて作られた物はさすがに強度がありますね。 【番茶】さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2011-10-16 10:56:57) |
100.展開の持ってきかたが素晴らしい。序盤の謎がかった狂人で引き込まれ、そこから驚くほどのテンポで一人ずつ惨殺されていき…大丈夫か??と思うと、終盤で爽快ともいえる勢いで見る者に恐怖を芸術という形で植えつける。もおぉぉ~たまらんっ!! |
99.スプラッター・ホラーの先駆け的作品。 序盤から鑑賞者を引っ張り、恐怖を煽る演出はいいんだけど、基本的にストーリーはない。 インパクト一本勝負の映画。スプラッターのエポックメーキングということを考慮して+1点。 【MAHITO】さん [DVD(字幕)] 4点(2011-08-07 05:13:46) |
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98.《ネタバレ》 ここでかなりの高得点なので遅ればせながら鑑賞。意味もなくただ単純に観る者に恐怖を与える(お化け屋敷的な・・・でも、もっとタチが悪いか?)という意味で名作の扱いなのでしょう・・・(作られた年代も含めて)。 改めて「ああ、こういうのがカルト作品っていうんだな~」と思いました。出演者の迫真の演技と、やっぱり朝日をバックにチェンソー振り回し~で終わってしまうラストはインパクトありますね。 【より】さん [ブルーレイ(字幕)] 4点(2010-09-19 23:57:24) |
97.80年代にレンタルビデオが普及し始めた頃、本作品を観てそのクレイジーさに呆然となり、且つレッドゾーンまで振幅した暴力性に陶酔感すら感じた。ビデオを擦り切れる程観て90年代にニュープリント版で再映されて場末の映画館に足を運んだ。 一時期DVDが絶版になっていたが、1・2年前再発され即購入した。個人的にはその衝撃度において未だに本作品を超えるホラー映画には邂逅できていない。トビー・フーパー自信もこれを凌駕するのはどうも不可能なのだろう。正しく奇跡とも呼ぶべき作品。 【以蔵】さん [DVD(字幕)] 10点(2010-09-12 12:32:12) |
96.《ネタバレ》 追うレザーフェイスから逃れて、ガソリンスタンドへ逃げ込んだがいいが、ドア開けっ放し・・・ いつレザーフェイスが現れるかハラハラした。 そこが一番怖かった・・・ 【たんたかたん】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-08-01 00:03:06) |
95.《ネタバレ》 35年前の当時ならこれは衝撃的だったと思う。 最初の30分が長く感じた。 そこからはもう変人しか出てこない変人祭り。 悪くなかったが面白かったかと言うと微妙でして。 ホラー映画のはずなんだが怖さはそれほどではなく むしろなんだかシュールだったりして不思議。 じじいはギャグ要素…ですよね? 【虎王】さん [DVD(字幕)] 5点(2010-07-26 16:31:26) |
94.《ネタバレ》 非常にビビりの私は、最近のホラー映画に良くある"音"で観客を驚かす演出が大嫌いです。この映画はでっかい音も出ないし、グロシーンも極力控えて、なお且つ超怖い作品だったので、個人的には大満足でした。レザー・フェイスが唸り声を上げるチェーンソーを持ってサリーを追いかけまわすシーンはメチャ怖かったです。逃げまどうサリーも「本当に頭がイカれているんじゃないか……」と思わせる様な顔が実に良い。こんな気が狂った映画を観たのはホントに久しぶりですよ。 【民朗】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-01-23 16:12:39) |
93.一度はチェックしておこうかと見てみたけれど、まず短いのに驚いた。車椅子の男は、車椅子であることでどんな展開を見せるのかと思えば、特別気の効いたトリックもなく普通に死ぬ。監督自身が変人なのか、単に登場人物を狂人として描いたのか分からない段階で見ている時「あいつはなんで写真を燃やしたのかな?」みたいなセリフが入ると妙に安心した(笑) もっと荒くて出来の悪い映像を想像していたので、意外ときれいな画に感心した。女性の目のアップが強烈でした。映画を観て強く意識に出てきたのは「えた」「ひにん」などの言葉と意識。 【だみお】さん [DVD(字幕)] 3点(2010-01-12 10:21:58) |
92.《ネタバレ》 わたしが6歳の頃、家で父と母が口論になりまして。それで、ふてくされた父は私を連れて家を出て、映画を観ることになったのですが、それが、、、「悪魔のいけにえ」!!笑。 わたしの記憶の限り初めて観た映画でもあるのですが、女がかぎ爪に引っかけられた頃から怖さのあまり大号泣!父は苦笑いしながら上映半ばでわたしをレストランへ連れて行ってくれたのでした。。。 そんな思い出から三十余年、先日何度目かの再鑑賞をしたのですが、やっぱりこの映画が名作たる理由はただ一つ・・・「偶然」!でもだからこそ、ホラー映画の金字塔としてこれからも他の追随を許さないことでしょう。 いや、他にもすごいとこはたくさんあると思いますよ、サリーの絶叫逃亡シーンは本当にリアルだし、ラストシーンもすさまじく記憶に残るし、そもそも車いすの方が被害者役の一人って設定もすごい。狂気を演出したんじゃなく、狂気をそのまま描いた映画ってそんなにたくさんは存在しないですからね。 【HAMEO】さん [映画館(字幕)] 8点(2009-09-18 19:23:14) |
91.《ネタバレ》 素晴らしいの一言。完全にキレてる映画です。しかし、レザーフェイスを始めブギーマンやジェイソン、フレディ等の、この頃のホラー映画の殺人鬼は『頑張れ~!もっとヤレ~!』って応援したくなりますが、近年のホラー映画ではそう云う気持ちにはなりませんな。何故なんでしょ。 【キノコ頭】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2009-03-09 19:06:19) |
90.《ネタバレ》 さすが昔のホラー映画ならではの気持ち悪さですが、トラックの運ちゃんや彼氏がどうなったのかよく解らないのでモヤモヤ減点。殺人鬼が必死な動きをするとやっぱ怖いなあ。 【えむぁっ。】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-01-27 08:41:45) |
89.《ネタバレ》 怪物たちの造形と、ドキュメンタリータッチの映像演出の素晴らしさは言うまでもない。しかしそれ以上に、起承転結を徹底的に無視し、次に何が起こるか分からない展開がこの映画に効果をもたらしていると思う。予定調和ではホラー映画は怖くない。まさに唯一無二の歴史的傑作。 【j-hitch】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2009-01-16 19:50:58) |